上 下
19 / 21

王女と護衛のダンジョン

しおりを挟む
今日は王女とダンジョンに行く。

許可をもらったみたいだ。

今日は俺とクレアとアカリできた。リンカとカレンはシンシアとあのレベル上げダンジョンに行くようだ。

「今日はお願いします。」

ギルドに行くと王女の他に二人護衛がいた。俺は一人と言ったのに。

一人は普通だが、もう一人ばどう考えてもこの王女の命狙ってるよ。

その罪を俺たちに押し付けようとしてるんだな。

はぁめんどくせい。そういうのは勝手にやってくれよ。

「なぁお前王女の暗殺俺がさせるわけないから消えてくんない?邪魔なんだよ」

と結構威圧すると

「ひぃぃや、やめくれ。お、俺は立ち去るからぁー」

「命令したのは誰だ?」

「シューレン様の関係者です」

「誰だ?そいつは」

「第二王子です」

「ああ、マシューのとこのスタンピード起こした奴らか。めんどくさ、お前早く帰れ邪魔だから次俺たちの邪魔したらお前ら潰すと伝えておいてくれ、あと王にもこちらを巻き込むなっと言っておけ」

と俺はさっきから俺たちを眺めている奴らに向かって数本のナイフを投げた。

「分かったか?見られてるの好きじゃないんだよ。早く消えてくれ。」

「じゃあ行くか王女様と護衛さん」

と言うとボーッとしてのか

「はっはい!私はアリスと言います。アリスと呼んでください。」

「私は護衛のラナと言いますよろしくお願いします。」

「ああ、よろしくな。じゃあ外に出るぞ」

と言い俺達は外に出たが、まだ見張りがいた。そいつらには威圧して、気絶させた。

「じゃあダンジョンまで転移するから」

と俺は転移でダンジョン付近に向かった。


「はい到着~ラナさん今日は何時まで良いの?」

「日が沈む頃まででお願いします。」

「わかったじゃあ入って75階層まで行くぞ。」

そして俺はまた転移で75階層まで行った。

「じゃあ頑張ってみよー」

「私にできるでしょうか?」

「大丈夫だってアカリとクレアは一緒にやってあげて俺はルナさんを強くするから。」

「え?私ですか?」

「そうだけど?王女を守るんだろ?」

「はい!」

「じゃあ俺と地獄のレベル上げだな。」

「じ、地獄ですか」

「そうだな、99階層で殺りまくるぞ。」

と俺たち二人は99階層に向かった。

「じゃあまずは俺が瀕死にするからとどめを刺してレベルを上げてくれ。」

と言い俺は瀕死な魔物を大量に持ってきて、ラナさんに殺ってもらった。

これを約2時間続けた。

「よしそろそろ良いだろう。」

「次は、スキルを育てるぞ。」

と言い魔物と戦わせた。時々アドバイスをしたり回復したりしてあげた。

「じゃあそろそろボス行くぞ。」

「ボスってなんですか?」

「レッドドラゴンだ。」

「私に倒せますか?」

「ビミョーだ。やってみないとわからない。」


そして俺達はレッドドラゴンのところに来た。

「よし、頑張れ!」

「はい!」


ルナさんはドラゴンに一気に近づき首を断ち切ろうとしたが、ドラゴンは全然元気なので切れるはずもなく、鱗に弾かれてしまった。

「おい、まずは翼を攻撃しろ。」

「はい!」

ルナさんは俺の言う通り、右翼を攻撃し、ドラゴンを飛べないようにした。

ここからはルナさんの独壇場であった。徐々に相手を傷つけていき、最後に首を落とした。

「おめでとうルナさん。ドロップアイテムはあげるよ。」

「はい!私のことルナで良いですよ師匠!」

師匠かまあいいか。これでルナはおそらく騎士団長より強くなっただろう。

「あとはルナ、俺の作った武器あげるよ。」

と俺があげたのは聖剣とブレスレットだ。

剣の方は切れ味向上、攻撃力上昇などなどの効果があり、ブレスレットは状態異常無効と精神攻撃無効などの効果をつけた。

これはルナにしか装備できないようにしてある。

「ルナ、ブレスレットはあまり外すなよ?」

「はい!師匠にもらったものを大切にします!」

「じゃあアリスのとこに向かうか。」





「クレア、アリスはどうだ?」

「頑張ってますよ。王女とは思えないほどにね。」

確かにすごい頑張ってる。キラキラしたとこで育ってると思ったが、この姿を見るとひたむきに頑張る少女にしか見えない。

「ルナお前も行ってこい。」

「分かりました!」

ルナはアリスのいい護衛になりそうだなとクレアと俺は思った。




「じゃあそろそろ帰ろうか、二人とも汚いから浄化しとくよ。」

『浄化』

「「ありがとうございます。」」

俺たちはダンジョンを出て、ルナとアリスの二人は王城へと帰っていった。

「さて、俺たちも帰るかな。アカリ楽しかったか?」

「楽しかったぞ!アリスとはいい友達になれた!」

さて、みんなと風呂に入って寝ようかな。





side王

「陛下、アリス様をつけていた者が全員見つかり気絶させられました。また第二王子派の騎士の思惑にも気づき帰らせました。」

「それは真か?」

「はい。」

マシューからスタンピードを一人で潰したと報告はあったが、本当かもしれないな。

「お前はどう思う?」

「手を出さない方がよろしいかと。」

「それほど強いのか?」

「おそらく先日アリス様方と遭遇した際に言っていた王国を潰せるほど強いかと思われます。」

「第二王子派の奴らを潰してもらうことは出来ないだろうか?」

あの者達が潰してくれるありがたいのだが

「おそらく、それも気付いて、私たちに伝言を頼んだと思います。」

「なんと言っていたのだ。」

「こちらを巻き込むなと」

「これは敵わんな」

はあ、マシューからスタンピードをザンビア家が人為的に起こしたと言っていたからなぁ王都でもいつスタンピードが起きるか分からない、ほんとにあいつらは面倒だな。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す

佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。 誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。 また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。 僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。 不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。 他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

クラス転移で神様に?

空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。 異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。 そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。 異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。 龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。 現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定

神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜

月風レイ
ファンタジー
 グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。  それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。  と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。  洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。  カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。

破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。 小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。 本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。 お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。 その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。 次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。 本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

異世界でのんきに冒険始めました!

おむす微
ファンタジー
色々とこじらせた、平凡な三十路を過ぎたオッサンの主人公が(専門知識とか無いです)異世界のお転婆?女神様に拉致されてしまい……勘違いしたあげく何とか頼み込んで異世界に…?。  基本お気楽で、欲望全快?でお届けする。異世界でお気楽ライフ始めるコメディー風のお話しを書いてみます(あくまで、"風"なので期待しないで気軽に読んでネ!)一応15R にしときます。誤字多々ありますが初めてで、学も無いためご勘弁下さい。  ただその場の勢いで妄想を書き込めるだけ詰め込みますので完全にご都合主義でつじつまがとか気にしたら敗けです。チートはあるけど、主人公は一般人になりすましている(つもり)なので、人前で殆んど無双とかしません!思慮が足りないと言うか色々と垂れ流して、バレバレですが気にしません。徐々にハーレムを増やしつつお気楽な冒険を楽しんで行くゆる~い話です。それでも宜しければ暇潰しにどうぞ。

転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?

N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、 生まれる世界が間違っていたって⁇ 自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈ 嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!! そう意気込んで転生したものの、気がついたら……… 大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い! そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!! ーーーーーーーーーーーーーー ※誤字・脱字多いかもしれません💦  (教えて頂けたらめっちゃ助かります…) ※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません

処理中です...