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翌日、俺は学園長に呼び出された。どうやら用事があるらしいのだが……一体何だろうか?
「アベル君、君に頼みがあるんだが……」
「なんでしょうか?」
「実は、とあるダンジョンに行って欲しいんだよ」
学園長がそう言うと、俺は首を傾げた。
「どうして俺が行かないといけないんですか?」
「それはだな……」
学園長から話を聞くと。どうやら最近発見された新たなダンジョンがあるらしい。だがそこには強力な魔物が出現していて、冒険者たちでは対処できないというのだ。そこで学園の生徒を鍛えるために俺に討伐を依頼したいということだった……まあ俺としては断る理由もないし引き受けることにしたのだった……
「頑張りましょうね。アベル様」
「ええ、必ずアベル様の役に立てるよう頑張ります!」
リリアナとリーゼロッテは気合い十分のようだ。俺も気を引き締めていくことにしよう……
「ここがそのダンジョンですか……」
リリアナが呟く。目の前には大きな洞窟があった。俺たちはここに入って調査をしなければならないようだ。
「では行きましょう」
俺が先導して中に入ると、早速魔物が現れた。どうやらリザードマンのようだ……だが普通のリザードマンよりかなり強そうな印象を受ける。俺は技能を使い一気に距離を詰めると、一撃で首をはね飛ばした。
「流石です! アベル様!」
リーゼロッテが絶賛してくれる。リリアナも羨望の眼差しを向けていた……なんだかくすぐったい気持ちになるな……そんなことを思いながら先に進んでいくと、今度はオーガが現れた。どうやらこのダンジョンは通常のダンジョンよりも強い魔物が集まっているようだった。
「『次元斬』」
俺は技能を使い一撃で倒す。
「凄いですわ! アベル様!」
「惚れ惚れします!」
それから俺たちは次々と出てくる魔物を蹴散らしながら進んでいった。
「どうやらこのダンジョンはボス戦まで一直線みたいですね……」
「そのようですね」
「油断せずにいきましょう!」
俺たちは気合を入れ直すと、さらに奥へと進んでいった……そしてついに最奥と思われる場所に到着した。そこには禍々しい気を放つ大きな扉があった。おそらくこの先がボスの間なのだろう……俺は剣を抜くとゆっくりと扉を開けたのだった……
「グォオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」
部屋に入った瞬間、巨大な咆哮が響く。そこには無数の首を持つ竜がいた。
「あれはヒュドラ、再生能力を持つ厄介な相手です」
次の瞬間、ヒュドラは細切れになった。
「な、何が起こったんですの?」
「え? 10万回くらい斬っただけだが?」
俺は首をひねりながら答える。するとリリアナとリーゼロッテは唖然とした表情を浮かべていた。
「流石ですわ! アベル様!」
「最強すぎます!」
『我が下僕を一撃で倒すとは……』
突然、耳障りな声が頭の中に響いてきた。
「誰だ?」
『我が名は邪神イシュタル……この世界に破壊と混沌をもたらすもの……』
地中から無数の黒い触手が絡まった怪物が現れた。
「こいつが邪神か……」
『我は死と再生を司るもの……地上の生命をすべて滅ぼすのが我が使命……』
邪神は不気味な声で言う。
「させるわけにはいきません!」
リリアナとリーゼロッテが武器を構えて叫ぶ。
『我に歯向かおうというのか……愚か者どもめ……』
邪神の体から無数の触手が飛び出し、俺たちに向かって伸びてきた。
「俺がいることを忘れていないか?」
俺は一瞬で触手を切り裂いた。そしてそのまま剣で邪神を切り裂く……が、まるで手応えがない。まるで空を切ったかのような感じだ……
『無駄だ……我は死と再生を司る邪神……この身はいかなる攻撃も受け付けぬ……』
邪神は無数の触手を振り回し、俺に襲い掛かってきた。俺はそれを全てかわすと、一気に距離を詰めて剣を振るう……が、やはりダメージを与えられないようだ。
(くっ……埒が明かないな……)
俺は一旦距離を取ると、邪神を睨みつける。すると邪神はニヤリと笑い口を開いた。
『我を倒す術などないのだ……』
「どうかな?」
俺は剣を空高く掲げると、弧を描き叫ぶ。
「【神鎧召喚】!」
その言葉と同時に、空中の魔法陣から白金の鎧が現れた。それは俺を包み込むと、眩い輝きを放ち始める……
「なに?」
リリアナが驚きの声を上げる。無理もない……この技は学園に入学する前に手に入れたものだ。俺の体を神聖な魔力が包み込む……そして光が弾けた次の瞬間、俺は白銀の鎧に包まれていたのだった……
「な、なんだその姿は!?」
『これぞ神の鎧【光神の鎧】だ!』
神の鎧を纏ったことにより、今の俺は神を殺せる力を手に入れている。俺は一気に踏み込むと、邪神に剣を振り抜いた……
『グォオオオッ!? 再生できぬ!?』
邪神は悲鳴をあげて後ずさる。
(いけるぞ!)
『こ、この力は何だ……貴様は一体何者なのだ!?』
邪神が恐怖に満ちた声で叫ぶ。だが答える義理はないな……俺は無言で剣を構えると再び距離を詰めた。そして連続で斬撃を叩き込む。その度に邪神の体は切り刻まれていった……
『く、くそおぉおおお! 我は死と再生を司る邪神なるぞ!』
邪神は最後のあがきとばかりに口から極太の光線を放った。俺は聖剣を両手で構えて、天に掲げる。
「【破邪神光剣】!」
ズバァアアアアアアアアアアアアン!
天まで届く光の剣はレーザーごと邪神の体を両断し、さらにダンジョンすらも消し飛ばしていく。そしてそこには何もなくなったのだった……
「ふぅ……」
俺は息を吐くと、光の鎧を解除した。するとリリアナとリーゼロッテが駆け寄ってきた。
「流石ですわ! アベル様!」
「やはりアベル様は最強です!」
二人が抱きついてくる……柔らかい感触が伝わってきた。なんだかいい気分だな……
「でもここまで来ると、ちょっと引きますわね……」
「何をおっしゃいますの。アベル様ならこのくらい造作もありませんわ!」
二人は楽しそうに話している。俺はそんな二人を見つめながら笑みを浮かべたのだった……
「アベル君、君に頼みがあるんだが……」
「なんでしょうか?」
「実は、とあるダンジョンに行って欲しいんだよ」
学園長がそう言うと、俺は首を傾げた。
「どうして俺が行かないといけないんですか?」
「それはだな……」
学園長から話を聞くと。どうやら最近発見された新たなダンジョンがあるらしい。だがそこには強力な魔物が出現していて、冒険者たちでは対処できないというのだ。そこで学園の生徒を鍛えるために俺に討伐を依頼したいということだった……まあ俺としては断る理由もないし引き受けることにしたのだった……
「頑張りましょうね。アベル様」
「ええ、必ずアベル様の役に立てるよう頑張ります!」
リリアナとリーゼロッテは気合い十分のようだ。俺も気を引き締めていくことにしよう……
「ここがそのダンジョンですか……」
リリアナが呟く。目の前には大きな洞窟があった。俺たちはここに入って調査をしなければならないようだ。
「では行きましょう」
俺が先導して中に入ると、早速魔物が現れた。どうやらリザードマンのようだ……だが普通のリザードマンよりかなり強そうな印象を受ける。俺は技能を使い一気に距離を詰めると、一撃で首をはね飛ばした。
「流石です! アベル様!」
リーゼロッテが絶賛してくれる。リリアナも羨望の眼差しを向けていた……なんだかくすぐったい気持ちになるな……そんなことを思いながら先に進んでいくと、今度はオーガが現れた。どうやらこのダンジョンは通常のダンジョンよりも強い魔物が集まっているようだった。
「『次元斬』」
俺は技能を使い一撃で倒す。
「凄いですわ! アベル様!」
「惚れ惚れします!」
それから俺たちは次々と出てくる魔物を蹴散らしながら進んでいった。
「どうやらこのダンジョンはボス戦まで一直線みたいですね……」
「そのようですね」
「油断せずにいきましょう!」
俺たちは気合を入れ直すと、さらに奥へと進んでいった……そしてついに最奥と思われる場所に到着した。そこには禍々しい気を放つ大きな扉があった。おそらくこの先がボスの間なのだろう……俺は剣を抜くとゆっくりと扉を開けたのだった……
「グォオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」
部屋に入った瞬間、巨大な咆哮が響く。そこには無数の首を持つ竜がいた。
「あれはヒュドラ、再生能力を持つ厄介な相手です」
次の瞬間、ヒュドラは細切れになった。
「な、何が起こったんですの?」
「え? 10万回くらい斬っただけだが?」
俺は首をひねりながら答える。するとリリアナとリーゼロッテは唖然とした表情を浮かべていた。
「流石ですわ! アベル様!」
「最強すぎます!」
『我が下僕を一撃で倒すとは……』
突然、耳障りな声が頭の中に響いてきた。
「誰だ?」
『我が名は邪神イシュタル……この世界に破壊と混沌をもたらすもの……』
地中から無数の黒い触手が絡まった怪物が現れた。
「こいつが邪神か……」
『我は死と再生を司るもの……地上の生命をすべて滅ぼすのが我が使命……』
邪神は不気味な声で言う。
「させるわけにはいきません!」
リリアナとリーゼロッテが武器を構えて叫ぶ。
『我に歯向かおうというのか……愚か者どもめ……』
邪神の体から無数の触手が飛び出し、俺たちに向かって伸びてきた。
「俺がいることを忘れていないか?」
俺は一瞬で触手を切り裂いた。そしてそのまま剣で邪神を切り裂く……が、まるで手応えがない。まるで空を切ったかのような感じだ……
『無駄だ……我は死と再生を司る邪神……この身はいかなる攻撃も受け付けぬ……』
邪神は無数の触手を振り回し、俺に襲い掛かってきた。俺はそれを全てかわすと、一気に距離を詰めて剣を振るう……が、やはりダメージを与えられないようだ。
(くっ……埒が明かないな……)
俺は一旦距離を取ると、邪神を睨みつける。すると邪神はニヤリと笑い口を開いた。
『我を倒す術などないのだ……』
「どうかな?」
俺は剣を空高く掲げると、弧を描き叫ぶ。
「【神鎧召喚】!」
その言葉と同時に、空中の魔法陣から白金の鎧が現れた。それは俺を包み込むと、眩い輝きを放ち始める……
「なに?」
リリアナが驚きの声を上げる。無理もない……この技は学園に入学する前に手に入れたものだ。俺の体を神聖な魔力が包み込む……そして光が弾けた次の瞬間、俺は白銀の鎧に包まれていたのだった……
「な、なんだその姿は!?」
『これぞ神の鎧【光神の鎧】だ!』
神の鎧を纏ったことにより、今の俺は神を殺せる力を手に入れている。俺は一気に踏み込むと、邪神に剣を振り抜いた……
『グォオオオッ!? 再生できぬ!?』
邪神は悲鳴をあげて後ずさる。
(いけるぞ!)
『こ、この力は何だ……貴様は一体何者なのだ!?』
邪神が恐怖に満ちた声で叫ぶ。だが答える義理はないな……俺は無言で剣を構えると再び距離を詰めた。そして連続で斬撃を叩き込む。その度に邪神の体は切り刻まれていった……
『く、くそおぉおおお! 我は死と再生を司る邪神なるぞ!』
邪神は最後のあがきとばかりに口から極太の光線を放った。俺は聖剣を両手で構えて、天に掲げる。
「【破邪神光剣】!」
ズバァアアアアアアアアアアアアン!
天まで届く光の剣はレーザーごと邪神の体を両断し、さらにダンジョンすらも消し飛ばしていく。そしてそこには何もなくなったのだった……
「ふぅ……」
俺は息を吐くと、光の鎧を解除した。するとリリアナとリーゼロッテが駆け寄ってきた。
「流石ですわ! アベル様!」
「やはりアベル様は最強です!」
二人が抱きついてくる……柔らかい感触が伝わってきた。なんだかいい気分だな……
「でもここまで来ると、ちょっと引きますわね……」
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