エッセイ 流水華

るい

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多分、物心がつく前から、人間嫌いなんだよね。

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こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
 
私の人間嫌いというか、コミュ障はいつからなのか、と考えることがよくあるのだが、
いつも出る結論は同じなのだ。
 
おそらく「物心がつく前から」だろう。
 
 
記憶には残っていないのだが、
幼少期、母が近所の子どもたちと私を遊ばせようと連れて行っても、
気づかないうちに、1人で家に帰ってしまったらしいのだ。
 
幼稚園の時は、外で遊ぶ時間に図書室で1人で本を読んでいることが多くて、
最終的に、図書室に入れないように鍵をかけられたのは覚えてます。
 
いつもは空いているのに、開かなかった時のショックは今でも覚えてます。
 
 
人数の少ない田舎の幼稚園、小学校だったこともあって、
「1人で過ごす」ことが、周囲の大人たちには許容し難いことだったのでしょう。
 
少ないからこそ、全員が仲良くまとまっていた方が、色々楽だろうし。
 
 
実のところ私自身「友達が欲しい」「仲良くなりたい」と思ったことはなくて、
「周りの大人がうるさいから」「仲良くできないと、先生に注意される」「めんどくさいことになる」という気持ちから、
クラスの子達と仲良くしようとしていたところがありまして。
 
まあ、実際高校を卒業した時点で、連絡を全く取らなくなっていて、
むしろ、卒業式直後にアドレス帳を全削除しているので。
 
その後に、再度連絡先を交換した人も若干いますが、
基本的に、連絡がつかない女であり、
それで、困ったことはないので。
 
 
主人曰く、「貴女が困っていないだけで、周りは貴女と連絡が取れなくて困ってるんだよ」らしいですが。
 
何に困るのか、よくわからないし、
連絡が取れたところで、私が疲れるだけなので、問題はありません。
 
 
昔はよく「友達がいない」ことを揶揄われたり、嫌味を言われていたのですが、
その時の私の気持ちは「それが、何か?」なんですよ。
 
正直、いなくて困ったことがないので。
 
むしろ、自分の時間を大事にできて、楽しいと思っているくらいでして。
 
 
現在も、基本的に人と連絡を取ったり、会うことはないんですが、
それで困ることはなく、むしろ楽しく毎日を送っております。
 
ただ、たまに「外に出たい」とはなりますが、
これは「人に会いたい」ではなく「一人で遊びに歩きたい」です。
 
元々、「おひとり様」が好きなのでね。
 
美術館行ったり、ランチしたりは、1人の方が楽しいです。
カラオケも、映画も、1人のが好きです。
 
 
一時期は、「人と会わないことを寂しいと思わない、会いたいとも思わない自分は、人としてダメなのでは」と悩んだ時期もありましたが、
今は、「まあ、楽しく生きてるからいいや」「そういう生き方もあるや」と結論が出ています。
 
 
今までの人生を思い返してみると、
「友達を作らなければならない」とは思ってきたけれど、自分から「友達が欲しい」「仲良くしたい」と思ったことはなかったな、と。
 
 
結局、そういうことだよ。
 
 
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