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金髪の君
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「夏樹!放課後、カラオケ行かない?」
「おう、いいぞ」
「ちょっと夏樹!今日は、アタシと映画観に行くっていう約束だったじゃない!」
「あれ、そうだっけ?じゃあ、その映画観終わったら、カラオケに合流しようぜっ」
女からのこんな誘いは、毎日のようにある。
「オレはお前と違って、女と毎日遊ぶほど暇じゃねぇんだよ」と周りの男に言われるが、そんなの俺にとってはただのひがみにしか聞こえない。
俺は、自他共に認めるプレイボーイ。
女なんて、ちょっと甘い言葉を囁いてやって、唇を奪えば、簡単に落ちることは知っている。
だから、これまで女に苦労したことはない。
『来る者拒まず、去る者追わず』
それが、俺のモットーだ。
放課後。
サヤと映画を観に行って、そのあとヒロミたちが待つカラオケへ向かう。
その途中で、俺のスマホが鳴った。
着信の相手は、他校の女子のアイネ。
〈もしも――〉
〈…夏樹!!あんたって、最低ねっ!!〉
電話に出てすぐに、耳をつんざくような怒鳴り声。
鼓膜が破けるかと思った。
〈…いきなりどうしたんだよ、アイネ?〉
〈なによ、平然として!!夏樹、あんたって他にも女がいるそうじゃない…!!〉
なにかと思えば、…そんなこと。
俺は、ため息をつく。
〈だったら、なんだよ…?〉
〈なんだよって…!あのとき、あたしに言ってくれた『好き』は、嘘だったってこと!?〉
〈嘘じゃねぇよ。俺は、アイネのことが好きだよ?〉
〈じゃあ、どうして他にも女がいるのよ…!〉
〈それは、アイネ以外にも好きになった女の子がいるんだから、しょうがないだろ?〉
〈…最ッ低!!このっ…クズ男!!〉
アイネはそう吐き捨てると、一方的に電話を切った。
これだから、女は面倒。
そもそも、「俺が好きなのは、キミ1人だけだよ」なんてこと、一度も言った憶えねぇし。
勝手に、自分が彼女だって勘違いしてただけなのに、俺を嘘つき呼ばわりかよ。
「電話、すごかったね。めっちゃ怒ってたじゃん!」
隣で、サヤがケラケラと笑っている。
「ああ、意味わかんねぇ」
「もしかして、夏樹が“超”がつくほどのプレイボーイだって知らなかったの?」
「さぁ?どっちにしても、1人の女に縛られるとかマジでやってらんねぇし」
だから俺は、サヤやヒロミみたいな遊びで付き合える女のほうが楽。
「さっきのコとは、長かったの?」
「べつに~。半月ほど前に、駅前でナンパしたコ」
かわいかったから、声かけたんだけどな~。
あの感じだと、もう連絡はしてこないだろう。
またキープが1人減った。
まぁ減ったところで、補充すればいいだけなんだけど。
そのあと、ヒロミが待つカラオケへ。
そこで、ヒロミが中学時代の友達を連れてきてくれていて、さっそくアイネが空いた枠を埋めることができた。
「そういえば、夏樹。車買ってもらったんだって?」
「ああ、親父が誕生日プレゼントに」
「ヤバ!誕生日プレゼントが車~!?」
「さっすが、医者の息子!」
俺の誕生日の7月1日に、親父が車をプレゼントしてくれた。
ずっと車に乗るのに憧れていて、この18歳の誕生日を迎えるのが待ち遠しかった。
べつに、なにも驚くことはない。
2人の兄貴たちも、18歳の誕生日プレゼントは車だったから。
だから、先に車を手に入れ、そのあと集中的に教習所へ通い――。
わずか3週間で、免許を取得した。
「最近、期末試験以外ほとんど学校にこないと思ったら、教習所に通ってたの~?」
「ああ。だって、授業なんか受けなくても、テストで点取れるだろ?」
「それは、夏樹だけだって~」
「フツーは無理だから!そんなことっ」
本当なら、試験のとき以外、学校に行く必要なんかないと思っている。
…だけど、出席日数のこともあるから、仕方なく登校しているだけ。
学校に行く暇があるなら、車を運転して、どこかへ出かけたいくらいだ。
しかし、こうして毎日のようにお誘いがあるから、なかなか乗る時間もない。
明後日からは、いよいよ夏休み。
1日中、車を乗り回すことができる。
――だけど。
それまで待ちきれなくて…。
その日の夜、俺は車のエンジンをかけた。
黒のセダンが唸り声を上げる。
それに大興奮しながら、俺はアクセルを踏んだ。
今夜の天気は、あいにくの雨。
ワイパーを動かしても視界不良。
しかし、教習車以外での初めての車。
しかも自分の車での運転だから、雨だろうと気分は上がる。
夜も遅いし、雨のせいだからだろうか、他の車も少なく、道は快適。
鼻歌交じりに、軽快にアクセルを踏んでいると――。
視界の端に、俺の車のライトに照らされて、キラリと光る…なにか。
と思った…その直後。
突然、目の前に人影が現れた…!!
…キキィ!!
思いきりブレーキを踏む。
雨のせいでタイヤが滑って、ハンドルが言うことを効かない。
急ブレーキを踏んでスリップした俺の車は、反対側車線へ飛び出して、なんとか止まった。
幸いにも、対向車がきてなくて助かった…。
じゃなかったら、今頃死んでたかもしれない。
ハンドルを持つ手が、プルプルと震えている。
一瞬パニックになって、呼吸も乱れている。
俺は、運転席で数回深呼吸したのち…ハッとした。
…そうだっ!
確か、車の前に人影が現れてっ…。
すぐさま車から飛び出した。
そして、ブレーキ痕をたどっていく。
その先には、人が倒れていて――。
そんな光景が脳裏を過ぎった。
しかし、そこにはなにもなかった。
人どころか、物ひとつ落ちていない。
車に戻って確認してみるも、ヘコミも傷もまったくない。
まるで、狐につままれたような感覚だ。
不思議に思いながらも、そうこうしているうちに対向車がくるかもしれないから、俺はその場を去った。
本気で人をはねたかもしれないと思ったから、まだ心臓がバクバクしている。
でも、何事もなくて…本当によかった。
よくよく考えてみたら、横断歩道があったわけでもなく、歩道と車道を隔てるように、ガードレールが途切れなく設置されているような場所だ。
そのガードレールを乗り越えて、わざわざ車道を横断しようとするやつなんかいるわけがない。
雨で視界が悪かったから、きっとなにかと見間違えただけだろう。
自分にそう言い聞かせて、なるべく気にしないようにしていた。
―――だけど。
そうとは思っても。
確かに、俺は人影を見たような気がする。
雨が滴る長い髪をした、…女と思われるような影を。
次の日。
今日は、1学期最後の登校日。
「おう、いいぞ」
「ちょっと夏樹!今日は、アタシと映画観に行くっていう約束だったじゃない!」
「あれ、そうだっけ?じゃあ、その映画観終わったら、カラオケに合流しようぜっ」
女からのこんな誘いは、毎日のようにある。
「オレはお前と違って、女と毎日遊ぶほど暇じゃねぇんだよ」と周りの男に言われるが、そんなの俺にとってはただのひがみにしか聞こえない。
俺は、自他共に認めるプレイボーイ。
女なんて、ちょっと甘い言葉を囁いてやって、唇を奪えば、簡単に落ちることは知っている。
だから、これまで女に苦労したことはない。
『来る者拒まず、去る者追わず』
それが、俺のモットーだ。
放課後。
サヤと映画を観に行って、そのあとヒロミたちが待つカラオケへ向かう。
その途中で、俺のスマホが鳴った。
着信の相手は、他校の女子のアイネ。
〈もしも――〉
〈…夏樹!!あんたって、最低ねっ!!〉
電話に出てすぐに、耳をつんざくような怒鳴り声。
鼓膜が破けるかと思った。
〈…いきなりどうしたんだよ、アイネ?〉
〈なによ、平然として!!夏樹、あんたって他にも女がいるそうじゃない…!!〉
なにかと思えば、…そんなこと。
俺は、ため息をつく。
〈だったら、なんだよ…?〉
〈なんだよって…!あのとき、あたしに言ってくれた『好き』は、嘘だったってこと!?〉
〈嘘じゃねぇよ。俺は、アイネのことが好きだよ?〉
〈じゃあ、どうして他にも女がいるのよ…!〉
〈それは、アイネ以外にも好きになった女の子がいるんだから、しょうがないだろ?〉
〈…最ッ低!!このっ…クズ男!!〉
アイネはそう吐き捨てると、一方的に電話を切った。
これだから、女は面倒。
そもそも、「俺が好きなのは、キミ1人だけだよ」なんてこと、一度も言った憶えねぇし。
勝手に、自分が彼女だって勘違いしてただけなのに、俺を嘘つき呼ばわりかよ。
「電話、すごかったね。めっちゃ怒ってたじゃん!」
隣で、サヤがケラケラと笑っている。
「ああ、意味わかんねぇ」
「もしかして、夏樹が“超”がつくほどのプレイボーイだって知らなかったの?」
「さぁ?どっちにしても、1人の女に縛られるとかマジでやってらんねぇし」
だから俺は、サヤやヒロミみたいな遊びで付き合える女のほうが楽。
「さっきのコとは、長かったの?」
「べつに~。半月ほど前に、駅前でナンパしたコ」
かわいかったから、声かけたんだけどな~。
あの感じだと、もう連絡はしてこないだろう。
またキープが1人減った。
まぁ減ったところで、補充すればいいだけなんだけど。
そのあと、ヒロミが待つカラオケへ。
そこで、ヒロミが中学時代の友達を連れてきてくれていて、さっそくアイネが空いた枠を埋めることができた。
「そういえば、夏樹。車買ってもらったんだって?」
「ああ、親父が誕生日プレゼントに」
「ヤバ!誕生日プレゼントが車~!?」
「さっすが、医者の息子!」
俺の誕生日の7月1日に、親父が車をプレゼントしてくれた。
ずっと車に乗るのに憧れていて、この18歳の誕生日を迎えるのが待ち遠しかった。
べつに、なにも驚くことはない。
2人の兄貴たちも、18歳の誕生日プレゼントは車だったから。
だから、先に車を手に入れ、そのあと集中的に教習所へ通い――。
わずか3週間で、免許を取得した。
「最近、期末試験以外ほとんど学校にこないと思ったら、教習所に通ってたの~?」
「ああ。だって、授業なんか受けなくても、テストで点取れるだろ?」
「それは、夏樹だけだって~」
「フツーは無理だから!そんなことっ」
本当なら、試験のとき以外、学校に行く必要なんかないと思っている。
…だけど、出席日数のこともあるから、仕方なく登校しているだけ。
学校に行く暇があるなら、車を運転して、どこかへ出かけたいくらいだ。
しかし、こうして毎日のようにお誘いがあるから、なかなか乗る時間もない。
明後日からは、いよいよ夏休み。
1日中、車を乗り回すことができる。
――だけど。
それまで待ちきれなくて…。
その日の夜、俺は車のエンジンをかけた。
黒のセダンが唸り声を上げる。
それに大興奮しながら、俺はアクセルを踏んだ。
今夜の天気は、あいにくの雨。
ワイパーを動かしても視界不良。
しかし、教習車以外での初めての車。
しかも自分の車での運転だから、雨だろうと気分は上がる。
夜も遅いし、雨のせいだからだろうか、他の車も少なく、道は快適。
鼻歌交じりに、軽快にアクセルを踏んでいると――。
視界の端に、俺の車のライトに照らされて、キラリと光る…なにか。
と思った…その直後。
突然、目の前に人影が現れた…!!
…キキィ!!
思いきりブレーキを踏む。
雨のせいでタイヤが滑って、ハンドルが言うことを効かない。
急ブレーキを踏んでスリップした俺の車は、反対側車線へ飛び出して、なんとか止まった。
幸いにも、対向車がきてなくて助かった…。
じゃなかったら、今頃死んでたかもしれない。
ハンドルを持つ手が、プルプルと震えている。
一瞬パニックになって、呼吸も乱れている。
俺は、運転席で数回深呼吸したのち…ハッとした。
…そうだっ!
確か、車の前に人影が現れてっ…。
すぐさま車から飛び出した。
そして、ブレーキ痕をたどっていく。
その先には、人が倒れていて――。
そんな光景が脳裏を過ぎった。
しかし、そこにはなにもなかった。
人どころか、物ひとつ落ちていない。
車に戻って確認してみるも、ヘコミも傷もまったくない。
まるで、狐につままれたような感覚だ。
不思議に思いながらも、そうこうしているうちに対向車がくるかもしれないから、俺はその場を去った。
本気で人をはねたかもしれないと思ったから、まだ心臓がバクバクしている。
でも、何事もなくて…本当によかった。
よくよく考えてみたら、横断歩道があったわけでもなく、歩道と車道を隔てるように、ガードレールが途切れなく設置されているような場所だ。
そのガードレールを乗り越えて、わざわざ車道を横断しようとするやつなんかいるわけがない。
雨で視界が悪かったから、きっとなにかと見間違えただけだろう。
自分にそう言い聞かせて、なるべく気にしないようにしていた。
―――だけど。
そうとは思っても。
確かに、俺は人影を見たような気がする。
雨が滴る長い髪をした、…女と思われるような影を。
次の日。
今日は、1学期最後の登校日。
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