799 / 823
6 謎の事件と聖人候補
988 決めた
しおりを挟む
988
〝巨大暴走〟発生から五日目。
絶え間なく襲い来る魔物たちとシド帝国軍の戦いは大きな変化はないまま続いている。それはいいことでもあるし、困ったことでもある。
遠距離の魔法で対処できるこの状況なら、人的被害が出ることはまずないし、軍の損耗も最小限だろう。
だが戦い方が大きく変化していないのは、魔物の強さがあまり変わっていないということでもある。
この四日間、魔術師たちによって地面が何キロにもわたって埋め尽くされるほど狩ってきた大量の魔物。にもかかわらず敵の強さは大きく変化していない……つまり戦いはまだまだ始まったばかりであり、その収束まで予想を上回る時間がかかると予想できる。
五日目ともなれば、そのことに兵士たちも気づき始めているはずだ。
(この調子じゃ、うんざりするほど長い戦いになりそうだもんね。これは軍の士気を保つのが大変そうだわ。首都を背にしてのこんな先の見えない戦いは、さすがのシド軍でも経験がないんじゃないかしら。それに戦いに出ている人たちだけじゃなく、パレスに住むすべての人たちも相当な我慢をしてるのよね。予想を超えて長く続くようなら困ったことになりそうだなぁ)
文化国家シド帝国の象徴たる帝都パレスは、この未曾有の危機に際しすでに戒厳令下にあり、完全に戦時下体制となっている。華やかな行事は自粛するよう通達され、商店の営業時間も軍隊の行動に合わせるように変えられた。
道路の使用時間や、使える区間も軍の移動が最優先となるため、庶民のための物資の輸送は後回しにせざるをえず、商業は徐々に停滞している。
〝サイデム商会〟も商売に多大な影響が出ているそうで、損害は相当大きくなりそうだと聞いた。しばらくは特に生活必需品以外の取引はパレス以外に注力するそうだ。
(私のアクセサリー店〝パレス・フロレンシア〟もキャンセルがたくさん出てるし、完全に開店休業状態なんだよね。ショコラティエ〝カカオの誘惑〟も店の前に人が並ぶような営業は自粛が必要ってことで、販売数を半分以下に減らし、さらに予約時間も厳格に決めて、当日販売は完全になしにすることになっちゃった……仕方ないよね)
パレスは重苦しい雰囲気が続いていると〝パレス・フロレンシア〟の従業員のセララからも聞いているし、ドール侯爵家のアリーシア嬢からの手紙にも書かれていた。この世界でおそらく最も余裕のある暮らしをしていたパレスの人々には、こうした締め付けが長く続くことはかなり辛いことだろう。
こうした、かなり制限が厳しくなっている街の様子も気になるところだが、それ以上に気になることもある。
それは〝巨大暴走〟発生時に突如としてダンジョン近くに現れた赤黒い球体だ。その球体は、特に何かをするわけではないが、上空に静止し、あきらかに開戦当初より大きくなってきている。
(どうにも気になるんだよね。あれは悪いものだと思う。実際には見ていないけれど……やっぱり直接見なくちゃダメだって何かが私に警告してる。きっと止められちゃうだろうけど、うーん、どうしよう。セイリュウは様子をみたいって言っていたし、私も我慢して近づかないほうがいいのかな……でも……)
そうして悶々としながらも私の手は動き、お芋のお菓子を作っていく。
この世界にも〝ポクル〟という甘さのあるサツマイモのような植物があるのだが、味についてはやはり品種改良された日本産のものにはかなわない。しかも私が育てると最高品質のサツマイモが採れる。
以前芋が取れる地域の人のために和菓子をいくつか伝授したことがあり、とてもいい地方菓子として有名になったことがあるが、やはり完璧ではなかったのだ。
(こうして何かしていると気が紛れるんだよね。〝芋ようかん〟と〝大学芋〟ができたから、今度は洋風に〝スイートポテト〟と〝モンブラン風〟のお菓子も作ってみようかな)
そんなことを考えていたのだが、私の横で〝芋ようかん〟と〝大学芋〟を前に待ての状態にいるソーヤからの圧力が強すぎるので、とりあえず味見の時間とすることにした。
「やはり〝異世界産〟の素材は一味、いーえ二味違いますね! なんというねっとりとした深い味わいございましょう‼︎ 素晴らしい、素晴らしすぎます‼︎」
今日も今日とても感嘆符だらけで褒め称えてくれながら、大量の芋菓子をものすごい勢いで食べているソーヤを見ているとすこしほっとする私がいたりもする。
「もう少しゆっくり食べようね、ソーヤ。これは複製できないから、ここにある分がなくなったらまた作らないと食べられないよ」
私の言葉にソーヤは一瞬とまったが、にっこり微笑みまた爆食し始めた。
「大丈夫でございます! 収穫したサツマイモはまだたっぷりございますし、メイロードさまに手順はしっかり教えていただきました。いくらでも作れます!」
「ああ、そうだったわね」
「それでも、こうしてメイロードさまに作っていただき、初めて口にする時の感動に勝る美味はございません。世界で一番美味しいのは、メイロードさまのお作りになったお料理が食べられるこの瞬間だけ。私は幸せ者でございます‼︎」
「ふふ、そう言ってくれて私も嬉しいわ。ありがとう、ソーヤ」
そう言いながらソーヤにほうじ茶を入れ、横で呆れているセーヤと落ち着いたおやつ時間を過ごした。
そして、私は近いうちにパレスへ赴くことを決めた。
「行くわ、パレスに!」
〝巨大暴走〟発生から五日目。
絶え間なく襲い来る魔物たちとシド帝国軍の戦いは大きな変化はないまま続いている。それはいいことでもあるし、困ったことでもある。
遠距離の魔法で対処できるこの状況なら、人的被害が出ることはまずないし、軍の損耗も最小限だろう。
だが戦い方が大きく変化していないのは、魔物の強さがあまり変わっていないということでもある。
この四日間、魔術師たちによって地面が何キロにもわたって埋め尽くされるほど狩ってきた大量の魔物。にもかかわらず敵の強さは大きく変化していない……つまり戦いはまだまだ始まったばかりであり、その収束まで予想を上回る時間がかかると予想できる。
五日目ともなれば、そのことに兵士たちも気づき始めているはずだ。
(この調子じゃ、うんざりするほど長い戦いになりそうだもんね。これは軍の士気を保つのが大変そうだわ。首都を背にしてのこんな先の見えない戦いは、さすがのシド軍でも経験がないんじゃないかしら。それに戦いに出ている人たちだけじゃなく、パレスに住むすべての人たちも相当な我慢をしてるのよね。予想を超えて長く続くようなら困ったことになりそうだなぁ)
文化国家シド帝国の象徴たる帝都パレスは、この未曾有の危機に際しすでに戒厳令下にあり、完全に戦時下体制となっている。華やかな行事は自粛するよう通達され、商店の営業時間も軍隊の行動に合わせるように変えられた。
道路の使用時間や、使える区間も軍の移動が最優先となるため、庶民のための物資の輸送は後回しにせざるをえず、商業は徐々に停滞している。
〝サイデム商会〟も商売に多大な影響が出ているそうで、損害は相当大きくなりそうだと聞いた。しばらくは特に生活必需品以外の取引はパレス以外に注力するそうだ。
(私のアクセサリー店〝パレス・フロレンシア〟もキャンセルがたくさん出てるし、完全に開店休業状態なんだよね。ショコラティエ〝カカオの誘惑〟も店の前に人が並ぶような営業は自粛が必要ってことで、販売数を半分以下に減らし、さらに予約時間も厳格に決めて、当日販売は完全になしにすることになっちゃった……仕方ないよね)
パレスは重苦しい雰囲気が続いていると〝パレス・フロレンシア〟の従業員のセララからも聞いているし、ドール侯爵家のアリーシア嬢からの手紙にも書かれていた。この世界でおそらく最も余裕のある暮らしをしていたパレスの人々には、こうした締め付けが長く続くことはかなり辛いことだろう。
こうした、かなり制限が厳しくなっている街の様子も気になるところだが、それ以上に気になることもある。
それは〝巨大暴走〟発生時に突如としてダンジョン近くに現れた赤黒い球体だ。その球体は、特に何かをするわけではないが、上空に静止し、あきらかに開戦当初より大きくなってきている。
(どうにも気になるんだよね。あれは悪いものだと思う。実際には見ていないけれど……やっぱり直接見なくちゃダメだって何かが私に警告してる。きっと止められちゃうだろうけど、うーん、どうしよう。セイリュウは様子をみたいって言っていたし、私も我慢して近づかないほうがいいのかな……でも……)
そうして悶々としながらも私の手は動き、お芋のお菓子を作っていく。
この世界にも〝ポクル〟という甘さのあるサツマイモのような植物があるのだが、味についてはやはり品種改良された日本産のものにはかなわない。しかも私が育てると最高品質のサツマイモが採れる。
以前芋が取れる地域の人のために和菓子をいくつか伝授したことがあり、とてもいい地方菓子として有名になったことがあるが、やはり完璧ではなかったのだ。
(こうして何かしていると気が紛れるんだよね。〝芋ようかん〟と〝大学芋〟ができたから、今度は洋風に〝スイートポテト〟と〝モンブラン風〟のお菓子も作ってみようかな)
そんなことを考えていたのだが、私の横で〝芋ようかん〟と〝大学芋〟を前に待ての状態にいるソーヤからの圧力が強すぎるので、とりあえず味見の時間とすることにした。
「やはり〝異世界産〟の素材は一味、いーえ二味違いますね! なんというねっとりとした深い味わいございましょう‼︎ 素晴らしい、素晴らしすぎます‼︎」
今日も今日とても感嘆符だらけで褒め称えてくれながら、大量の芋菓子をものすごい勢いで食べているソーヤを見ているとすこしほっとする私がいたりもする。
「もう少しゆっくり食べようね、ソーヤ。これは複製できないから、ここにある分がなくなったらまた作らないと食べられないよ」
私の言葉にソーヤは一瞬とまったが、にっこり微笑みまた爆食し始めた。
「大丈夫でございます! 収穫したサツマイモはまだたっぷりございますし、メイロードさまに手順はしっかり教えていただきました。いくらでも作れます!」
「ああ、そうだったわね」
「それでも、こうしてメイロードさまに作っていただき、初めて口にする時の感動に勝る美味はございません。世界で一番美味しいのは、メイロードさまのお作りになったお料理が食べられるこの瞬間だけ。私は幸せ者でございます‼︎」
「ふふ、そう言ってくれて私も嬉しいわ。ありがとう、ソーヤ」
そう言いながらソーヤにほうじ茶を入れ、横で呆れているセーヤと落ち着いたおやつ時間を過ごした。
そして、私は近いうちにパレスへ赴くことを決めた。
「行くわ、パレスに!」
1,673
お気に入りに追加
13,041
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
婚約破棄 ~家名を名乗らなかっただけ
青の雀
恋愛
シルヴィアは、隣国での留学を終え5年ぶりに生まれ故郷の祖国へ帰ってきた。
今夜、王宮で開かれる自身の婚約披露パーティに出席するためである。
婚約者とは、一度も会っていない親同士が決めた婚約である。
その婚約者と会うなり「家名を名乗らない平民女とは、婚約破棄だ。」と言い渡されてしまう。
実は、シルヴィアは王女殿下であったのだ。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
【魅了の令嬢】婚約者を簒奪された私。父も兄も激怒し徹底抗戦。我が家は連戦連敗。でも大逆転。王太子殿下は土下座いたしました。そして私は……。
川嶋マサヒロ
恋愛
「僕たちの婚約を破棄しよう」
愛しき婚約者は無情にも、予測していた言葉を口にした。
伯爵令嬢のバシュラール・ディアーヌは婚約破棄を宣告されてしまう。
「あの女のせいです」
兄は怒り――。
「それほどの話であったのか……」
――父は呆れた。
そして始まる貴族同士の駆け引き。
「ディアーヌの執務室だけど、引き払うように通達を出してくれ。彼女も今は、身の置き所がないだろうしね」
「我が家との取引を中止する? いつでも再開できるように、受け入れ体勢は維持するように」
「決闘か……、子供のころ以来だよ。ワクワクするなあ」
令嬢ディアーヌは、残酷な現実を覆せるのか?
別に構いませんよ、離縁するので。
杉本凪咲
恋愛
父親から告げられたのは「出ていけ」という冷たい言葉。
他の家族もそれに賛同しているようで、どうやら私は捨てられてしまうらしい。
まあいいですけどね。私はこっそりと笑顔を浮かべた。
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
婚約破棄ですか???実家からちょうど帰ってこいと言われたので好都合です!!!これからは復讐をします!!!~どこにでもある普通の令嬢物語~
tartan321
恋愛
婚約破棄とはなかなか考えたものでございますね。しかしながら、私はもう帰って来いと言われてしまいました。ですから、帰ることにします。これで、あなた様の口うるさい両親や、その他の家族の皆様とも顔を合わせることがないのですね。ラッキーです!!!
壮大なストーリーで奏でる、感動的なファンタジーアドベンチャーです!!!!!最後の涙の理由とは???
一度完結といたしました。続編は引き続き書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?
藍川みいな
恋愛
「マリッサ、すまないが婚約は破棄させてもらう。俺は、運命の人を見つけたんだ!」
9年間婚約していた、デリオル様に婚約を破棄されました。運命の人とは、私の義妹のロクサーヌのようです。
そもそもデリオル様に好意を持っていないので、婚約破棄はかまいませんが、あなたには莫大な慰謝料を請求させていただきますし、借金の全額返済もしていただきます。それに、あなたが選んだロクサーヌは、令嬢ではありません。
幼い頃に両親を亡くした私は、8歳で侯爵になった。この国では、爵位を継いだ者には18歳まで後見人が必要で、ロクサーヌの父で私の叔父ドナルドが後見人として侯爵代理になった。
叔父は私を冷遇し、自分が侯爵のように振る舞って来ましたが、もうすぐ私は18歳。全てを返していただきます!
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。