18 / 18
18:それから
しおりを挟む
夜会を終えた後、僕達はフェスカ侯爵家の応接室のソファーに座っていた。
クラウディアを囲うだけの予定だったのに、先走りプロポーズしてしまった事で話が大きくなってしまったのだ。
「お前がそんな早急に事を決めるとは思わなかったぞ」
「いやー良いモン見せて貰ったよ!」
苦笑する義兄と楽しげなモーリッツは対象的だった。
僕の隣に身を寄せるように座るクラウディアは、モーリッツを間近にしてもすこしも動揺することは無く、終始毅然とした態度で応対している。
先ほど「平気なの?」と、小声で問い掛けてみたら、とたんに機嫌が悪くなり、脛を蹴り付けられた挙句にそっぽを向かれてしまった。
「お前は馬鹿か?」と、これは父の台詞だ。
むぅ……
暫く経ち、フェスカ侯爵家の執事より来客の知らせが入った。
現れたのは、クラウディアの両親であるヴァルター公爵と公爵夫人だった。ことが結婚に至った事から、急遽連絡をしご足労願ったと言うわけだ。
それを受けて、義兄とモーリッツの両名は退室していった。
お二人を前に居住まいを正し、僕が改めてクラウディアとの結婚の許可を願い出ると、ヴァルター公爵は、「娘の婚礼など、決まる時は一瞬なのだな」と、ソファーに深く座りながら感慨深く呟いた。
そして、「娘をよろしく頼むよ」と握手を求めて僕の手を力強く握りしめた。
「もちろん、必ず幸せにします」
こちらも力の限り握り返しておくと、盛大に笑われた。
※
父と母に許可を貰ったことで、ディートリヒはホッとして緊張が解けたようだ。
フェスカ侯爵から本日の件について打診を受けると、後日で良いというのに父はすぐに向かうと言って聞かなかったそうだ。
大層迷惑をかけていたのだなと、改めて申し訳なく思う。
両親らはこれから今後の予定について詰めるといい、わたしたちは別室に移動することになった。
移動先の部屋には、モーリッツ様とアウグスト様が待っていた。
わたし達が部屋に入ると、モーリッツ様は立ち上がりこちらに向かって歩いてくる。
そして彼はディートリヒの肩に手を置き、
「俺にはどうやっても出来なかった事だ。改めて感謝するよ、ありがとう」
そこには彼が普段から見せているおどけた感じは一切無く、とても真剣だった。
「こちらこそ。彼女を残しておいてくれて感謝しますよ」
対してディートリヒはニヤリと笑っておどけた台詞を返していた。
「言うじゃねえか、はははっ!」
彼はバンバンと音がなるほど肩を叩いて笑い、ディートリヒも「痛いですって」とお互い笑い合う。
男同士と言うのは簡単でいいわね、と呆れ気味に呟いた。
※
後日のギュンツベルク邸。
何故か、母の開いたお茶会に男の僕が参加することになり、ソファに座らされている。
同じソファの隣には、先日正式に婚約を交わしたクラウディアが座っていて心強いのだが、しかし他の参加者を見るとげんなりとする。
まず本日のお茶会の主催者である母。そしていまだ里帰りで実家滞在中の姉のディートリンデ。さらに夜会の会場をお借りしたフェスカ侯爵夫人に、クラウディアの母の公爵夫人だ。
と、ここまでは良い。
しかしあと二人が問題だ。
なぜここに王妃様がいらっしゃるのか?
ついでに、王女様も……
お二人が揃って子爵家風情が開くお茶会に出席されるなど、前代未聞なのだ。
いや今更理由が分からないフリはやめようか、今この場に至っては王妃様と王女様ではなくクラウディアの伯母と従妹として参加されているのだと……
だからと言って、先ほどから続けられている話の内容はつらい。
「断りも無く女性の唇を奪うとは何事ですか!」
と、母は大層お怒りであったが、周りは違うようで、
「私も見たかったわ、ねえリッヒ、もう一回やってくれない?」
そのシーンを見ていなかった姉の言葉に、同じく見ていない王妃様らが同意すれば、
「口付けの後に『クラウディア嬢、愛しています』ですってよ、キャー!! 若いっていいわねー」
ご丁寧にフェスカ侯爵夫人が立ち上がり、先ほどからソファで固まるクラウディアの手を取って再現してくださっていた……
女性陣の赤裸々な話に赤面した僕は、小声で隣に座るクラウディアに「ねぇいつもこんな話なの?」と問い掛ければ、同じく赤面しているクラウディアからは、「ここまで酷くないわよっ!」と少々キレ気味の答えを貰った。
えー、これ僕が悪いの?
※
婚約が正式に決まると、当初こそブリギッテ嬢からは「よくもわたくしのリッヒ兄様を!」と、不穏な手紙を何枚も貰うこととなった。
しかしこれはわたしが解決すべき事ではない。それとなく手紙がディートリヒの目に留まるように、そっと置いておき少し様子を見ることにした。
どうやらディートリヒは上手くやった様で、気づけばそれは来なくなっていた。
半年ほど経ちディートリヒの学園卒業を待って、わたしたちは結婚する事になった。
ディートリヒにとって婚礼時期が早いのは、確実にわたしの年齢の問題であり申し訳ないと思っている。
どうせ貴方は気にしてないだろうけどね。
結婚するとディートリヒはわたしの事を愛称の「ディー」と呼ぶようになった。それならばとわたしも同じく「リッヒ」と呼び返せば、子供っぽいから嫌だと言われて断られてしまった。
「ねえ、わたしも恥ずかしいのだけど?」
年下の夫に歳不相応な呼び方をされる事に気恥ずかしさを覚えて、そう言うのだが彼は頑として譲らず、結局わたしが折れることになった。
これは呼び名だけでも追い越したいという現われだろうと気づいたのだ。
だったら……
「旦那様、お茶にしましょう」
どうやら予想は正しかったようで、彼はとても嬉しそうに『旦那様』と小声で反芻したのだ。初めてぽあぽあとする彼を見て、『わたしの旦那様は大層可愛らしい方ね』と、改めて愛おしく思った。
周りからはわたしの年齢から世継ぎを心配する声もあったが、幸いな事にすぐに妊娠し嫡男の妻としての面目は保ったと思う。
おまけに生まれてきた子が双子だった事で、子爵家からは二重に喜ばれた。
わたしは彼に似た鈍色の髪と涼しげな水色の瞳の子が良かったのだが、残念ながら髪だけは薄い金髪でわたしに似てしまった。
しかしディートリヒは「金髪は憧れるな~」と羨ましそうに、わたしの髪を触っていたから大層嬉しかったようだ。
そして結婚して数年後のこと。
久しぶりに、伯母様に誘われて観に行った歌劇の演目を見て、わたしは唖然とする。
演目名は『嫁き遅れた貴族令嬢』だそうで、歳の若い公爵令息から熱愛されると言う内容であった。
伯母様は「ほら、だから流行るって言ったじゃない」と誇らしげに笑っていた。
-完-
クラウディアを囲うだけの予定だったのに、先走りプロポーズしてしまった事で話が大きくなってしまったのだ。
「お前がそんな早急に事を決めるとは思わなかったぞ」
「いやー良いモン見せて貰ったよ!」
苦笑する義兄と楽しげなモーリッツは対象的だった。
僕の隣に身を寄せるように座るクラウディアは、モーリッツを間近にしてもすこしも動揺することは無く、終始毅然とした態度で応対している。
先ほど「平気なの?」と、小声で問い掛けてみたら、とたんに機嫌が悪くなり、脛を蹴り付けられた挙句にそっぽを向かれてしまった。
「お前は馬鹿か?」と、これは父の台詞だ。
むぅ……
暫く経ち、フェスカ侯爵家の執事より来客の知らせが入った。
現れたのは、クラウディアの両親であるヴァルター公爵と公爵夫人だった。ことが結婚に至った事から、急遽連絡をしご足労願ったと言うわけだ。
それを受けて、義兄とモーリッツの両名は退室していった。
お二人を前に居住まいを正し、僕が改めてクラウディアとの結婚の許可を願い出ると、ヴァルター公爵は、「娘の婚礼など、決まる時は一瞬なのだな」と、ソファーに深く座りながら感慨深く呟いた。
そして、「娘をよろしく頼むよ」と握手を求めて僕の手を力強く握りしめた。
「もちろん、必ず幸せにします」
こちらも力の限り握り返しておくと、盛大に笑われた。
※
父と母に許可を貰ったことで、ディートリヒはホッとして緊張が解けたようだ。
フェスカ侯爵から本日の件について打診を受けると、後日で良いというのに父はすぐに向かうと言って聞かなかったそうだ。
大層迷惑をかけていたのだなと、改めて申し訳なく思う。
両親らはこれから今後の予定について詰めるといい、わたしたちは別室に移動することになった。
移動先の部屋には、モーリッツ様とアウグスト様が待っていた。
わたし達が部屋に入ると、モーリッツ様は立ち上がりこちらに向かって歩いてくる。
そして彼はディートリヒの肩に手を置き、
「俺にはどうやっても出来なかった事だ。改めて感謝するよ、ありがとう」
そこには彼が普段から見せているおどけた感じは一切無く、とても真剣だった。
「こちらこそ。彼女を残しておいてくれて感謝しますよ」
対してディートリヒはニヤリと笑っておどけた台詞を返していた。
「言うじゃねえか、はははっ!」
彼はバンバンと音がなるほど肩を叩いて笑い、ディートリヒも「痛いですって」とお互い笑い合う。
男同士と言うのは簡単でいいわね、と呆れ気味に呟いた。
※
後日のギュンツベルク邸。
何故か、母の開いたお茶会に男の僕が参加することになり、ソファに座らされている。
同じソファの隣には、先日正式に婚約を交わしたクラウディアが座っていて心強いのだが、しかし他の参加者を見るとげんなりとする。
まず本日のお茶会の主催者である母。そしていまだ里帰りで実家滞在中の姉のディートリンデ。さらに夜会の会場をお借りしたフェスカ侯爵夫人に、クラウディアの母の公爵夫人だ。
と、ここまでは良い。
しかしあと二人が問題だ。
なぜここに王妃様がいらっしゃるのか?
ついでに、王女様も……
お二人が揃って子爵家風情が開くお茶会に出席されるなど、前代未聞なのだ。
いや今更理由が分からないフリはやめようか、今この場に至っては王妃様と王女様ではなくクラウディアの伯母と従妹として参加されているのだと……
だからと言って、先ほどから続けられている話の内容はつらい。
「断りも無く女性の唇を奪うとは何事ですか!」
と、母は大層お怒りであったが、周りは違うようで、
「私も見たかったわ、ねえリッヒ、もう一回やってくれない?」
そのシーンを見ていなかった姉の言葉に、同じく見ていない王妃様らが同意すれば、
「口付けの後に『クラウディア嬢、愛しています』ですってよ、キャー!! 若いっていいわねー」
ご丁寧にフェスカ侯爵夫人が立ち上がり、先ほどからソファで固まるクラウディアの手を取って再現してくださっていた……
女性陣の赤裸々な話に赤面した僕は、小声で隣に座るクラウディアに「ねぇいつもこんな話なの?」と問い掛ければ、同じく赤面しているクラウディアからは、「ここまで酷くないわよっ!」と少々キレ気味の答えを貰った。
えー、これ僕が悪いの?
※
婚約が正式に決まると、当初こそブリギッテ嬢からは「よくもわたくしのリッヒ兄様を!」と、不穏な手紙を何枚も貰うこととなった。
しかしこれはわたしが解決すべき事ではない。それとなく手紙がディートリヒの目に留まるように、そっと置いておき少し様子を見ることにした。
どうやらディートリヒは上手くやった様で、気づけばそれは来なくなっていた。
半年ほど経ちディートリヒの学園卒業を待って、わたしたちは結婚する事になった。
ディートリヒにとって婚礼時期が早いのは、確実にわたしの年齢の問題であり申し訳ないと思っている。
どうせ貴方は気にしてないだろうけどね。
結婚するとディートリヒはわたしの事を愛称の「ディー」と呼ぶようになった。それならばとわたしも同じく「リッヒ」と呼び返せば、子供っぽいから嫌だと言われて断られてしまった。
「ねえ、わたしも恥ずかしいのだけど?」
年下の夫に歳不相応な呼び方をされる事に気恥ずかしさを覚えて、そう言うのだが彼は頑として譲らず、結局わたしが折れることになった。
これは呼び名だけでも追い越したいという現われだろうと気づいたのだ。
だったら……
「旦那様、お茶にしましょう」
どうやら予想は正しかったようで、彼はとても嬉しそうに『旦那様』と小声で反芻したのだ。初めてぽあぽあとする彼を見て、『わたしの旦那様は大層可愛らしい方ね』と、改めて愛おしく思った。
周りからはわたしの年齢から世継ぎを心配する声もあったが、幸いな事にすぐに妊娠し嫡男の妻としての面目は保ったと思う。
おまけに生まれてきた子が双子だった事で、子爵家からは二重に喜ばれた。
わたしは彼に似た鈍色の髪と涼しげな水色の瞳の子が良かったのだが、残念ながら髪だけは薄い金髪でわたしに似てしまった。
しかしディートリヒは「金髪は憧れるな~」と羨ましそうに、わたしの髪を触っていたから大層嬉しかったようだ。
そして結婚して数年後のこと。
久しぶりに、伯母様に誘われて観に行った歌劇の演目を見て、わたしは唖然とする。
演目名は『嫁き遅れた貴族令嬢』だそうで、歳の若い公爵令息から熱愛されると言う内容であった。
伯母様は「ほら、だから流行るって言ったじゃない」と誇らしげに笑っていた。
-完-
0
お気に入りに追加
170
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(6件)
あなたにおすすめの小説
伯爵閣下の褒賞品
夏菜しの
恋愛
長い戦争を終わらせた英雄は、新たな爵位と領地そして金銭に家畜と様々な褒賞品を手に入れた。
しかしその褒賞品の一つ。〝妻〟の存在が英雄を悩ませる。
巨漢で強面、戦ばかりで女性の扱いは分からない。元来口下手で気の利いた話も出来そうにない。いくら国王陛下の命令とは言え、そんな自分に嫁いでくるのは酷だろう。
互いの体裁を取り繕うために一年。
「この離縁届を預けておく、一年後ならば自由にしてくれて構わない」
これが英雄の考えた譲歩だった。
しかし英雄は知らなかった。
選ばれたはずの妻が唯一希少な好みの持ち主で、彼女は選ばれたのではなく自ら志願して妻になったことを……
別れたい英雄と、別れたくない褒賞品のお話です。
※設定違いの姉妹作品「伯爵閣下の褒章品(あ)」を公開中。
よろしければ合わせて読んでみてください。
旦那様の様子がおかしいのでそろそろ離婚を切り出されるみたいです。
バナナマヨネーズ
恋愛
とある王国の北部を治める公爵夫婦は、すべての領民に愛されていた。
しかし、公爵夫人である、ギネヴィアは、旦那様であるアルトラーディの様子がおかしいことに気が付く。
最近、旦那様の様子がおかしい気がする……。
わたしの顔を見て、何か言いたそうにするけれど、結局何も言わない旦那様。
旦那様と結婚して十年の月日が経過したわ。
当時、十歳になったばかりの幼い旦那様と、見た目十歳くらいのわたし。
とある事情で荒れ果てた北部を治めることとなった旦那様を支える為、結婚と同時に北部へ住処を移した。
それから十年。
なるほど、とうとうその時が来たのね。
大丈夫よ。旦那様。ちゃんと離婚してあげますから、安心してください。
一人の女性を心から愛する旦那様(超絶妻ラブ)と幼い旦那様を立派な紳士へと育て上げた一人の女性(合法ロリ)の二人が紡ぐ、勘違いから始まり、運命的な恋に気が付き、真実の愛に至るまでの物語。
全36話
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
悪役公爵令嬢のご事情
あいえい
恋愛
執事であるアヒムへの虐待を疑われ、平民出身の聖女ミアとヴォルフガング殿下、騎士のグレゴールに詰め寄られたヴァルトハウゼン公爵令嬢であるエレオノーラは、釈明の機会を得ようと、彼らを邸宅に呼び寄せる。そこで明された驚愕の事実に、令嬢の運命の歯車が回りだす。そして、明らかになる真実の愛とは。
他のサイトにも投稿しております。
名前の国籍が違う人物は、移民の家系だとお考え下さい。
本編4話+外伝数話の予定です。
妻と夫と元妻と
キムラましゅろう
恋愛
復縁を迫る元妻との戦いって……それって妻(わたし)の役割では?
わたし、アシュリ=スタングレイの夫は王宮魔術師だ。
数多くの魔術師の御多分に漏れず、夫のシグルドも魔術バカの変人である。
しかも二十一歳という若さで既にバツイチの身。
そんな事故物件のような夫にいつの間にか絆され絡めとられて結婚していたわたし。
まぁわたしの方にもそれなりに事情がある。
なので夫がバツイチでもとくに気にする事もなく、わたしの事が好き過ぎる夫とそれなりに穏やかで幸せな生活を営んでいた。
そんな中で、国王肝入りで魔術研究チームが組まれる事になったのだとか。そしてその編成されたチームメイトの中に、夫の別れた元妻がいて………
相も変わらずご都合主義、ノーリアリティなお話です。
不治の誤字脱字病患者の作品です。
作中に誤字脱字が有ったら「こうかな?」と脳内変換を余儀なくさせられる恐れが多々ある事をご了承下さいませ。
性描写はありませんがそれを連想させるワードが出てくる恐れがありますので、破廉恥がお嫌いな方はご自衛下さい。
小説家になろうさんでも投稿します。
王子殿下の慕う人
夕香里
恋愛
エレーナ・ルイスは小さい頃から兄のように慕っていた王子殿下が好きだった。
しかし、ある噂と事実を聞いたことで恋心を捨てることにしたエレーナは、断ってきていた他の人との縁談を受けることにするのだが──?
「どうして!? 殿下には好きな人がいるはずなのに!!」
好きな人がいるはずの殿下が距離を縮めてくることに戸惑う彼女と、我慢をやめた王子のお話。
※小説家になろうでも投稿してます
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
ふたりは片想い 〜騎士団長と司書の恋のゆくえ〜
長岡更紗
恋愛
王立図書館の司書として働いているミシェルが好きになったのは、騎士団長のスタンリー。
幼い頃に助けてもらった時から、スタンリーはミシェルのヒーローだった。
そんなずっと憧れていた人と、18歳で再会し、恋心を募らせながらミシェルはスタンリーと仲良くなっていく。
けれどお互いにお互いの気持ちを勘違いしまくりで……?!
元気いっぱいミシェルと、大人な魅力のスタンリー。そんな二人の恋の行方は。
他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ご馳走様でした(*¯︶¯♥
わたくし、年下萌なので、本当に大満足。他も読まなきゃ!
読んで頂きありがとうございます。
年下萌え同志!
いいですよね年下の男の子・・・
打診受けると になってましたが
打診を受けると では?
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
ブレンターノ・モーリッツ になってましたが
逆じゃないですか?
モーリッツ・ブレンターノ では?
ダンス踊ってる時?のディートリヒの心の声?のところです
読んでいただきありがとうございます
ほんとですねー、これじゃ日本人やん……