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第三章 王子のおでこを拝みたい
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「…で、どうしようか。」
「そりゃ、暗がりにまぎれて優羽先輩を襲って…。」
「っちょい!現実的な話をしてくれ(笑)」
「あたしはいつでも本気だよ。」
「…!」
さおちゃんの冗談なのか本気なのかわからない返答に
困りながらも私の妄想は止まらない。
「…優羽先輩が自分の手で汚れるなんてことがあっていいのか…。」
「もう、にぃちゃんキモいからやめよ。」
「キモいって…!さおちゃんが言ったんじゃん!」
「…で、実際はどうする?」
「…。」
あーでもない、こーでもないと二人で悩んだ末出した答えはこんな感じだった。
① 自分が優羽先輩を星空ウォークに誘う。
② さおちゃんセレクトのヘアピンを当日受け取る。
③ 優羽先輩と合流後、星空ウォーク参戦。
④ 途中でベンチなどに座り話す。
⑤ ヘアピンを見せ、つけてもらう。
⑥ 神、降臨。からの崇拝。あわよくばツーショットを撮る。
成功するかどうかは自分次第なこの一か八かの作戦。
そもそも優羽先輩と一緒にデートするだけで
心臓が飛び出てしまいそうなのに大丈夫なのだろうか。
「そりゃ、暗がりにまぎれて優羽先輩を襲って…。」
「っちょい!現実的な話をしてくれ(笑)」
「あたしはいつでも本気だよ。」
「…!」
さおちゃんの冗談なのか本気なのかわからない返答に
困りながらも私の妄想は止まらない。
「…優羽先輩が自分の手で汚れるなんてことがあっていいのか…。」
「もう、にぃちゃんキモいからやめよ。」
「キモいって…!さおちゃんが言ったんじゃん!」
「…で、実際はどうする?」
「…。」
あーでもない、こーでもないと二人で悩んだ末出した答えはこんな感じだった。
① 自分が優羽先輩を星空ウォークに誘う。
② さおちゃんセレクトのヘアピンを当日受け取る。
③ 優羽先輩と合流後、星空ウォーク参戦。
④ 途中でベンチなどに座り話す。
⑤ ヘアピンを見せ、つけてもらう。
⑥ 神、降臨。からの崇拝。あわよくばツーショットを撮る。
成功するかどうかは自分次第なこの一か八かの作戦。
そもそも優羽先輩と一緒にデートするだけで
心臓が飛び出てしまいそうなのに大丈夫なのだろうか。
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