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セレモニア王国編 第1章 ミリセレス村の事件
第51話 ミリセレス村の事件 1
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マコトさん達と別れた俺達は、まずシェリーとヒョウカにかけていた変装の結界を解いてから食事を行うため近くの店に入った。
お店の中に夜は外出禁止の張り紙がしてある。
そのことについてお店の人に聞いてみると、
「あれかい。なんでも夜に通り魔が出るらしいんだよ。幸いなことに死者は出てないらしいけどね。」
少し面白そうだ。かなり興味を惹かれている。
そんな俺を見て、
「ケンイチ、今の話を面白そうだと思ったでしょ。」
思わず、
「お前は、エスパーかよ。」
「何それ?」
この世界の人間にエスパーかと突っ込んでもわかるはずないですよね。
「エスパーっていうのわね。私達の世界で物を触れずに動かせたり、人の心を読めたりする人のことを言うのよ。」
ミカが説明してくれる。
「そうなのね。でもケンイチの心なんて読まなくたって顔を見れば考えてることぐらいわかるわよ。」
俺はそんなに顔に出ているのか!!
ポーカーフェイスには少し自信があったのだがな~、
「はぁ~。」
そんなことを考えていると、自然とため息が出た。
そんなこんなで俺の心が折れながらも食事が終わり、冒険者ギルドへと向かう。
ギルドの中に入ると、やはり中の人達の目線がこちらへと集まる。
それを見ながら、何処のギルドも同じだなと思っが、スルーして受付に向かう。
「すみません。」
受付に声をかけると、
「ようこそミリセレス村冒険者ギルドへ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
受付の女性に護衛依頼の受領書を出す。
「少々お待ちください。」
受付の女性は後ろへと下がっていく。
それからすぐに戻ってくると、
「お待たせいたしました。こちらが報酬となります。それと、犯罪者の捕獲報酬も上乗せされております。」
ふと、犯罪者とは、誰の事と思い、
「犯罪者の捕獲って何のことですか?」
「そのことですか。今回一緒に依頼を受けていたCランク冒険者パーティーソードマスターなのですが、王都に確認を取ったところすぐに確認が行われました。そして、この1年間でかなりの女性を襲っていたらしく、犯罪者認定されました。そのため追加報酬がギルドから支払われることとなったわけです。」
「犯罪者になって当然よ。」
「そうよね。あの人達がどうなろうとどうでもいいよ。」
シェリーにミカも少しお怒りのようだったので、
「少し聞きたいことがあるのですが?」
「なんでしょうか。」
「夜に通り魔が出るとお聞きしたのですが詳しくお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「そのことですでしたらここでは少し話しにくいので私についてきてください。」
報酬を受け取り、女性について行った。
向かったのは、ギルドの中にある応接室である。
中に入ると、ひげを生やした男がいた。
「レミ、その者達は何者だ。」
俺達を待っていたわけではないらし。
「この人達は、この村で起きている通り魔事件のお話を聞きたいとおしゃられたのでここへとお連れいたしました。」
「そういうことか。分かった。もう下がってよいぞ。」
「はい!!」
レミさんは部屋を後にして受付へと戻っていく。
「そこに座ってくれ。」
その指示に従い椅子に座る。
俺達が座るとその向かい側に男性も座った。
「話の前に自己紹介がまだだったの、ワシは、このギルドのギルドマスターをしておるシモンじゃ。」
「ご丁寧にありがとうございます。僕は、ソウルメイトのパーティーリーダーをしておりますケンイチと言います。それでこの村の事件のことなのですが。」
「この村で毎晩、何者かが人を襲っているのです。」
「正体は分からないのですか?」
「分かっておりません。何人かのCランクの冒険者に依頼を出し討伐をお願いいしたのですが全て失敗に終わっております。ただ幸いなことに死者は出ていないものの、皆かなりの深手を負っております。そのため中途半端な実力の冒険者がこの依頼を受けてもただ犠牲者を増やすだけなのです。」
「そうだったのですね。僕達でも依頼をその依頼を受けることは可能でしょうか?」
「失礼でだが、冒険者ランクはいかほどじゃ?」
「全員Bランク冒険者です。」
ギルドマスターに俺達の冒険者カード見せる。
「Bランクかそれなら任せてもいいかもしれの。」
俺達の冒険者カードを見ながら呟く。
「本当ですか!!」
ギルドマスターの言葉に少し大声がでた。
「ああ、ただし条件がある。」
「なんでしょうか。」
「無茶せずに危険だと、相手が自分達よりも強いと思ったらすぐに逃げてくれ。それが守れるなら。」
「守ります!!」
「そ・そうか。では準備をするので少し待っていてくれ。」
ギルドマスターは、一度応接室を出て依頼書を持って戻ってきた。
「これが依頼書になる。一応目を通してくれ。」
ギルドマスターから依頼書を受け取り目を通し、
「これでお願いいたします。」
その後すぐに依頼は受理された。
俺達はギルドマスターに一礼した後、応接室をでて冒険者をギルドを後にして、近くにある宿に向う。
「すみません。部屋空いてますか?」
宿の扉を開けて言うと、
「いらっしゃいませ。はい、空いていますよ。お客様4名様でよろしかったですか?」
受付に座っていた少女は俺達を皆が聞いてくる。
「4人で大丈夫です。2部屋お願いします。」
「かしこまりました。これがカギになります。」
2つのカギが渡される。
「部屋は2階の突き当りの部屋になります。後食事は1階の食堂で食べれますが料金は別になります。」
「分かりました。」
部屋へと向かった。とりあえず、俺が1部屋使い、シェリー達でもう1部屋使ってもらうことになった。
「それじゃ、夜村の見回りをするからそれまで休んでおいてくれ。」
「了解。」
「分かった。」
「OK。」
自分達の部屋へと入り夜になるのを待つのだった。
お店の中に夜は外出禁止の張り紙がしてある。
そのことについてお店の人に聞いてみると、
「あれかい。なんでも夜に通り魔が出るらしいんだよ。幸いなことに死者は出てないらしいけどね。」
少し面白そうだ。かなり興味を惹かれている。
そんな俺を見て、
「ケンイチ、今の話を面白そうだと思ったでしょ。」
思わず、
「お前は、エスパーかよ。」
「何それ?」
この世界の人間にエスパーかと突っ込んでもわかるはずないですよね。
「エスパーっていうのわね。私達の世界で物を触れずに動かせたり、人の心を読めたりする人のことを言うのよ。」
ミカが説明してくれる。
「そうなのね。でもケンイチの心なんて読まなくたって顔を見れば考えてることぐらいわかるわよ。」
俺はそんなに顔に出ているのか!!
ポーカーフェイスには少し自信があったのだがな~、
「はぁ~。」
そんなことを考えていると、自然とため息が出た。
そんなこんなで俺の心が折れながらも食事が終わり、冒険者ギルドへと向かう。
ギルドの中に入ると、やはり中の人達の目線がこちらへと集まる。
それを見ながら、何処のギルドも同じだなと思っが、スルーして受付に向かう。
「すみません。」
受付に声をかけると、
「ようこそミリセレス村冒険者ギルドへ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
受付の女性に護衛依頼の受領書を出す。
「少々お待ちください。」
受付の女性は後ろへと下がっていく。
それからすぐに戻ってくると、
「お待たせいたしました。こちらが報酬となります。それと、犯罪者の捕獲報酬も上乗せされております。」
ふと、犯罪者とは、誰の事と思い、
「犯罪者の捕獲って何のことですか?」
「そのことですか。今回一緒に依頼を受けていたCランク冒険者パーティーソードマスターなのですが、王都に確認を取ったところすぐに確認が行われました。そして、この1年間でかなりの女性を襲っていたらしく、犯罪者認定されました。そのため追加報酬がギルドから支払われることとなったわけです。」
「犯罪者になって当然よ。」
「そうよね。あの人達がどうなろうとどうでもいいよ。」
シェリーにミカも少しお怒りのようだったので、
「少し聞きたいことがあるのですが?」
「なんでしょうか。」
「夜に通り魔が出るとお聞きしたのですが詳しくお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「そのことですでしたらここでは少し話しにくいので私についてきてください。」
報酬を受け取り、女性について行った。
向かったのは、ギルドの中にある応接室である。
中に入ると、ひげを生やした男がいた。
「レミ、その者達は何者だ。」
俺達を待っていたわけではないらし。
「この人達は、この村で起きている通り魔事件のお話を聞きたいとおしゃられたのでここへとお連れいたしました。」
「そういうことか。分かった。もう下がってよいぞ。」
「はい!!」
レミさんは部屋を後にして受付へと戻っていく。
「そこに座ってくれ。」
その指示に従い椅子に座る。
俺達が座るとその向かい側に男性も座った。
「話の前に自己紹介がまだだったの、ワシは、このギルドのギルドマスターをしておるシモンじゃ。」
「ご丁寧にありがとうございます。僕は、ソウルメイトのパーティーリーダーをしておりますケンイチと言います。それでこの村の事件のことなのですが。」
「この村で毎晩、何者かが人を襲っているのです。」
「正体は分からないのですか?」
「分かっておりません。何人かのCランクの冒険者に依頼を出し討伐をお願いいしたのですが全て失敗に終わっております。ただ幸いなことに死者は出ていないものの、皆かなりの深手を負っております。そのため中途半端な実力の冒険者がこの依頼を受けてもただ犠牲者を増やすだけなのです。」
「そうだったのですね。僕達でも依頼をその依頼を受けることは可能でしょうか?」
「失礼でだが、冒険者ランクはいかほどじゃ?」
「全員Bランク冒険者です。」
ギルドマスターに俺達の冒険者カード見せる。
「Bランクかそれなら任せてもいいかもしれの。」
俺達の冒険者カードを見ながら呟く。
「本当ですか!!」
ギルドマスターの言葉に少し大声がでた。
「ああ、ただし条件がある。」
「なんでしょうか。」
「無茶せずに危険だと、相手が自分達よりも強いと思ったらすぐに逃げてくれ。それが守れるなら。」
「守ります!!」
「そ・そうか。では準備をするので少し待っていてくれ。」
ギルドマスターは、一度応接室を出て依頼書を持って戻ってきた。
「これが依頼書になる。一応目を通してくれ。」
ギルドマスターから依頼書を受け取り目を通し、
「これでお願いいたします。」
その後すぐに依頼は受理された。
俺達はギルドマスターに一礼した後、応接室をでて冒険者をギルドを後にして、近くにある宿に向う。
「すみません。部屋空いてますか?」
宿の扉を開けて言うと、
「いらっしゃいませ。はい、空いていますよ。お客様4名様でよろしかったですか?」
受付に座っていた少女は俺達を皆が聞いてくる。
「4人で大丈夫です。2部屋お願いします。」
「かしこまりました。これがカギになります。」
2つのカギが渡される。
「部屋は2階の突き当りの部屋になります。後食事は1階の食堂で食べれますが料金は別になります。」
「分かりました。」
部屋へと向かった。とりあえず、俺が1部屋使い、シェリー達でもう1部屋使ってもらうことになった。
「それじゃ、夜村の見回りをするからそれまで休んでおいてくれ。」
「了解。」
「分かった。」
「OK。」
自分達の部屋へと入り夜になるのを待つのだった。
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