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第3章覚醒の刻
23神猫
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「にゃ~~ん」
可愛らしい鳴き声。決して大きい音ではないが人間を癒す最高の音色である。
その鳴き声は地上に存在する普通の猫そのものであった。
地上の猫が、間違えてダンジョンに入り込んでしまったのかと思うほど似ているのだ。
鳴き声に気がついた火憐が勢いよく振り向くと、そこには先程の禍々しい猫とは全く違う存在がいた。
この事を早く誰かに伝えたいと、彼女は目を輝かせて俺の腕を引っ張ったんだ。
「ねぇねぇ。蓮、後ろ見てよ」
「え? あぁ」
腕を引っ張られている俺は、正直あまり興味がなかった。
斜め上を見ながら装備の事を考えている途中ですぐには後ろを振り向かなかったんだ。
そう。つまり俺は考え事をしていて猫の声に気がつかなかった。
『装備品』まで出てきたら本当に、この世界はゲームの世界じゃないかって、そんな風に考えていたんだ。
でも今はそんな事いいか。
火憐が嬉しそうな声をあげて振り向けって言ってるんだから言うことを聞こう。
俺がゆっくり振り向くとそこにいたのは猫であった。先程までの顔に無数の口が付いている黒猫ではない。
顔や体の模様・色からすると三毛猫に似ている。しかし、周りは白く輝いているのだ。
あまりにも輝いているので俺達は2人とも自然に笑顔になっていった。
「おぉ。これはすごいな。ライトみたいだ」
「なにその例え」
「光ってるからさ」
「それもそうね~。でもこんなモンスターもいるのね、私達プレイヤーの仲間だったりして」
火憐は軽い調子でそう言うと徐々にその猫に向かって近づいていった。
全く警戒をしていない様子である。
無邪気な彼女を見て俺は心配になったよ。
だってそうだろ?さっきも似たような形で化け物と戦闘になったんだから。
まぁ、今回の猫は化け物には見えないけどね
けど一応注意はしておくか……。
「火憐、気をつけろよ」
「大丈夫! 可愛い猫じゃないの」
まさか、敵だなんて思うわけないじゃないか。
見た目が三毛猫でしかも神々しい光を放っているんだから
むしろ、神様の使いかと思うほどなのだ。
【コツ……コツ……コツ……】
ゆっくりとダンジョン内に響く足音、その音はやがて静かに止まった。
「ふふふ、遂にここまで来たわよ」
ニヤニヤしながら目を輝かせる火憐、なんと彼女は猫を捕まえられる位置まで来たのである。
あとは、しゃがんで抱き込むだけね。
「ふふふ。私は今、ストレスが溜まっているのよ、モフモフして解消しちゃうわよ」
「おい。もう近づくな!」
「大丈夫よ。ほら、猫ちゃんとこんなに可愛く……」
「にゃんっ!」
火憐が猫を捕まえようと身構えたその時に、猫の方から彼女の方に向かってジャンプしてきたのである。
なんとその飛距離、約150cmで彼女の胸元に飛び込む見事なジャンプでだった。
「え、え!?」
想定外の事態に彼女は驚いているようだが、自然と両腕で猫をキャッチすることができた。
「にゃ~ん」
「可愛いわね~」
無事にキャッチできた火憐は、そのまま猫に頰を擦り付けて束の間のモフモフを味わっている。
その様子を見ているとこっちまで癒されそうだ。
ほのぼのとした、癒し映像を見た気分になった俺はふと、氷華の帰りに遅い事に気付いて後ろを振り返った。
「あいつ、まだ帰ってこないのか~。何やってるんだよ全く」
頭の後ろをポリポリと掻きながら、彼は先程の猫について考えていた。
やっぱりあの猫は『普通の』三毛猫がダンジョンに迷い込んで突然変異を起こした感じなのかな。
そうだよな。だって、猫とあんなに近づいても戦闘は始まらなかったんだ。
「ふぁ~。それにしても疲れたな~」
火憐とは反対側、氷華が向かった方向を見ながら背伸びをしているとそれは起きたのだ。
〈戦闘を開始致します〉
耳障りな機械音がまた、彼の耳元で鳴り響く。
それを聞いた蓮は、ありえない、といった表情でその場を動けずにいた。
――は?なんで、戦闘が開始されているんだ。
俺の戦う相手は誰なんだよ。
まさか、さっきの猫か?
訳がわからない中で俺が勢いよく後ろを向くと、なぜか四つん這いになっている火憐と猫がいた。
しかも、猫が四つん這いになっている火憐の背中の上に乗っている状況だ。
(どうなってんだ?)
視界に入った状況をうまく飲み込めずに、彼は立ち尽くす。
こちらをじっと見つめる火憐の潤んだ瞳を見ながら
何も言葉を発しない彼に変わって、彼女が言葉を振り絞る。
「助けて……蓮。体が勝手に動くの。多分、猫が…」
「何言ってんだよ火憐! 早くこっち側に来いよ」
「………」
彼女の瞳は本気だった。
唇を噛み締め、瞳からは涙が出始めている。本当に体が自由に動かないのだろう。
そんな馬鹿な。なんで体が勝手に動くんだ。
俺は半信半疑で猫の方へと神経を集中させると、やはり先程の猫が原因だったようである。
相手のステータスが見えてきた。
――――――――――――――――――――――――――
●神猫(ゴッド・キティ)
Lv.200
○HP…『???』
○状態…『寄生《松尾(まつお) 火憐(かれん)》』
○殺人カウント…『???』
全ての猫を従える、猫中の猫。ダンジョンの長(おさ)。
その可愛い見た目に騙される者は、一生、猫の奴隷として地獄の日々を味わうことになる。
――――――――――――――――――――――――――
それを見て思ったよ。
この猫は火憐に『寄生』してる。って。
可愛らしい鳴き声。決して大きい音ではないが人間を癒す最高の音色である。
その鳴き声は地上に存在する普通の猫そのものであった。
地上の猫が、間違えてダンジョンに入り込んでしまったのかと思うほど似ているのだ。
鳴き声に気がついた火憐が勢いよく振り向くと、そこには先程の禍々しい猫とは全く違う存在がいた。
この事を早く誰かに伝えたいと、彼女は目を輝かせて俺の腕を引っ張ったんだ。
「ねぇねぇ。蓮、後ろ見てよ」
「え? あぁ」
腕を引っ張られている俺は、正直あまり興味がなかった。
斜め上を見ながら装備の事を考えている途中ですぐには後ろを振り向かなかったんだ。
そう。つまり俺は考え事をしていて猫の声に気がつかなかった。
『装備品』まで出てきたら本当に、この世界はゲームの世界じゃないかって、そんな風に考えていたんだ。
でも今はそんな事いいか。
火憐が嬉しそうな声をあげて振り向けって言ってるんだから言うことを聞こう。
俺がゆっくり振り向くとそこにいたのは猫であった。先程までの顔に無数の口が付いている黒猫ではない。
顔や体の模様・色からすると三毛猫に似ている。しかし、周りは白く輝いているのだ。
あまりにも輝いているので俺達は2人とも自然に笑顔になっていった。
「おぉ。これはすごいな。ライトみたいだ」
「なにその例え」
「光ってるからさ」
「それもそうね~。でもこんなモンスターもいるのね、私達プレイヤーの仲間だったりして」
火憐は軽い調子でそう言うと徐々にその猫に向かって近づいていった。
全く警戒をしていない様子である。
無邪気な彼女を見て俺は心配になったよ。
だってそうだろ?さっきも似たような形で化け物と戦闘になったんだから。
まぁ、今回の猫は化け物には見えないけどね
けど一応注意はしておくか……。
「火憐、気をつけろよ」
「大丈夫! 可愛い猫じゃないの」
まさか、敵だなんて思うわけないじゃないか。
見た目が三毛猫でしかも神々しい光を放っているんだから
むしろ、神様の使いかと思うほどなのだ。
【コツ……コツ……コツ……】
ゆっくりとダンジョン内に響く足音、その音はやがて静かに止まった。
「ふふふ、遂にここまで来たわよ」
ニヤニヤしながら目を輝かせる火憐、なんと彼女は猫を捕まえられる位置まで来たのである。
あとは、しゃがんで抱き込むだけね。
「ふふふ。私は今、ストレスが溜まっているのよ、モフモフして解消しちゃうわよ」
「おい。もう近づくな!」
「大丈夫よ。ほら、猫ちゃんとこんなに可愛く……」
「にゃんっ!」
火憐が猫を捕まえようと身構えたその時に、猫の方から彼女の方に向かってジャンプしてきたのである。
なんとその飛距離、約150cmで彼女の胸元に飛び込む見事なジャンプでだった。
「え、え!?」
想定外の事態に彼女は驚いているようだが、自然と両腕で猫をキャッチすることができた。
「にゃ~ん」
「可愛いわね~」
無事にキャッチできた火憐は、そのまま猫に頰を擦り付けて束の間のモフモフを味わっている。
その様子を見ているとこっちまで癒されそうだ。
ほのぼのとした、癒し映像を見た気分になった俺はふと、氷華の帰りに遅い事に気付いて後ろを振り返った。
「あいつ、まだ帰ってこないのか~。何やってるんだよ全く」
頭の後ろをポリポリと掻きながら、彼は先程の猫について考えていた。
やっぱりあの猫は『普通の』三毛猫がダンジョンに迷い込んで突然変異を起こした感じなのかな。
そうだよな。だって、猫とあんなに近づいても戦闘は始まらなかったんだ。
「ふぁ~。それにしても疲れたな~」
火憐とは反対側、氷華が向かった方向を見ながら背伸びをしているとそれは起きたのだ。
〈戦闘を開始致します〉
耳障りな機械音がまた、彼の耳元で鳴り響く。
それを聞いた蓮は、ありえない、といった表情でその場を動けずにいた。
――は?なんで、戦闘が開始されているんだ。
俺の戦う相手は誰なんだよ。
まさか、さっきの猫か?
訳がわからない中で俺が勢いよく後ろを向くと、なぜか四つん這いになっている火憐と猫がいた。
しかも、猫が四つん這いになっている火憐の背中の上に乗っている状況だ。
(どうなってんだ?)
視界に入った状況をうまく飲み込めずに、彼は立ち尽くす。
こちらをじっと見つめる火憐の潤んだ瞳を見ながら
何も言葉を発しない彼に変わって、彼女が言葉を振り絞る。
「助けて……蓮。体が勝手に動くの。多分、猫が…」
「何言ってんだよ火憐! 早くこっち側に来いよ」
「………」
彼女の瞳は本気だった。
唇を噛み締め、瞳からは涙が出始めている。本当に体が自由に動かないのだろう。
そんな馬鹿な。なんで体が勝手に動くんだ。
俺は半信半疑で猫の方へと神経を集中させると、やはり先程の猫が原因だったようである。
相手のステータスが見えてきた。
――――――――――――――――――――――――――
●神猫(ゴッド・キティ)
Lv.200
○HP…『???』
○状態…『寄生《松尾(まつお) 火憐(かれん)》』
○殺人カウント…『???』
全ての猫を従える、猫中の猫。ダンジョンの長(おさ)。
その可愛い見た目に騙される者は、一生、猫の奴隷として地獄の日々を味わうことになる。
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それを見て思ったよ。
この猫は火憐に『寄生』してる。って。
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