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生贄
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「クレイグ」
異形の声に、喉についた歯型を愛おしげに舌先で舐める青年は目を上げた。しがみついていた腕をだらりと下げ、ぐったりと快楽に身を委ねている神父の後ろで一対の金の瞳が楽しげに細まっていた。神父の腰を掴んでいた手が伸ばされ、いつの間にか再び勃ち上がっていた青年の若茎をくすぐる。思わず腰が震えた。
「お前も挿れたいだろう?」
「……交代してくれるのか」
「――いや」
このまま挿れるのさ。異形は共犯者めいた笑みを浮かべてクレイグに囁きかける。巨大な肉杭を目一杯に咥え込んだ雄膣に、更に自分のモノを挿れる――そんなことをしたらきっと壊れてしまう。
だが――。
それは甘美な誘惑でもあった。神父の泣き顔も、失禁して恥じる顔も、絶頂にとろけきった顔も、全てがクレイグを興奮させ、もっと泣かせ、漏らさせ、イカせたいと嗜虐心を掻き毟っていたのだ。神父の脚を抱え上げると、異形の指が泡立つ接合部を撫で、試すように、見せつけるように、中へと潜り込んで行く。食い入るように見つめるクレイグの前で、とろけた雄膣は驚くほどの柔軟性を見せ、肉杭とともに指を飲み込んでいった。その指を引っ掛けるように引っ張り、魅惑的な肉孔の暗がりを見せつける。神父がかすかに呻いたが、どうやら意識が飛んでいるようで制止の声はあがらなかった。
「さあ、クレイグ」
「――神父様っ!」
唸る獣のように鼻面に皺を寄せ、接合部に指と入れ替わりにいきり立った屹立を押し付けた。押し入ろうとする圧倒的な質量に何事かと神父が首を擡げ、クレイグの挙動に気付いた。だが、拒絶しようとする腕は身体ごと異形の長い腕によって抱き込まれて封印されてしまう。神父はなすすべもなく、泣きそうに歪んだとろけた顔でゆるゆると首を振った。
「あ、む、り……。無理だ、クレイグ……。ゆるして……!」
許すわけがない。許せるわけもない。腰を掴み、異形の肉杭に沿って自らの若茎を押し入れた。柔らかな肉にずるりと先端が飲み込まれ、神父が顎を跳ね上げる。
「うあああっ……! や、や、むり……! ぬいてくれ……!」
「黙れよ」
こちらが千切られかねないほどに狭い肉路に無理矢理全てを捩じ込んだ時には、神父は身をぐったりとさせ、啜り泣いていた。神父の下腹は心なしか膨れているように見えた。ここに俺のモノが収まっているのだ。ぞくぞくとクレイグの背筋を喜悦が駆け抜けていく。
「大好きなちんぽを二本も咥え込んで、嬉しいでしょう、神父様?」
「いや……。いやだ……無理だ……。こわれる……」
「おまんこが? 頭が?」
連れられて行った酒場で、父親や村の男たちが酒を飲みながら喚いていた卑猥な言葉を思い出して投げかけながら、クレイグは笑う。かつての憧れだった人を穢す喜びは堪らないものがあった。神も禁止するわけだ。こんな喜びを覚えてしまったら、溺れるに決まっている。
ずるりと巨大な肉杭が蠢いた。神父の肉襞と異形の熱い塊に挟まれ、クレイグは思わず呻いた。すぐにでもぶち撒けてしまいそうな己を叱咤し、歯を食い縛る。もっと神父の肉を楽しむべきだ。
「ひっ、あ、あ、あ、あ……っ!」
二本の雄竿が、ずちゅずちゅと音を立てて交互に出入りを始める。二つの塊が結腸と前立腺を突き上げ、あまりにも激しい快楽の奔流に目の前がちかちかと弾けた。アーベルは涎を垂らし、声をあげ、時折潮を漏らすだけのとろけた肉塊へと成り下がる。クレイグはアーベルの肥大した乳首を指で捻り上げ、夢中になって腰を振っている。
――楽しいなあ。
異形は金の瞳を細め、燃え盛る二つの魂を堪能していた。神父の清らかな魂は一度で壊すには惜しいほどに美味で、飴玉をしゃぶるようにじっくりと楽しむべきだと考え直したのは我ながら良い選択だったと思う。
飽きた、という冗談に対して真剣に悩んだ挙句、新たな生贄を連れてきた時はあまりの可笑しさに笑いそうになってしまった。悪魔の子を産むのは嫌だと泣いた男が、新たな魂が堕することを是とするなど面白すぎるではないか。大の被害より小の犠牲。どちらがより悪徳だと言うのか。これだから人間は面白い。
だから、生贄に神父を犯させた。あの時の絶望に燃える神父の魂は極上だった。そしてまた、抱いていた憧憬を憎悪に変えた生贄の青年は青年でなかなかに美味だ。今も、終わらない絶頂に意識を飛ばした神父の肉を噛み、穿ち、その憎悪を叩きつけている。憎悪、背徳感、支配欲、そして少しの恋情――それらを燃料に魂が燃え盛る。
「神父様……っ!」
クレイグは吼えると、目一杯奥まで突き入れて腰をぶるぶると震わせた。衰えない勢いで迸る子種を張り出した前立腺に叩きつける。その衝撃でアーベルは何度目かも分からない絶頂に飲み込まれて行く。
「なら、そろそろ俺も終わらせようか」
だらしなくとろけきったアーベルの顔を横に向かせ、異形は愛しげに口づけた。長い舌で口内を蹂躙し、再度自分だけになった雄膣を掻き回す。中にたっぷりと種付けされた白濁がぶちゅぶちゅといやらしい音を立てた。再奥に潜り込ませると、肉襞が愛しげに吸い付いてきた。極上の肉、極上の魂。たっぷりと堪能させてもらった。
「……ンあああああっ!」
大量の熱い飛沫が何度も何度もとろけた肉壁を灼く。アーベルが白眼を剥いて全身を痙攣させ、壮絶な絶頂に意識を飛ばした。びぐびぐと異形の射精に合わせて蠢く下腹を興奮冷めやらぬ目で魅入っていたクレイグの前で、巨大な肉杭がずるずると抜けて行く。力なく開ききった脚の間には、蕾がぽっかりと口を開け、戦慄く度に白濁を零した。
異形は壊れた人形のように力の抜けたアーベルを無造作にクレイグの方へと押しやった。思わず抱きとめたクレイグが伺うように異形を見る。異形は肉杭を跡形もなく腹の中に収めると、気絶したアーベルの汗まみれの額に口づけ、にんまりと口端を吊り上げた。
「楽しかったよ、アーベル。こんなに満ち足りたのは実に久し振りだ。満足だ。ああ、実に……。――またそのうち会いにくるよ」
壊れていなければね。異形がそう囁くと、かろうじて部屋を照らし出していた蝋燭が瞬いた。ああ、楽しかった。しばらくは――それが人間にとってどれだけの時間かは分からないが――眠ろう。腹が満たされれば眠くなる。そういうものだ。
「ま、待て……! 待って、ください!」
周囲に闇を集め、じわじわと消えかけていた異形を呼び止める声があった。青年だった。神父の身体を強く抱き締めたまま、必死の形相で闇に溶けて行く異形を睨みつけていた。面倒臭さを隠さぬ声で応えてやる。
「……何だ」
「こ、これからも、この村を魔物から護ってくれるんですよね!?」
闇に浮かぶ金の瞳を瞬かせる。そんなことは異形にとってはどうというものでもなく、またどうでもいいことでもあった。神父を追い詰めるために一匹だけわざと教会に放り込んだが、奴らが出現しなくなったのは、より上位存在である異形の匂いに怯えたからだ。それをお為ごかして、あたかも護ってやっているのだと言っただけだ。特にこの教会には異形の匂いが強く残っている。この教会を中心に、小さい村ぐらいまでなら魔獣の鼻には届くだろう。人間のように本能の壊れたものか、異形以上の力を持つものが生まれでもしない限り。
「……気になるかね?」
だが、異形はわざとはぐらかし、くつくつと喉を鳴らした。当たり前だ! と青年は叫ぶ。そして、抱き締める腕に力がこめ、神父の短い髪に鼻先を埋めて青年は切なげに呟いた。
「この人が、願ったことだから……」
しばらく異形は呆気に取られて二人を眺めていたが、腹の底からの大きな笑い声を上げた。割れ鐘のような大音声に気付いたのか、青年の腕の中で神父が身じろぎする。しばらくひいひいと引き攣ったように笑った後、闇が可笑しげに囁いた。
「全く、人間はこれだから面白い――。いいだろう、約束は守ろう」
二律背反の感情を矛盾することなく包含する人間という生き物は本当に面白い。ほら、まるで壊れ物のように掻き抱いていたというのに、神父が気がついた途端、また青年が犯し始めた。全く面白い――。
異形が闇に溶けた後も、凄惨な肉の交わりは終わらない。
(了)
異形の声に、喉についた歯型を愛おしげに舌先で舐める青年は目を上げた。しがみついていた腕をだらりと下げ、ぐったりと快楽に身を委ねている神父の後ろで一対の金の瞳が楽しげに細まっていた。神父の腰を掴んでいた手が伸ばされ、いつの間にか再び勃ち上がっていた青年の若茎をくすぐる。思わず腰が震えた。
「お前も挿れたいだろう?」
「……交代してくれるのか」
「――いや」
このまま挿れるのさ。異形は共犯者めいた笑みを浮かべてクレイグに囁きかける。巨大な肉杭を目一杯に咥え込んだ雄膣に、更に自分のモノを挿れる――そんなことをしたらきっと壊れてしまう。
だが――。
それは甘美な誘惑でもあった。神父の泣き顔も、失禁して恥じる顔も、絶頂にとろけきった顔も、全てがクレイグを興奮させ、もっと泣かせ、漏らさせ、イカせたいと嗜虐心を掻き毟っていたのだ。神父の脚を抱え上げると、異形の指が泡立つ接合部を撫で、試すように、見せつけるように、中へと潜り込んで行く。食い入るように見つめるクレイグの前で、とろけた雄膣は驚くほどの柔軟性を見せ、肉杭とともに指を飲み込んでいった。その指を引っ掛けるように引っ張り、魅惑的な肉孔の暗がりを見せつける。神父がかすかに呻いたが、どうやら意識が飛んでいるようで制止の声はあがらなかった。
「さあ、クレイグ」
「――神父様っ!」
唸る獣のように鼻面に皺を寄せ、接合部に指と入れ替わりにいきり立った屹立を押し付けた。押し入ろうとする圧倒的な質量に何事かと神父が首を擡げ、クレイグの挙動に気付いた。だが、拒絶しようとする腕は身体ごと異形の長い腕によって抱き込まれて封印されてしまう。神父はなすすべもなく、泣きそうに歪んだとろけた顔でゆるゆると首を振った。
「あ、む、り……。無理だ、クレイグ……。ゆるして……!」
許すわけがない。許せるわけもない。腰を掴み、異形の肉杭に沿って自らの若茎を押し入れた。柔らかな肉にずるりと先端が飲み込まれ、神父が顎を跳ね上げる。
「うあああっ……! や、や、むり……! ぬいてくれ……!」
「黙れよ」
こちらが千切られかねないほどに狭い肉路に無理矢理全てを捩じ込んだ時には、神父は身をぐったりとさせ、啜り泣いていた。神父の下腹は心なしか膨れているように見えた。ここに俺のモノが収まっているのだ。ぞくぞくとクレイグの背筋を喜悦が駆け抜けていく。
「大好きなちんぽを二本も咥え込んで、嬉しいでしょう、神父様?」
「いや……。いやだ……無理だ……。こわれる……」
「おまんこが? 頭が?」
連れられて行った酒場で、父親や村の男たちが酒を飲みながら喚いていた卑猥な言葉を思い出して投げかけながら、クレイグは笑う。かつての憧れだった人を穢す喜びは堪らないものがあった。神も禁止するわけだ。こんな喜びを覚えてしまったら、溺れるに決まっている。
ずるりと巨大な肉杭が蠢いた。神父の肉襞と異形の熱い塊に挟まれ、クレイグは思わず呻いた。すぐにでもぶち撒けてしまいそうな己を叱咤し、歯を食い縛る。もっと神父の肉を楽しむべきだ。
「ひっ、あ、あ、あ、あ……っ!」
二本の雄竿が、ずちゅずちゅと音を立てて交互に出入りを始める。二つの塊が結腸と前立腺を突き上げ、あまりにも激しい快楽の奔流に目の前がちかちかと弾けた。アーベルは涎を垂らし、声をあげ、時折潮を漏らすだけのとろけた肉塊へと成り下がる。クレイグはアーベルの肥大した乳首を指で捻り上げ、夢中になって腰を振っている。
――楽しいなあ。
異形は金の瞳を細め、燃え盛る二つの魂を堪能していた。神父の清らかな魂は一度で壊すには惜しいほどに美味で、飴玉をしゃぶるようにじっくりと楽しむべきだと考え直したのは我ながら良い選択だったと思う。
飽きた、という冗談に対して真剣に悩んだ挙句、新たな生贄を連れてきた時はあまりの可笑しさに笑いそうになってしまった。悪魔の子を産むのは嫌だと泣いた男が、新たな魂が堕することを是とするなど面白すぎるではないか。大の被害より小の犠牲。どちらがより悪徳だと言うのか。これだから人間は面白い。
だから、生贄に神父を犯させた。あの時の絶望に燃える神父の魂は極上だった。そしてまた、抱いていた憧憬を憎悪に変えた生贄の青年は青年でなかなかに美味だ。今も、終わらない絶頂に意識を飛ばした神父の肉を噛み、穿ち、その憎悪を叩きつけている。憎悪、背徳感、支配欲、そして少しの恋情――それらを燃料に魂が燃え盛る。
「神父様……っ!」
クレイグは吼えると、目一杯奥まで突き入れて腰をぶるぶると震わせた。衰えない勢いで迸る子種を張り出した前立腺に叩きつける。その衝撃でアーベルは何度目かも分からない絶頂に飲み込まれて行く。
「なら、そろそろ俺も終わらせようか」
だらしなくとろけきったアーベルの顔を横に向かせ、異形は愛しげに口づけた。長い舌で口内を蹂躙し、再度自分だけになった雄膣を掻き回す。中にたっぷりと種付けされた白濁がぶちゅぶちゅといやらしい音を立てた。再奥に潜り込ませると、肉襞が愛しげに吸い付いてきた。極上の肉、極上の魂。たっぷりと堪能させてもらった。
「……ンあああああっ!」
大量の熱い飛沫が何度も何度もとろけた肉壁を灼く。アーベルが白眼を剥いて全身を痙攣させ、壮絶な絶頂に意識を飛ばした。びぐびぐと異形の射精に合わせて蠢く下腹を興奮冷めやらぬ目で魅入っていたクレイグの前で、巨大な肉杭がずるずると抜けて行く。力なく開ききった脚の間には、蕾がぽっかりと口を開け、戦慄く度に白濁を零した。
異形は壊れた人形のように力の抜けたアーベルを無造作にクレイグの方へと押しやった。思わず抱きとめたクレイグが伺うように異形を見る。異形は肉杭を跡形もなく腹の中に収めると、気絶したアーベルの汗まみれの額に口づけ、にんまりと口端を吊り上げた。
「楽しかったよ、アーベル。こんなに満ち足りたのは実に久し振りだ。満足だ。ああ、実に……。――またそのうち会いにくるよ」
壊れていなければね。異形がそう囁くと、かろうじて部屋を照らし出していた蝋燭が瞬いた。ああ、楽しかった。しばらくは――それが人間にとってどれだけの時間かは分からないが――眠ろう。腹が満たされれば眠くなる。そういうものだ。
「ま、待て……! 待って、ください!」
周囲に闇を集め、じわじわと消えかけていた異形を呼び止める声があった。青年だった。神父の身体を強く抱き締めたまま、必死の形相で闇に溶けて行く異形を睨みつけていた。面倒臭さを隠さぬ声で応えてやる。
「……何だ」
「こ、これからも、この村を魔物から護ってくれるんですよね!?」
闇に浮かぶ金の瞳を瞬かせる。そんなことは異形にとってはどうというものでもなく、またどうでもいいことでもあった。神父を追い詰めるために一匹だけわざと教会に放り込んだが、奴らが出現しなくなったのは、より上位存在である異形の匂いに怯えたからだ。それをお為ごかして、あたかも護ってやっているのだと言っただけだ。特にこの教会には異形の匂いが強く残っている。この教会を中心に、小さい村ぐらいまでなら魔獣の鼻には届くだろう。人間のように本能の壊れたものか、異形以上の力を持つものが生まれでもしない限り。
「……気になるかね?」
だが、異形はわざとはぐらかし、くつくつと喉を鳴らした。当たり前だ! と青年は叫ぶ。そして、抱き締める腕に力がこめ、神父の短い髪に鼻先を埋めて青年は切なげに呟いた。
「この人が、願ったことだから……」
しばらく異形は呆気に取られて二人を眺めていたが、腹の底からの大きな笑い声を上げた。割れ鐘のような大音声に気付いたのか、青年の腕の中で神父が身じろぎする。しばらくひいひいと引き攣ったように笑った後、闇が可笑しげに囁いた。
「全く、人間はこれだから面白い――。いいだろう、約束は守ろう」
二律背反の感情を矛盾することなく包含する人間という生き物は本当に面白い。ほら、まるで壊れ物のように掻き抱いていたというのに、神父が気がついた途端、また青年が犯し始めた。全く面白い――。
異形が闇に溶けた後も、凄惨な肉の交わりは終わらない。
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