47 / 304
第一部 俺のハーレム・パーティがちょっとおかしい/ラッキースケベは必要ですか?
新商業ギルド長
しおりを挟む
僕は目を覚ましたら知らない森にいた。
たしかガルメニアの城にいたはずなのだが・・・・・
なぜか顔が暑い。いや、体中が暑い。
気になって顔を触ると仮面のような物に手が触れた。
暑さが徐々に増してくる。
暑さが熱さに変わった。
熱い、熱い、体が焼けるように熱い。
痛い、痛い、激痛が体を襲う。
魔力量が自分の保持できる量を超えているようだ。
魔法を使わなければ・・・・・
魔法を撃ち続けなければ焼け死んでしまいそうだ。
魔法を生物に撃たなければ死んでしまいそうだ。
生き物を殺すと痛みが和らぐ。
僕はどうしてしまったのだろうか?
生き物を殺す、人間を殺すなんて趣味は無い。
仮面を通して脳に直接声が響く。
「生ある者を滅せよ」と
この仮面だ。
この仮面が諸悪の根源だ。
外さないと、外さないと。
「痛い、痛い、痛い!!」
が、外そうとすると激痛が伴う。
余計に魔力が増大して殺意が増す。
何故だ?何故だ?何故なんだ!
この仮面は呪われているのか!
この苦しみから逃れるには殺すしかないのだ。
こんなことはしたくない。
人殺しなんてしたくない。
赤城や井原などに従わず鈴木や山中たちのようにフェルナンド王に従っていればこんな苦しみを味わうことはなかったのかもしれない。
あぁ、自分が壊れていくのがハッキリ分かる。
生きていくと言うことは死ぬことと同じくらい苦しいことなのかもしれない。
^ー^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^
「国王陛下、ご命令どおり、かの魔法使いに『イフリートのマスク』を付けてナミラーの町近辺くの森に捨てておきました」
「ご苦労、騎士団長。これでルホストの町に軍備が整うまでの時間稼ぎができるだろう。
して、追放した者たちの所在は掴めたか?」
「申し訳ございません。追っての者から連絡がございません。
返り討ちにあったと思われます。行き先はオリタリデはないかと思われます」
「そうか」
王はしばらく考え込んだ。
「これに至っては仕方あるまい。あのような雑魚どもは放っておいても構わない。
これ以上時間を割くわけにもいかぬ。
今はイズモニア攻略が最優先だ」
「ハハッ!」
と、騎士団長は片膝をつきながら頭をたれた。
フェルナンドの瞳が一段と赤く輝いた。
^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^
今日は討伐に行かない日だったのでカレー屋で小銭を稼いでいると、
「おい、また仮面の魔道師が出たらしいぞ」
「今日もパーティーがやられたらしいな」
「ついに死者が出たらしいぞ」
ナミラーの冒険者ギルドが騒々しい。
いや、商業ギルドや他のギルドも同じような状況らしい。
俺はコショウを売買して以来、商業ギルドに顔を出していないので情報を集めるためにいってみる事にした。
商業ギルドでも多数の被害が出ているようで仮面の魔道師への注意と懸賞金が掛けられていた。
神出鬼没で無差別に襲ってくるらしく北の森の近辺の街道を迂回することを推奨している。
本来ならナミラーにもっと多くの商品が納入される事になっているのだが届いていないようだ。
相当数の商人のキャラバンが被害にあっているらしい。
「みなさん、新ギルド長が到着しました」
いきなり女性職員が声を上げた。
え?新ギルド長?
コショウ売ってから碌に来なかったからな~
そういう情報も流れていたんだろうな。
まぁ、俺のような新米にギルド長とか言われても関係ないからな。
「こちらが新ギルド支部長のネーナ・アルファンブラです」
え?あの人・・・どこかで見たような・・・・・・・どこだったかな?
紺色に金の縁取りがされている高級そうな服をビッシと着ており、アンダーフレームの赤いメガネを掛けていかにもやり手という雰囲気を醸し出している。
そして、立派な胸をお持ちの・・・・・・・・
「あ~~~~~!! イゼリアの副支部長のお姉さん」
思わず大声を上げてしまった。
新支部長はチラッと声の主である俺を見ると
「あっ、碧さん!・・・・・ あっ、いけない。皆さま、失礼いたしました。
「ううん」と一度咳払いをし
「私が今、紹介に預かった。ネーナ・アルファンブラです。よろしくお願いします。
私が就任したからといって何も変わることは無いのでご安心を。
現在、最大の懸念となっている『仮面の魔道師』の件は、各ギルドと相談して早急に対処させていただきますのでしばしお時間をください」
と一礼をするのであった。
「頼もしいね、さすがアルファンブラ家のお嬢様だ」
「アルファンブラ・・・・・・」
「最年少で支部長になるだけのことはあるな」
「アルファンブラ家の者が・・・・・・・」
あのお姉さん、そんなに凄いところのお嬢様だったのか!
「すいません、アルファンブラ家って凄いんですか?」
隣のおじさんに聞いてみた。
「え?君はアルファンブラ家を知らないのかい?」
「え、はい。凄く田舎から来たもので・・・・学校も出てないんですよ」
「どれだけ田舎なんだい? 魔族でさえアルファンブラ家のことは知っているよ」
と、おじさんは信じられないような顔をしていた。
「ハルフェルナには国を超えた5大名家というのがあって、その一つがアルファンブラ家だよ。
5大名家は並みの国より強い発言権と財力を持っているんだよ。
その中の2つ、アルファンブラ家とマイソール家はオリタリア出身なのさ。
お兄ちゃん、知り合いじゃないのか? ネーナ様も知っているようだったけど」
「そうなんですか、勉強になりましたよ。
いえいえ、ギルドに入会するときに担当してくださっただけですから、知り合いなんてそんな大それたものでは無いですよ」
と、おじさんと話していると。
「捕まえた!」
手を掴まれ振り向くと支部長さんであった。
「碧さん、ちょっと相談がありますので支部長室まで来てください」
「あの~ 帰ったらダメですか?」
「ダメです!!」
と言って支部長室へ連行されていった。
「カレー屋のお兄さんが捕まってるぞ」
「あれが噂のBL兄ちゃんか?」
俺の後からはそんな声が聞こえてきた。
BLだけは勘弁してください。
たしかガルメニアの城にいたはずなのだが・・・・・
なぜか顔が暑い。いや、体中が暑い。
気になって顔を触ると仮面のような物に手が触れた。
暑さが徐々に増してくる。
暑さが熱さに変わった。
熱い、熱い、体が焼けるように熱い。
痛い、痛い、激痛が体を襲う。
魔力量が自分の保持できる量を超えているようだ。
魔法を使わなければ・・・・・
魔法を撃ち続けなければ焼け死んでしまいそうだ。
魔法を生物に撃たなければ死んでしまいそうだ。
生き物を殺すと痛みが和らぐ。
僕はどうしてしまったのだろうか?
生き物を殺す、人間を殺すなんて趣味は無い。
仮面を通して脳に直接声が響く。
「生ある者を滅せよ」と
この仮面だ。
この仮面が諸悪の根源だ。
外さないと、外さないと。
「痛い、痛い、痛い!!」
が、外そうとすると激痛が伴う。
余計に魔力が増大して殺意が増す。
何故だ?何故だ?何故なんだ!
この仮面は呪われているのか!
この苦しみから逃れるには殺すしかないのだ。
こんなことはしたくない。
人殺しなんてしたくない。
赤城や井原などに従わず鈴木や山中たちのようにフェルナンド王に従っていればこんな苦しみを味わうことはなかったのかもしれない。
あぁ、自分が壊れていくのがハッキリ分かる。
生きていくと言うことは死ぬことと同じくらい苦しいことなのかもしれない。
^ー^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^
「国王陛下、ご命令どおり、かの魔法使いに『イフリートのマスク』を付けてナミラーの町近辺くの森に捨てておきました」
「ご苦労、騎士団長。これでルホストの町に軍備が整うまでの時間稼ぎができるだろう。
して、追放した者たちの所在は掴めたか?」
「申し訳ございません。追っての者から連絡がございません。
返り討ちにあったと思われます。行き先はオリタリデはないかと思われます」
「そうか」
王はしばらく考え込んだ。
「これに至っては仕方あるまい。あのような雑魚どもは放っておいても構わない。
これ以上時間を割くわけにもいかぬ。
今はイズモニア攻略が最優先だ」
「ハハッ!」
と、騎士団長は片膝をつきながら頭をたれた。
フェルナンドの瞳が一段と赤く輝いた。
^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^
今日は討伐に行かない日だったのでカレー屋で小銭を稼いでいると、
「おい、また仮面の魔道師が出たらしいぞ」
「今日もパーティーがやられたらしいな」
「ついに死者が出たらしいぞ」
ナミラーの冒険者ギルドが騒々しい。
いや、商業ギルドや他のギルドも同じような状況らしい。
俺はコショウを売買して以来、商業ギルドに顔を出していないので情報を集めるためにいってみる事にした。
商業ギルドでも多数の被害が出ているようで仮面の魔道師への注意と懸賞金が掛けられていた。
神出鬼没で無差別に襲ってくるらしく北の森の近辺の街道を迂回することを推奨している。
本来ならナミラーにもっと多くの商品が納入される事になっているのだが届いていないようだ。
相当数の商人のキャラバンが被害にあっているらしい。
「みなさん、新ギルド長が到着しました」
いきなり女性職員が声を上げた。
え?新ギルド長?
コショウ売ってから碌に来なかったからな~
そういう情報も流れていたんだろうな。
まぁ、俺のような新米にギルド長とか言われても関係ないからな。
「こちらが新ギルド支部長のネーナ・アルファンブラです」
え?あの人・・・どこかで見たような・・・・・・・どこだったかな?
紺色に金の縁取りがされている高級そうな服をビッシと着ており、アンダーフレームの赤いメガネを掛けていかにもやり手という雰囲気を醸し出している。
そして、立派な胸をお持ちの・・・・・・・・
「あ~~~~~!! イゼリアの副支部長のお姉さん」
思わず大声を上げてしまった。
新支部長はチラッと声の主である俺を見ると
「あっ、碧さん!・・・・・ あっ、いけない。皆さま、失礼いたしました。
「ううん」と一度咳払いをし
「私が今、紹介に預かった。ネーナ・アルファンブラです。よろしくお願いします。
私が就任したからといって何も変わることは無いのでご安心を。
現在、最大の懸念となっている『仮面の魔道師』の件は、各ギルドと相談して早急に対処させていただきますのでしばしお時間をください」
と一礼をするのであった。
「頼もしいね、さすがアルファンブラ家のお嬢様だ」
「アルファンブラ・・・・・・」
「最年少で支部長になるだけのことはあるな」
「アルファンブラ家の者が・・・・・・・」
あのお姉さん、そんなに凄いところのお嬢様だったのか!
「すいません、アルファンブラ家って凄いんですか?」
隣のおじさんに聞いてみた。
「え?君はアルファンブラ家を知らないのかい?」
「え、はい。凄く田舎から来たもので・・・・学校も出てないんですよ」
「どれだけ田舎なんだい? 魔族でさえアルファンブラ家のことは知っているよ」
と、おじさんは信じられないような顔をしていた。
「ハルフェルナには国を超えた5大名家というのがあって、その一つがアルファンブラ家だよ。
5大名家は並みの国より強い発言権と財力を持っているんだよ。
その中の2つ、アルファンブラ家とマイソール家はオリタリア出身なのさ。
お兄ちゃん、知り合いじゃないのか? ネーナ様も知っているようだったけど」
「そうなんですか、勉強になりましたよ。
いえいえ、ギルドに入会するときに担当してくださっただけですから、知り合いなんてそんな大それたものでは無いですよ」
と、おじさんと話していると。
「捕まえた!」
手を掴まれ振り向くと支部長さんであった。
「碧さん、ちょっと相談がありますので支部長室まで来てください」
「あの~ 帰ったらダメですか?」
「ダメです!!」
と言って支部長室へ連行されていった。
「カレー屋のお兄さんが捕まってるぞ」
「あれが噂のBL兄ちゃんか?」
俺の後からはそんな声が聞こえてきた。
BLだけは勘弁してください。
0
お気に入りに追加
781
あなたにおすすめの小説
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
突然だけど、空間魔法を頼りに生き延びます
ももがぶ
ファンタジー
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
それに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~
丹葉 菟ニ
ファンタジー
倉山美穂 39歳10ヶ月
働けるうちにあったか猫をタップリ着込んで、働いて稼いで老後は ゆっくりスローライフだと夢見るおばさん。
いつもと変わらない日常、隣のブリっ子後輩を適当にあしらいながらも仕事しろと注意してたら突然地震!
悲鳴と逃げ惑う人達の中で咄嗟に 机の下で丸くなる。
対処としては間違って無かった筈なのにぜか飛ばされる感覚に襲われたら静かになってた。
・・・顔は綺麗だけど。なんかやだ、面倒臭い奴 出てきた。
もう少しマシな奴いませんかね?
あっ、出てきた。
男前ですね・・・落ち着いてください。
あっ、やっぱり神様なのね。
転生に当たって便利能力くれるならそれでお願いします。
ノベラを知らないおばさんが 異世界に行くお話です。
不定期更新
誤字脱字
理解不能
読みにくい 等あるかと思いますが、お付き合いして下さる方大歓迎です。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる