754 / 823
6 謎の事件と聖人候補
943 〝湧き〟
しおりを挟む
943
それは軽食の準備と移動のための片付けを並行して行う、あわただしい状況で起こったそうだ。
「いったいなにがあったの?」
私たちも移動前の軽食として準備されたトマトのスパイシースープと温野菜のサラダをいただきながら、その状況を聞くとどうやらマルコとロッコに関連したことらしい。
……と、その前にダンジョンの不思議についてひとつ話しておこう。なんでもダンジョン内には不思議な自浄作用があるのだそうだ。基本的にダンジョンの中では鉱物などを除いた〝生き物〟の生命活動が停止した場合、つまり死んだとみなされたすべてはダンジョンに吸収されてしまうという。
もちろんダンジョンの外でも有機物は分解されるわけだが、ダンジョンではそのスピードが異常に速いのだ。特に死体は早いそうで、三日で骨に、一週間でそれすら残らないとされている。
「だから、冒険者の多くは金属製のプレートに名前を刻んだ識別票を身につけています。ダンジョン内で事前準備もせず不用意に死んだら、いつどこで亡くなったのかすらわからないままになりますからね。それでも、その識別票が必ず見つけてもらえるとは限りませんが……」
実は私もダンジョンでいくつか識別票を見つけていて、冒険者ギルドに持ち込んだことがある。そのときに、この話を聞いたのだ。
この生物の高速分解は地表面に直接接している場合のみに起こるそうなので、冒険者たちは荷物を置くとき必ず下に厚手の布を敷くし、そうでない場合は岩場などを見つけてそこに置く。そうでないと、採取した植物や毛皮などがあっという間に劣化してしまうからだ。
「ですから、商人だけでなく冒険者にとっても実は〝マジックバッグ〟というのは喉から手が出るほど欲しいものなんです。タチの悪い冒険者はマジックバッグ狙いで商人を襲いますよ。お嬢さん、絶対に用心棒を連れていないところで、これを見せてはいけませんよ」
私が昔〝マジックバッグ〟を購入したとき、お店の方が出来る限り秘密にしなさいと、しつこく警告してくれた。そのとき、これを狙うのは商人だけじゃないと念押しされたのだ。
(なるほど〝マジックバッグ〟がないと、ダンジョンでの素材確保は面倒が多いんだね。まぁ、私は《無限回廊の扉》があるから、あんまり関係ないか)
私の場合、優秀すぎる固有スキルのおかげでダンジョンで困ったことはないわけだが、この事実は冒険者にとっては忘れてはならない大事なことなのだ。
そして、先ほどの出来事だ。
支援班の方は、朝の準備としてゴミの始末をしようとしていた。穴を掘って埋めてしまえばあっという間に分解してくれるのだから、ダンジョンのゴミ処理は簡単だ。ただ、今回は人数の多いパーティーなので、少し大きめの穴を掘らなければいけない。
そこで魔法使いの方が穴を開けてくれることになり、埃が立つからと壁の外へと出てそこに穴を作ることにしたそうだ。このときマルコとロッコも率先してゴミ運びに参加していた。
しっかりと《索敵》で安全を確認し、入口で警備をしてくれている冒険者さんからも近い位置で作業を手早くしていたところ、あまりにも突然に彼らは魔物に襲われた。
いわゆる〝湧き〟が起こったのだ。
〝湧き〟とは、突然ダンジョン内に魔物が生成される現象で、これがダンジョンをダンジョンたらしめているものなのだが、この瞬間に遭遇することはごく稀だ。その意味では、彼らはものすごく運が悪かった。
突然現れた五匹の〝洞窟狼〟は、ゴミ捨て作業をする彼らに躊躇なく襲いかかってきたのだ。
「その瞬間ですよ! もう瞬きする暇もないほどのことでした!」
そのときの様子を語ってくれた魔法使いの女性は興奮状態だ。
マルコの手元には一瞬で長い棒、つまり杖が現れた。そして背後から襲ってきた〝洞窟狼〟の頭がマルコの首元を噛みちぎろうとした瞬間、その首を杖で挟み込み肩で押さえつけたかと思うと、次の瞬間前に凄まじい勢いで投げ飛ばし地面に叩きつけた。
そのとき、もう〝洞窟狼〟の首は折れており、あっという間に一匹目を片付けていた。
敵の方を振り向いたロッコの手にも杖は一瞬で握られていた。ロッコは正面から飛びかかろうとする〝洞窟狼〟の胴をめがけて長い杖を突き込む。この威力に大きな狼もたまらずその場に倒れ込んだが、よろつきながらもすぐ立ち上がる気配を見せたため、ロッコは杖の回転力を使い、勢いをつけてくるりと回しその一撃を〝洞窟狼〟の側頭部に叩き込んだ。
これが致命傷となり、もう一匹も沈む。
あとの三匹は、この場に出ていた魔法使いの炎攻撃と、警備に立っていた冒険者のふたりの剣により仕留められたので、この件はパーティーに何の損害もなく片付いたわけだが、マルコとロッコの大活躍に、朝から冒険者の方々は大興奮だったそうだ。いまもみんなに囲まれながら、照れくさそうにしている。その上、
「素晴らしいご家来をお持ちだ! さすがはメイロードさま!」
となぜか私の評価まで爆上がり状態。
「マルコ、ロッコ。朝から大変だったわね。誰にも怪我がなくてなによりだわ」
私の労いの言葉にふたりも誇らしげだ。
「ありがとうございます。これのおかげで助かりました」
ふたりが指差す握り拳ほどの小さなポーチを見て、私が微笑んでいると、ずいっとエンデさんが私たちの間に顔を突っ込んできた。
びっくりするわたしたちにエンデさんはニコニコと話を始める。
「いやぁ、ふたりとも素晴らしい活躍だったね! ところで、それはなんなのかな?」
それは軽食の準備と移動のための片付けを並行して行う、あわただしい状況で起こったそうだ。
「いったいなにがあったの?」
私たちも移動前の軽食として準備されたトマトのスパイシースープと温野菜のサラダをいただきながら、その状況を聞くとどうやらマルコとロッコに関連したことらしい。
……と、その前にダンジョンの不思議についてひとつ話しておこう。なんでもダンジョン内には不思議な自浄作用があるのだそうだ。基本的にダンジョンの中では鉱物などを除いた〝生き物〟の生命活動が停止した場合、つまり死んだとみなされたすべてはダンジョンに吸収されてしまうという。
もちろんダンジョンの外でも有機物は分解されるわけだが、ダンジョンではそのスピードが異常に速いのだ。特に死体は早いそうで、三日で骨に、一週間でそれすら残らないとされている。
「だから、冒険者の多くは金属製のプレートに名前を刻んだ識別票を身につけています。ダンジョン内で事前準備もせず不用意に死んだら、いつどこで亡くなったのかすらわからないままになりますからね。それでも、その識別票が必ず見つけてもらえるとは限りませんが……」
実は私もダンジョンでいくつか識別票を見つけていて、冒険者ギルドに持ち込んだことがある。そのときに、この話を聞いたのだ。
この生物の高速分解は地表面に直接接している場合のみに起こるそうなので、冒険者たちは荷物を置くとき必ず下に厚手の布を敷くし、そうでない場合は岩場などを見つけてそこに置く。そうでないと、採取した植物や毛皮などがあっという間に劣化してしまうからだ。
「ですから、商人だけでなく冒険者にとっても実は〝マジックバッグ〟というのは喉から手が出るほど欲しいものなんです。タチの悪い冒険者はマジックバッグ狙いで商人を襲いますよ。お嬢さん、絶対に用心棒を連れていないところで、これを見せてはいけませんよ」
私が昔〝マジックバッグ〟を購入したとき、お店の方が出来る限り秘密にしなさいと、しつこく警告してくれた。そのとき、これを狙うのは商人だけじゃないと念押しされたのだ。
(なるほど〝マジックバッグ〟がないと、ダンジョンでの素材確保は面倒が多いんだね。まぁ、私は《無限回廊の扉》があるから、あんまり関係ないか)
私の場合、優秀すぎる固有スキルのおかげでダンジョンで困ったことはないわけだが、この事実は冒険者にとっては忘れてはならない大事なことなのだ。
そして、先ほどの出来事だ。
支援班の方は、朝の準備としてゴミの始末をしようとしていた。穴を掘って埋めてしまえばあっという間に分解してくれるのだから、ダンジョンのゴミ処理は簡単だ。ただ、今回は人数の多いパーティーなので、少し大きめの穴を掘らなければいけない。
そこで魔法使いの方が穴を開けてくれることになり、埃が立つからと壁の外へと出てそこに穴を作ることにしたそうだ。このときマルコとロッコも率先してゴミ運びに参加していた。
しっかりと《索敵》で安全を確認し、入口で警備をしてくれている冒険者さんからも近い位置で作業を手早くしていたところ、あまりにも突然に彼らは魔物に襲われた。
いわゆる〝湧き〟が起こったのだ。
〝湧き〟とは、突然ダンジョン内に魔物が生成される現象で、これがダンジョンをダンジョンたらしめているものなのだが、この瞬間に遭遇することはごく稀だ。その意味では、彼らはものすごく運が悪かった。
突然現れた五匹の〝洞窟狼〟は、ゴミ捨て作業をする彼らに躊躇なく襲いかかってきたのだ。
「その瞬間ですよ! もう瞬きする暇もないほどのことでした!」
そのときの様子を語ってくれた魔法使いの女性は興奮状態だ。
マルコの手元には一瞬で長い棒、つまり杖が現れた。そして背後から襲ってきた〝洞窟狼〟の頭がマルコの首元を噛みちぎろうとした瞬間、その首を杖で挟み込み肩で押さえつけたかと思うと、次の瞬間前に凄まじい勢いで投げ飛ばし地面に叩きつけた。
そのとき、もう〝洞窟狼〟の首は折れており、あっという間に一匹目を片付けていた。
敵の方を振り向いたロッコの手にも杖は一瞬で握られていた。ロッコは正面から飛びかかろうとする〝洞窟狼〟の胴をめがけて長い杖を突き込む。この威力に大きな狼もたまらずその場に倒れ込んだが、よろつきながらもすぐ立ち上がる気配を見せたため、ロッコは杖の回転力を使い、勢いをつけてくるりと回しその一撃を〝洞窟狼〟の側頭部に叩き込んだ。
これが致命傷となり、もう一匹も沈む。
あとの三匹は、この場に出ていた魔法使いの炎攻撃と、警備に立っていた冒険者のふたりの剣により仕留められたので、この件はパーティーに何の損害もなく片付いたわけだが、マルコとロッコの大活躍に、朝から冒険者の方々は大興奮だったそうだ。いまもみんなに囲まれながら、照れくさそうにしている。その上、
「素晴らしいご家来をお持ちだ! さすがはメイロードさま!」
となぜか私の評価まで爆上がり状態。
「マルコ、ロッコ。朝から大変だったわね。誰にも怪我がなくてなによりだわ」
私の労いの言葉にふたりも誇らしげだ。
「ありがとうございます。これのおかげで助かりました」
ふたりが指差す握り拳ほどの小さなポーチを見て、私が微笑んでいると、ずいっとエンデさんが私たちの間に顔を突っ込んできた。
びっくりするわたしたちにエンデさんはニコニコと話を始める。
「いやぁ、ふたりとも素晴らしい活躍だったね! ところで、それはなんなのかな?」
158
お気に入りに追加
13,041
あなたにおすすめの小説
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
魔術師セナリアンの憂いごと
野村にれ
ファンタジー
エメラルダ王国。優秀な魔術師が多く、大陸から少し離れた場所にある島国である。
偉大なる魔術師であったシャーロット・マクレガーが災い、争いを防ぎ、魔力による弊害を律し、国の礎を作ったとされている。
シャーロットは王家に忠誠を、王家はシャーロットに忠誠を誓い、この国は栄えていった。
現在は魔力が無い者でも、生活や移動するのに便利な魔道具もあり、移住したい国でも挙げられるほどになった。
ルージエ侯爵家の次女・セナリアンは恵まれた人生だと多くの人は言うだろう。
公爵家に嫁ぎ、あまり表舞台に出る質では無かったが、経営や商品開発にも尽力した。
魔術師としても優秀であったようだが、それはただの一端でしかなかったことは、没後に判明することになる。
厄介ごとに溜息を付き、憂鬱だと文句を言いながら、日々生きていたことをほとんど知ることのないままである。
余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス1~3巻が発売中!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
第四巻は11月18日に発送。店頭には2~3日後くらいには並ぶと思われます。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍1~7巻発売中。イラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが当たり前になった世界。風間は平凡な会社員として日々を暮らしていたが、ある日見に覚えのないミスを犯し会社をクビになってしまう。その上親友だった男も彼女を奪われ婚約破棄までされてしまった。世の中が嫌になった風間は自暴自棄になり山に向かうがそこで誰からも見捨てられた放置ダンジョンを見つけてしまう。どことなく親近感を覚えた風間はダンジョンで暮らしてみることにするが、そこにはとても可愛らしいモンスターが隠れ住んでいた。ひょんなことでモンスターに懐かれた風間は様々なモンスターと暮らしダンジョン内でのスローライフを満喫していくことになるのだった。
冷遇ですか?違います、厚遇すぎる程に義妹と婚約者に溺愛されてます!
ユウ
ファンタジー
トリアノン公爵令嬢のエリーゼは秀でた才能もなく凡庸な令嬢だった。
反対に次女のマリアンヌは社交界の華で、弟のハイネは公爵家の跡継ぎとして期待されていた。
嫁ぎ先も決まらず公爵家のお荷物と言われていた最中ようやく第一王子との婚約がまとまり、その後に妹のマリアンヌの婚約が決まるも、相手はスチュアート伯爵家からだった。
華麗なる一族とまで呼ばれる一族であるが相手は伯爵家。
マリアンヌは格下に嫁ぐなんて論外だと我儘を言い、エリーゼが身代わりに嫁ぐことになった。
しかしその数か月後、妹から婚約者を寝取り略奪した最低な姉という噂が流れだしてしまい、社交界では爪はじきに合うも。
伯爵家はエリーゼを溺愛していた。
その一方でこれまで姉を踏み台にしていたマリアンヌは何をしても上手く行かず義妹とも折り合いが悪く苛立ちを抱えていた。
なのに、伯爵家で大事にされている姉を見て激怒する。
「お姉様は不幸がお似合いよ…何で幸せそうにしているのよ!」
本性を露わにして姉の幸福を妬むのだが――。
住所不定の引きこもりダンジョン配信者はのんびりと暮らしたい〜双子の人気アイドル配信者を助けたら、目立ちまくってしまった件〜
タジリユウ
ファンタジー
外の世界で仕事やお金や家すらも奪われた主人公。
自暴自棄になり、ダンジョンへ引きこもってひたすら攻略を進めていたある日、孤独に耐えられずにリスナーとコメントで会話ができるダンジョン配信というものを始めた。
数少ないリスナー達へ向けて配信をしながら、ダンジョンに引きこもって生活をしていたのだが、双子の人気アイドル配信者やリスナーを助けることによってだんだんと…
※掲示板回は少なめで、しばらくあとになります。
やってしまいましたわね、あの方たち
玲羅
恋愛
グランディエネ・フラントールはかつてないほど怒っていた。理由は目の前で繰り広げられている、この国の第3王女による従兄への婚約破棄。
蒼氷の魔女と噂されるグランディエネの足元からピキピキと音を立てて豪奢な王宮の夜会会場が凍りついていく。
王家の夜会で繰り広げられた、婚約破棄の傍観者のカップルの会話です。主人公が婚約破棄に関わることはありません。
勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~
時野洋輔
ファンタジー
英雄のパーティ、『炎の竜牙』をリストラされたクルトは、実は戦闘以外は神の域に達している適正ランクSSSの持ち主だった。
そんなことを知らないクルトは、自分の実力がわからないまま周囲の人間を驚かせていく。
結果、多くの冒険者を纏める工房主(アトリエマイスター)となり、国や世界の危機を気付かないうちに救うことになる。
果たして、クルトは自分の実力を正確に把握して、勘違いを正すことができるのか?
「え? 山を適当に掘ったらミスリルが見つかるのってよくある話ですよね?」
……無理かもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※令和元年12月より、コミカライズスタート(毎月第三火曜日更新)
※1~5巻好評発売中(コミカライズ1巻発売中)2020年11月時点
※第11回ファンタジー小説大賞受賞しました(2018年10月31日)
※お気に入り数1万件突破しました(2018年9月27日)
※週間小説ランキング1位をいただきました(2018年9月3日時点)
※24h小説ランキング1位をいただきました(2018年8月26日時点)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。