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第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!
紅姫
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間に合わない!焼肉プレートを出す間もない!!
そう思ったとき七海を庇うように身を挺した。
分かっている。分かっている。
俺が覆いかぶさっても街の建物を一発で吹き飛ばすビームライフルの威力を止めることなどできない。
「碧!」
「アオ君!!」
「お主!!」
「碧さん!」
「碧さま!」
智弘たちの声が響き、ギギギギギとトリガーを弾く音だけがやけに鮮明に聞こえる。
そしてビームライフルの銃口が光ろうとしたとき七海を強く強く抱きしめた。
ここまでか。
ここまで生きていられてことがどれくらいに奇跡だったことだろうか。
今まで何度死に掛けたことか。
七海、将太、智弘、則之。そしてエイジアさんに何度助けてもらったことか。
本来ならとっくの昔に俺は死んでいいたはずだ。
七海を巻き添えにしてしまうことが残念でたまらない。
最後にタナやロゼに会いたかった。
茜ちゃんの仇を討つことは敵わなかった・・・・・
そして、俺はすべてを諦めるように目を閉じた。
ドッガーン!
ギシギシギシ!
ゴキン!
と、けたたましい爆音が辺りに響く。
恐る恐る両目を開く。
ゆっくり両目を開ける。
目の前には右腕が『く』の字に折れ曲がったズガーンダムが立っていた。
ズガーンダムの左肩には透き通った紺色の大剣を右手に持ち、赤い縁取りがされた白いローブを着た赤髪の少女が背中を向けて立っていた。
ゆっくり正面を向くと真っ赤な顔に・・・・・細長い二本の角が生えていた。
魔物!!
明らかに今まで見た多くの強者とは異なるオーラを放っている。
そのオーラは明らかに怒りと憤怒に満ちていた。
こ、こいつはヤバイ奴だ!
ジルドや以前に襲撃された魔族などよりも遙かに強い!
「姫様!!」
「紅姫様!!」
その声に後ろを振り向くとジルドが驚きの声を上げ、サキュバスっ子が両手で祈るようなポーズで声を上げていた。
紅姫!!
あれが紅姫か!!
茜ちゃんの仇!!
「タナ!!力を貸しなさい!!」
紅姫が声を上げると紺色の透き通った大剣の歯の部分が金色に輝いた。
聞き間違いだろうか?紅姫の口から懐かしい言葉聞こえた。
「行くわよーー!! うりゃーーー!!」
ガッキン!!
紅姫はズガーンダムの左肩に乗りながらバットスイングをするように顔面を真横からぶっ叩いた。
キシンキシンキシン!
という音とともに火花が散る。
ギリギリギリ
という金属音が響く
ドシャン!
ズガーンダムの鼻から上が切断され落下する。
「ズガーンダム、堅いわね~」
というと赤い顔をした魔族は空に舞い上がるとズガーンダムの右肩へ向け透き通った紺色の大剣を振り下ろした。
「ふんがーーーーー!!」
キシンキシャンキシンキシャン
と火花を散らしながら激しい金属音が響く
キシャンキシャンキンギンギンキシャン スパン!
ドシャン!
左腰へ大剣が抜けたときズガーンダムは上半身が下半身から滑るように地上に落下した。
ドテン!
と下半身は後へゆっくりと倒れた。
辺りに砂煙が舞う。
俺たちが把になって戦っても手に負えなかったズガーンダムを簡単に倒してしまった。
さっき感じた絶対強者の力を目の当たりにした。
これが紅姫の力なのか!!
強い、強すぎる。
これだけの強さがあれば魔族のすべてが従うざるを得ないだろう。
「う、う、う」
「七海、大丈夫か!!」
七海が気がつくと
「ズガーンダムは?」
と消えそうな声で聞いてきた。
「紅姫が倒した!」
「えっ! 何故、紅姫が!?」
あまりの言葉に驚いたのかさっきよりも声も大きく、意識もハッキリしていた。
「それは分からない」
「アオ君!大丈夫!!」
将太が駆け寄ってくる。
「怪我は無い? ヒール掛けようか?」
「大丈夫だ!」
「碧!大丈夫か!!」
「お主! 危ないところだったのぉ~」
「大丈夫だ!智弘、ミリア!!」
「みんなは怪我は無いか?」
各々黙って頷いた。
「碧殿ー!!」
「則之!!」
則之がくじら君を肩に乗せ金髪を靡かせながら走ってきた。
「則之! 大丈夫か!!」
「大丈夫でゴザルよ! ズガーンダムが現れたと聞いて駆けつけたでゴザルが・・・・・・」
と言うと上下二つに切断されたズガーンダムに目をやる。
「誰がやったでゴザルか!!!! 凄い腕前でゴザル!!」
俺は顎で空に浮いている紅姫を指した。
砂煙が晴れると紅姫は宙に浮きながら俺たちを見ていた。
いや、俺だけを見ていた。
その視線は冷たく怒りを感じた。が、ズガーンダムを見たときのような激しい怒りや憤怒ではなく、もう少し可愛い怒りを感じた。
紅姫は回りにいた一人一人を目視すると、いきなり急降下してきた。
危ない!!
やられる!!
真っ赤な顔をした鬼が迫る。
咄嗟に七海を後ろにやり全を庇う様に前に出た。
近づいてくる顔をよく見ると、鬼ではなく真っ赤な般若のお面を被っているのが分かった。
そのとき
「お兄ちゃ~~~~~~~ん!!」
紅姫は俺に飛びついてきた。
!!!!????
え?何? 何なの?
「お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん!! 会いたかったよ~ お兄ちゃん!!」
紅姫は俺の胸に飛び込んできた。
「だ、だ 誰だよ! お、お、お、お前にお兄ちゃん何て言われる覚えは無いぞ」
と激しく動揺しながらも声には聞き覚えがあった。
ハルフェルナに着てから会いたくて会いたくて仕方が無かった声。
もう二度と聞くことが出来ないと思っていた声が。
紅姫の両肩を両腕で掴み距離を取る。
「お兄ちゃん。私だよ!」
紅姫はゆっくりと般若のお面を外し左半分だけ顔を見せた。
「あ、あ、あ、茜ちゃん!?」
紅姫はコクリと頷いた。
「お兄ちゃんの茜だよ。会いたかった~ ずう~~~っと会いたかった!!」
「本当に茜ちゃんなんだよね!」
「茜だよ! お兄ちゃん!!」
「ちゃんと顔を見せて! お面なんか外してちゃんと顔を見せてくれ!」
「え・・・でも。私の顔の右側・・・・・・・醜いの」
「なに、言っているんだよ!! 世界一可愛い俺の妹が醜い訳ないじゃないか!!」
茜ちゃんが真っ赤な般若の面をゆっくりと外す。
!!??
右半分はケロイド状に爛れ崩れていた。
誰だ!どこのどいつだ!茜ちゃんの顔をこんな風にした奴は! 許さん! 絶対に許さない!!
が、今はそんなことは後だ!!
「茜ちゃん!!」
強く茜を抱きしめ醜く爛れた右側に俺の顔の右半分を付けた。
「いいんだよ! いいんだよ! 茜ちゃんが無事ならそれでいいんだよ」
泣いた。泣いた。顔を強く押し付け泣いた。
抱きしめた。抱きしめた。今までに無いほど強く。
茜ちゃんの頬に俺の涙がこぼれる。
茜ちゃんの涙が俺の頬に伝わる。
そして、また泣いた。
諦めかけていた妹とまた再会できた。
・・・・・人類の敵である紅姫となって茜ちゃんは生きていた???
え?何? どういうこと?
いいんだよ。今はそんなことどうでもいい! 今だけは茜ちゃんに会えたこという事実に感謝しよう。
「お兄ちゃん! お兄ちゃん!!」
「茜ちゃん! 茜ちゃん!! 良かったよ! 良かったよ!! 茜ちゃんが生きていて!」
「アオ君! 良かったね」
「碧! 良かったな! 茜さまが無事で」
「良かったでゴザル! 本当に良かったでゴザル!!」
「碧くん! 良かった。茜さんが無事で良かった・・・・ウウウウウウウ」
七海が泣き出すと
「茜ちゃん! 良かったよ~・・・・ウウウウウウ」
将太まで泣き出したのであった。
「碧さん、お疲れ様です。また大手柄ですね」
ナミラーの商業ギルド支部長のネーナさんもやって来た。
俺が少女を抱きしめ泣いているのを見ると
「ひょっとすると、妹さんだったりします?」
俺は声に振り向き
「そうです。妹の茜です」
「あぁ~そうですか」
といった瞬間、ネーナさんも両手で口元を押さえ泣き始めた。
「ううう、良かったです! 良かったですね」
ドヤドヤドヤと回りがうるさくなって来た。
「おい、どうなったんだ! 黒いゴーレムはどうした?」
「ゴーレムはそこの女の子が倒しちまったぜ!」
「マジかよ!!」
「嘘だろ!」
「俺は見たぜ! 白いローブを着た女の子がゴーレムを切断するところを、この目で見たぜ!!」
騎士や冒険者たちだけではなく街の人も戦いが終わるのが分かると徐々に集まってきた。
「白田ーーー! 大丈夫か!!」
「白田!」
「白田君! 怪我は無い?」
クラスの女子たちも俺たちの周りに集まってきた。
そう思ったとき七海を庇うように身を挺した。
分かっている。分かっている。
俺が覆いかぶさっても街の建物を一発で吹き飛ばすビームライフルの威力を止めることなどできない。
「碧!」
「アオ君!!」
「お主!!」
「碧さん!」
「碧さま!」
智弘たちの声が響き、ギギギギギとトリガーを弾く音だけがやけに鮮明に聞こえる。
そしてビームライフルの銃口が光ろうとしたとき七海を強く強く抱きしめた。
ここまでか。
ここまで生きていられてことがどれくらいに奇跡だったことだろうか。
今まで何度死に掛けたことか。
七海、将太、智弘、則之。そしてエイジアさんに何度助けてもらったことか。
本来ならとっくの昔に俺は死んでいいたはずだ。
七海を巻き添えにしてしまうことが残念でたまらない。
最後にタナやロゼに会いたかった。
茜ちゃんの仇を討つことは敵わなかった・・・・・
そして、俺はすべてを諦めるように目を閉じた。
ドッガーン!
ギシギシギシ!
ゴキン!
と、けたたましい爆音が辺りに響く。
恐る恐る両目を開く。
ゆっくり両目を開ける。
目の前には右腕が『く』の字に折れ曲がったズガーンダムが立っていた。
ズガーンダムの左肩には透き通った紺色の大剣を右手に持ち、赤い縁取りがされた白いローブを着た赤髪の少女が背中を向けて立っていた。
ゆっくり正面を向くと真っ赤な顔に・・・・・細長い二本の角が生えていた。
魔物!!
明らかに今まで見た多くの強者とは異なるオーラを放っている。
そのオーラは明らかに怒りと憤怒に満ちていた。
こ、こいつはヤバイ奴だ!
ジルドや以前に襲撃された魔族などよりも遙かに強い!
「姫様!!」
「紅姫様!!」
その声に後ろを振り向くとジルドが驚きの声を上げ、サキュバスっ子が両手で祈るようなポーズで声を上げていた。
紅姫!!
あれが紅姫か!!
茜ちゃんの仇!!
「タナ!!力を貸しなさい!!」
紅姫が声を上げると紺色の透き通った大剣の歯の部分が金色に輝いた。
聞き間違いだろうか?紅姫の口から懐かしい言葉聞こえた。
「行くわよーー!! うりゃーーー!!」
ガッキン!!
紅姫はズガーンダムの左肩に乗りながらバットスイングをするように顔面を真横からぶっ叩いた。
キシンキシンキシン!
という音とともに火花が散る。
ギリギリギリ
という金属音が響く
ドシャン!
ズガーンダムの鼻から上が切断され落下する。
「ズガーンダム、堅いわね~」
というと赤い顔をした魔族は空に舞い上がるとズガーンダムの右肩へ向け透き通った紺色の大剣を振り下ろした。
「ふんがーーーーー!!」
キシンキシャンキシンキシャン
と火花を散らしながら激しい金属音が響く
キシャンキシャンキンギンギンキシャン スパン!
ドシャン!
左腰へ大剣が抜けたときズガーンダムは上半身が下半身から滑るように地上に落下した。
ドテン!
と下半身は後へゆっくりと倒れた。
辺りに砂煙が舞う。
俺たちが把になって戦っても手に負えなかったズガーンダムを簡単に倒してしまった。
さっき感じた絶対強者の力を目の当たりにした。
これが紅姫の力なのか!!
強い、強すぎる。
これだけの強さがあれば魔族のすべてが従うざるを得ないだろう。
「う、う、う」
「七海、大丈夫か!!」
七海が気がつくと
「ズガーンダムは?」
と消えそうな声で聞いてきた。
「紅姫が倒した!」
「えっ! 何故、紅姫が!?」
あまりの言葉に驚いたのかさっきよりも声も大きく、意識もハッキリしていた。
「それは分からない」
「アオ君!大丈夫!!」
将太が駆け寄ってくる。
「怪我は無い? ヒール掛けようか?」
「大丈夫だ!」
「碧!大丈夫か!!」
「お主! 危ないところだったのぉ~」
「大丈夫だ!智弘、ミリア!!」
「みんなは怪我は無いか?」
各々黙って頷いた。
「碧殿ー!!」
「則之!!」
則之がくじら君を肩に乗せ金髪を靡かせながら走ってきた。
「則之! 大丈夫か!!」
「大丈夫でゴザルよ! ズガーンダムが現れたと聞いて駆けつけたでゴザルが・・・・・・」
と言うと上下二つに切断されたズガーンダムに目をやる。
「誰がやったでゴザルか!!!! 凄い腕前でゴザル!!」
俺は顎で空に浮いている紅姫を指した。
砂煙が晴れると紅姫は宙に浮きながら俺たちを見ていた。
いや、俺だけを見ていた。
その視線は冷たく怒りを感じた。が、ズガーンダムを見たときのような激しい怒りや憤怒ではなく、もう少し可愛い怒りを感じた。
紅姫は回りにいた一人一人を目視すると、いきなり急降下してきた。
危ない!!
やられる!!
真っ赤な顔をした鬼が迫る。
咄嗟に七海を後ろにやり全を庇う様に前に出た。
近づいてくる顔をよく見ると、鬼ではなく真っ赤な般若のお面を被っているのが分かった。
そのとき
「お兄ちゃ~~~~~~~ん!!」
紅姫は俺に飛びついてきた。
!!!!????
え?何? 何なの?
「お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん!! 会いたかったよ~ お兄ちゃん!!」
紅姫は俺の胸に飛び込んできた。
「だ、だ 誰だよ! お、お、お、お前にお兄ちゃん何て言われる覚えは無いぞ」
と激しく動揺しながらも声には聞き覚えがあった。
ハルフェルナに着てから会いたくて会いたくて仕方が無かった声。
もう二度と聞くことが出来ないと思っていた声が。
紅姫の両肩を両腕で掴み距離を取る。
「お兄ちゃん。私だよ!」
紅姫はゆっくりと般若のお面を外し左半分だけ顔を見せた。
「あ、あ、あ、茜ちゃん!?」
紅姫はコクリと頷いた。
「お兄ちゃんの茜だよ。会いたかった~ ずう~~~っと会いたかった!!」
「本当に茜ちゃんなんだよね!」
「茜だよ! お兄ちゃん!!」
「ちゃんと顔を見せて! お面なんか外してちゃんと顔を見せてくれ!」
「え・・・でも。私の顔の右側・・・・・・・醜いの」
「なに、言っているんだよ!! 世界一可愛い俺の妹が醜い訳ないじゃないか!!」
茜ちゃんが真っ赤な般若の面をゆっくりと外す。
!!??
右半分はケロイド状に爛れ崩れていた。
誰だ!どこのどいつだ!茜ちゃんの顔をこんな風にした奴は! 許さん! 絶対に許さない!!
が、今はそんなことは後だ!!
「茜ちゃん!!」
強く茜を抱きしめ醜く爛れた右側に俺の顔の右半分を付けた。
「いいんだよ! いいんだよ! 茜ちゃんが無事ならそれでいいんだよ」
泣いた。泣いた。顔を強く押し付け泣いた。
抱きしめた。抱きしめた。今までに無いほど強く。
茜ちゃんの頬に俺の涙がこぼれる。
茜ちゃんの涙が俺の頬に伝わる。
そして、また泣いた。
諦めかけていた妹とまた再会できた。
・・・・・人類の敵である紅姫となって茜ちゃんは生きていた???
え?何? どういうこと?
いいんだよ。今はそんなことどうでもいい! 今だけは茜ちゃんに会えたこという事実に感謝しよう。
「お兄ちゃん! お兄ちゃん!!」
「茜ちゃん! 茜ちゃん!! 良かったよ! 良かったよ!! 茜ちゃんが生きていて!」
「アオ君! 良かったね」
「碧! 良かったな! 茜さまが無事で」
「良かったでゴザル! 本当に良かったでゴザル!!」
「碧くん! 良かった。茜さんが無事で良かった・・・・ウウウウウウウ」
七海が泣き出すと
「茜ちゃん! 良かったよ~・・・・ウウウウウウ」
将太まで泣き出したのであった。
「碧さん、お疲れ様です。また大手柄ですね」
ナミラーの商業ギルド支部長のネーナさんもやって来た。
俺が少女を抱きしめ泣いているのを見ると
「ひょっとすると、妹さんだったりします?」
俺は声に振り向き
「そうです。妹の茜です」
「あぁ~そうですか」
といった瞬間、ネーナさんも両手で口元を押さえ泣き始めた。
「ううう、良かったです! 良かったですね」
ドヤドヤドヤと回りがうるさくなって来た。
「おい、どうなったんだ! 黒いゴーレムはどうした?」
「ゴーレムはそこの女の子が倒しちまったぜ!」
「マジかよ!!」
「嘘だろ!」
「俺は見たぜ! 白いローブを着た女の子がゴーレムを切断するところを、この目で見たぜ!!」
騎士や冒険者たちだけではなく街の人も戦いが終わるのが分かると徐々に集まってきた。
「白田ーーー! 大丈夫か!!」
「白田!」
「白田君! 怪我は無い?」
クラスの女子たちも俺たちの周りに集まってきた。
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