美容魔法で美の女神になる

麗月

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第3章 美容相談所オープン

朝食をとってから~ギルド行こうかな

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 翌朝、私はホテル自慢の朝餉に舌鼓をうったあと、軽くシャワーで汗を流してから冒険者ギルドへと向かった。

 お店を始めたらなかなか冒険も出来ないだろうし、それより前に少しでも街の外のことも知っておきたい。

 ここ数日過ごした感じからすると、街の規模は中規模以上で、比較的安全な場所にあり、冒険者の活躍もありモンスターによる被害もそこまでないように思える。

 ギルドでの依頼もこなしておかないと、登録を抹消されるらしいけど。あまり『あの人』に逢いたくないからギルド長室には行かないでおこう。暴走されたら嫌だし。

 さ、とりあえず冒険者ギルドに行きましょう。

「ハクー?冒険者ギルドに行くわよー」

『はーい。レイコ様!モンスターと戦う依頼受けようよー!』

「うーん。それは依頼を見てからかなー」

 あんまり、強そうなモンスターは怖いし。いくら、私が強くなったとはいえ。どれだけの敵となら渡り合えるかも理解できてないしね。

『えーつまんなーい』

「いいのがあれば、受けてみるからとりあえず行きましょう」

『はーい』

 部屋を出ようとする私の足元に寄ってきてお座りをするハクを一撫でしてから私たちは部屋を出た。

 受付でギルドに行くことを伝えると、お気をつけてとの声をかけられた。あと、お弁当もくれたわ!ホスピタリティ。

 さ、そんなこんなで冒険者ギルドに到着。

 アイリーンさんは休憩中なのか見当たらないが、他の可愛い系の受付嬢さんがいるのでクエストの受付自体は出来るはず。

 依頼ボードを見に行こう。

 現在私はランク3なので、シルバーの縁取りをした依頼ボードのところを見るのね。

 うーん、さすがにランク3になると討伐依頼か、森の奥地の危険な地域での採集クエストが多いようだ。しかも、パーティー推奨の依頼がほとんど。

 別にソロにこだわる訳じゃないけど、知らない人と組むのは嫌だな。

 1人でも出来そうな依頼はこれかな。
一応パーティー推奨だけど、私にはハクもいるし。

 依頼内容は
『モンスターの集落に関する調査』
 依頼主は冒険者ギルド。
 ハピナ森の奥地にて、オークの集団が発見された。恐らく集落を作り繁殖しつつある模様。この度の調査では、集落の規模やオークの特殊固体や上位固体存在の有無の確認。小規模程度の集落なら、その場で殲滅をすること。中規模~大規模集落が確認された場合、直ちにギルドにて緊急依頼を発令する必要があるため、即刻引き返し、ギルドに報告をすること。

 報酬金貨3枚。別途討伐報酬、危険手当て報酬有り。

 これにしよう。
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