妄想女子の青春記。

こつぶ

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第十七章 灼熱の体育祭②

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応援は当日の団長のくじにより、私たちはなんと一番最初。


張り詰めた緊張感の中全員で一丸となって声を出したり、ダンスを踊った。
五分の記録は最初の一人が門に入ってから、
最後の一人が門から出るまでのタイムを計られる。

この五分の壁と演技構成などを教師が話し合い得点が来まる。





私たちは、なんと一番最初に演技をしたのに
五分ジャストという最高の記録をたたき出した。



「…やった!!!」
「すごい!」
「うちら優勝狙えるんじゃない?」




演技後全員が期待を胸に他の団の演技をかたずをのんで見守っていた。




全部の団の演技が終了してから閉会式が行われる。
結果発表にドキドキしながらも、
また優羽先輩が斜め前にいるドキドキで倒れそうな私。


体育祭担当の教師が各団の成績と得点を発表した。




「…優勝は…四組団!」
「「「「「きゃーー!!!」」」」


私たちの団の名前が呼ばれた瞬間全員が飛び上がった。
そしてどさくさにまぎれてものすごい展開が訪れた。
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