貴方を全力で肯定するデラックス超肯定少女を拾ったら、人生が上向きになって幸福になるかもしれない話

俺は泣いた。人生がクソ過ぎて泣いた。

連続不眠労働記録が二週間目に差し掛かる頃、満身創痍の俺は一日の休みを与えられた。

俺には趣味はなく、理想も希望もなにもない。彼女いない歴=年齢。おまけに学歴もない。この現代日本において、俺は全くの無だった。いや、俺が現代日本だった。現代日本の闇だ。闇の化身だった。

現代日本が死にかけているように俺の人生もあっさり終わりそうになっていた。

そんな俺の帰り道に妙な女の子が泣いてて、助けようとしたら逆に助けられた挙げ句、自分のことをデラックス超肯定ロボットとか言いやがる。

疲れ過ぎて頭がおかしくなったのかと思ったがそうでもないらしい。

奴は俺を肯定して人生をより良くするのが使命らしいがそんなことで何か変わるのか──?

◆◆◆◆◆◆◆◆

需要が有れば続きます
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,533 位 / 193,533件 キャラ文芸 4,391 位 / 4,391件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜

なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」  静寂をかき消す、衛兵の報告。  瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。  コリウス王国の国王––レオン・コリウス。  彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。 「構わん」……と。  周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。  これは……彼が望んだ結末であるからだ。  しかし彼は知らない。  この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。  王妃セレリナ。  彼女に消えて欲しかったのは……  いったい誰か?    ◇◇◇  序盤はシリアスです。  楽しんでいただけるとうれしいです。    

夜王府の花嫁-獏憑きの旦那さまに嫁ぐことになりました-

豆渓ありさ
キャラ文芸
羽綺の母は、十八歳のときに神隠しにあった。 そして、羽綺を生んだ。 崚国の名門・楊家に生まれた羽綺だったが、出自のせいで、誰もが羽綺を気味悪がり、いつも遠巻きにされていた。楊家の一族とも、使用人たちとも、ほとんど口をきくこともなく過ごしている。 そんな羽綺の楽しみは〈書〉と〈午睡〉だ。 筆をとり、字を書いているときは無心でいられる。 夢の世界でなら、どこへだって行ける、好きなことが出来る。 さて、ある日、羽綺に唐突な縁談が舞い込んだ。 「相手は皇帝の末の弟であり、夜王の号を賜った人」 「今夜、夜王府から迎えが来る」 わけもわからず夜王府に嫁ぐことになった羽綺だったが、夜王府に到着すると、どうやら夜王は羽綺に会うつもりがないらしく、姿を見せない。 かわりに現れたのは、黒と青の斑の毛並みをした、三本の優美な尾を持つ、ひとつ眼の魔物で――……?

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

四葩の華獄 形代の蝶はあいに惑う

響 蒼華
キャラ文芸
――そのシアワセの刻限、一年也。 由緒正しき名家・紫園家。 紫園家は、栄えると同時に、呪われた血筋だと囁かれていた。 そんな紫園家に、ある日、かさねという名の少女が足を踏み入れる。 『蝶憑き』と不気味がる村人からは忌み嫌われ、父親は酒代と引き換えにかさねを当主の妾として売った。 覚悟を決めたかさねを待っていたのは、夢のような幸せな暮らし。 妾でありながら、屋敷の中で何よりも大事にされ優先される『胡蝶様』と呼ばれ暮らす事になるかさね。 溺れる程の幸せ。 しかし、かさねはそれが与えられた一年間の「猶予」であることを知っていた。 かさねにだけは不思議な慈しみを見せる冷徹な当主・鷹臣と、かさねを『形代』と呼び愛しむ正妻・燁子。 そして、『花嫁』を待っているという不思議な人ならざる青年・斎。 愛し愛され、望み望まれ。四葩に囲まれた屋敷にて、繰り広げられる或る愛憎劇――。 ※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。

マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました

東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。 攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる! そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。

藤宮美樹最凶伝説

篠原 皐月
キャラ文芸
 彼女の前に、道はない。彼女の後に、道ができる。  両親から様々な遺伝子と可能性を引き継いだ、最強を超える最凶な、とある女の子の「山椒は小粒でもピリリと辛い」を地でいく、(本人と一部の)笑いと(周囲の大多数の)涙溢れる、成長物語です。  【裏腹なリアリスト】の要所要所でいい味を出していた、美子・秀明夫婦の長女、美樹(よしき)が主人公の【裏腹~】スピンオフ作品。【半世紀の契約】後日談でもあります。  はっきり言ってコメディです。ちょっとシリアスだったり世知辛い話題が入っていたりしますが、コメディ以外の何物でもありませんので、そこの所をご了承の上、お読み下さい。カクヨム、小説家になろうからの転載作品です。

作ろう! 女の子だけの町 ~未来の技術で少女に生まれ変わり、女の子達と楽園暮らし~

白井よもぎ
キャラ文芸
地元の企業に勤める会社員・安藤優也は、林の中で瀕死の未来人と遭遇した。 その未来人は絶滅の危機に瀕した未来を変える為、タイムマシンで現代にやってきたと言う。 しかし時間跳躍の事故により、彼は瀕死の重傷を負ってしまっていた。 自分の命が助からないと悟った未来人は、その場に居合わせた優也に、使命と未来の技術が全て詰まったロボットを託して息絶える。 奇しくも、人類の未来を委ねられた優也。 だが、優也は少女をこよなく愛する変態だった。 未来の技術を手に入れた優也は、その技術を用いて自らを少女へと生まれ変わらせ、不幸な環境で苦しんでいる少女達を勧誘しながら、女の子だけの楽園を作る。

処理中です...