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162.◆~ディオスEND~1
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*124.私の好きな人 の続きからのお話です。
ーーーーーーーーーーーーーー・・・
《ディオスside》
「んっ……ハァ…ハァ……ディオス…」
「ふっ…薔薇が咲いたみたい。ミュラ…愛してる」
ベッドの上で頬をピンクに染めるミュラは、満開の薔薇の様で愛らしさと色気がある。
16歳の誕生日パーティー後、ミュラは周りから距離を取るようになった。
ハグやチークキスも拒むようになり、ついに求婚していた者全員に断りの意向を伝えたのが昨日のこと。
勿論、俺にも断りの手紙が届けられた。
まぁ、誰も諦めるなんて選択はしないだろうから意味は無いんだけど。
今日ミュラを街で見つけたのは運が良かった。
ハイドの護衛を断ったのか、侍女のサーラと二人で買い物をしていた所に遭遇したのだ。
おかげでミュラを拐い、こうして隠れ家に連れて来れたという訳だ。
2年前はアレス王子に邪魔されてしまったけれど、同じ轍は踏まない。
いつか来るチャンスの為に、この隠れ家には何重にもシールドを張り巡らした。そう簡単には侵入させないさ。
「ディ…オス……待って……」
ベッドの上で組み敷かれたミュラは、羽をもぎ取られ地に落ちてきた天使の様で…背徳感から更に高揚してしまう。
口内を舌でかき回しながら、ショーツに手をさし入れるとすでに濡れ、指を動かす度にピチャピチャと音がする。
「可愛いね、こんなに濡らして…」
「んっ、やぁ……」
「ミュラはどこが一番感じる?」
クリトリスを指で擦りあげるように動かせば、ミュラはピクピクと腰を揺らし息を荒くする。
「ひゃぁっ……あ、待って…ディオス……いきなりこんなこと……っあぁ…」
「いきなりじゃないよ。ずっとこうしたかった…。ミュラは俺が嫌い?」
「……っ…きらいなんかじゃ……でも…解らないのっ…」
ミュラのブルートパーズの瞳には涙がみるみる溜まる。
「解らない?」
目蓋に優しくキスをしてゆっくり問いかける。
「みんなの想いも…わたしの気持ちも…本物なのか解らない……。それにっ……んんっ?!」
キスで言葉を遮り「シーッ」と囁く。
「じゃあ、全部俺のせいにして…?ミュラは何も考えず身を任せて。悪いのは俺、ミュラは襲われただけ。ね?」
「…ディオス……」
「愛してる、ミュラ……」
例え俺の事を嫌いで、今日の事を恨んだとしても、ミュラが俺に感情を向けてくれただけで嬉しいと思ってしまうんだ。
ミュラから貰える感情なら、どんなものだって嬉しい。
それが憎悪だって…
何も感情を向けられないよりは何倍も嬉しい。
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《ディオスside》
「んっ……ハァ…ハァ……ディオス…」
「ふっ…薔薇が咲いたみたい。ミュラ…愛してる」
ベッドの上で頬をピンクに染めるミュラは、満開の薔薇の様で愛らしさと色気がある。
16歳の誕生日パーティー後、ミュラは周りから距離を取るようになった。
ハグやチークキスも拒むようになり、ついに求婚していた者全員に断りの意向を伝えたのが昨日のこと。
勿論、俺にも断りの手紙が届けられた。
まぁ、誰も諦めるなんて選択はしないだろうから意味は無いんだけど。
今日ミュラを街で見つけたのは運が良かった。
ハイドの護衛を断ったのか、侍女のサーラと二人で買い物をしていた所に遭遇したのだ。
おかげでミュラを拐い、こうして隠れ家に連れて来れたという訳だ。
2年前はアレス王子に邪魔されてしまったけれど、同じ轍は踏まない。
いつか来るチャンスの為に、この隠れ家には何重にもシールドを張り巡らした。そう簡単には侵入させないさ。
「ディ…オス……待って……」
ベッドの上で組み敷かれたミュラは、羽をもぎ取られ地に落ちてきた天使の様で…背徳感から更に高揚してしまう。
口内を舌でかき回しながら、ショーツに手をさし入れるとすでに濡れ、指を動かす度にピチャピチャと音がする。
「可愛いね、こんなに濡らして…」
「んっ、やぁ……」
「ミュラはどこが一番感じる?」
クリトリスを指で擦りあげるように動かせば、ミュラはピクピクと腰を揺らし息を荒くする。
「ひゃぁっ……あ、待って…ディオス……いきなりこんなこと……っあぁ…」
「いきなりじゃないよ。ずっとこうしたかった…。ミュラは俺が嫌い?」
「……っ…きらいなんかじゃ……でも…解らないのっ…」
ミュラのブルートパーズの瞳には涙がみるみる溜まる。
「解らない?」
目蓋に優しくキスをしてゆっくり問いかける。
「みんなの想いも…わたしの気持ちも…本物なのか解らない……。それにっ……んんっ?!」
キスで言葉を遮り「シーッ」と囁く。
「じゃあ、全部俺のせいにして…?ミュラは何も考えず身を任せて。悪いのは俺、ミュラは襲われただけ。ね?」
「…ディオス……」
「愛してる、ミュラ……」
例え俺の事を嫌いで、今日の事を恨んだとしても、ミュラが俺に感情を向けてくれただけで嬉しいと思ってしまうんだ。
ミュラから貰える感情なら、どんなものだって嬉しい。
それが憎悪だって…
何も感情を向けられないよりは何倍も嬉しい。
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