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第七幕 転生歌姫と王都大祭
第七幕 42 『武神杯〜決勝 極致』
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次が最後の一撃。
体力は既に限界、左腕も使えない。
舞台を降りれば体力も怪我も回復するけど、戦いの間は疲労も蓄積されるし、怪我をすればその影響はしっかりと現れる。
はっきり言って、絶体絶命のピンチである。
だが…不思議なくらい落ち着いている。
凪いだ水面のごとく。
思考は澄んだ水のようにクリアである。
これまで繰り広げられた極限の戦いによって、私の感覚も極限まで研ぎ澄まされた。
今なら…到れるかもしれない。
それは、生前の【俺】がついぞ体得するに至らなかった奥義の中の奥義。
いや、【俺】だけではない。
開祖以来で体得できたのは僅かに数名程度だったと聞いている。
そこに到る道筋も一つではなく、人によって異なる。
自分自身の力で掴み取らなければならないのだ。
きっと、極限の戦いの中でのみ見い出せる…そういう類のものなんだろう。
今の私のように。
一切の雑念を削ぎ落とす。
一切の無駄を削ぎ落とす。
そして剣を振る。
ただ、それだけ。
あらゆるものを削ぎ落として残ったものこそ理想の一撃。
この奥義に名前はない。
何故なら、これは特定の型や技法を指し示すものではなく、謂わば流派における基本の教え、理念を極致まで突き詰めたものだからだ。
会場の喧騒が聞こえなくなった。
耳に入ってくるのは相手の息遣いや舞台を踏みしめる音、刃が空気を切り裂く音だけ。
僅かな空気の流れを肌で感じる。
視覚もティダ兄以外のものは目に入っていても意識の外に追いやる。
五感の情報のうち必要なもののみ取捨選択。
それとは逆に、頭の天辺から足の爪先まで神経を張り巡らせ意識を集中する。
身体中の血の巡りと筋肉の収縮を感じる。
剣を振る…ただそれだけの為の最小限の、それでいて最大最速の力を発揮するために必要な動き。
それはこれまでの鍛錬や戦いの経験によって身体が覚えているはず。
時間の感覚が引き伸ばされてスローモーションのように感じた。
ティダ兄が鋭く空気を吸い込んで脚に力を込めるのが分かった。
来る。
そして地面を蹴って、一息に私の懐に飛び込んで、腕は既に剣を振るう動きに入っている。
左の剣は首。
右の剣は袈裟斬り。
左右から挟み込むように振るわれる剣筋を予測する。
このままここに居ては先に剣を届かせるのは不可能。
そう判断して、私は最速の『閃疾歩』でティダ兄に先んじて踏み込む事を選択。
それも、これまで使ったものより極限まで研ぎ澄まされたもの。
袈裟斬りの剣が振り下ろされる前に、ティダ兄の横を通り抜ける。
その刹那にティダ兄が驚愕の表情を浮かべたのが見えた。
そして、私の剣とティダ兄の胴の間に、ピン、と張り詰めた一本の糸を幻視する。
その糸に引っ張られるように、ごく自然に、何の気負いもなく振るわれる。
そしてそれは、すっ、と…僅かな手応えを残して胴に吸い込まれた。
そこで…私の意識は白く塗りつぶされるのだった。
…
……ティア…
………カティア…
ん?
あれ?
私は一体…
「おい、カティア!」
「うわっ!?な、何っ!?」
突然揺さぶられながら大声で声をかけられて、一気に覚醒する。
え~と?
ああ…そうか。
今は決勝の舞台の上だったか。
あれ?
…どうなったんだ?
「大丈夫か?」
「…え~と、どうなったの?」
「…覚えてないのか」
「う、うん…何か、最後に剣を振ったのは何となく覚えてるんだけど…そこからはさっぱり」
正に忘我の境地だったのだろう。
最後の一振りのあとの記憶がないが、今この場に立っていると言うことは…
「見事な一撃だった。まさかあのようなものを隠してたとはな」
「隠してたわけじゃないよ。この試合の中で掴み取ったんだ」
「…確かに、極限の状況で見出せる事もあるな」
「うん。ティダ兄が強いから…何とか食らいつこうとしてね」
「そうか。大したものだ」
「えへへ~」
『カティア選手の勝利です!…ですが、正直最後の攻防はさっぱり分かりませんでした。あ、いえ、徹頭徹尾分かりませんでしたけど…ダードレイさん、解説をお願いします!』
『ティダの攻撃が届くより先にカティアが通り抜けざまの薙ぎ払いを決めた』
『…え~と、それだけですか?』
『それだけだ。だが、あれは剣の極み、目指すべき頂きの一つだ。まさかカティアがそれを体現するとはな…』
『極み…そんな凄い技を隠していたのですね!』
『いや、あれはこの試合の中で会得したんだと思うぞ。あいつは相手の力量に合わせることはあっても、出し惜しみするヤツじゃねえからな。あれが最初から使えるなら…左腕を斬られる前に使ってたはずだ』
『…あれが最初から使えたなら、俺との戦いもあんなに拮抗しなかったかもな』
『それはそうかもしれんが、一概には何とも言えねえな』
『あの若さで…恐るべき才能だ』
『才能か…確かにそれもあるが、それだけで到れる極致じゃねえ。鍛錬や経験…それ以上に最後まで勝負を諦めねえ強固な意思があってこそだろう』
『なるほど…最後まで諦めない心が勝利を掴んだ…素晴らしいですね!!』
いや~、そんなに褒めなくても…
照れるぜ!
でも、実際に相手がティダ兄だからこそ体得できたのだ。
強い相手という事ならディザール様の方がそうなんだけど…レベルが違いすぎたので、ある程度実力が拮抗しなければならなかったんだろう。
とにかく、成長できたのが何よりも嬉しい。
いつでもあんな一撃を放てるとは思えないけど…感覚は掴めたと思う。
ーーーー 貴賓席 ーーーー
「ユリウス、嬉しそうね?」
「ん?ああ、そりゃあな」
「ふふ…昔の顔になっているわね」
「そうか?…いや、久しぶりに楽しめそうだからな」
そう言って獰猛な笑みを浮かべるユリウス。
それを見た王妃カーシャはやや引きながら言う。
「…娘に向ける顔じゃないわね」
「相対すれば親子の情を持ち込むことはしない。それは多分カティアも同じだと思うがな」
「おとうさま、おかあさま、なんの話をされてるのです?おねえさまがゆうしょうで、もうおわったのではないですか?」
「ん?…ああ、まあ楽しみにしてなさい」
「?」
「では行ってくる」
「いってらっしゃい。でも、私はカティアの応援をしますからね?」
そう王妃に言われた国王陛下は、それはそれは情けない顔をして貴賓席を出ていくのだった。
ーーーーーーーー
『さあ、今年の武神杯大闘技会の覇者はカティア選手に決まりましたが…』
勝利の余韻もそこそこに、司会のお姉さんが続くイベントの話をする。
いよいよだ。
私がこの大会にエントリーしたのは、純粋に強者と戦いたかったと言う他にも理由がある。
それは…
『今年の覇者であるカティア選手は、ディフェンディングチャンピオンへの挑戦資格があります!』
そう。
あの人と戦ってみたいが故に参加したのだ。
それこそが正真正銘、最後の戦いだ。
体力は既に限界、左腕も使えない。
舞台を降りれば体力も怪我も回復するけど、戦いの間は疲労も蓄積されるし、怪我をすればその影響はしっかりと現れる。
はっきり言って、絶体絶命のピンチである。
だが…不思議なくらい落ち着いている。
凪いだ水面のごとく。
思考は澄んだ水のようにクリアである。
これまで繰り広げられた極限の戦いによって、私の感覚も極限まで研ぎ澄まされた。
今なら…到れるかもしれない。
それは、生前の【俺】がついぞ体得するに至らなかった奥義の中の奥義。
いや、【俺】だけではない。
開祖以来で体得できたのは僅かに数名程度だったと聞いている。
そこに到る道筋も一つではなく、人によって異なる。
自分自身の力で掴み取らなければならないのだ。
きっと、極限の戦いの中でのみ見い出せる…そういう類のものなんだろう。
今の私のように。
一切の雑念を削ぎ落とす。
一切の無駄を削ぎ落とす。
そして剣を振る。
ただ、それだけ。
あらゆるものを削ぎ落として残ったものこそ理想の一撃。
この奥義に名前はない。
何故なら、これは特定の型や技法を指し示すものではなく、謂わば流派における基本の教え、理念を極致まで突き詰めたものだからだ。
会場の喧騒が聞こえなくなった。
耳に入ってくるのは相手の息遣いや舞台を踏みしめる音、刃が空気を切り裂く音だけ。
僅かな空気の流れを肌で感じる。
視覚もティダ兄以外のものは目に入っていても意識の外に追いやる。
五感の情報のうち必要なもののみ取捨選択。
それとは逆に、頭の天辺から足の爪先まで神経を張り巡らせ意識を集中する。
身体中の血の巡りと筋肉の収縮を感じる。
剣を振る…ただそれだけの為の最小限の、それでいて最大最速の力を発揮するために必要な動き。
それはこれまでの鍛錬や戦いの経験によって身体が覚えているはず。
時間の感覚が引き伸ばされてスローモーションのように感じた。
ティダ兄が鋭く空気を吸い込んで脚に力を込めるのが分かった。
来る。
そして地面を蹴って、一息に私の懐に飛び込んで、腕は既に剣を振るう動きに入っている。
左の剣は首。
右の剣は袈裟斬り。
左右から挟み込むように振るわれる剣筋を予測する。
このままここに居ては先に剣を届かせるのは不可能。
そう判断して、私は最速の『閃疾歩』でティダ兄に先んじて踏み込む事を選択。
それも、これまで使ったものより極限まで研ぎ澄まされたもの。
袈裟斬りの剣が振り下ろされる前に、ティダ兄の横を通り抜ける。
その刹那にティダ兄が驚愕の表情を浮かべたのが見えた。
そして、私の剣とティダ兄の胴の間に、ピン、と張り詰めた一本の糸を幻視する。
その糸に引っ張られるように、ごく自然に、何の気負いもなく振るわれる。
そしてそれは、すっ、と…僅かな手応えを残して胴に吸い込まれた。
そこで…私の意識は白く塗りつぶされるのだった。
…
……ティア…
………カティア…
ん?
あれ?
私は一体…
「おい、カティア!」
「うわっ!?な、何っ!?」
突然揺さぶられながら大声で声をかけられて、一気に覚醒する。
え~と?
ああ…そうか。
今は決勝の舞台の上だったか。
あれ?
…どうなったんだ?
「大丈夫か?」
「…え~と、どうなったの?」
「…覚えてないのか」
「う、うん…何か、最後に剣を振ったのは何となく覚えてるんだけど…そこからはさっぱり」
正に忘我の境地だったのだろう。
最後の一振りのあとの記憶がないが、今この場に立っていると言うことは…
「見事な一撃だった。まさかあのようなものを隠してたとはな」
「隠してたわけじゃないよ。この試合の中で掴み取ったんだ」
「…確かに、極限の状況で見出せる事もあるな」
「うん。ティダ兄が強いから…何とか食らいつこうとしてね」
「そうか。大したものだ」
「えへへ~」
『カティア選手の勝利です!…ですが、正直最後の攻防はさっぱり分かりませんでした。あ、いえ、徹頭徹尾分かりませんでしたけど…ダードレイさん、解説をお願いします!』
『ティダの攻撃が届くより先にカティアが通り抜けざまの薙ぎ払いを決めた』
『…え~と、それだけですか?』
『それだけだ。だが、あれは剣の極み、目指すべき頂きの一つだ。まさかカティアがそれを体現するとはな…』
『極み…そんな凄い技を隠していたのですね!』
『いや、あれはこの試合の中で会得したんだと思うぞ。あいつは相手の力量に合わせることはあっても、出し惜しみするヤツじゃねえからな。あれが最初から使えるなら…左腕を斬られる前に使ってたはずだ』
『…あれが最初から使えたなら、俺との戦いもあんなに拮抗しなかったかもな』
『それはそうかもしれんが、一概には何とも言えねえな』
『あの若さで…恐るべき才能だ』
『才能か…確かにそれもあるが、それだけで到れる極致じゃねえ。鍛錬や経験…それ以上に最後まで勝負を諦めねえ強固な意思があってこそだろう』
『なるほど…最後まで諦めない心が勝利を掴んだ…素晴らしいですね!!』
いや~、そんなに褒めなくても…
照れるぜ!
でも、実際に相手がティダ兄だからこそ体得できたのだ。
強い相手という事ならディザール様の方がそうなんだけど…レベルが違いすぎたので、ある程度実力が拮抗しなければならなかったんだろう。
とにかく、成長できたのが何よりも嬉しい。
いつでもあんな一撃を放てるとは思えないけど…感覚は掴めたと思う。
ーーーー 貴賓席 ーーーー
「ユリウス、嬉しそうね?」
「ん?ああ、そりゃあな」
「ふふ…昔の顔になっているわね」
「そうか?…いや、久しぶりに楽しめそうだからな」
そう言って獰猛な笑みを浮かべるユリウス。
それを見た王妃カーシャはやや引きながら言う。
「…娘に向ける顔じゃないわね」
「相対すれば親子の情を持ち込むことはしない。それは多分カティアも同じだと思うがな」
「おとうさま、おかあさま、なんの話をされてるのです?おねえさまがゆうしょうで、もうおわったのではないですか?」
「ん?…ああ、まあ楽しみにしてなさい」
「?」
「では行ってくる」
「いってらっしゃい。でも、私はカティアの応援をしますからね?」
そう王妃に言われた国王陛下は、それはそれは情けない顔をして貴賓席を出ていくのだった。
ーーーーーーーー
『さあ、今年の武神杯大闘技会の覇者はカティア選手に決まりましたが…』
勝利の余韻もそこそこに、司会のお姉さんが続くイベントの話をする。
いよいよだ。
私がこの大会にエントリーしたのは、純粋に強者と戦いたかったと言う他にも理由がある。
それは…
『今年の覇者であるカティア選手は、ディフェンディングチャンピオンへの挑戦資格があります!』
そう。
あの人と戦ってみたいが故に参加したのだ。
それこそが正真正銘、最後の戦いだ。
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