【完結】双き狼の相愛 人狼シリーズ③
「最初から、お前だけだった、…―――」
人間を犯して喰らう残虐な人狼のボスは、人間の妹を愛した。
――――――
由緒ある侯爵家に嫁いだ娘は、人狼の子だった。
帝都を跋扈する「ハイイロ」と呼ばれる人狼たちは、人間を襲い、欲しいままに犯し、喰らう。特に満月の夜は凶暴性が増し、若い娘を好んで凌辱した末に無残に食い散らすため、夜が明けると惨殺された娘の亡骸が帝都中に転がることになる。
そんな満月の夜。
類まれな美貌を持つ娘を匿った侯爵家の子息、京月院(きょうげついん)スミカは、娘に一目ぼれし、決まっていた羽菱(はねびし)財閥家との縁談を断って、娘を娶る。しかし、祝言の夜、乗り込んできた羽菱家の令嬢率いる無法者たちが凶行に走り、娘は銃弾を浴びる。瀕死の状態で倒れた娘の元に、白き人狼が降り立った、…――――――
【ロウ】 白き人狼。灰色人狼(ハイイロ)たちの統領(ボス)。人間と人狼の混血。ユイの双子の兄。
【ユイ】 人間の女の子。人間と人狼の混血。ロウの双子の妹。
【ヴィル】 灰色人狼の雄。ロウの側近。武勇に優れた元帥。
【シュン】 灰色人狼の雄。ロウの側近。武勇に優れた元帥。
【カルナ】 灰色人狼の雌。元老院によるロウの番(つがい)候補。
【ナツナ】 灰色人狼の雌。元老院によるロウの番(つがい)候補。
【京月院スミカ】 由緒ある侯爵家の跡取り息子。ユイを見初め、求婚する。
【羽菱アキコ】 財閥家の娘。スミカの婚約者だったが破棄される。
【羽菱ハルコ】 財閥家の奥方。アキコの母親。
*『蒼き狼の愛慕』続編。
*【完結】読んで頂きありがとうございます。
人間を犯して喰らう残虐な人狼のボスは、人間の妹を愛した。
――――――
由緒ある侯爵家に嫁いだ娘は、人狼の子だった。
帝都を跋扈する「ハイイロ」と呼ばれる人狼たちは、人間を襲い、欲しいままに犯し、喰らう。特に満月の夜は凶暴性が増し、若い娘を好んで凌辱した末に無残に食い散らすため、夜が明けると惨殺された娘の亡骸が帝都中に転がることになる。
そんな満月の夜。
類まれな美貌を持つ娘を匿った侯爵家の子息、京月院(きょうげついん)スミカは、娘に一目ぼれし、決まっていた羽菱(はねびし)財閥家との縁談を断って、娘を娶る。しかし、祝言の夜、乗り込んできた羽菱家の令嬢率いる無法者たちが凶行に走り、娘は銃弾を浴びる。瀕死の状態で倒れた娘の元に、白き人狼が降り立った、…――――――
【ロウ】 白き人狼。灰色人狼(ハイイロ)たちの統領(ボス)。人間と人狼の混血。ユイの双子の兄。
【ユイ】 人間の女の子。人間と人狼の混血。ロウの双子の妹。
【ヴィル】 灰色人狼の雄。ロウの側近。武勇に優れた元帥。
【シュン】 灰色人狼の雄。ロウの側近。武勇に優れた元帥。
【カルナ】 灰色人狼の雌。元老院によるロウの番(つがい)候補。
【ナツナ】 灰色人狼の雌。元老院によるロウの番(つがい)候補。
【京月院スミカ】 由緒ある侯爵家の跡取り息子。ユイを見初め、求婚する。
【羽菱アキコ】 財閥家の娘。スミカの婚約者だったが破棄される。
【羽菱ハルコ】 財閥家の奥方。アキコの母親。
*『蒼き狼の愛慕』続編。
*【完結】読んで頂きありがとうございます。
序章
Ⅰユイの章【帝都】
Ⅱロウの章【求愛】
Ⅲユイの章【錯覚】
Ⅳロウの章【探求】
Ⅴユイの章【鹿王】
Ⅵロウの章【相愛】
Ⅶユイの章【双翼】
終章
番外編①【葡萄】
番外編②【星雨】
あなたにおすすめの小説
隠れ御曹司の手加減なしの独占溺愛
冬野まゆ
恋愛
老舗ホテルのブライダル部門で、チーフとして働く二十七歳の香奈恵。ある日、仕事でピンチに陥った彼女は、一日だけ恋人のフリをするという条件で、有能な年上の部下・雅之に助けてもらう。ところが約束の日、香奈恵の前に現れたのは普段の冴えない彼とは似ても似つかない、甘く色気のある極上イケメン! 突如本性を露わにした彼は、なんと自分の両親の前で香奈恵にプロポーズした挙句、あれよあれよと結婚前提の恋人になってしまい――!? 「誰よりも大事にするから、俺と結婚してくれ」恋に不慣れな不器用OLと身分を隠したハイスペック御曹司の、問答無用な下克上ラブ!
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
新しい派遣先の上司が私のことを好きすぎた件 他
rpmカンパニー
恋愛
新しい派遣先の上司が私のことを好きすぎた件
新しい派遣先の上司は、いつも私の面倒を見てくれる。でも他の人に言われて挙動の一つ一つを見てみると私のこと好きだよね。というか好きすぎるよね!?そんな状態でお別れになったらどうなるの?(食べられます)(ムーンライトノベルズに投稿したものから一部文言を修正しています)
人には人の考え方がある
みんなに怒鳴られて上手くいかない。
仕事が嫌になり始めた時に助けてくれたのは彼だった。
彼と一緒に仕事をこなすうちに大事なことに気づいていく。
受け取り方の違い
奈美は部下に熱心に教育をしていたが、
当の部下から教育内容を全否定される。
ショックを受けてやけ酒を煽っていた時、
昔教えていた後輩がやってきた。
「先輩は愛が重すぎるんですよ」
「先輩の愛は僕一人が受け取ればいいんです」
そう言って唇を奪うと……。
元遊び人の彼に狂わされた私の慎ましい人生計画
イセヤ レキ
恋愛
「先輩、私をダシに使わないで下さい」
「何のこと?俺は柚子ちゃんと話したかったから席を立ったんだよ?」
「‥‥あんな美人に言い寄られてるのに、勿体ない」
「こんなイイ男にアピールされてるのは、勿体なくないのか?」
「‥‥下(しも)が緩い男は、大嫌いです」
「やだなぁ、それって噂でしょ!」
「本当の話ではないとでも?」
「いや、去年まではホント♪」
「‥‥近づかないで下さい、ケダモノ」
☆☆☆
「気になってる程度なら、そのまま引き下がって下さい」
「じゃあ、好きだよ?」
「疑問系になる位の告白は要りません」
「好きだ!」
「疑問系じゃなくても要りません」
「どうしたら、信じてくれるの?」
「信じるも信じないもないんですけど‥‥そうですね、私の好きなところを400字詰め原稿用紙5枚に纏めて、1週間以内に提出したら信じます」
☆☆☆
そんな二人が織り成す物語
ギャグ(一部シリアス)/女主人公/現代/日常/ハッピーエンド/オフィスラブ/社会人/オンラインゲーム/ヤンデレ
女性執事は公爵に一夜の思い出を希う
石里 唯
恋愛
ある日の深夜、フォンド公爵家で女性でありながら執事を務めるアマリーは、涙を堪えながら10年以上暮らした屋敷から出ていこうとしていた。
けれども、たどり着いた出口には立ち塞がるように佇む人影があった。
それは、アマリーが逃げ出したかった相手、フォンド公爵リチャードその人だった。
本編4話、結婚式編10話です。
悪役令嬢はオッサンフェチ。
来栖もよもよ&来栖もよりーぬ
恋愛
侯爵令嬢であるクラリッサは、よく読んでいた小説で悪役令嬢であった前世を突然思い出す。
何故自分がクラリッサになったかどうかは今はどうでも良い。
ただ婚約者であるキース王子は、いわゆる細身の優男系美男子であり、万人受けするかも知れないが正直自分の好みではない。
ヒロイン的立場である伯爵令嬢アンナリリーが王子と結ばれるため、私がいじめて婚約破棄されるのは全く問題もないのだが、意地悪するのも気分が悪いし、家から追い出されるのは困るのだ。
だって私が好きなのは執事のヒューバートなのだから。
それならさっさと婚約破棄して貰おう、どうせ二人が結ばれるなら、揉め事もなく王子がバカを晒すこともなく、早い方が良いものね。私はヒューバートを落とすことに全力を尽くせるし。
……というところから始まるラブコメです。
悪役令嬢といいつつも小説の設定だけで、計算高いですが悪さもしませんしざまあもありません。単にオッサン好きな令嬢が、防御力高めなマッチョ系執事を落とすためにあれこれ頑張るというシンプルなお話です。
ブラック企業を退職したら、極上マッサージに蕩ける日々が待ってました。
イセヤ レキ
恋愛
ブラック企業に勤める赤羽(あかばね)陽葵(ひまり)は、ある夜、退職を決意する。
きっかけは、雑居ビルのとあるマッサージ店。
そのマッサージ店の恰幅が良く朗らかな女性オーナーに新たな職場を紹介されるが、そこには無口で無表情な男の店長がいて……?
※ストーリー構成上、導入部だけシリアスです。
※他サイトにも掲載しています。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。