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スローライフの始まり

修行からの帰還とナビとのデート

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「ただいまナビ。」

「おかえりなさい。アカリはなかなか強くなりましたね。」

「そうだぞ。頑張ったからな!」
と嬉しそうにあかりが答えた

いや、ナビさんよアカリでなかなかってあなたはどれほど強くなっているのか気になってしまうよ

「じゃあアレクこれからおごらず頑張れよ。困っているひとには救いの手を、悪人には厳しく。そして人を見た目や噂話で決めるなよ?まあがんばれや。」

「あの修行をして、他人を見下したりおごりたさませんよ。これまでありがとうございました。」

現実は2日しか経ってないが実際は五千年ぐらいだからなあ

「おう。じゃあな。」

とアレクと別れた俺たちは一旦宿の部屋に戻った

「ツトム?明日デートしませんか?」

あ、そういえばまだデートとかしたことなかったな。なんかプレゼントとか用意するか。

「ああ、いいぞ。すまんな色々。俺から誘えば良かったものを」

「ふふっ。大丈夫ですよ。それがツトムらしいですから。」

ん?ちょっと貶された気がするけどまあいいか。ナビとのデート楽しみだなあ

「じゃあ我は街で食べ歩きをしようかの。」





デート当日

「じゃあ行こうか」

「はい行きましょ」

え?ナビめっちゃかわええんだけど。顔をまともに見れない。こんな可愛い妻を持てて幸せだ

「ナビめっちゃ似合ってるね。か、可愛いよ。」

「ありがとうございます。」

ん?ちょっと照れてる?いつもポーカーフェイスなのに。なんか少し嬉しいな

「どこに行く?」

「一緒に街を歩きませんか?いい店があったら入りましょう。」

「分かった。」


とまず初めに入ったのは服屋だった
そしてこれがなかなかキツかった

「ツトムこれどう?」

「似合うと思うよ。」

このやりとりの繰り返し。俺としては、ナビの可愛い姿を見れるのは嬉しいのだが少し飽きてくるそして、

「ありがとうございます」

とナビが照れながら言ってくるのがすごく可愛いのだ。

だから早くここを出たいという思いとまだここに居たいとう気持ちがあった



そして服屋を出た後ナビに勧められた店で昼食を取り次に向かった

「ナビ、ここ寄っていいか?」

と俺が言ったのは少しボロい質屋みたいなとこだった

「はい、いいですよ。」
二人で入店した


「いらっしゃい。何を見にきたのじゃ。」

「いやちょっと面白い物ないかと思って。」

「お主なかなか強いからのう。これなんかどうじゃ?」

と渡されたものを鑑定してみると


召喚の書
召喚主の力量により天使、悪魔が召喚される



「これいくらだ?」

「金貨一枚でいいよ。わたしゃこれが何かわからないからな。」

え?そうなのか。しかし金貨一枚はダメだろと思い店主に白金貨十枚渡した。

そしてこの店を出て。ナビとのデートを再開させる


「そろそろ夕食食べに行かない?」

「どこに行きますか?」

「ああ、今日のために絶界の森の中に1席限定のレストランっぽいのを作ったんだそこに行こう。」

そう俺は2人が寝ている隙に分身に作らせた。

「いいですよ。楽しみにしてますね!」


転移しレストランについた

「じゃあ中に入ろう」

といい2人で席に座って、分身が作った料理を食べた。

「なあナビ?お前の名前さ、ナビのままでいいのか?」

「ええ大丈夫ですよ。ナビという名前がいいですから」

良かった。
単純な名前で恨んでいるのかとおもった。

「じゃあ、西郷ナビ。これからまたよろしくな。」

「は、はい」

「じゃあ帰るか。」

sideナビ
わたしはツトムをデートに誘い楽しもうとおもったのですが

最後で名前がこれで良かったのかと聞かれた時は、少し残念に思いました。

わたしは意外にこの名前を気に入ってます。この名前がツトムとの最初の繋がりだからです。

しかしこの思いをすぐに砕かれました。

「じゃあ、西郷ナビ。これからまたよろしくな。」

「は、はい。」

え?ツトムの苗字?

なんか私がツトムの妻ということに再度気づかせてくれた気がします。すごく嬉しいです。これじゃあわたしのポーカーフェイスも意味を成しません。

今日、ツトムをデートに誘って良かった。また一緒ににデートしたいですね。こんどはセイカと一緒に来るのもいいですね!


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