悪役令息はモブに愛を捧ぐ

番の気持ち

Side　レヴィル




リナルドと向かった異物の回収で、ヒロイン♂と呼ばれる存在から汚臭にも似た不快な気配と気持ち悪い瞳、あの異様な空間で受けた苦痛が嘘のように目の前の存在によって癒やされていく

俺の番、ラドラは何故こんなにも可愛いのだろう…
番である事を抜きにしても、ラドラの可愛さと愛おしさはもう手放し難いものになっている…

過去に父上が母上を思い自身の魔力で覆い尽くしたいほどの尊さを感じると言っていたが…それに近しい感情を俺も持っていると思う
それ程にラドラに触れ、ラドラの声を聞くだけで幸福な気持ちになり、尊さを感じるのだから間違いない


無理難題を言ったつもりではいた、リナルドが大変な事になるから是非と渡して来たこれ、メイド服と呼ばれる明らかに男が着るものではない服と、女性用の下着…

それを着てほしいなどと、同じ男として抵抗する事さえ考えた上でとりあえず癒されたくて言ったのだが…まさか嫌がることなく、俺に着替える手伝いまで許可してくれると想像できただろうか？

着替えのためとはいえ、ドラゴンの因子が入った俺の皮膚よりも格段に弱く滑らかなラドラ肌に直接触れるのはこれが初めてだ
性器には何度か触れそのか弱さに内心驚いていたが、背中も足すらも同じようにか弱いものだと理解する…種族の違いは大きい、それすらも超えて愛するためには慣らしが必要だとわかった


そんな事を考えつつ、可愛らしい姿で恥ずかしがりながらも甘えてくるラドラが愛おしく、舌を吸いあげ牙を当て甘噛みするとそれだけで感じているようで本当に可愛らしい

メイド服のスカートが盛り上がり、勃起していることをラドラは気づいているのだろうか？
似合わないと怯えるラドラに可愛いと伝え、勃起する程興奮し、感じていることを伝えた
すると俺に可愛がられたいと、素直にスカートをたくし上げて秘部を見せ、俺に甘えてくるのだからたまらない


ラドラはまだヒロイン♂と呼ばれるあの異物から受けた洗脳と精神汚染で身体が穢れていると思っている所がある
気絶するほど可愛がられるとその気持が浄化されるのだとイきながらお漏らしをするラドラが言っていたときの事を思い出す
今日も気絶する程、俺が上書きしてやるから安心しろ…ラドラ♡とろりと女性下着越しに先走りを零す亀頭を撫で、甘えるラドラの唇を更に深く奪った








………………………


Side　ラドラ



「ん゙ぁ゙♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ♡♡♡レヴィル様っ♡♡きもぢいい♡すき、すきっ♡♡♡ん゙んんっ♡♡ぁ゙ぅ゙っ♡♡いぎますっ♡♡イっじゃぅ゙♡♡ぁ゙ぁ゙っ♡ぁ゙ーーー♡♡♡」

ぐちょぐちょ♡♡♡♡ぬちゅぬちゅ♡♡♡と私の下半身から卑猥な音が聞こえる、スカートをたくし上げたまま女性下着ごとペニスを扱かれ、射精した

時々尿道口を激しく指の腹で擦られる♡それだけじゃない…メイド服の胸部分は開かれ乳首も取れそうなほど激しく吸われて、甘噛されている♡
女装という普段なら嫌悪してもおかしくない格好をしている筈なのに…女性用下着なんてものを着ている筈なのに、恥ずかしいよりもレヴィル様から与えられる優しい快楽が私を飲み込んでいく…♡

もっと可愛がってほしいと快楽に震える腰を突き出すと、レヴィル様は優しく微笑み、女性下着をずらし亀頭だけを外気へ触れさせ…私のペニスへ愛おしい闇の魔力を流してくれた♡


「ラドラ…♡今日はお漏らししながら気絶する程に愛してやろう、せっかく可愛い格好をしているんだ…脱がせるのは勿体無い、とりあえず乳首と亀頭責で鳴こうか？…愛おしい番♡」


「ん゙ぁ゙ぁ゙♡♡ぁ゙、あぁん♡乳首すき♡♡♡先っぽづよい♡♡レヴィル様っ♡♡魔力もっと♡亀頭、可愛がって♡はぁ♡ぁ゙♡ぁ゙♡ぁ゙♡ぁ゙ぁ゙♡ぁ゙イぐっーー♡♡」


腰を抱き込まれ、乳首を吸われながら亀頭を手のひらで擦られるのが気持ちいい…
どちらにもたっぷり闇の魔力を纏って愛撫してくれるのが嬉しい♡ソラトとの淫行で穢れた身体が、魔力がレヴィル様で上書きされていくような感覚が私は好きなんだ…

何度もイくのは辛い、連続でイかされてお漏らしや潮吹きまで晒すのは流石に恥ずかしいのに…恥ずかしい姿の私すらレヴィル様は全て愛してくれる、その自信が何処かにある


「んひぃ♡♡♡ぁ゙ぁ゙♡なんで、イったのに、………はぁ♡ぁ゙ん♡♡イけなぃ゙♡♡♡ひぃん♡♡♡亀頭♡先っぽ♡きもぢいい♡♡ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙♡♡♡まっで♡♡まっでっ♡♡♡ぴぃっ！？ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙！乳首かまらいれ♡♡♡」

「ぢゅっ♡♡乳首も育ってきてる♡可愛い…ラドラ♡今は亀頭だけ、射精は体力を使うからな…学園祭は学生の楽しみなんだろう？一度気絶する程潮吹きのみでイったら回復させてやる
後で共に学園祭を回ろうな♡」


竿を扱かれないまま、魔力を纏っ手のひらで亀頭だけを丹念に磨かれる♡
射精は許して貰えないのだと、辛いはずなのに…このあと一緒に学園祭を回ってくれると言ってくれるのが嬉しくて…嬉しかった…♡


その後、本当に気を失うまで亀頭と乳首を可愛がられ、潮吹きだけじゃなくお漏らしまでやはりしてしまった…けど、一緒に学園祭を回ってくれる事も本当で…私は初めて学園祭が楽しいと感じたんだ


去年の学園祭の記憶が無いことに気付いたのもその時、あれはソラトに初めて会った頃じゃないだろうか…？
………………ソラトはいつからこの学園に居た…？





わからない…だが、今はレヴィル様と過ごす時間だけを感じていたい