4 / 15
邂逅!クロゾーメ軍団!
第4話 毛穴詰まりは舐めちゃいけません
しおりを挟む
「いい加減教えてくれよ、この間の呼び出しは何だったんだよ?」
「ああ、まあちょっとな……」
入学式を終えて約二週間。学校から自宅へと向かう道中で大輔が俺に質問する。
まさか俺がヒーロー活動をしてるなんて大っぴらに言えないから、ここは適当に誤魔化すしかない。
こればっかりは権藤教授の言う通り、人にバレないように活動しないと。
「なんで教えてくれねーんだよ、ツレないやつだなあ!どうせその金髪のことで注意されたとかだろ?」
「うーん、まあそんなとこだよ。もっと目立たないようにしろって怒られたな」
やっぱりそうじゃんか!と予想が当たったことを喜ぶ大輔。大学生にもなって無邪気なもんだ。
「ちょっとそこの二人組!待ちなさい!」
肩を並べて歩いていると、突然後ろから声をかけられた。
「あなたたちその髪色は何!?日本男児なら黒髪でいなさい!」
振り向くと黒髪ロングのヘアスタイルでスーツを着た40代ぐらいの女性が、俺たちを鬼の形相で睨みつけていた。
「オバサン、大学生ってのは髪色自由なんだぜ?オバサンも一回カラーしてみたらどう?」
「おい大輔、あんま刺激しない方が……」
挑発する大輔を抑えようとしていると、女性はさらに続ける。
「言ってもわからないようね!なら実力行使するまで!」
カッと目を見開くと女性の姿は大きく変わり、気がつくとそこには注ぎ口が付いたパックのような形になっていた。
「私の名はクロゾーメ軍団のコンディショナーゾーメ!さあ、覚悟しなさい!」
「いやなんで詰め替え用なんだよ!ボトルでいいだろ!」
コンディショナー怪人の姿にツッコミを入れる俺。我ながら呑気なもんだ。
「ボトルは洗わないといけないから面倒なのよ!」
そう言うとコンディショナー怪人は黒い全身タイツのような戦闘員を何人か呼び出す。
まずい、大輔がいるから変身できないぞ……。隣を見ると、大輔は何故か目を輝かせていた。え?なんで?
「おい柊吾見ろよ!怪人だぜ!懐かしいなあ、子どもの頃こんな怪人と戦うヒーローに憧れてたんだよ!この流れだとヒーロー来るよな?待ってようぜ!」
うん、そのヒーローが俺なんだ。そしてお前が待ってると変身できないんだよ。頼むから逃げてくれ!
なんてことを言うわけにもいかず、俺はただ立ち尽くしてしまう。
するとコンディショナー怪人は大輔に狙いを定めた。
「うるさい茶髪の方からやってあげるわ!食らいなさい!」
コンディショナー怪人は注ぎ口を開け、中身を噴射した。俺は咄嗟に避けたが、大輔がモロに食らってしまった!まずい!どうなるんだ?
「うわっ何だよこれ!?ベトベトで気持ち悪いな!」
あれ?なんか平気そう……?いや、そんなことは無い。大輔の肌が凄いスピードで黒ずんでいき、だんだんと膨れ上がっている。
そうだ、美容室に行く前にヘアケアについても調べたんだ。確かコンディショナーは髪の毛をコーティングする役割を持っていて、油分が多い。だから皮膚に直接付けてしまうと毛穴詰まりの原因になるんだ。
てことは、今大輔は体中の毛穴が全て詰まっている状態。角栓が大きく広がって肌が黒ずみ、大量のコンディショナーの油分で体が膨れ上がっているんだ。
このままだと大輔は不衛生な油だるまになってしまうし、最悪の場合破裂してしまうかもしれない。
コンディショナー怪人め、厄介な敵だな。仕方ない!
「大輔すまん!助けを呼んでくるから待っててくれ!」
「柊吾!?待ってくれよ!置いていくなって!」
大輔の悲痛な叫びを背に受けながら走る。角を曲がったところで立ち止まり、ポケットから櫛を取り出した。
そしてその櫛で髪を梳き、俺の腰にベルトが出現した。
俺は持っている櫛を高く掲げて叫ぶ。
「変身!染髪マン!」
櫛をベルトにセットすると、俺の体が光り始める。大きなハケで塗られるようなエフェクトが出現し、俺は染髪マンへと姿を変えた。
「急いで大輔のところへ戻らないと!」
俺は全力疾走で元来た道を戻る。コンディショナー怪人は大輔だけでなく、道行く人にも襲いかかっていた。
「おい待て怪人!それ以上は俺が許さない!」
「はあ?あんた誰よ?」
「俺の名は染髪マン!お前を倒しに来た!」
名乗りながら状況を確認する。襲われた人は3人。5歳ぐらいの女の子とお母さんの親子連れと、大輔だ。ちょっと待てよ、大輔は茶髪だがあの親子は二人とも黒髪だ。なんでクロゾーメ軍団に狙われるんだ?
「倒しに来た?私も舐められたものね。染髪マンだかカツカツマンだか知らないけど、あんたなんかに負けないわよ!」
「いや誰がカツカツマンだよ!タダで金髪にできたから金は浮いたわ!それよりお前、なんで黒髪の人も襲ってるんだよ!」
「あら、だってこの人たちも髪の毛がパサついてたんだもの。油を足してあげないとね。ついでに破裂しちゃうかもしれないけど」
こいつ……誰彼構わず襲ってんだな。やっぱりクロゾーメ軍団はただ黒髪を求めているだけじゃない。必ず何か裏がある。
それはともかく、まずはこいつを倒さないと。
「お前みたいな外道は俺の手で倒してやる!行くぜ!」
俺はコンディショナー怪人に向かって走り出す。すると怪人は何を思ったのか、道全体にコンディショナーをぶちまけた。
何してんだ?狙いが外れたのか?と考えた次の瞬間、俺は足を取られて思いっきりすっ転んでいた。
「うわっとと!なんだよこれ!めちゃくちゃ滑るじゃんか!」
「あんたは私に近づくこともできないわ。そのコンディショナーの海で一生を終えなさい!」
くっそ、こんなとこでやられてたまるかよ。まだクロゾーメ軍団と戦い始めて少ししか経っていない。負けるわけにはいかないんだ!
「ならこれでどうだ!ライトニングスパークル!」
俺はベルトから長剣を取り出し、前回シャンプー怪人を倒した技を発動させる。
だが、俺が放った電光は怪人に行き着く前に消えてしまった。
「何!?」
「今あなた、何かした?」
余裕の態度を取ってくる怪人。なんでだ!?
いやちょっと待て、思い出したぞ。コンディショナーには静電気を抑制する効果もあったはずだ。こいつは怪人になっているから、その特性が強化されて電気そのものを受け付けないようになってるってことか!
おいおいそれじゃダメじゃんか。今の俺の力じゃ太刀打ちできない。
コンディショナーはシャンプーと同じように、燃えるゴミで出すことができる。シャンプー怪人の時はまず近づいてボトルを真っ二つにし、溢れ出した中身を牛乳パックに入れた紙で吸い取ってからライトニングスパークルで燃やした。
だがこいつの場合はまず近づくことができない。さらに、火花を発生させる以前に電気が通らない。
どうすればいい?
「さーて、人々を助けに来たヒーローも何もできないようね。この人たちが破裂するまであと3時間ってとこかしら?この人たちを破裂第一号にしてあげるわ。そしてこの国の人全員を毛穴詰まりにしてあげる!」
「ふざけやがって……!」
そんなことは絶対にさせない……と言いたいところだが、今の俺には何もできない。
今の俺には、な。この怪人は破裂まで3時間と言った。それだけ猶予があればなんとかなる!
「あっ!あんなところに奇抜な髪色の三人組が!」
俺はコンディショナー怪人の後ろを指さして大声をあげる。
「なんですって!私のコンディショナーの餌食になってもらうわ!」
怪人が振り返ると同時に、俺は逆方向へ走り出す。
「どこ!ちょっとあんた、どこに奇抜な髪色の三人組がいるのよ!ってあれ……?」
怪人は俺がいなくなったことに気づくが、もう遅い。俺は既に角を曲がり、目的地まで猛ダッシュしていた。
目指す先は、金森さんの美容室『HERO's HAIR』だ。
「金森さん!至急です!」
「あらあら、騒がしいわね。何かあったのね?」
金森さんはいつも通り落ち着いていて、飛び込んできた俺に対して慌てる様子も無い。
「大体予想は付くわ。雷と相性が悪い敵が現れたんでしょ」
「その通りです!てことで、今からカラーお願いします!」
「了解。じゃ、とりあえず変身は解いてね。何色にしたらいいのかしら?」
色は決めてある。あの怪人の弱点は……。
「ありがとうございました!じゃ、行ってきます!」
「はいはい、サクッと勝ってくるのよ」
1時間半ほど経ち、俺は美容室を飛び出した。
またしても全力疾走でさっきの場所へと戻ってくる。
被害者は……増えてるな、当たり前だけど。
何人かやられているが、特に髪をツンツンにセットしたバンドマンらしい若い男性はこっぴどくコンディショナーをかけられている。
「全く、あの染髪マンとかいうの、この私を騙しやがって……」
怪人はブツブツと一人言を言いながらせっせとコンディショナーを人々にかけ続けている。
これ以上被害者を出すわけにはいかない。
俺は再び櫛を取り出し、染めてもらった髪を一回梳かす。
「変身!染髪マン!」
出現したベルトに櫛をセットし、俺の姿が変わっていく。
変身が終わった俺の姿は今までと違う装甲に包まれている。その髪色は、真っ青になっていた。
「ああ、まあちょっとな……」
入学式を終えて約二週間。学校から自宅へと向かう道中で大輔が俺に質問する。
まさか俺がヒーロー活動をしてるなんて大っぴらに言えないから、ここは適当に誤魔化すしかない。
こればっかりは権藤教授の言う通り、人にバレないように活動しないと。
「なんで教えてくれねーんだよ、ツレないやつだなあ!どうせその金髪のことで注意されたとかだろ?」
「うーん、まあそんなとこだよ。もっと目立たないようにしろって怒られたな」
やっぱりそうじゃんか!と予想が当たったことを喜ぶ大輔。大学生にもなって無邪気なもんだ。
「ちょっとそこの二人組!待ちなさい!」
肩を並べて歩いていると、突然後ろから声をかけられた。
「あなたたちその髪色は何!?日本男児なら黒髪でいなさい!」
振り向くと黒髪ロングのヘアスタイルでスーツを着た40代ぐらいの女性が、俺たちを鬼の形相で睨みつけていた。
「オバサン、大学生ってのは髪色自由なんだぜ?オバサンも一回カラーしてみたらどう?」
「おい大輔、あんま刺激しない方が……」
挑発する大輔を抑えようとしていると、女性はさらに続ける。
「言ってもわからないようね!なら実力行使するまで!」
カッと目を見開くと女性の姿は大きく変わり、気がつくとそこには注ぎ口が付いたパックのような形になっていた。
「私の名はクロゾーメ軍団のコンディショナーゾーメ!さあ、覚悟しなさい!」
「いやなんで詰め替え用なんだよ!ボトルでいいだろ!」
コンディショナー怪人の姿にツッコミを入れる俺。我ながら呑気なもんだ。
「ボトルは洗わないといけないから面倒なのよ!」
そう言うとコンディショナー怪人は黒い全身タイツのような戦闘員を何人か呼び出す。
まずい、大輔がいるから変身できないぞ……。隣を見ると、大輔は何故か目を輝かせていた。え?なんで?
「おい柊吾見ろよ!怪人だぜ!懐かしいなあ、子どもの頃こんな怪人と戦うヒーローに憧れてたんだよ!この流れだとヒーロー来るよな?待ってようぜ!」
うん、そのヒーローが俺なんだ。そしてお前が待ってると変身できないんだよ。頼むから逃げてくれ!
なんてことを言うわけにもいかず、俺はただ立ち尽くしてしまう。
するとコンディショナー怪人は大輔に狙いを定めた。
「うるさい茶髪の方からやってあげるわ!食らいなさい!」
コンディショナー怪人は注ぎ口を開け、中身を噴射した。俺は咄嗟に避けたが、大輔がモロに食らってしまった!まずい!どうなるんだ?
「うわっ何だよこれ!?ベトベトで気持ち悪いな!」
あれ?なんか平気そう……?いや、そんなことは無い。大輔の肌が凄いスピードで黒ずんでいき、だんだんと膨れ上がっている。
そうだ、美容室に行く前にヘアケアについても調べたんだ。確かコンディショナーは髪の毛をコーティングする役割を持っていて、油分が多い。だから皮膚に直接付けてしまうと毛穴詰まりの原因になるんだ。
てことは、今大輔は体中の毛穴が全て詰まっている状態。角栓が大きく広がって肌が黒ずみ、大量のコンディショナーの油分で体が膨れ上がっているんだ。
このままだと大輔は不衛生な油だるまになってしまうし、最悪の場合破裂してしまうかもしれない。
コンディショナー怪人め、厄介な敵だな。仕方ない!
「大輔すまん!助けを呼んでくるから待っててくれ!」
「柊吾!?待ってくれよ!置いていくなって!」
大輔の悲痛な叫びを背に受けながら走る。角を曲がったところで立ち止まり、ポケットから櫛を取り出した。
そしてその櫛で髪を梳き、俺の腰にベルトが出現した。
俺は持っている櫛を高く掲げて叫ぶ。
「変身!染髪マン!」
櫛をベルトにセットすると、俺の体が光り始める。大きなハケで塗られるようなエフェクトが出現し、俺は染髪マンへと姿を変えた。
「急いで大輔のところへ戻らないと!」
俺は全力疾走で元来た道を戻る。コンディショナー怪人は大輔だけでなく、道行く人にも襲いかかっていた。
「おい待て怪人!それ以上は俺が許さない!」
「はあ?あんた誰よ?」
「俺の名は染髪マン!お前を倒しに来た!」
名乗りながら状況を確認する。襲われた人は3人。5歳ぐらいの女の子とお母さんの親子連れと、大輔だ。ちょっと待てよ、大輔は茶髪だがあの親子は二人とも黒髪だ。なんでクロゾーメ軍団に狙われるんだ?
「倒しに来た?私も舐められたものね。染髪マンだかカツカツマンだか知らないけど、あんたなんかに負けないわよ!」
「いや誰がカツカツマンだよ!タダで金髪にできたから金は浮いたわ!それよりお前、なんで黒髪の人も襲ってるんだよ!」
「あら、だってこの人たちも髪の毛がパサついてたんだもの。油を足してあげないとね。ついでに破裂しちゃうかもしれないけど」
こいつ……誰彼構わず襲ってんだな。やっぱりクロゾーメ軍団はただ黒髪を求めているだけじゃない。必ず何か裏がある。
それはともかく、まずはこいつを倒さないと。
「お前みたいな外道は俺の手で倒してやる!行くぜ!」
俺はコンディショナー怪人に向かって走り出す。すると怪人は何を思ったのか、道全体にコンディショナーをぶちまけた。
何してんだ?狙いが外れたのか?と考えた次の瞬間、俺は足を取られて思いっきりすっ転んでいた。
「うわっとと!なんだよこれ!めちゃくちゃ滑るじゃんか!」
「あんたは私に近づくこともできないわ。そのコンディショナーの海で一生を終えなさい!」
くっそ、こんなとこでやられてたまるかよ。まだクロゾーメ軍団と戦い始めて少ししか経っていない。負けるわけにはいかないんだ!
「ならこれでどうだ!ライトニングスパークル!」
俺はベルトから長剣を取り出し、前回シャンプー怪人を倒した技を発動させる。
だが、俺が放った電光は怪人に行き着く前に消えてしまった。
「何!?」
「今あなた、何かした?」
余裕の態度を取ってくる怪人。なんでだ!?
いやちょっと待て、思い出したぞ。コンディショナーには静電気を抑制する効果もあったはずだ。こいつは怪人になっているから、その特性が強化されて電気そのものを受け付けないようになってるってことか!
おいおいそれじゃダメじゃんか。今の俺の力じゃ太刀打ちできない。
コンディショナーはシャンプーと同じように、燃えるゴミで出すことができる。シャンプー怪人の時はまず近づいてボトルを真っ二つにし、溢れ出した中身を牛乳パックに入れた紙で吸い取ってからライトニングスパークルで燃やした。
だがこいつの場合はまず近づくことができない。さらに、火花を発生させる以前に電気が通らない。
どうすればいい?
「さーて、人々を助けに来たヒーローも何もできないようね。この人たちが破裂するまであと3時間ってとこかしら?この人たちを破裂第一号にしてあげるわ。そしてこの国の人全員を毛穴詰まりにしてあげる!」
「ふざけやがって……!」
そんなことは絶対にさせない……と言いたいところだが、今の俺には何もできない。
今の俺には、な。この怪人は破裂まで3時間と言った。それだけ猶予があればなんとかなる!
「あっ!あんなところに奇抜な髪色の三人組が!」
俺はコンディショナー怪人の後ろを指さして大声をあげる。
「なんですって!私のコンディショナーの餌食になってもらうわ!」
怪人が振り返ると同時に、俺は逆方向へ走り出す。
「どこ!ちょっとあんた、どこに奇抜な髪色の三人組がいるのよ!ってあれ……?」
怪人は俺がいなくなったことに気づくが、もう遅い。俺は既に角を曲がり、目的地まで猛ダッシュしていた。
目指す先は、金森さんの美容室『HERO's HAIR』だ。
「金森さん!至急です!」
「あらあら、騒がしいわね。何かあったのね?」
金森さんはいつも通り落ち着いていて、飛び込んできた俺に対して慌てる様子も無い。
「大体予想は付くわ。雷と相性が悪い敵が現れたんでしょ」
「その通りです!てことで、今からカラーお願いします!」
「了解。じゃ、とりあえず変身は解いてね。何色にしたらいいのかしら?」
色は決めてある。あの怪人の弱点は……。
「ありがとうございました!じゃ、行ってきます!」
「はいはい、サクッと勝ってくるのよ」
1時間半ほど経ち、俺は美容室を飛び出した。
またしても全力疾走でさっきの場所へと戻ってくる。
被害者は……増えてるな、当たり前だけど。
何人かやられているが、特に髪をツンツンにセットしたバンドマンらしい若い男性はこっぴどくコンディショナーをかけられている。
「全く、あの染髪マンとかいうの、この私を騙しやがって……」
怪人はブツブツと一人言を言いながらせっせとコンディショナーを人々にかけ続けている。
これ以上被害者を出すわけにはいかない。
俺は再び櫛を取り出し、染めてもらった髪を一回梳かす。
「変身!染髪マン!」
出現したベルトに櫛をセットし、俺の姿が変わっていく。
変身が終わった俺の姿は今までと違う装甲に包まれている。その髪色は、真っ青になっていた。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
最強のコミュ障探索者、Sランクモンスターから美少女配信者を助けてバズりたおす~でも人前で喋るとか無理なのでコラボ配信は断固お断りします!~
尾藤みそぎ
ファンタジー
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる