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第91話 俺とリズロ君vs謎の巨大天使
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薄暗いダンジョン内の通路で顎を親指と人差指で擦りながら、一人俺は考えにふける。
「ロボットねぇ。やっぱプレイヤーがちょっかい出してんのかなぁ。イザナミどう思う?」
「あたいに聞かれても困るんじゃが」
「ヒールプレイもいいけどメリットがないんだよなぁ。遂にこの異世界でガチでPvPしなきゃならんのか。最悪殺し合いになるな」
「あたいはどうすれば良いのかの?」
「スーパーロボット同士のマシンギア戦にアジュラスⅦ式はちょっとキツイな。一旦別れよう」
「チェインジ! ヤルダバオトⅧ式!!」
アジュラスⅦ式の外格が液体状になっていき、帽子を被った鳥顔のスライムの様な姿になる。
「凄い状態だな……」
「うむ、お前様から離れた事で形が維持できなくなったからの。では、また後の」
アジュラスⅦの姿が掻き消えると全身に軽い衝撃が走り、着装完了を悟った俺はインベントリからファストトラベルの杖を取り出す。
「ゲイン様、おはようございます」
「おはよう、ネメシス。どうやらまた王都でトラブルらしい」
「王都周辺のマップを確認しました。巨大な魔力を感知、王都への推定到達時間は1時間程と思われます」
「ほーん、巨大ねぇ。俺より強いと思うか?」
「恐らくゲイン様程ではございません。ですが、この国の人間達にとっては脅威になりえます」
「とっととぶっ飛ばして終わらせるぞ。こんな児戯に付き合っている暇はないのだ」
俺は杖を地面に突き立てる。赤い魔法陣が足元に現れると同時に景色が切り替わり、王城前の門へ転移を果たした。
「き、機甲騎士ゲイン殿!?」
「おお、門番くん久しぶり! なんかまたトラブってるんだって? 入っていいかな?」
「ハッ! どうぞお入り下さい! 西の一室にて緊急会議が行われております!」
「あっそう。あとはメイドさんに聞きますわ」
俺は開かれた門を潜り、王城内に居たブラウンの髪をしたメイドを呼び止める。
「ちょっとメイドさん。緊急会議やってる部屋まで案内してほしいんですけど」
「はい? 失礼ですが貴方は?」
「俺? この国だと機甲騎士って呼ばれてるもんだけど。知名度なさすぎて泣けてくるわ。この世界まともな聞屋いねぇのかな」
「あぁ! 貴方様が!? こちらです!」
メイドさんに付いてくと、ある扉の前で足が止まった。
「こちらで緊急会議が行われております」
「ありがとう、メイドさん」
俺はメイドさんに礼を言い、そのまま扉を開けた。
会議室だろう、長方形の机が真ん中に設置され、幾つもの椅子に人がまばらに座っているのが見える。
机の中心に置かれた水色の水晶からシアターの様に映像が広がっており、室内全体を一体の巨大な白いマシンギアが映し出されていた。
頭上に金色のリングの様なものが浮かんでおり、顔面は女性の顔を模したデザインになっている。手に杖を持ち、脚部にあるスラスターで空を滑空しているようだ。
「何だ? あの天使みてぇなマシンギアは? 悪趣味なデザインしやがって」
「機甲騎士様!? 来てくださったのですね!?」
「おお! 機甲騎士殿! おいでになったか!」
俺が入ると王女が近寄ってきた。
「リズロ君から聞きました。また、大変なことになってるみたいッスね」
「また貴方様の手を煩わせる事になってしまい、申し訳なく思っております」
「流石、ゲイン殿である! ガハハハ!」
「おう、相変わらずクソ目立つ甲冑着てんな、アンドリュー。
王女様良いんスよ。ここには俺のダチ達が住んでますからね。無視なんてできませんよ。ところでリズロ君いる?」
「はい! ここに!」
「すんません。ちょっとリズロ君借りていきますねー」
俺は瞬歩でリズロ君の側に瞬間的に移動し彼を小脇に抱える。
「え?」
「あ、彼と王都の外に今から出ますけど街にトラブルあると行けないからバリア――じゃなくて、魔障防壁?
王都全域に張っときますね。外出禁止でオナシャス」
「え、え? ちょっとゲインさん!」
俺はリズロ君を小脇に抱えながら、会議室から退室しそのまま城を出る。
「お、降ろして下さい!」
俺はリズロ君を道端で降ろし、肩ポンする。
「一体何を考えてるんですか!?」
「ちょっと手伝ってもらおうかな~っと思ってさ。ほら、確かにソロでもいけるけど二人で倒したほうが早いじゃん」
「ぼ、僕にあんな得体の知れないロボットと戦えって言うんですか!?」
「何か問題でも?」
「無理ですよ! 僕には対抗手段がありません!」
「は? サイクロプスがあるじゃん」
「え?」
「ん? リズロ君が俺をヘルプに寄越したんでしょ? 自分のケツの穴は自分で拭こうよ。寄生は女にモテないぞ?」
「わ、わかりました! やってやりますよ! 僕だって一応、それなりに戦えますから!」
「良いねぇ。じゃ、あのセンスの欠片もない天使をフルボッコにしてやろう」
俺とリズロ君は足早に歩き町の外へと出る。
そして俺は無詠唱でバリアーを起動させ、王都全域が薄い紫の膜のようなもので包まれるのを確認する。
「よし、第1段階準備完了」
「き、来た! あれですよね!? あの白いの!」
リズロ君の声に釣られ前を向くと、微かに白い斑点のようなものが見えた。
「ああ、間違いない敵だ!」
俺は腿を叩きケースから赤と金の歯車を取り出し、声を張り上げる。
「ウェイクアップ! 絶対強靭ゲキリンオー!!」
「うわあああああ!! 来い! サイクロプス!!」
歯車が次々に分裂し超巨大なスーパーロボットが出来上がったのを見届けた俺はそのままジャンプし、絶対強靭ゲキリンオーの内部へ吸い込まれていく。
左右に別れたモニターを見ると青い魔法陣から、水色の肌をした単眼の巨人が顕現するのが目に入った。リズロ君は左の肩に乗っているようだ。
「まずは俺が先手を仕掛ける! ギガンティック・バスタァー!」
絶対強靭ゲキリンオーの胸部にある黄色い宝石から極太のビームを照射され、敵にぶち当たる。
「よし! モロにくらったぞ! そのまま溶けちまえ!」
「ま、まだです! ノーガードでこっちに突っ込んできます!」
「ほう、中々ぁやるじゃねぇか! これならどうだ! ダブル・ギガンティックドリル・スマッシャー・ナックル!」
敵の天使の前には金色の魔法陣が展開された。
「バリアでギガンティックバスターを防いだか。ならば!」
俺が両腕を交互に振りかぶると、絶対強靭ゲキリンオーの両手が金色のドリルに変わりバリアを粉々に砕きながら、交互に的に向かっていき着弾した。
敵の左胸部分に風穴が空き、明らかに進行速度が低下したのがわかる。
「今が勝機! リズロ君! 君が奴をぶん殴れ!」
「で、でも距離があり過ぎます!」
「大丈夫だ! 良いから飛べ! 俺が君の目の前にあいつを送ってやる! 目の前に現れたら思いっきり地上に向けてぶん殴れ!」
「わ、わかりました!」
「行くぞオラァ!!」
「ネメシス! 俺がやろうとしていることがわかるか!?」
「勿論、承知しております。あれをやる気ですね」
俺は両手がないまま背中のブースターを吹かし、天使に超音速で突っ込んでいき接敵したのを見届けると、そのまま上空に向けて膝蹴りをかました。
「サイクロン・カイゼル・クラーッシュッ!! いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!! 思いっきりぶん殴ってやれぇぇ!!!」
「グオオオオアアアアアアアアアア!!」
上空に投げ出された白い天使は遥か上空にいたサイクロプスの一撃をくらい、大地に叩きつけられ動かなくなった。
「ハァハァ、も、もう嫌。ほんと疲れるこの子」
「敵、巨大天使型マシンギアの活動停止を確認。お疲れ様でした」
この時、いつも仏頂面のネメシスが心なしか微笑んでいる様に見えた。
「やりましたね! 流石ゲインさんです! ありがとうございました!」
「あのさ、喋れたんだ。サイクロプスって……」
「あ、はい。叫び声だけですけどね。くりっとした単眼が可愛いでしょ?」
「かわ……ウ、ウン。イインジャナイ?」
「ゲイン様、巨大天使型マシンギアの内部に微かですが、生体反応を検知しました。如何致しますか?」
「マジ?」
「マジです」
俺とリズロ君は召喚した絶対強靭ゲキリンオーとサイクロプスを引っ込め、巨大天使の元へと急ぐのだった。
「ロボットねぇ。やっぱプレイヤーがちょっかい出してんのかなぁ。イザナミどう思う?」
「あたいに聞かれても困るんじゃが」
「ヒールプレイもいいけどメリットがないんだよなぁ。遂にこの異世界でガチでPvPしなきゃならんのか。最悪殺し合いになるな」
「あたいはどうすれば良いのかの?」
「スーパーロボット同士のマシンギア戦にアジュラスⅦ式はちょっとキツイな。一旦別れよう」
「チェインジ! ヤルダバオトⅧ式!!」
アジュラスⅦ式の外格が液体状になっていき、帽子を被った鳥顔のスライムの様な姿になる。
「凄い状態だな……」
「うむ、お前様から離れた事で形が維持できなくなったからの。では、また後の」
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「ゲイン様、おはようございます」
「おはよう、ネメシス。どうやらまた王都でトラブルらしい」
「王都周辺のマップを確認しました。巨大な魔力を感知、王都への推定到達時間は1時間程と思われます」
「ほーん、巨大ねぇ。俺より強いと思うか?」
「恐らくゲイン様程ではございません。ですが、この国の人間達にとっては脅威になりえます」
「とっととぶっ飛ばして終わらせるぞ。こんな児戯に付き合っている暇はないのだ」
俺は杖を地面に突き立てる。赤い魔法陣が足元に現れると同時に景色が切り替わり、王城前の門へ転移を果たした。
「き、機甲騎士ゲイン殿!?」
「おお、門番くん久しぶり! なんかまたトラブってるんだって? 入っていいかな?」
「ハッ! どうぞお入り下さい! 西の一室にて緊急会議が行われております!」
「あっそう。あとはメイドさんに聞きますわ」
俺は開かれた門を潜り、王城内に居たブラウンの髪をしたメイドを呼び止める。
「ちょっとメイドさん。緊急会議やってる部屋まで案内してほしいんですけど」
「はい? 失礼ですが貴方は?」
「俺? この国だと機甲騎士って呼ばれてるもんだけど。知名度なさすぎて泣けてくるわ。この世界まともな聞屋いねぇのかな」
「あぁ! 貴方様が!? こちらです!」
メイドさんに付いてくと、ある扉の前で足が止まった。
「こちらで緊急会議が行われております」
「ありがとう、メイドさん」
俺はメイドさんに礼を言い、そのまま扉を開けた。
会議室だろう、長方形の机が真ん中に設置され、幾つもの椅子に人がまばらに座っているのが見える。
机の中心に置かれた水色の水晶からシアターの様に映像が広がっており、室内全体を一体の巨大な白いマシンギアが映し出されていた。
頭上に金色のリングの様なものが浮かんでおり、顔面は女性の顔を模したデザインになっている。手に杖を持ち、脚部にあるスラスターで空を滑空しているようだ。
「何だ? あの天使みてぇなマシンギアは? 悪趣味なデザインしやがって」
「機甲騎士様!? 来てくださったのですね!?」
「おお! 機甲騎士殿! おいでになったか!」
俺が入ると王女が近寄ってきた。
「リズロ君から聞きました。また、大変なことになってるみたいッスね」
「また貴方様の手を煩わせる事になってしまい、申し訳なく思っております」
「流石、ゲイン殿である! ガハハハ!」
「おう、相変わらずクソ目立つ甲冑着てんな、アンドリュー。
王女様良いんスよ。ここには俺のダチ達が住んでますからね。無視なんてできませんよ。ところでリズロ君いる?」
「はい! ここに!」
「すんません。ちょっとリズロ君借りていきますねー」
俺は瞬歩でリズロ君の側に瞬間的に移動し彼を小脇に抱える。
「え?」
「あ、彼と王都の外に今から出ますけど街にトラブルあると行けないからバリア――じゃなくて、魔障防壁?
王都全域に張っときますね。外出禁止でオナシャス」
「え、え? ちょっとゲインさん!」
俺はリズロ君を小脇に抱えながら、会議室から退室しそのまま城を出る。
「お、降ろして下さい!」
俺はリズロ君を道端で降ろし、肩ポンする。
「一体何を考えてるんですか!?」
「ちょっと手伝ってもらおうかな~っと思ってさ。ほら、確かにソロでもいけるけど二人で倒したほうが早いじゃん」
「ぼ、僕にあんな得体の知れないロボットと戦えって言うんですか!?」
「何か問題でも?」
「無理ですよ! 僕には対抗手段がありません!」
「は? サイクロプスがあるじゃん」
「え?」
「ん? リズロ君が俺をヘルプに寄越したんでしょ? 自分のケツの穴は自分で拭こうよ。寄生は女にモテないぞ?」
「わ、わかりました! やってやりますよ! 僕だって一応、それなりに戦えますから!」
「良いねぇ。じゃ、あのセンスの欠片もない天使をフルボッコにしてやろう」
俺とリズロ君は足早に歩き町の外へと出る。
そして俺は無詠唱でバリアーを起動させ、王都全域が薄い紫の膜のようなもので包まれるのを確認する。
「よし、第1段階準備完了」
「き、来た! あれですよね!? あの白いの!」
リズロ君の声に釣られ前を向くと、微かに白い斑点のようなものが見えた。
「ああ、間違いない敵だ!」
俺は腿を叩きケースから赤と金の歯車を取り出し、声を張り上げる。
「ウェイクアップ! 絶対強靭ゲキリンオー!!」
「うわあああああ!! 来い! サイクロプス!!」
歯車が次々に分裂し超巨大なスーパーロボットが出来上がったのを見届けた俺はそのままジャンプし、絶対強靭ゲキリンオーの内部へ吸い込まれていく。
左右に別れたモニターを見ると青い魔法陣から、水色の肌をした単眼の巨人が顕現するのが目に入った。リズロ君は左の肩に乗っているようだ。
「まずは俺が先手を仕掛ける! ギガンティック・バスタァー!」
絶対強靭ゲキリンオーの胸部にある黄色い宝石から極太のビームを照射され、敵にぶち当たる。
「よし! モロにくらったぞ! そのまま溶けちまえ!」
「ま、まだです! ノーガードでこっちに突っ込んできます!」
「ほう、中々ぁやるじゃねぇか! これならどうだ! ダブル・ギガンティックドリル・スマッシャー・ナックル!」
敵の天使の前には金色の魔法陣が展開された。
「バリアでギガンティックバスターを防いだか。ならば!」
俺が両腕を交互に振りかぶると、絶対強靭ゲキリンオーの両手が金色のドリルに変わりバリアを粉々に砕きながら、交互に的に向かっていき着弾した。
敵の左胸部分に風穴が空き、明らかに進行速度が低下したのがわかる。
「今が勝機! リズロ君! 君が奴をぶん殴れ!」
「で、でも距離があり過ぎます!」
「大丈夫だ! 良いから飛べ! 俺が君の目の前にあいつを送ってやる! 目の前に現れたら思いっきり地上に向けてぶん殴れ!」
「わ、わかりました!」
「行くぞオラァ!!」
「ネメシス! 俺がやろうとしていることがわかるか!?」
「勿論、承知しております。あれをやる気ですね」
俺は両手がないまま背中のブースターを吹かし、天使に超音速で突っ込んでいき接敵したのを見届けると、そのまま上空に向けて膝蹴りをかました。
「サイクロン・カイゼル・クラーッシュッ!! いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!! 思いっきりぶん殴ってやれぇぇ!!!」
「グオオオオアアアアアアアアアア!!」
上空に投げ出された白い天使は遥か上空にいたサイクロプスの一撃をくらい、大地に叩きつけられ動かなくなった。
「ハァハァ、も、もう嫌。ほんと疲れるこの子」
「敵、巨大天使型マシンギアの活動停止を確認。お疲れ様でした」
この時、いつも仏頂面のネメシスが心なしか微笑んでいる様に見えた。
「やりましたね! 流石ゲインさんです! ありがとうございました!」
「あのさ、喋れたんだ。サイクロプスって……」
「あ、はい。叫び声だけですけどね。くりっとした単眼が可愛いでしょ?」
「かわ……ウ、ウン。イインジャナイ?」
「ゲイン様、巨大天使型マシンギアの内部に微かですが、生体反応を検知しました。如何致しますか?」
「マジ?」
「マジです」
俺とリズロ君は召喚した絶対強靭ゲキリンオーとサイクロプスを引っ込め、巨大天使の元へと急ぐのだった。
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