上 下
29 / 68
王都にて

ダンジョン攻略

しおりを挟む
翌朝、みんなでダンジョン都市に向かった。
そして俺らは透明化や隠密を使ったりして誰にも見つからないようにこっそりダンジョンに入った。


単に絡まれるのがだるかっただけなのだが


あ、しっかり係員の人にギルドカードを見せたぞ?


とダンジョンに入って見ると一面草原が広がっていた。まだ上層には雑魚しかいないのでダッシュで第五階層まで行きボスと戦ったが余裕だった。しかも、たいしていいアイテムが出なかったので。ここからさらにペースを上げていった。


そして俺らは、第八十階層のボスを倒した。
ちなみにここのダンジョンは、百階層までらしい。

ここまでの道中は対して面白いことがなかったのでカットさせてもらう。


第八十一階は絶界の森のゴブリンより少し弱いぐらいなので一気に難易度が上がった。


しかしこの2人は
「レベル上げだぁー」とか言いながら殲滅していた。

特にアレンお前やりすぎだ。魔法使いすぎ。


そして無事九十階層を突破した。


「よしとりあえずここで一泊しようか。」


みんなで準備というのは、せずに俺の持って来た持ち運びハウスを建て中に入ると、なかなかいい時間だったので飯を食って風呂に入り、少しアレクと話した。


「アレクお前仲間いないのか?」


「ああ、実はおれ獣人の血が少し混ざっているらしく、これを言ったら誰も長い間パーティーを組んでくれないんだよ。まあ俺にはあまり獣人の特徴がないですがね」


こいつは1人でSランクにまで行ったのか。凄いやつだな。


「そうか、じゃあ召喚の書使って誰か呼んでみるか?呼ばれた奴はお前と仲良くなりやすいやつを呼んでくれるからな。まあダンジョン攻略してからだけどな。でも俺たちは師弟関係であり仲間だからな辛い時は頼れよ?」


「あ、ありがとうございます。」

少し嬉しそうにしていた。


「あ、あとタメ口に戻していいぞ?お前そんな、柄じゃないだろ?」


「そうだなこれからそうさせて貰うよ。師匠」
 

「じゃあ寝るか。明日はこれまでとは一味違うぞ?俺は基本手を出さないからな。ラスボス倒せたら凄いぞ。ちなみラスボスはドラゴンだ。まあアカリよりは弱いがな。」


「いや、アカリさんより強かったら、俺ら死ぬだろ。」


「そうだな。まあ多分お前たち協力すれば勝てるから。がんばれよ!じゃあおやすみ。」


「おやすみ」
 

ちなみにアレンは、もうすでに布団に入りぐっすりだった。アレンはまだ子供だからな。



翌朝、朝食をとり攻略を再開した


ここから2人が連携を始め、バッサバッサ、モンスターを倒していった。


そいてとうとう第100階層に着いた。


そしてドラゴンが現れた。まあ予想通りだな。

ギャアオォォーー


ドラゴンは威圧をしていたが2人とも怯むことなく攻撃を始めた。


結果からいうと呆気なく終わった。2人の連携が素晴らしかった。


アレンが相手を足止めし、アレクがとどめを刺した。


「まあこんなもんだろ。」


「なんか呆気ないな。絶界の森の方が手応えがあるような気がする」
 

それにアレンが同意するように
「そうですね。また、お時間が有れば絶界の森にいきましょう。次はクロードさんも誘いましょう。」


ドラゴンを倒したあと奥の扉が開き、ダンジョンコアがあった


鑑定してみると触るとダンジョンマスターになり改造できるので、裏ステージとしてドラゴンを3秒で倒した者がこの先に進めるようにした。


ここの先は絶界の森の奥地なみに強い奴を所々設置した。


その間2人は、呆然としていた。おそらくこんなの誰が攻略出来るのだと。それを察した俺は、
 

「お前らこれ最後までクリアしたら神より強くなれるぞ。まあがんばれ!」


そういうとさらに2人の顔が青ざめていた。


ここでもう一泊し


攻略したので目立たないようにこっそりアレンの屋敷に転移した。


だって、攻略したとかで揉みくちゃされるのめんどいじゃん。


最初全部アレクに押し付けようとしたが、アレンが可哀想だと言ってやめた。


アレクはアレンにめっちゃ感謝していた。


チェー面白くないなー。


帰ってくると
王都にとある噂が流れていた。









しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します

風白春音
ファンタジー
俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》は新卒で入社した会社がブラック過ぎてある日自宅で意識を失い倒れてしまう。誰も見舞いなど来てくれずそのまま孤独死という悲惨な死を遂げる。 そんな悲惨な死に方に女神は同情したのか、頼んでもいないのに俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》を勝手に転生させる。転生後の世界はレベルという概念がある世界だった。 しかし女神の手違いか俺のレベルはカンスト状態であった。さらに唯一無二のユニークスキル視認強奪《ストック》というチートスキルを持って転生する。 これはレベルの概念を超越しさらにはユニークスキルを持って転生した少年の物語である。 ※俺TUEEEEEEEE要素、ハーレム要素、チート要素、ロリ要素などテンプレ満載です。 ※小説家になろうでも投稿しています。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

異世界に来てミミズからのスタートだったけど人型に転生したらたくさんの嫁が出来て幸せです

佐原
ファンタジー
ある日ある男が転生した。しかも虫の姿で!スキル転生で最終進化すると他の種族になれる。これに目をつけたは良いもののなかなか人型になれない。ついに人型になったけど神より強くなってしまった。彼はやっと人型になったのでやっとゆっくり出来ると思ったので普通の生活を目指す。しかし前途多難である。

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが

倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、  どちらが良い?……ですか。」 「異世界転生で。」  即答。  転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。  なろうにも数話遅れてますが投稿しております。 誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。 自分でも見直しますが、ご協力お願いします。 感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。

転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件

月風レイ
ファンタジー
 普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。    そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。  そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。  そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。  そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。  食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。  不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。  大修正中!今週中に修正終え更新していきます!

ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう

味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく

クラス転移で神様に?

空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。 異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。 そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。 異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。 龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。 現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定

転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?

N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、 生まれる世界が間違っていたって⁇ 自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈ 嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!! そう意気込んで転生したものの、気がついたら……… 大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い! そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!! ーーーーーーーーーーーーーー ※誤字・脱字多いかもしれません💦  (教えて頂けたらめっちゃ助かります…) ※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません

処理中です...