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第一章 これ、私の完敗じゃね?
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しおりを挟む「出たよ、さとち。」
「うぅ…また優羽先輩を独り占めされた…。
悔しいけどそんな二人のやりとりが可愛い。あざとい。」
「あたしも、あのあざとさ少し見習わなきゃだわ。」
「また負けた…。」
「顔ではにぃちゃんも負けてないと思うんだけどね。」
「さとちと比べるのはよしてよ…。」
「ごめん、ごめん(笑)」
完敗した私をあざ笑うかのように優羽先輩とさとち先輩はその後も、
私たちの前でいちゃいちゃしながら(仲良く話しながら)下校していったのだった。
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