54 / 69
傭兵団 vs 天使メイド
しおりを挟む
グウェンドリエルが言霊を解除する。
重圧から解放された傭兵たちは一斉に叫び出した。
「てめぇらふざけんじゃねえぞ!」
「ぶっ殺す!」
騒ぎ立てる男どもにリションは、改めて自己紹介をする。
「聞こえていませんでしたか? 私は天の至宝たるルシフェル様にお仕えしますメイドのひとりで、日曜の座天使リションと申します。貴方がたの教育係はこの私ですので、何か申したいことがありましたら、どうぞ私へ」
リションは傭兵たちの反応を伺う。
特に変わりはない。
みな殺気立ったままだ。
続けて言う。
「では早速教育を開始させて頂きます。……さて、その教育方針ですが、粗野で愚かな皆様の程度にあわせて暴力による実地教育とさせて頂きたいと思います。異論のある御方はいらっしゃいませんか」
傭兵たちが応える。
「はぁ? んだクソあま! 訳わかんねえこと言ってんじゃねえ!」
「そうだ! 小難しい言い回しで煙に巻こうたって、そうはいかねえぞ!」
リションはふぅと小さくため息を吐いた。
「それでは皆様にも分かりやすいよう、単刀直入に言い直しましょう。『殴って身の程を教えて差し上げます』。理解できましたか?」
リションは拳を固め、左右の手甲を胸の前で打ち合せた。
ガチンと硬質な音が鳴る。
七座天使メイド隊の末の妹であるリションは、メイドであると同時に格闘家だ。
半身になり、すっと腰を落とす。
構えを取る際の動きは流麗で、優雅ですらある。
しかし違和感は拭えない。
何せリションはメイド服姿なのだ。
「さあ、皆さま。どうぞ掛かっていらっしゃいませ」
リションが手のひらを仰向けにした。
指をくいっくいっと曲げて挑発する。
傭兵たちの怒りが爆発した。
「こ、このアマぁ! もう勘弁ならねえ!」
「裸にひん剥いてやる!」
「泣き喚いても、もう許さねえからな!」
手前で唾を飛ばしていた傭兵の男が三人、同時に飛び掛かった。
手を伸ばしてリションを掴もうとする。
しかしリションはわずかに身を引いて、男たちをすっと躱した。
足を掛けて三人を転ばせる。
「ぐあっ」
「くそ! こいつすばしっこいぞ!」
「ちっ、ふざけた真似しやがって!」
転ばされた傭兵たちは即座に起き上がり、再びリションに掴みかかる。
けれども結果は同じだ。
また足を掛けて転ばされた。
「――ッ! ぐぎぎ、もう我慢ならねえ……」
男の怒りが頂点に達する。
少しは残っていた理性が綺麗さっぱり消え失せる。
最も近くにいた男が、その辺に転がっていた戦斧を拾い上げた。
「ぶっ殺してやる!」
傭兵の男は斧を両手で振りかぶった。
頭上からリションに叩きつける。
しかし斧の刃がリションに届くことはなかった。
なぜならリションは渾身の力で振り下ろされた戦斧を、指で摘んで受け止めていたからだ。
「な、なんだ……と……?」
斧を止められた傭兵が驚く。
この男も――傭兵団長バザックほどではないにせよ――筋骨隆々の歴戦の傭兵だ。
その剛腕から振るわれた戦斧の威力は凄まじい。
なのにそれを、たかが女の、戦士ですらないメイドの、細腕どころか、指先ひとつで止められた。
信じられない光景だ。
「ち、畜生……! あ、ありえねえ! 手品に決まっている! こんなはずがねえ!」
男は再び戦斧を振り上げようとした。
けれども斧が動かない。
「ふ、ふざけんな! なんで動かねえんだよ! この! このぉ……!」
戦斧は指先で軽く摘まれているだけだ。
なのに男がいくら力を篭めて踏ん張り、持ち手を引っ張っても、まるでビクともしない。
力み過ぎて顔を赤くし、ジタバタしているその傭兵に向けて、リションが微笑む。
「ふふふ、滑稽にございますね」
「ッ離せ! このっ、離せ!」
「離せば良いのですか? 承知致しました」
リションは指を離す。
力いっぱい斧を引っ張っていた男は、姿勢を崩し、たたらを踏んだ。
転ぶ寸前、リションは男を優しく支える。
「お気を付け下さいませ」
優しく声を掛けたかと思うと、男の身体をむんずと掴んだ。
頭上まで持ち上げる。
「お、おい! なにをする、離しやがれ!」
「その様にジタバタと暴れず、じっとして下さいませ。それでは失礼致しまして――」
男の抵抗などお構いなしである。
ポイッと放り投げた。
ありえない膂力だ。
投げられた傭兵は水平にすっ飛んでいき、大きな岩にぶつかって跳ね返る。
「ぎゃ!」
「どうですか、人間。身の程を知りましたか?」
傭兵は倒れたまま返事をしない。
気絶したようだ。
「ちっ、くそが!」
今度は別の傭兵がリションに飛び掛かった。
槍を突き出す。
しかしその槍も、穂先に小指の先を合わせるだけで止められた。
こんな止められ方はあり得ない。
傭兵は情けない顔をして叫ぶ。
「な、何なんだ……何なんだよ、お前ぇ!」
「ですから先程から申し上げておりましょう。私は日曜の座天使リション。皆さまの教育係にございます」
言ってからリションは槍を穂を握り、男ごと持ち上げる。
そのまま大地に叩きつけた。
「ぎゃあああ!」
ズドンと重い音が鳴り、土煙が舞った。
男はぴくぴく痙攣して気絶している。
地面はクレーターでも穿たれたように陥没していた。
◆
リションは唖然とする傭兵たちを見回す。
「……さて。それでは次は、どなたが教育を受けられますか?」
手前で腰を抜かしている傭兵に尋ねる。
「貴方様ですか?」
「うわっ、うわぁあああ……!」
問われた傭兵が恐慌をきたした。
泡を食って逃げようとする。
しかしその男は走り出してすぐ、傭兵団長バザックに捕まった。
バザックは男の胸ぐらを掴んで脅す。
「……おいテメェ。なに逃げようとしてんだ。腰抜けは俺の傭兵団には要らねんだよ。逃げたらぶち殺すからな」
「ひぃ⁉︎」
バザックは周囲の傭兵たちに向けて叫ぶ。
「テメェらもだ! ぼうっと突っ立って見てんじゃねえ! 舐めた真似を許すな。このクソアマをぶっ殺せ!」
檄を飛ばされた傭兵たちがハッとした。
各々に武器を握りしめる。
戦斧、戦鎚、バスタードソード、十字槍――
刃が焚き火の明かりを反射する。
バザックは続けて配下を焚き付ける。
「手柄をあげたヤツにゃあ褒美をたんまりくれてやる! そうだな、褒賞はそこの坊主が連れてる女だ! どれでもひとり、好きにして良いぜ」
傭兵たちの目つきが変わった。
薄笑いを浮かべながら、座天使メイドたちやグウェンドリエルに下卑た視線を向ける。
しかしジズとイヴはスルーだった。
さもありなん。
バザックが叫ぶ。
「おら、一斉にかかれ!」
大勢の傭兵たちがリションへと雪崩れ込む――
重圧から解放された傭兵たちは一斉に叫び出した。
「てめぇらふざけんじゃねえぞ!」
「ぶっ殺す!」
騒ぎ立てる男どもにリションは、改めて自己紹介をする。
「聞こえていませんでしたか? 私は天の至宝たるルシフェル様にお仕えしますメイドのひとりで、日曜の座天使リションと申します。貴方がたの教育係はこの私ですので、何か申したいことがありましたら、どうぞ私へ」
リションは傭兵たちの反応を伺う。
特に変わりはない。
みな殺気立ったままだ。
続けて言う。
「では早速教育を開始させて頂きます。……さて、その教育方針ですが、粗野で愚かな皆様の程度にあわせて暴力による実地教育とさせて頂きたいと思います。異論のある御方はいらっしゃいませんか」
傭兵たちが応える。
「はぁ? んだクソあま! 訳わかんねえこと言ってんじゃねえ!」
「そうだ! 小難しい言い回しで煙に巻こうたって、そうはいかねえぞ!」
リションはふぅと小さくため息を吐いた。
「それでは皆様にも分かりやすいよう、単刀直入に言い直しましょう。『殴って身の程を教えて差し上げます』。理解できましたか?」
リションは拳を固め、左右の手甲を胸の前で打ち合せた。
ガチンと硬質な音が鳴る。
七座天使メイド隊の末の妹であるリションは、メイドであると同時に格闘家だ。
半身になり、すっと腰を落とす。
構えを取る際の動きは流麗で、優雅ですらある。
しかし違和感は拭えない。
何せリションはメイド服姿なのだ。
「さあ、皆さま。どうぞ掛かっていらっしゃいませ」
リションが手のひらを仰向けにした。
指をくいっくいっと曲げて挑発する。
傭兵たちの怒りが爆発した。
「こ、このアマぁ! もう勘弁ならねえ!」
「裸にひん剥いてやる!」
「泣き喚いても、もう許さねえからな!」
手前で唾を飛ばしていた傭兵の男が三人、同時に飛び掛かった。
手を伸ばしてリションを掴もうとする。
しかしリションはわずかに身を引いて、男たちをすっと躱した。
足を掛けて三人を転ばせる。
「ぐあっ」
「くそ! こいつすばしっこいぞ!」
「ちっ、ふざけた真似しやがって!」
転ばされた傭兵たちは即座に起き上がり、再びリションに掴みかかる。
けれども結果は同じだ。
また足を掛けて転ばされた。
「――ッ! ぐぎぎ、もう我慢ならねえ……」
男の怒りが頂点に達する。
少しは残っていた理性が綺麗さっぱり消え失せる。
最も近くにいた男が、その辺に転がっていた戦斧を拾い上げた。
「ぶっ殺してやる!」
傭兵の男は斧を両手で振りかぶった。
頭上からリションに叩きつける。
しかし斧の刃がリションに届くことはなかった。
なぜならリションは渾身の力で振り下ろされた戦斧を、指で摘んで受け止めていたからだ。
「な、なんだ……と……?」
斧を止められた傭兵が驚く。
この男も――傭兵団長バザックほどではないにせよ――筋骨隆々の歴戦の傭兵だ。
その剛腕から振るわれた戦斧の威力は凄まじい。
なのにそれを、たかが女の、戦士ですらないメイドの、細腕どころか、指先ひとつで止められた。
信じられない光景だ。
「ち、畜生……! あ、ありえねえ! 手品に決まっている! こんなはずがねえ!」
男は再び戦斧を振り上げようとした。
けれども斧が動かない。
「ふ、ふざけんな! なんで動かねえんだよ! この! このぉ……!」
戦斧は指先で軽く摘まれているだけだ。
なのに男がいくら力を篭めて踏ん張り、持ち手を引っ張っても、まるでビクともしない。
力み過ぎて顔を赤くし、ジタバタしているその傭兵に向けて、リションが微笑む。
「ふふふ、滑稽にございますね」
「ッ離せ! このっ、離せ!」
「離せば良いのですか? 承知致しました」
リションは指を離す。
力いっぱい斧を引っ張っていた男は、姿勢を崩し、たたらを踏んだ。
転ぶ寸前、リションは男を優しく支える。
「お気を付け下さいませ」
優しく声を掛けたかと思うと、男の身体をむんずと掴んだ。
頭上まで持ち上げる。
「お、おい! なにをする、離しやがれ!」
「その様にジタバタと暴れず、じっとして下さいませ。それでは失礼致しまして――」
男の抵抗などお構いなしである。
ポイッと放り投げた。
ありえない膂力だ。
投げられた傭兵は水平にすっ飛んでいき、大きな岩にぶつかって跳ね返る。
「ぎゃ!」
「どうですか、人間。身の程を知りましたか?」
傭兵は倒れたまま返事をしない。
気絶したようだ。
「ちっ、くそが!」
今度は別の傭兵がリションに飛び掛かった。
槍を突き出す。
しかしその槍も、穂先に小指の先を合わせるだけで止められた。
こんな止められ方はあり得ない。
傭兵は情けない顔をして叫ぶ。
「な、何なんだ……何なんだよ、お前ぇ!」
「ですから先程から申し上げておりましょう。私は日曜の座天使リション。皆さまの教育係にございます」
言ってからリションは槍を穂を握り、男ごと持ち上げる。
そのまま大地に叩きつけた。
「ぎゃあああ!」
ズドンと重い音が鳴り、土煙が舞った。
男はぴくぴく痙攣して気絶している。
地面はクレーターでも穿たれたように陥没していた。
◆
リションは唖然とする傭兵たちを見回す。
「……さて。それでは次は、どなたが教育を受けられますか?」
手前で腰を抜かしている傭兵に尋ねる。
「貴方様ですか?」
「うわっ、うわぁあああ……!」
問われた傭兵が恐慌をきたした。
泡を食って逃げようとする。
しかしその男は走り出してすぐ、傭兵団長バザックに捕まった。
バザックは男の胸ぐらを掴んで脅す。
「……おいテメェ。なに逃げようとしてんだ。腰抜けは俺の傭兵団には要らねんだよ。逃げたらぶち殺すからな」
「ひぃ⁉︎」
バザックは周囲の傭兵たちに向けて叫ぶ。
「テメェらもだ! ぼうっと突っ立って見てんじゃねえ! 舐めた真似を許すな。このクソアマをぶっ殺せ!」
檄を飛ばされた傭兵たちがハッとした。
各々に武器を握りしめる。
戦斧、戦鎚、バスタードソード、十字槍――
刃が焚き火の明かりを反射する。
バザックは続けて配下を焚き付ける。
「手柄をあげたヤツにゃあ褒美をたんまりくれてやる! そうだな、褒賞はそこの坊主が連れてる女だ! どれでもひとり、好きにして良いぜ」
傭兵たちの目つきが変わった。
薄笑いを浮かべながら、座天使メイドたちやグウェンドリエルに下卑た視線を向ける。
しかしジズとイヴはスルーだった。
さもありなん。
バザックが叫ぶ。
「おら、一斉にかかれ!」
大勢の傭兵たちがリションへと雪崩れ込む――
0
お気に入りに追加
1,767
あなたにおすすめの小説
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
強さがすべての魔法学園の最下位クズ貴族に転生した俺、死にたくないからゲーム知識でランキング1位を目指したら、なぜか最強ハーレムの主となった!
こはるんるん
ファンタジー
気づいたら大好きなゲームで俺の大嫌いだったキャラ、ヴァイスに転生してしまっていた。
ヴァイスは伯爵家の跡取り息子だったが、太りやすくなる外れスキル【超重量】を授かったせいで腐り果て、全ヒロインから嫌われるセクハラ野郎と化した。
最終的には魔族に闇堕ちして、勇者に成敗されるのだ。
だが、俺は知っていた。
魔族と化したヴァイスが、作中最強クラスのキャラだったことを。
外れスキル【超重量】の真の力を。
俺は思う。
【超重量】を使って勇者の王女救出イベントを奪えば、殺されなくて済むんじゃないか?
俺は悪行をやめてゲーム知識を駆使して、強さがすべての魔法学園で1位を目指す。
残滓と呼ばれたウィザード、絶望の底で大覚醒! 僕を虐げてくれたみんなのおかげだよ(ニヤリ)
SHO
ファンタジー
15歳になり、女神からの神託の儀で魔法使い(ウィザード)のジョブを授かった少年ショーンは、幼馴染で剣闘士(ソードファイター)のジョブを授かったデライラと共に、冒険者になるべく街に出た。
しかし、着々と実績を上げていくデライラとは正反対に、ショーンはまともに魔法を発動する事すら出来ない。
相棒のデライラからは愛想を尽かされ、他の冒険者たちからも孤立していくショーンのたった一つの心の拠り所は、森で助けた黒ウサギのノワールだった。
そんなある日、ショーンに悲劇が襲い掛かる。しかしその悲劇が、彼の人生を一変させた。
無双あり、ザマァあり、復讐あり、もふもふありの大冒険、いざ開幕!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界をスキルブックと共に生きていく
大森 万丈
ファンタジー
神様に頼まれてユニークスキル「スキルブック」と「神の幸運」を持ち異世界に転移したのだが転移した先は海辺だった。見渡しても海と森しかない。「最初からサバイバルなんて難易度高すぎだろ・・今着てる服以外何も持ってないし絶対幸運働いてないよこれ、これからどうしよう・・・」これは地球で平凡に暮らしていた佐藤 健吾が死後神様の依頼により異世界に転生し神より授かったユニークスキル「スキルブック」を駆使し、仲間を増やしながら気ままに異世界で暮らしていく話です。神様に貰った幸運は相変わらず仕事をしません。のんびり書いていきます。読んで頂けると幸いです。
このステータスプレート壊れてないですか?~壊れ数値の万能スキルで自由気ままな異世界生活~
夢幻の翼
ファンタジー
典型的な社畜・ブラックバイトに翻弄される人生を送っていたラノベ好きの男が銀行強盗から女性行員を庇って撃たれた。
男は夢にまで見た異世界転生を果たしたが、ラノベのテンプレである神様からのお告げも貰えない状態に戸惑う。
それでも気を取り直して強く生きようと決めた矢先の事、国の方針により『ステータスプレート』を作成した際に数値異常となり改ざん容疑で捕縛され奴隷へ落とされる事になる。運の悪い男だったがチート能力により移送中に脱走し隣国へと逃れた。
一時は途方にくれた少年だったが神父に言われた『冒険者はステータスに関係なく出来る唯一の職業である』を胸に冒険者を目指す事にした。
持ち前の運の悪さもチート能力で回避し、自分の思う生き方を実現させる社畜転生者と自らも助けられ、少年に思いを寄せる美少女との恋愛、襲い来る盗賊の殲滅、新たな商売の開拓と現実では出来なかった夢を異世界で実現させる自由気ままな異世界生活が始まります。
「おっさんはいらない」とパーティーを追放された魔導師は若返り、最強の大賢者となる~今更戻ってこいと言われてももう遅い~
平山和人
ファンタジー
かつては伝説の魔法使いと謳われたアークは中年となり、衰えた存在になった。
ある日、所属していたパーティーのリーダーから「老いさらばえたおっさんは必要ない」とパーティーを追い出される。
身も心も疲弊したアークは、辺境の地と拠点を移し、自給自足のスローライフを送っていた。
そんなある日、森の中で呪いをかけられた瀕死のフェニックスを発見し、これを助ける。
フェニックスはお礼に、アークを若返らせてくれるのだった。若返ったおかげで、全盛期以上の力を手に入れたアークは、史上最強の大賢者となる。
一方アークを追放したパーティーはアークを失ったことで、没落の道を辿ることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる