妄想女子の青春記。

こつぶ

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第十六章 灼熱の体育祭①

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「よ、ろしくお、ね、がいします。」
「(笑)緊張しすぎ。はい。」


そう言ってペアで踊るために手を出す優羽先輩。
その姿が白馬に乗った王子に見えたことは言うまでもない。



こんな幸せすぎる時間が一生続いてくれたらいいのにと願わずにはいられなかった。



あっという間に時間が過ぎ、本日の練習は終了。
まだ頭がふわふわしている私をよそに団長たちは
挨拶や今後の練習について連絡をしていた。




そんなこんなで、今年の体育祭は絶好調ともいえるくらいの好スタートとなった。
私の中学時代の中で間違いなくベストファイブに選ばれるべき
青春の一ページが今確実に刻まれ始めたのであった。
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