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17.~第一回 ロレイル公爵家 家族会議~
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レイラ「猫のぬいぐるみをじっと見つめる仕草はしているけど、特に変わった様子は無いわね。」
ラナン「ここで、僕が入室してきます。ミュリィに『猫のぬいぐるみで遊んでいたの?』と声をかけると、ミュリィがぬいぐるみを僕の方に渡してくれようとしたんです。」
ルイズ「そこでぬいぐるみが動き出したという訳か。ぬいぐるみが動いてもミュラは驚いていないようだな。」
レイラ「いつも私がぬいぐるみを動かして遊んであげていたからきっと慣れていたのね。」
ラナン「ぬいぐるみが動いた時にミュリィは僕に微笑んだので、もしかしたら僕が動かしたと勘違いしたのかもしれません。」
ルイズ「あぁ、ありえるな。」
レイラ「映像とラナンの話を聞く限りでは、ミュラちゃんは無詠唱で、しかも自覚無く魔法を使っているわね…。」
ルイズ「こんなに強い力があると…魔力の暴走や身体に負担がかかるような事はないのかい?」
レイラ「ぬいぐるみを本物の猫のように動かすのには、繊細なコントロールが必要よ。誰にも教わらずにできるなんて、かなりの才能だわ。魔力の暴走を起こす可能性は低いと思うわ。」
ルイズ「…よし!ミュラが魔法を使える事はしばらくロレイル公爵家以外には漏れないようにしよう。容姿も愛らしいミュラが魔法の才能もあるとなれば、ミュラを望む者が増えるだけだ。」
カイン「父上、僕も賛成です。余計な虫が付かないようにミューを守れるように僕も協力します。」
ロイ「俺もミュラが悲しむような事からは守ってやりたい。」
ラナン「僕もミュリィが大切です。」
レイラ「そうね、長くは隠し通せないかもしれないけど、できる限り努力しましょう。」
ハリー「特に王家には注意する必要がございますねぇ。既にミュラお嬢様をつれて登城しろと要請もありますし…。」
レイラ「ルイズ!そんな要請があるなんてわたくし聞いていなくってよ!」
ルイズ「大丈夫だ…国王にはまだミュラは幼いから無理だと断っている。」
レイラ「もしミュラちゃんを売るような真似したら…わかっているわよね?」
ルイズ「勿論だ!誓ってそんな事はしない。」
レイラ「ならいいわ。カイン、あなたも気をつけなさいな。第一王子と月に何回か交流があるでしょう?ミュラちゃんに興味を持たれるような事は避けるのよ。」
カイン「はい、気をつけて行動します。」
ルイズ「ロイ、お前は魔術団長の息子と交流があったな?」
ロイ「はい、俺もミュラの事は話題に出さないように気をつけます。」
ルイズ「では、これからもミュラの事は皆で守っていく!魔法の事は口外しないように!本日の家族会議は解散とする。」
ラナン「ここで、僕が入室してきます。ミュリィに『猫のぬいぐるみで遊んでいたの?』と声をかけると、ミュリィがぬいぐるみを僕の方に渡してくれようとしたんです。」
ルイズ「そこでぬいぐるみが動き出したという訳か。ぬいぐるみが動いてもミュラは驚いていないようだな。」
レイラ「いつも私がぬいぐるみを動かして遊んであげていたからきっと慣れていたのね。」
ラナン「ぬいぐるみが動いた時にミュリィは僕に微笑んだので、もしかしたら僕が動かしたと勘違いしたのかもしれません。」
ルイズ「あぁ、ありえるな。」
レイラ「映像とラナンの話を聞く限りでは、ミュラちゃんは無詠唱で、しかも自覚無く魔法を使っているわね…。」
ルイズ「こんなに強い力があると…魔力の暴走や身体に負担がかかるような事はないのかい?」
レイラ「ぬいぐるみを本物の猫のように動かすのには、繊細なコントロールが必要よ。誰にも教わらずにできるなんて、かなりの才能だわ。魔力の暴走を起こす可能性は低いと思うわ。」
ルイズ「…よし!ミュラが魔法を使える事はしばらくロレイル公爵家以外には漏れないようにしよう。容姿も愛らしいミュラが魔法の才能もあるとなれば、ミュラを望む者が増えるだけだ。」
カイン「父上、僕も賛成です。余計な虫が付かないようにミューを守れるように僕も協力します。」
ロイ「俺もミュラが悲しむような事からは守ってやりたい。」
ラナン「僕もミュリィが大切です。」
レイラ「そうね、長くは隠し通せないかもしれないけど、できる限り努力しましょう。」
ハリー「特に王家には注意する必要がございますねぇ。既にミュラお嬢様をつれて登城しろと要請もありますし…。」
レイラ「ルイズ!そんな要請があるなんてわたくし聞いていなくってよ!」
ルイズ「大丈夫だ…国王にはまだミュラは幼いから無理だと断っている。」
レイラ「もしミュラちゃんを売るような真似したら…わかっているわよね?」
ルイズ「勿論だ!誓ってそんな事はしない。」
レイラ「ならいいわ。カイン、あなたも気をつけなさいな。第一王子と月に何回か交流があるでしょう?ミュラちゃんに興味を持たれるような事は避けるのよ。」
カイン「はい、気をつけて行動します。」
ルイズ「ロイ、お前は魔術団長の息子と交流があったな?」
ロイ「はい、俺もミュラの事は話題に出さないように気をつけます。」
ルイズ「では、これからもミュラの事は皆で守っていく!魔法の事は口外しないように!本日の家族会議は解散とする。」
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