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そんな、ノーパン至上主義なんて言っていた時代が俺にもありました。
控えめに言って、褌は最高だった。
まず、締め付けない。そして蒸れない、肌に優しい。
褌なんてお祭りの時におっさんたちが履いてるくらいだとおもっていたが、本当に、褌は凄いんだ。締め付け具合を調整出来るから履いてるのを忘れてしまう程であるし、薄い生地だから蒸れないし。ぶらぶらさせたい時は横からこっそり出しておけるし。
ただひとつ、問題があるとしたら……
「はい、口に咥えて。」
「んむぅ」
「今日は薄い桃色にしてみました。あぁ、仄かに透けて素敵です。」
「ちょ、おい、自分でやるから!」
「あー、ほら、ちゃんと端咥えてて。締めれねーじゃん。」
「んっ、」
この二人に手ずから褌を締められる事ですかね…ってか咥える必要ある?手で持てば良くないか?
なんかね、この二人の手付きが本当にもう、えっちで…
「おや、今日も元気に勃ってしまって…上手く締めれないから、出してしまいましょうね?」
そう言って楽しそうに人のちんちん咥えるフーガさん。
「んんっ、やぁぁッ…!」
声を出したことによって開いた口を塞いでくるのはミィジさん。そしてこの役割は日替わりだったりする。
綺麗なフーガさんの舌先が、俺の普通サイズのちんちんの先っぽをぐりぐりと刺激して、じわりと滲んだカウパーを舐めとる。
「…おいし。」
美味しくない。ぜってぇ美味しくない。
睾丸に手を添えて頬擦りするように大胆に舌を出して舐めあげるその姿は正に視界の暴力。
「やあっ、!だめぇ…っ、」
繊細な指先でごちゅごちゅと強めに擦られて俺のはもう爆発寸前。
「んんッ、だひても、いいですよ?」
「そこでしゃべらないでよぉっ、!」
このタイミングでミィジさんに乳首をきゅっと摘ままれて…フーガさんのお口にフィニッシュした…してしまった…
「ふぁ、やあ、も、離してぇ、」
射精したのに未だにくにくにと乳首を刺激するミィジさん。ほんとやめて。
「んー、何て言ってるんだろうな。こんなに体を火照らせて、真っ赤な顔で…もっとして欲しいのか?」
「そうですねぇ、あ、また勃ってきましたよ?あながち間違ってないのかも知れませんね。」
「んじゃ場所交代な!」
俺はこの日、少しでも早く言葉を覚える事を決意した。
「ミィジ!そこさわらないで!だ、め!フーガも、ふにふにしちゃ、いやぁ!」
「んー、駄目と嫌を覚えるの早かったなぁ。」
「これはきっともっとしてって意味ですよね?もっと触って、もっとふにふにしてって。だってこんなに涙流して喜んでますもん。…ね?」
「やぁぁ、だめ、だめぇ。」
「本当に?止めても良いのですか?ケイのここ、どんどん溢れてますけど…クリクリってするの気持ち良いですよ?」
「うわぁぁん…!」
「あーもー、マジ泣きじゃねぇか。可哀想だから止めたれよ。」
「ふふっ。辿々しい言葉がまた、可愛くて可愛くて。ごめんなさい、止めますね?良いんですよね?」
「……うう、いじわる。フーガ、いじわる。」
「意地悪も覚えんの早かったなぁ。」
「そうですねぇ。ミィジが言われたくないからと優男に成り下がったばっかりに今や私の代名詞ですよ。」
「お前がドS過ぎんだよ。」
「うぅ、ほんとう、いじわる。」
「ん?どうしました?」
ミィジはこちらを見て苦笑い。神さま、どっちがどっちの一番か教えて下さい。気になります。
「…ふーがいじわる、も、いや。やだぁ。」
「ふふ。うん、それで?」
「も、いかせてよぉ…!だしたいっ、」
「はい、良くできました。」
褒めるように目蓋の上に唇を押し付けてくれるのはミィジ。嬉しそうに指先をちんちんの先っぽに乗せるのはフーガ。
「どうして欲しいですか?」
「うう、いっぱい、ぐちゅぐちゅってしてぇッ…!」
「はい、お望みのままに。」
「…あぁぁぁぁッ!」
「うう、フーガ、いじわる。」
「まぁ、そう言うな。ケイが可愛すぎるのにも原因はある。」
「ミィジはちょっとだけ、やさお。」
「また変な言葉覚えて。俺はお前に嫌われたくない臆病者なんだよ。」
風呂でミィジに泡を流されて一緒に湯船に浸かる。
「あいつはあいつで今頃やりすぎたかなーって反省してんだろ。風呂入れてきてやってって俺に頼むくらいだし。」
「ん。」
「本当に嫌なときはちゃんと止める。」
「…ん。それがないから…こまる。」
これでも男だもの。気持ち良い事好きだもの。
「ふは!フーガにも言ったげて。喜ぶ。」
「ことば、むつかし。」
「難しい、な?」
「…むつかしー」
実際、この二人に養われてるし、大切にして貰ってるし、嫌いじゃないどころか……はぁ。神さまの言うとおりだ。相性はすこぶる良い。
風呂から出て、ソファーに深く座りぼんやりとしているフーガの膝へ敢えて乗り上げてみる。
「…落ち込んでるの?」
「落ち込んでいるというか…ケイにはつい意地悪したくなってしまって、毎度やり過ぎたと反省するのですが…つい、また苛めたくなってしまって。すみません。」
「あんまりいじめないで?」
「あぁ、もう、そういうところですよ!?」
「とりあえず、椅子なってくれたら、許す。」
はぁぁ、と後ろからため息。お腹に腕を回してくれる、安定感のある背凭れに寄りかかってこちらのテレビに集中する。しばらくお笑い番組にけらけらと笑っていたがチャイムの音にフーガの膝から降りる。
ミィジが受け取ったその荷物をそのまま渡され困惑する。
「開けてみてくれ。」
恐る恐る箱を開けば…触れただけで上質とわかる、シルクのような肌触りの…黒のスケスケな…布。まぁ、褌だろうな。
「出会って直ぐに二人で注文して、やっと届いた。貰ってくれるか?」
「え?うん。貰うけど。」
今はもう褌至上主義だしな。
そう伝えれば、ぱぁぁっと花が咲いたような笑顔の二人。
「可愛い嫁さん貰えて幸せ。」
「…え?」
「まさかミィジと同じ人だとは思いませんでしたけどね?」
「…えぇ?」
「それは俺もフーガと一緒だとは思わなかったが…婚姻の証のフルオーダーの褌を受け取って貰えて嬉しい。」
「…えぇぇ?」
「一生大切にします。」
「俺も。」
「…あえ、えぇ~…俺も…うん、俺も二人の事大切にする、ね?」
男に二言はない。褌締める男に二言はないのだ。
「さて、じゃあ、折角だし締めてみましょうか。」
「そうだな。」
あ、これ記念品として取っておくとかじゃないの?するの?直ぐに締めるの?
「柔らかい生地だからお尻の割れ目にもフィットするはずです。」
「はい、脱ごうな~」
さすが双子。こういう時の対応が早い。
でもね、褌押さえる手がね?絶対わざとでしょ?ちんちんのところ、この柔らかい褌ごと大きな掌でぎゅっと…こんなのさ…勃っちゃうじゃん。
「うう…」
「ケイの象牙色の滑らかな肌にこの生地はかなり映えるな。」
「完全に同意です。」
「乳首を毎度刺激してぷっくり赤く育てたから、それも映えるな。やばい、旨そう。」
「完全に同意です。」
「ううう…、ひゃあッ、うぁっ、」
くるくると捻った褌が尻の割れ目に充てられて、ぐいと引かれる。
「やぁ、それ、やだぁ」
「んー、どれですかねぇ…ぐいぐいするのとぎゅうって食い込ませるのどっちが良いです?」
「やぁぁ、どっちも、いいけど、やあっ、」
「我が儘だなぁ。」
「我が儘ですねぇ。」
だって、尻の穴がムズムズして、ちんちんもムズムズして、嫌だけどどっちも良いんだよっ。
「舐めたい。」
「どこですか?」
「全部?」
「わかります。」
いや、わかんねぇ。
意外と力持ちなフーガに抱っこされるが柔らかい布に完全に勃ち上がったちんちんが擦れて…
フーガは俺を抱いたままソファーに座ると、俺の膝裏を持って、ソファー下のラグにいるミィジに向かって大きく開く。所謂M字開脚。
「やだ、やだっ、恥ずかしいっ…」
「もう伴侶となるのですから恥ずかしい事はひとつもないですよ?ね?」
そう言って折角締めてくれたばかりの褌を引っ張り横へずらす。
尻の穴が丸見えなのが、触れる外気でわかる。
「あー、綺麗なピンクで、敏感にぴくぴくしてて、やばいな。」
むにっとフーガの指がそこを拡げたのがわかり、涙が滲む。困ったことに、激しい羞恥と共に、これからの事に期待してしまっている自分もいるのだ。
「ほらミィジ、ケイのお尻がふるふる揺れてますよ?早くここ、舐めてあげてください。」
その言葉と同時に初めて感じる不思議な快感にただ喘ぐ事しかできない。
皺の一本一本を丁寧に舐められたかと思えば、柔らかくて湿っている…あまり考えたくないが、舌が中へと侵入してくる。
汚いと言えば、魔法で綺麗にしていると返ってきて、何が何だかわからないうちに、指が挿入されコリッとした頭がバカになるところを探し当てられる。
「んやあっ、あぁっ、やぁぁッ…!」
「気持ち良いですね?褌も先走りでびっしょりにして…一緒にこちゅこちゅしましょうね?」
「あぁぁぁぁーッ!」
じわりと白濁が染みてくる。
「やだ、も、やだ。きもちーよお、うぅ、きもち…い」
「あー、やば。」
「本当に。」
「どっち先にする?俺、楽しませて貰ったしお前の後でも良い。」
「いえ、ミィジが先に。私はどうしても苛めたくなってしまうので…初めては優しい方が良いでしょう。」
俺そっちのけでどっちが先に挿れるか話し合う二人の会話を聞いてよじよじとフーガの腕の中から出て、ラグヘと降りる。そして、ソファーへ腰かけたままのフーガの盛り上がった褌に手をかけた。
「みぃじ、おれ、はじめてだから…やさしくしてね?ふぁ、ふぅが、おっき。みぃじのつぎは、これちょーだい。」
「あッ、あぁッ、あんッ、んんっ、やぁぁッ!」
四つん這いで、後ろからミィジに貫かれる。優しくするって言った割に全力なんだけど。それなのに気持ち良くて。ぐじゅぐじゅと音をたてて、目の前のびきびきに勃起したフーガのモノを愛撫すれば、頭や頬を撫でてくれるその手はいつもの意地悪フーガとは違ってただただ優しくて。
「はぁ、ケイやばい。気持ちいい。可愛い。好きだ。」
好きって耳元で…いや、知ってるけど…何か照れる…
「ちょ、締め付けすぎ、出るっ、出しても良いか?」
「んんっ、いっぱいだしてぇっ」
ごぽりとおしりの中と、口の中に出されるのは同時で。それに加えて、俺が射精するのも同時で。
この後も、婚姻の証の褌が黒色から白色に変わるほどに何度も何度も求められ…数回は俺からもおねだりして…
この後、正式に婚姻を結び、末永く、仲良く暮らしましたとさ。
神さま、ありがとう。
どっちがどっちの一番かは、もう教えてくれなくても良いよ。どっちも俺にとったら一番の伴侶たちだから。
控えめに言って、褌は最高だった。
まず、締め付けない。そして蒸れない、肌に優しい。
褌なんてお祭りの時におっさんたちが履いてるくらいだとおもっていたが、本当に、褌は凄いんだ。締め付け具合を調整出来るから履いてるのを忘れてしまう程であるし、薄い生地だから蒸れないし。ぶらぶらさせたい時は横からこっそり出しておけるし。
ただひとつ、問題があるとしたら……
「はい、口に咥えて。」
「んむぅ」
「今日は薄い桃色にしてみました。あぁ、仄かに透けて素敵です。」
「ちょ、おい、自分でやるから!」
「あー、ほら、ちゃんと端咥えてて。締めれねーじゃん。」
「んっ、」
この二人に手ずから褌を締められる事ですかね…ってか咥える必要ある?手で持てば良くないか?
なんかね、この二人の手付きが本当にもう、えっちで…
「おや、今日も元気に勃ってしまって…上手く締めれないから、出してしまいましょうね?」
そう言って楽しそうに人のちんちん咥えるフーガさん。
「んんっ、やぁぁッ…!」
声を出したことによって開いた口を塞いでくるのはミィジさん。そしてこの役割は日替わりだったりする。
綺麗なフーガさんの舌先が、俺の普通サイズのちんちんの先っぽをぐりぐりと刺激して、じわりと滲んだカウパーを舐めとる。
「…おいし。」
美味しくない。ぜってぇ美味しくない。
睾丸に手を添えて頬擦りするように大胆に舌を出して舐めあげるその姿は正に視界の暴力。
「やあっ、!だめぇ…っ、」
繊細な指先でごちゅごちゅと強めに擦られて俺のはもう爆発寸前。
「んんッ、だひても、いいですよ?」
「そこでしゃべらないでよぉっ、!」
このタイミングでミィジさんに乳首をきゅっと摘ままれて…フーガさんのお口にフィニッシュした…してしまった…
「ふぁ、やあ、も、離してぇ、」
射精したのに未だにくにくにと乳首を刺激するミィジさん。ほんとやめて。
「んー、何て言ってるんだろうな。こんなに体を火照らせて、真っ赤な顔で…もっとして欲しいのか?」
「そうですねぇ、あ、また勃ってきましたよ?あながち間違ってないのかも知れませんね。」
「んじゃ場所交代な!」
俺はこの日、少しでも早く言葉を覚える事を決意した。
「ミィジ!そこさわらないで!だ、め!フーガも、ふにふにしちゃ、いやぁ!」
「んー、駄目と嫌を覚えるの早かったなぁ。」
「これはきっともっとしてって意味ですよね?もっと触って、もっとふにふにしてって。だってこんなに涙流して喜んでますもん。…ね?」
「やぁぁ、だめ、だめぇ。」
「本当に?止めても良いのですか?ケイのここ、どんどん溢れてますけど…クリクリってするの気持ち良いですよ?」
「うわぁぁん…!」
「あーもー、マジ泣きじゃねぇか。可哀想だから止めたれよ。」
「ふふっ。辿々しい言葉がまた、可愛くて可愛くて。ごめんなさい、止めますね?良いんですよね?」
「……うう、いじわる。フーガ、いじわる。」
「意地悪も覚えんの早かったなぁ。」
「そうですねぇ。ミィジが言われたくないからと優男に成り下がったばっかりに今や私の代名詞ですよ。」
「お前がドS過ぎんだよ。」
「うぅ、ほんとう、いじわる。」
「ん?どうしました?」
ミィジはこちらを見て苦笑い。神さま、どっちがどっちの一番か教えて下さい。気になります。
「…ふーがいじわる、も、いや。やだぁ。」
「ふふ。うん、それで?」
「も、いかせてよぉ…!だしたいっ、」
「はい、良くできました。」
褒めるように目蓋の上に唇を押し付けてくれるのはミィジ。嬉しそうに指先をちんちんの先っぽに乗せるのはフーガ。
「どうして欲しいですか?」
「うう、いっぱい、ぐちゅぐちゅってしてぇッ…!」
「はい、お望みのままに。」
「…あぁぁぁぁッ!」
「うう、フーガ、いじわる。」
「まぁ、そう言うな。ケイが可愛すぎるのにも原因はある。」
「ミィジはちょっとだけ、やさお。」
「また変な言葉覚えて。俺はお前に嫌われたくない臆病者なんだよ。」
風呂でミィジに泡を流されて一緒に湯船に浸かる。
「あいつはあいつで今頃やりすぎたかなーって反省してんだろ。風呂入れてきてやってって俺に頼むくらいだし。」
「ん。」
「本当に嫌なときはちゃんと止める。」
「…ん。それがないから…こまる。」
これでも男だもの。気持ち良い事好きだもの。
「ふは!フーガにも言ったげて。喜ぶ。」
「ことば、むつかし。」
「難しい、な?」
「…むつかしー」
実際、この二人に養われてるし、大切にして貰ってるし、嫌いじゃないどころか……はぁ。神さまの言うとおりだ。相性はすこぶる良い。
風呂から出て、ソファーに深く座りぼんやりとしているフーガの膝へ敢えて乗り上げてみる。
「…落ち込んでるの?」
「落ち込んでいるというか…ケイにはつい意地悪したくなってしまって、毎度やり過ぎたと反省するのですが…つい、また苛めたくなってしまって。すみません。」
「あんまりいじめないで?」
「あぁ、もう、そういうところですよ!?」
「とりあえず、椅子なってくれたら、許す。」
はぁぁ、と後ろからため息。お腹に腕を回してくれる、安定感のある背凭れに寄りかかってこちらのテレビに集中する。しばらくお笑い番組にけらけらと笑っていたがチャイムの音にフーガの膝から降りる。
ミィジが受け取ったその荷物をそのまま渡され困惑する。
「開けてみてくれ。」
恐る恐る箱を開けば…触れただけで上質とわかる、シルクのような肌触りの…黒のスケスケな…布。まぁ、褌だろうな。
「出会って直ぐに二人で注文して、やっと届いた。貰ってくれるか?」
「え?うん。貰うけど。」
今はもう褌至上主義だしな。
そう伝えれば、ぱぁぁっと花が咲いたような笑顔の二人。
「可愛い嫁さん貰えて幸せ。」
「…え?」
「まさかミィジと同じ人だとは思いませんでしたけどね?」
「…えぇ?」
「それは俺もフーガと一緒だとは思わなかったが…婚姻の証のフルオーダーの褌を受け取って貰えて嬉しい。」
「…えぇぇ?」
「一生大切にします。」
「俺も。」
「…あえ、えぇ~…俺も…うん、俺も二人の事大切にする、ね?」
男に二言はない。褌締める男に二言はないのだ。
「さて、じゃあ、折角だし締めてみましょうか。」
「そうだな。」
あ、これ記念品として取っておくとかじゃないの?するの?直ぐに締めるの?
「柔らかい生地だからお尻の割れ目にもフィットするはずです。」
「はい、脱ごうな~」
さすが双子。こういう時の対応が早い。
でもね、褌押さえる手がね?絶対わざとでしょ?ちんちんのところ、この柔らかい褌ごと大きな掌でぎゅっと…こんなのさ…勃っちゃうじゃん。
「うう…」
「ケイの象牙色の滑らかな肌にこの生地はかなり映えるな。」
「完全に同意です。」
「乳首を毎度刺激してぷっくり赤く育てたから、それも映えるな。やばい、旨そう。」
「完全に同意です。」
「ううう…、ひゃあッ、うぁっ、」
くるくると捻った褌が尻の割れ目に充てられて、ぐいと引かれる。
「やぁ、それ、やだぁ」
「んー、どれですかねぇ…ぐいぐいするのとぎゅうって食い込ませるのどっちが良いです?」
「やぁぁ、どっちも、いいけど、やあっ、」
「我が儘だなぁ。」
「我が儘ですねぇ。」
だって、尻の穴がムズムズして、ちんちんもムズムズして、嫌だけどどっちも良いんだよっ。
「舐めたい。」
「どこですか?」
「全部?」
「わかります。」
いや、わかんねぇ。
意外と力持ちなフーガに抱っこされるが柔らかい布に完全に勃ち上がったちんちんが擦れて…
フーガは俺を抱いたままソファーに座ると、俺の膝裏を持って、ソファー下のラグにいるミィジに向かって大きく開く。所謂M字開脚。
「やだ、やだっ、恥ずかしいっ…」
「もう伴侶となるのですから恥ずかしい事はひとつもないですよ?ね?」
そう言って折角締めてくれたばかりの褌を引っ張り横へずらす。
尻の穴が丸見えなのが、触れる外気でわかる。
「あー、綺麗なピンクで、敏感にぴくぴくしてて、やばいな。」
むにっとフーガの指がそこを拡げたのがわかり、涙が滲む。困ったことに、激しい羞恥と共に、これからの事に期待してしまっている自分もいるのだ。
「ほらミィジ、ケイのお尻がふるふる揺れてますよ?早くここ、舐めてあげてください。」
その言葉と同時に初めて感じる不思議な快感にただ喘ぐ事しかできない。
皺の一本一本を丁寧に舐められたかと思えば、柔らかくて湿っている…あまり考えたくないが、舌が中へと侵入してくる。
汚いと言えば、魔法で綺麗にしていると返ってきて、何が何だかわからないうちに、指が挿入されコリッとした頭がバカになるところを探し当てられる。
「んやあっ、あぁっ、やぁぁッ…!」
「気持ち良いですね?褌も先走りでびっしょりにして…一緒にこちゅこちゅしましょうね?」
「あぁぁぁぁーッ!」
じわりと白濁が染みてくる。
「やだ、も、やだ。きもちーよお、うぅ、きもち…い」
「あー、やば。」
「本当に。」
「どっち先にする?俺、楽しませて貰ったしお前の後でも良い。」
「いえ、ミィジが先に。私はどうしても苛めたくなってしまうので…初めては優しい方が良いでしょう。」
俺そっちのけでどっちが先に挿れるか話し合う二人の会話を聞いてよじよじとフーガの腕の中から出て、ラグヘと降りる。そして、ソファーへ腰かけたままのフーガの盛り上がった褌に手をかけた。
「みぃじ、おれ、はじめてだから…やさしくしてね?ふぁ、ふぅが、おっき。みぃじのつぎは、これちょーだい。」
「あッ、あぁッ、あんッ、んんっ、やぁぁッ!」
四つん這いで、後ろからミィジに貫かれる。優しくするって言った割に全力なんだけど。それなのに気持ち良くて。ぐじゅぐじゅと音をたてて、目の前のびきびきに勃起したフーガのモノを愛撫すれば、頭や頬を撫でてくれるその手はいつもの意地悪フーガとは違ってただただ優しくて。
「はぁ、ケイやばい。気持ちいい。可愛い。好きだ。」
好きって耳元で…いや、知ってるけど…何か照れる…
「ちょ、締め付けすぎ、出るっ、出しても良いか?」
「んんっ、いっぱいだしてぇっ」
ごぽりとおしりの中と、口の中に出されるのは同時で。それに加えて、俺が射精するのも同時で。
この後も、婚姻の証の褌が黒色から白色に変わるほどに何度も何度も求められ…数回は俺からもおねだりして…
この後、正式に婚姻を結び、末永く、仲良く暮らしましたとさ。
神さま、ありがとう。
どっちがどっちの一番かは、もう教えてくれなくても良いよ。どっちも俺にとったら一番の伴侶たちだから。
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