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ネオショートショート
第二十話 スキルショップ
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大学の卒業を控え就職活動をしていたが
内定は貰えず気分転換にと卒業旅行で地方へ
そこの観光地のお土産屋さんのとある商品に
目を奪われた工芸品
ガラス工芸品なのだが色合いが美しく早速購入
家に帰り私の心は決まっていた
その工芸品を作ってるガラス工房を訪れた
「何か御用かね」
威厳のあるおじいさんが出てきた
「私ここのガラス細工に心奪われて 良かったら弟子にして下さい!」
「断る」
「私が女性だからですか?そんなの」
「そうじゃない、今の時代スキルなんとかで 修行なんかせんでも何でも出来るだろう」
そう・・・おせっかいな天使様が天から来られて 人間に様々な職業の技術を与える
「スキルショップ」
なるものをお作りになられた
そこではお金さえ払えば 政治家・医者・弁護士から コンピュータープログラマーや営業マンなどのスキル
漫画家や小説家・音楽アーティストなどの才能まで あらゆる職業の技術がお金で買える時代になった
私はしょうがなくスキルショップに行き 「ガラス工芸品を作る才能」を買った
近くのガラス工房に行き 作ってみる・・・初めてなのに作れる
でも何か違う・・・何かが足りない
私は再びあのガラス工房を訪ねた
「また君かね、どうだいガラス細工は楽しいだろう
お金さえ払えば簡単に技術が手に入り作れるのだから
私の時代は右も左も分からない状態から修行したものさ」
「何か違うんです・・・楽しくないんです
大切な・・・何か大切な事があると思って
おじいさん・・・いえ師匠!弟子にして下さい!」
「・・・わしの指導は厳しいぞ」
「はい」
私は再びスキルショップへ行き ガラス細工の才能のスキルを解除してもらった
今では厳しい師匠の下
日々ガラス細工の修行
最初はガラス細工を作らせてもらえない
掃除から師匠の身の回りの世話
でも何故か毎日が充実してます♪ 立派なガラス工芸職人になるぞ!!
内定は貰えず気分転換にと卒業旅行で地方へ
そこの観光地のお土産屋さんのとある商品に
目を奪われた工芸品
ガラス工芸品なのだが色合いが美しく早速購入
家に帰り私の心は決まっていた
その工芸品を作ってるガラス工房を訪れた
「何か御用かね」
威厳のあるおじいさんが出てきた
「私ここのガラス細工に心奪われて 良かったら弟子にして下さい!」
「断る」
「私が女性だからですか?そんなの」
「そうじゃない、今の時代スキルなんとかで 修行なんかせんでも何でも出来るだろう」
そう・・・おせっかいな天使様が天から来られて 人間に様々な職業の技術を与える
「スキルショップ」
なるものをお作りになられた
そこではお金さえ払えば 政治家・医者・弁護士から コンピュータープログラマーや営業マンなどのスキル
漫画家や小説家・音楽アーティストなどの才能まで あらゆる職業の技術がお金で買える時代になった
私はしょうがなくスキルショップに行き 「ガラス工芸品を作る才能」を買った
近くのガラス工房に行き 作ってみる・・・初めてなのに作れる
でも何か違う・・・何かが足りない
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「また君かね、どうだいガラス細工は楽しいだろう
お金さえ払えば簡単に技術が手に入り作れるのだから
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「何か違うんです・・・楽しくないんです
大切な・・・何か大切な事があると思って
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「・・・わしの指導は厳しいぞ」
「はい」
私は再びスキルショップへ行き ガラス細工の才能のスキルを解除してもらった
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