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3 魔法学校の聖人候補
542 夏休みの最後に
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542
研究三昧の夏休みを過ごしているうちに、あっという間にトルルと約束していた日がやってきた。
「ふぅ、どうにか研究は発表できそうなところまで辿り着けたかな? でもめどはついたけど、まだ全然論文は書けてないんだよね……、仕方ない、データのまとめと執筆は二学期が始まってからだなぁ」
どうやら休み明けから忙しい日々になりそうだ。
それはともかく、セジャムの街の〝魔術師ギルド〟がどんなところなのか私も楽しみにしている。今回の体験では、できればしっかり登録をして、簡単な依頼をいくつか受けるところぐらいまではいきたいと考えている。
この10日間の“魔術師ギルド”体験の期間中は、おそらくトルルとずっと一緒にいることになるため、大っぴらに《無限回廊の扉》は使えないと考えておいたほうがいいかもしれない。となれば必要そうなものをマジックバッグに移し、快適に過ごせるよう事前準備は怠りなくしておく必要がある。
(もしギルドの依頼を受けることになったら、一泊ぐらいの野宿もありえるから、一応その辺りも考えて準備したほうがいいかなぁ)
この準備のためガチャガチャやっている私を見たグッケンス博士からは、紹介状を書いてやろうかというありがたいお言葉もいただいたが、今回は一新米学生魔法使いとして体験したいので、グッケンス博士の名前は出さないことに決めている。
「そうじゃないと、トルルのちゃんとした職業体験にならないじゃないですか」
〝グッケンス博士の紹介状〟なんてレアアイテム、どう考えても紹介状の域を超え過ぎだ。博士が作ったも同然のギルドに博士の紹介状を持っていくって〝本社の社長の紹介状〟を持って子会社いくようなものだ。どんな扱いになるかも容易に想像がつく。紹介状があれば信用度が格段に上がるから商売上は欠かせないけれど、今回は商売に行くわけじゃないから、過度な信用情報は必要ない。
「今回は普通の職業体験をしてきますよ。こちらに戻ったら率直な感想をご報告させていただきますからお楽しみに」
私が悪戯っぽく笑って見せると、少し眉をひそめた博士は軽くため息をついてこう言った。
「それは楽しみだ。お前さんに普通の職業体験ができることを期待しておこう。気をつけてな」
どうも信用がない気がするが、それはいままでの実績があるので仕方がない。ともかく、今回の私はトルルのおまけだ。トルルのつつがない〝魔術師体験〟をサポートできるよう頑張ってこよう。
前日から時間をかけてなんとか旅の準備を済ませた私とソーヤは、アタタガ・フライとともに再び《無限回廊の扉》を抜けてトルルの里へとやってきた。すぐに出発する予定なのでトルルの家へ足早に向かうと、すでにトルルもすっかり旅装束で準備をして待っていてくれた。私が着いたときには家族との別れを惜しんでいるところで、頼りになる姉がいなくなることに小さな子供たちが不安げな顔をのぞかせている。
「おねえちゃん、もう行っちゃうの?」
「やだやだ、行っちゃやだ!」
「トルル、けがには気をつけるのよ」
弟妹がトルルにしがみつくようにして抱きついている。お父さんとお母さんも心配そうに、トルルを見ながら声をかけていた。
(確かにこんな家族がいては、トルルがここを離れがたい気持ちもわかるな……)
私たちはまたも里の方々から盛大に見送られて旅立った。どうやらこの間のお菓子はすっかり里の皆さんに気に入られたようで、いくつかお手製のものを食べさせてもらった。〝芋ようかん〟は賞味期限が短いが、〝かりんとう〟は日持ちもするので新たな村の収入源になるかもしれないと、とてもありがたがられてしまった。確かに素材よりも加工品のほうがずっと高く売れるので、こういった商品は村の財産になるだろう。私はパッケージのデザインなどに凝るようアドバイスしておいた。
「素朴で構わないので、丁寧に包装することをお勧めします。贈答用の需要ができれば高値で売れますからね」
製法はいずれ広まっていくだろうが〝かりんとう〟には、豊富な天然油と美味しい蜂蜜そして多くの種類がある木の実というこの里ならではの特徴が生かされている。他所で真似して商品化しようとすればコストも嵩むし独特の風味も出にくいので、この里山の村の優位が揺らぐことはないだろう。
私のより高く売るためのアドバイスにも皆さん熱心に耳を傾けてくれたので、きっと近いうちにこの里の“はちみつかりんとう”は名産品になるではないかと思う。一応、サイデムおじさまにも地方銘菓として届けておいたから、いまごろはイスやパレスの富裕層に高く売りつける算段をしているだろう。
ここから馬車で十日かかるセジャムの街までは、アタタガに飛んでもらいほぼ半日で移動するのだが、アタタガのことはできるだけ秘密にしておきたかったので、村から離れたところで乗り込み一路セジャムの街を目指した。
「ふわぁ、すごいねぇ、本当に早いねぇ」
アタタガの移動箱の中からトルルは窓に顔をべったりと近づけて外を食い入るように見ている。“天舟”には何度も乗っているトルルだが、さらに力を増してきている上に、私の魔法でも補助しているため、地上から近い場所を高速で駆け抜けるアタタガの飛行は迫力が違うのだ。
とはいえ移動箱の中はほとんど揺れも感じないほど快適で、前日からの準備で疲れていたのか軽食を食べて少しうとうとしつつ休んでいると、不意にトルルに声をかけられた。そこで窓へと近づくと目視できる距離にセジャムの街がもう見えてきていた。堀に囲まれた堅牢な城壁の様子は街の防御力の高さを感じさせ、帝国軍の基地があるという情報とも一致するし、その堀の外側には以前見たことのある〝天舟〟の離発着基地があった。
私たちは町の入り口の数キロ手前でアタタガの移動箱を降りて身なりを整えたあと、いよいよ街へと続く街道へと出て、セジャムの魔術師ギルドを目指し歩き始めた。
さぁ、いよいよ〝魔術師体験〟の始まりだ。
研究三昧の夏休みを過ごしているうちに、あっという間にトルルと約束していた日がやってきた。
「ふぅ、どうにか研究は発表できそうなところまで辿り着けたかな? でもめどはついたけど、まだ全然論文は書けてないんだよね……、仕方ない、データのまとめと執筆は二学期が始まってからだなぁ」
どうやら休み明けから忙しい日々になりそうだ。
それはともかく、セジャムの街の〝魔術師ギルド〟がどんなところなのか私も楽しみにしている。今回の体験では、できればしっかり登録をして、簡単な依頼をいくつか受けるところぐらいまではいきたいと考えている。
この10日間の“魔術師ギルド”体験の期間中は、おそらくトルルとずっと一緒にいることになるため、大っぴらに《無限回廊の扉》は使えないと考えておいたほうがいいかもしれない。となれば必要そうなものをマジックバッグに移し、快適に過ごせるよう事前準備は怠りなくしておく必要がある。
(もしギルドの依頼を受けることになったら、一泊ぐらいの野宿もありえるから、一応その辺りも考えて準備したほうがいいかなぁ)
この準備のためガチャガチャやっている私を見たグッケンス博士からは、紹介状を書いてやろうかというありがたいお言葉もいただいたが、今回は一新米学生魔法使いとして体験したいので、グッケンス博士の名前は出さないことに決めている。
「そうじゃないと、トルルのちゃんとした職業体験にならないじゃないですか」
〝グッケンス博士の紹介状〟なんてレアアイテム、どう考えても紹介状の域を超え過ぎだ。博士が作ったも同然のギルドに博士の紹介状を持っていくって〝本社の社長の紹介状〟を持って子会社いくようなものだ。どんな扱いになるかも容易に想像がつく。紹介状があれば信用度が格段に上がるから商売上は欠かせないけれど、今回は商売に行くわけじゃないから、過度な信用情報は必要ない。
「今回は普通の職業体験をしてきますよ。こちらに戻ったら率直な感想をご報告させていただきますからお楽しみに」
私が悪戯っぽく笑って見せると、少し眉をひそめた博士は軽くため息をついてこう言った。
「それは楽しみだ。お前さんに普通の職業体験ができることを期待しておこう。気をつけてな」
どうも信用がない気がするが、それはいままでの実績があるので仕方がない。ともかく、今回の私はトルルのおまけだ。トルルのつつがない〝魔術師体験〟をサポートできるよう頑張ってこよう。
前日から時間をかけてなんとか旅の準備を済ませた私とソーヤは、アタタガ・フライとともに再び《無限回廊の扉》を抜けてトルルの里へとやってきた。すぐに出発する予定なのでトルルの家へ足早に向かうと、すでにトルルもすっかり旅装束で準備をして待っていてくれた。私が着いたときには家族との別れを惜しんでいるところで、頼りになる姉がいなくなることに小さな子供たちが不安げな顔をのぞかせている。
「おねえちゃん、もう行っちゃうの?」
「やだやだ、行っちゃやだ!」
「トルル、けがには気をつけるのよ」
弟妹がトルルにしがみつくようにして抱きついている。お父さんとお母さんも心配そうに、トルルを見ながら声をかけていた。
(確かにこんな家族がいては、トルルがここを離れがたい気持ちもわかるな……)
私たちはまたも里の方々から盛大に見送られて旅立った。どうやらこの間のお菓子はすっかり里の皆さんに気に入られたようで、いくつかお手製のものを食べさせてもらった。〝芋ようかん〟は賞味期限が短いが、〝かりんとう〟は日持ちもするので新たな村の収入源になるかもしれないと、とてもありがたがられてしまった。確かに素材よりも加工品のほうがずっと高く売れるので、こういった商品は村の財産になるだろう。私はパッケージのデザインなどに凝るようアドバイスしておいた。
「素朴で構わないので、丁寧に包装することをお勧めします。贈答用の需要ができれば高値で売れますからね」
製法はいずれ広まっていくだろうが〝かりんとう〟には、豊富な天然油と美味しい蜂蜜そして多くの種類がある木の実というこの里ならではの特徴が生かされている。他所で真似して商品化しようとすればコストも嵩むし独特の風味も出にくいので、この里山の村の優位が揺らぐことはないだろう。
私のより高く売るためのアドバイスにも皆さん熱心に耳を傾けてくれたので、きっと近いうちにこの里の“はちみつかりんとう”は名産品になるではないかと思う。一応、サイデムおじさまにも地方銘菓として届けておいたから、いまごろはイスやパレスの富裕層に高く売りつける算段をしているだろう。
ここから馬車で十日かかるセジャムの街までは、アタタガに飛んでもらいほぼ半日で移動するのだが、アタタガのことはできるだけ秘密にしておきたかったので、村から離れたところで乗り込み一路セジャムの街を目指した。
「ふわぁ、すごいねぇ、本当に早いねぇ」
アタタガの移動箱の中からトルルは窓に顔をべったりと近づけて外を食い入るように見ている。“天舟”には何度も乗っているトルルだが、さらに力を増してきている上に、私の魔法でも補助しているため、地上から近い場所を高速で駆け抜けるアタタガの飛行は迫力が違うのだ。
とはいえ移動箱の中はほとんど揺れも感じないほど快適で、前日からの準備で疲れていたのか軽食を食べて少しうとうとしつつ休んでいると、不意にトルルに声をかけられた。そこで窓へと近づくと目視できる距離にセジャムの街がもう見えてきていた。堀に囲まれた堅牢な城壁の様子は街の防御力の高さを感じさせ、帝国軍の基地があるという情報とも一致するし、その堀の外側には以前見たことのある〝天舟〟の離発着基地があった。
私たちは町の入り口の数キロ手前でアタタガの移動箱を降りて身なりを整えたあと、いよいよ街へと続く街道へと出て、セジャムの魔術師ギルドを目指し歩き始めた。
さぁ、いよいよ〝魔術師体験〟の始まりだ。
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