上 下
14 / 68
スローライフの始まり

依頼と炎竜

しおりを挟む
「よしナビー依頼受けにいくぞ~」

「わかりました」

努は昨日、クロードに勧められた宿で一晩過ごし朝食を取った後二人は冒険者ギルドに行った

少し歩いて冒険者ギルドに入ると

「そこの女!俺と一緒に来ないか?そこの奴よりマシなはずだ。」

うわーなんか面倒い奴が来たなあ

「とりあえずそこどけ」

と言ったと瞬間に少し威圧したところ。チンピラみたいな奴が泡吹いて倒れてしまった。

「よし、じゃあいくか。」


周りの冒険者は

「おいあいつDランクじゃなかったか?」

「いま何をしたんだ?」

など驚いている一方

実力者や高ランクの冒険者は今の一瞬で実力差を悟り手を出さないときめたのだった



「ナビーなんかいいのない?」

「これなんかどうですか?」

と提案されたのは薬草採取の依頼だった

「お?これランクを問わないぞ?これいいんじゃないか?」

「どれですか?」

とナビに渡したのは炎竜退治の依頼だった

「まあおそらく余裕だとは思いますが。なかなか目立つと思いますよ?」

「今更って感じじゃないか?」

「まあ言われてみればそうですね。昨日はクロードさん、今日はチンピラを気絶させましたからね」

「じゃあこれでいいか」

努が受ける依頼を受け受付にやってきた 

「すいませんこれ受けたいんだが?」

「え?これですか?」

まあ受付嬢さんが疑うのが分かるのだが、さっさと受理してほしいなあ

「はいそうですよ。ランクを問わないと書いてあったから、これ受けることは可能だろ?」

と受付嬢が困惑している中、後ろから声が掛かる。

「多分そいつなら大丈夫だ。このおれが保証する」

お?誰だこいつ?ふーんなかなかやるな前のクロードより少し強いなしかも結構若いな

「え?Sランクのアレク様?」

「お前サンキューな。しかもなかなか強いなあ。お前もしよかったらおれとくるか?。」

「いいのか?」

「いいぞ、とりあえずお前に結界張るから危険はないはずだ。」

「じゃあ頼むぞ。」

「分かったよ。とりあえずこれ受理してくれる?」

「分かりました。受理します。しかし危険だと感じたらすぐ逃げてくださいね。」

「わかったよ。」

と受理されたあと冒険者ギルドを出た三人

「アレク早速行くぞ。ナビどこに炎竜がいるか分かるか?」

「え?準備は?」

アレクが困ってるな、そりぁそうか。俺たちなんも持ってないからな

「亜空間に色々あるから大丈夫だ。日帰りで行くからな!」

「分かった。」

アレクはツトムは色々ぶっ飛んでるなと思った。そして敵対だけはしたくないと今一度思った。

「そういえばアレク、おれの弟子にならねぇか?」

「いいのか?ちなみに槍は使えるのか?」

「ああ使えるぞ。魔法全て使えるし、武術も全て使えるぞ!」

「わかった。おれを弟子にしてくれ。」

「わかったぞ依頼終わったら、おれと修行だな」



と依頼を達成する為に門を出て走って1時間ほどで炎竜らしき反応があった

「お?ここら辺だな。いたいた。」

『お、お主何者だ?そこの二人が我より強いことは確実だ。しかし男のほう、お主だけは、別格だな。抵抗はしない、命だけは助けてくれぬか?』

「俺は一応人だぞ?そうだよな?ナビ?」

「貴方みたいな人がいたらたまったもんじゃないですよ。」

うわーーひどい。しかし自覚があるから否定がしづらい。そして横でアレクは固まっている。そういえば一般人だったか。

『ナビと言ったか。お主とは何故だか仲良くなれそうだ』

「私もそう思います?」

え?どこにその要素があったの?もしかして俺が人じゃないことに共感した?いや、、、、、ないよな?
ないと信じたい。

「俺たちは依頼を受けてきたんだが。内容は退治だから別に命はとらんよ。あっ、おれの従魔にならない?」

おお~これは名案だ。従魔を欲しかったんだよな。空中散歩したいなあ。

『いいのか?我だと力不足ではないか?』

「いや大丈夫だ鍛えるから。」

『そういうことなら頼む』

「じゃあテイムさせてもらうな。」


「よし出来たぞ。」

『もう出来たのか?人化しても良いか?この姿じゃと動きにくいからの』

「おういいぞ」

と炎竜が人化した。


「ん?お前雌だったのか?とりあえず服渡すから着てくれ。」

「わかったぞ。ありがとう。」

「じゃあ帰るか。おいアレク、いつまで固まっているんだ行くぞ。」

「お、おう。」

と帰り道の途中に幾度か、盗賊にあったが走る速度が速いのでシカトした

「よし街に着いたな。とりあえずギルドに報告してくるか。」


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します

風白春音
ファンタジー
俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》は新卒で入社した会社がブラック過ぎてある日自宅で意識を失い倒れてしまう。誰も見舞いなど来てくれずそのまま孤独死という悲惨な死を遂げる。 そんな悲惨な死に方に女神は同情したのか、頼んでもいないのに俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》を勝手に転生させる。転生後の世界はレベルという概念がある世界だった。 しかし女神の手違いか俺のレベルはカンスト状態であった。さらに唯一無二のユニークスキル視認強奪《ストック》というチートスキルを持って転生する。 これはレベルの概念を超越しさらにはユニークスキルを持って転生した少年の物語である。 ※俺TUEEEEEEEE要素、ハーレム要素、チート要素、ロリ要素などテンプレ満載です。 ※小説家になろうでも投稿しています。

異世界に来てミミズからのスタートだったけど人型に転生したらたくさんの嫁が出来て幸せです

佐原
ファンタジー
ある日ある男が転生した。しかも虫の姿で!スキル転生で最終進化すると他の種族になれる。これに目をつけたは良いもののなかなか人型になれない。ついに人型になったけど神より強くなってしまった。彼はやっと人型になったのでやっとゆっくり出来ると思ったので普通の生活を目指す。しかし前途多難である。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

ボッチな俺は自宅に出来たダンジョン攻略に励む

佐原
ファンタジー
ボッチの高校生佐藤颯太は庭の草刈りをしようと思い、倉庫に鎌を取りに行くと倉庫は洞窟みたいなっていた。 その洞窟にはファンタジーのようなゴブリンやスライムが居て主人公は自身が強くなって行くことでボッチを卒業する日が来る? それから世界中でダンジョンが出現し主人公を取り巻く環境も変わっていく。

悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~

こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。 それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。 かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。 果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!? ※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號
ファンタジー
 不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう

味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく

女神様から同情された結果こうなった

回復師
ファンタジー
 どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。

処理中です...