【本編完結】婚約者を守ろうとしたら寧ろ盾にされました。腹が立ったので記憶を失ったふりをして婚約解消を目指します。
「君との婚約を解消したい」
その言葉を聞いてエカテリーナはニコリと微笑む。
「了承しました」
ようやくこの日が来たと内心で神に感謝をする。
(わたくしを盾にし、更に記憶喪失となったのに手助けもせず、他の女性に擦り寄った婚約者なんていらないもの)
そんな者との婚約が破談となって本当に良かった。
(それに欲しいものは手に入れたわ)
壁際で沈痛な面持ちでこちらを見る人物を見て、頬が赤くなる。
(愛してくれない者よりも、自分を愛してくれる人の方がいいじゃない?)
エカテリーナはあっさりと自分を捨てた男に向けて頭を下げる。
「今までありがとうございました。殿下もお幸せに」
類まれなる美貌と十分な地位、そして魔法の珍しいこの世界で魔法を使えるエカテリーナ。
だからこそ、ここバークレイ国で第二王子の婚約者に選ばれたのだが……それも今日で終わりだ。
今後は自分の力で頑張ってもらおう。
ハピエン、自己満足、ご都合主義なお話です。
ちゃっかりとシリーズ化というか、他作品と繋がっています。
カクヨムさん、小説家になろうさん、ノベルアッププラスさんでも連載中(*´ω`*)
その言葉を聞いてエカテリーナはニコリと微笑む。
「了承しました」
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そんな者との婚約が破談となって本当に良かった。
(それに欲しいものは手に入れたわ)
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(愛してくれない者よりも、自分を愛してくれる人の方がいいじゃない?)
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お読み頂き、ありがとうございます(*´ω`*)
ここまで酷い悪役はあまりいませんよね(;^ω^)
ただただ理解の出来ない考えと気持ちです、近くにいたら関わり合いになりたくない人です(;´Д`)
主人公画強さとそして弱さをもつので色々と大変ですが、ハッピーエンドロールとなりますので、お読み頂ければも思いますm(_ _)m
感想ありがとうございました(*´∀`*)
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