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獣王国にて
魔王とのお話
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三人で王城に入り、レギアスの部屋に宰相の案内で向かった。
部屋に入ると、レギアスとレギアスの息子そして魔王らしき人とその奥さんと側近の人が2人いた。
「レギアス、どうしたんだ?なんか魔王来てるらしいが?」
と言うと側近の一人が
「無礼だぞ貴様。」
と言うが、もう1人が止めていた。
「無礼を働いて申し訳ない。」
「まあいいぞ。それはいつものことだし。まあ俺が敬語使えないのが悪いんだがな!」
まあこれからも覚える気は毛頭ないがな。
「そういえば今日はなんで呼んだんだ?」
まあおそらく聖国関係だと思うがな。
「聖国についてだ。あと、魔国もトレイル領と貿易したいとのことだ。」
とレギアスが言った。
そのあと軽く自己紹介をし合った。
魔王の名前はグラル、奥さんがミエルと言うそうだ。
「トレイル領については、ジークにでも頼んで行ってくれ、あいつの家族のほとんどが転移使えるから。」
と言うとレギアス達が驚いていた。
あとで聞くと獣人は魔法が苦手で特に空間魔法などのレアな魔法を使える奴はほとんどいないらしい。
「俺の紹介って言えば大丈夫だろう。」
「わかった。後日訪れさせてもらおう。レギアス、ジーク殿に頼めるか?」
「多分、大丈夫だろう。」
「聖国についてだが、情報組合から情報を随時もらっているだろ?」
「ああ、彼らには助かっている。そして、おそらくあと1か月で魔国に攻めて来るそうだ。その後獣王国らしい」
「今、勇者殺っとく?まあ悪いやつだったらの話だがな。アレクにでも頼むか。」
「大丈夫なのか?」
と魔王が訪ねて来た、まあアレクを見たことないしな。しょーがないか。
「アレクの強さがあれば勇者は死んだこともわからないまま殺すことができる。あいつは俺たちを除く人族で最強だろう。魔国を1人で滅ぼすことも可能だ。」
と言うと、さっきの側近がまた何か言おうとしていたが、即座に手刀でもう1人の側近が気絶させていた。
まあやらかすよりマシだな。しかし未だに少し疑ってるので、ナビに任せると念話で言うと
「今度デートでもしてくださいね」
と言ってきた。それぐらいならいつでもいいと思うが、俺が暇を作れないことが悪いので快く了承した。
「レギアスさんとグラルさんはまだ疑っていますから、少しアレクの強さについて説明します。」
とナビが語ったのは
ツトムの弟子
絶界の森で修行した
以前スタンピードの半分を一瞬で終わらせた
王国のダンジョンをクリアした
と伝え、2人の王は納得した。
「ちなみに勇者を殺るときは、宣戦布告の後にしましょう。勇者を宣戦布告の前に殺すと戦争をやめられますから。それだけは防ぎましょう。あの腐った国は確実に潰すべきです。」
とナビが言っていた。なかなかの策士だ。敵に回したくないと今一度再認識させられた。
「そうだな、、、」
と2人の王も少し戸惑っていた。
「戦争には、どこの国が援助してくれんだ?」
「それは、我が獣王国と森林国、ドワーフの国だ。」
ちなみに森林国はエルフ。ドワーフの国はそのまま。ドワーフたちは国の名前をつけるのが面倒だったそうだ。
それは一度訪れてみたい国だと思った。
「トレイル領も協力してくれるらしいから怪我人や死人は出ないだろう。」
「それは助かる。」
「あと最後にグラルに聞きたいことがある。返答次第では協力は出来ない。」
とすこーーーし威圧しながら言った。
「それはなんだ。」
これなら大丈夫そうだな。全く物怖じしてないから。
「これから手を出された国以外に人族の国と戦争をするか?」
「それは、しない。やられたらやり返すが、自ら進んで戦争はしない。戦争をした分だけ民が貧しくなるからな。」
「それならいいんだよ。お前みたいな賢い奴が王で良かった。他の国もこうなのか?」
「ドワーフの国は、自由だ。民が自分のしたいことをしている。森林国は王はいい奴だ。しかしとても人族を嫌っている。一番さらわれたのはあの国だからな。特に聖国だけどな。」
「まあそれならいいわ。森林国のそれは人族が悪い。エルフたちは全く悪い奴ではないな。戦争を吹っかけてないし。じゃあ俺らはこれで帰るわ。アレクには勇者の事伝えとくから安心してくれ。」
「ああ、今日ありがとう」
「これで我が国も大丈夫そうだ」
「そうか。次は、戦争に勝った時酒でも飲もうぜ。」
「「そうだな!!」」
俺たちは城を出てジークの家に戻った。
sideグラル
「レギアス今日はありがとう。」
「ああ、それはいいんだ。」
「それにしてもツトムたちはいい奴だったな。しかし敵に絶対にまわしたくない。」
「そうだな。ツトムの強さの者がまだ5人以上いると考えただけでもゾッとするな。」
「そうなのか?」
これには俺も驚いた。
「ああ、ツトムが一番強いらしいが、他のやつも強い。しかしいい奴だったと妻も言っていたから大丈夫だ」
「それなら安心だな。」
「そういえば息子、魔眼持ちではなかったか?」
「そうだなそれがどうしたんだ?」
「大丈夫なのか?」
確かに息子は強力な魔眼を持ち、誰かと会うときは目を隠し、ほとんど1人で生活してるが、それでも私の息子で愛してる。
「まあ、ほとんど1人でいるからな」
「それならツトムに言ってみるといい。」
詳しく聞くと、ツトムも魔眼持ちでその一つが即死の魔眼らしい、そして石化の魔眼を持つ子をしっかり自分で制御できるようにしてあげたらしい
「それなら頼んでみようかな。」
「そうするといいよ。」
「戦争終わったら聞いてみるか、いや明日にでも言いにいこう。」
まあ俺は戦争に対処しなければならないのだがな。
部屋に入ると、レギアスとレギアスの息子そして魔王らしき人とその奥さんと側近の人が2人いた。
「レギアス、どうしたんだ?なんか魔王来てるらしいが?」
と言うと側近の一人が
「無礼だぞ貴様。」
と言うが、もう1人が止めていた。
「無礼を働いて申し訳ない。」
「まあいいぞ。それはいつものことだし。まあ俺が敬語使えないのが悪いんだがな!」
まあこれからも覚える気は毛頭ないがな。
「そういえば今日はなんで呼んだんだ?」
まあおそらく聖国関係だと思うがな。
「聖国についてだ。あと、魔国もトレイル領と貿易したいとのことだ。」
とレギアスが言った。
そのあと軽く自己紹介をし合った。
魔王の名前はグラル、奥さんがミエルと言うそうだ。
「トレイル領については、ジークにでも頼んで行ってくれ、あいつの家族のほとんどが転移使えるから。」
と言うとレギアス達が驚いていた。
あとで聞くと獣人は魔法が苦手で特に空間魔法などのレアな魔法を使える奴はほとんどいないらしい。
「俺の紹介って言えば大丈夫だろう。」
「わかった。後日訪れさせてもらおう。レギアス、ジーク殿に頼めるか?」
「多分、大丈夫だろう。」
「聖国についてだが、情報組合から情報を随時もらっているだろ?」
「ああ、彼らには助かっている。そして、おそらくあと1か月で魔国に攻めて来るそうだ。その後獣王国らしい」
「今、勇者殺っとく?まあ悪いやつだったらの話だがな。アレクにでも頼むか。」
「大丈夫なのか?」
と魔王が訪ねて来た、まあアレクを見たことないしな。しょーがないか。
「アレクの強さがあれば勇者は死んだこともわからないまま殺すことができる。あいつは俺たちを除く人族で最強だろう。魔国を1人で滅ぼすことも可能だ。」
と言うと、さっきの側近がまた何か言おうとしていたが、即座に手刀でもう1人の側近が気絶させていた。
まあやらかすよりマシだな。しかし未だに少し疑ってるので、ナビに任せると念話で言うと
「今度デートでもしてくださいね」
と言ってきた。それぐらいならいつでもいいと思うが、俺が暇を作れないことが悪いので快く了承した。
「レギアスさんとグラルさんはまだ疑っていますから、少しアレクの強さについて説明します。」
とナビが語ったのは
ツトムの弟子
絶界の森で修行した
以前スタンピードの半分を一瞬で終わらせた
王国のダンジョンをクリアした
と伝え、2人の王は納得した。
「ちなみに勇者を殺るときは、宣戦布告の後にしましょう。勇者を宣戦布告の前に殺すと戦争をやめられますから。それだけは防ぎましょう。あの腐った国は確実に潰すべきです。」
とナビが言っていた。なかなかの策士だ。敵に回したくないと今一度再認識させられた。
「そうだな、、、」
と2人の王も少し戸惑っていた。
「戦争には、どこの国が援助してくれんだ?」
「それは、我が獣王国と森林国、ドワーフの国だ。」
ちなみに森林国はエルフ。ドワーフの国はそのまま。ドワーフたちは国の名前をつけるのが面倒だったそうだ。
それは一度訪れてみたい国だと思った。
「トレイル領も協力してくれるらしいから怪我人や死人は出ないだろう。」
「それは助かる。」
「あと最後にグラルに聞きたいことがある。返答次第では協力は出来ない。」
とすこーーーし威圧しながら言った。
「それはなんだ。」
これなら大丈夫そうだな。全く物怖じしてないから。
「これから手を出された国以外に人族の国と戦争をするか?」
「それは、しない。やられたらやり返すが、自ら進んで戦争はしない。戦争をした分だけ民が貧しくなるからな。」
「それならいいんだよ。お前みたいな賢い奴が王で良かった。他の国もこうなのか?」
「ドワーフの国は、自由だ。民が自分のしたいことをしている。森林国は王はいい奴だ。しかしとても人族を嫌っている。一番さらわれたのはあの国だからな。特に聖国だけどな。」
「まあそれならいいわ。森林国のそれは人族が悪い。エルフたちは全く悪い奴ではないな。戦争を吹っかけてないし。じゃあ俺らはこれで帰るわ。アレクには勇者の事伝えとくから安心してくれ。」
「ああ、今日ありがとう」
「これで我が国も大丈夫そうだ」
「そうか。次は、戦争に勝った時酒でも飲もうぜ。」
「「そうだな!!」」
俺たちは城を出てジークの家に戻った。
sideグラル
「レギアス今日はありがとう。」
「ああ、それはいいんだ。」
「それにしてもツトムたちはいい奴だったな。しかし敵に絶対にまわしたくない。」
「そうだな。ツトムの強さの者がまだ5人以上いると考えただけでもゾッとするな。」
「そうなのか?」
これには俺も驚いた。
「ああ、ツトムが一番強いらしいが、他のやつも強い。しかしいい奴だったと妻も言っていたから大丈夫だ」
「それなら安心だな。」
「そういえば息子、魔眼持ちではなかったか?」
「そうだなそれがどうしたんだ?」
「大丈夫なのか?」
確かに息子は強力な魔眼を持ち、誰かと会うときは目を隠し、ほとんど1人で生活してるが、それでも私の息子で愛してる。
「まあ、ほとんど1人でいるからな」
「それならツトムに言ってみるといい。」
詳しく聞くと、ツトムも魔眼持ちでその一つが即死の魔眼らしい、そして石化の魔眼を持つ子をしっかり自分で制御できるようにしてあげたらしい
「それなら頼んでみようかな。」
「そうするといいよ。」
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