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ごきぶりっ
第二話 「かんなの希望」
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かんな母
「えっ?余命3ヵ月?」
「何とかなりませんか?」
かんな主治医
「我々もあらゆる手を使います」
かんな
「皆には本当の事が言えない・・・」
「余命3ヶ月だって・・・」
「・・・」
「・・」
「・」
「嫌だぁ!死にたくないっ!何で私だけ!
誰か助けて!神様ぁ うぅ うぅ うぁああああ」
私はいつも聴いてるラジオにはがきを書いて送りました
かんな
「誰か・・・助けて・・・」
・・・数日後・・・
かんな母
「落ち着いた?」
かんな
「うん・・・」
かんな母
「今日 いつものラジオを聴いてみたら?・・・気晴らしになるかも」
かんな
「うん・・・」
♪♪♪
加計
「さぁ始まりました~」
森友
「生ラジオ、たくてぃくすの早朝からこんばんわ」
加計
「こんばんわで良いんですね」
森友
「只今AM4時30分ですからね微妙です」
加計
「でも似たようなタイトルの番組がありますね」
森友
「朝まで生ラジオって言うのもね」
加計
「さて東日本大震災から12年になりました」
森友
「まずは私の得意なバッドジョークから」
「東日本大震災の翌年も普通に赤ちゃんが生まれています」
「震災で被災地では多くの人が大変な目に合ってるのに
世の中の男と女がちちくりあってね、出来ちゃう訳ですよ」
加計
「震災があって愛を確かめ合ったんじゃないですかね?」
森友
「きっとそうだと信じたい」
加計
「ではお手紙のご紹介」
「東京都の匿名希望アミヒナの
じゃない方のアミちゃん」
森友
「匿名希望って言っているのに思いっきり名前言ってますね」
「たくてぃくすの○○さんこんばんてん」
「私は小学生なのでこの時間は寝ています
ラジオは録音して楽しませて貰ってます
私は将来お笑い芸人になりたいのですが
どうしたらお笑い芸人になってひな壇からロケ
そしてMCを任せらるのですか?」
森友
「○○ってどっちの事言ってる?」
加計
「うん アミちゃん とりあえず高校は出とけ」
・・・・・・・・・・・
続いてはサハリンからこんにちわのおまめちゃん
略してごきぶりさん
「私は病気で余命3ヵ月と宣告されました」
「まだやりたい事がいっぱいあって」
「死にたくありません・・・どうすれば良いですか?」
「そして元気になってまた友達みんなとカラオケに行って友達との思い出の歌をみんなで
歌いたいです」
たくてぃくす 加計
「人間はね みんな平等に死が訪れる訳ですよ」
「ごきぶりちゃんだけでは無くてね」
「世の中には多くの同志が病と闘い勝つ人もいれば負ける人もいる」
「災害で大切な家族を失っても遺された人達は
悲しみに打ち勝ち生かされた命を絆を大切に
これからも生きて行くんです」
「150年先では今生きている全ての人が亡くなってしまいます」
「当然俺達たくてぃくすの二人も必ず死が訪れる訳で」
「残りの命を大切に最後まで生き抜こうね」
森友
「ひとりじゃないよ ごきぶりちゃん」
加計・森友
「ではまた来週~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
かんな
「うわ~ラジオで読まれたよ!!」
「うん!最後まで自分らしく生きるぞ!!頑張るぞ!!」
つぐみ自宅にて
つぐみ
「えっ?今の・・・かんなちゃん?」
「えっ?余命3ヵ月?」
「何とかなりませんか?」
かんな主治医
「我々もあらゆる手を使います」
かんな
「皆には本当の事が言えない・・・」
「余命3ヶ月だって・・・」
「・・・」
「・・」
「・」
「嫌だぁ!死にたくないっ!何で私だけ!
誰か助けて!神様ぁ うぅ うぅ うぁああああ」
私はいつも聴いてるラジオにはがきを書いて送りました
かんな
「誰か・・・助けて・・・」
・・・数日後・・・
かんな母
「落ち着いた?」
かんな
「うん・・・」
かんな母
「今日 いつものラジオを聴いてみたら?・・・気晴らしになるかも」
かんな
「うん・・・」
♪♪♪
加計
「さぁ始まりました~」
森友
「生ラジオ、たくてぃくすの早朝からこんばんわ」
加計
「こんばんわで良いんですね」
森友
「只今AM4時30分ですからね微妙です」
加計
「でも似たようなタイトルの番組がありますね」
森友
「朝まで生ラジオって言うのもね」
加計
「さて東日本大震災から12年になりました」
森友
「まずは私の得意なバッドジョークから」
「東日本大震災の翌年も普通に赤ちゃんが生まれています」
「震災で被災地では多くの人が大変な目に合ってるのに
世の中の男と女がちちくりあってね、出来ちゃう訳ですよ」
加計
「震災があって愛を確かめ合ったんじゃないですかね?」
森友
「きっとそうだと信じたい」
加計
「ではお手紙のご紹介」
「東京都の匿名希望アミヒナの
じゃない方のアミちゃん」
森友
「匿名希望って言っているのに思いっきり名前言ってますね」
「たくてぃくすの○○さんこんばんてん」
「私は小学生なのでこの時間は寝ています
ラジオは録音して楽しませて貰ってます
私は将来お笑い芸人になりたいのですが
どうしたらお笑い芸人になってひな壇からロケ
そしてMCを任せらるのですか?」
森友
「○○ってどっちの事言ってる?」
加計
「うん アミちゃん とりあえず高校は出とけ」
・・・・・・・・・・・
続いてはサハリンからこんにちわのおまめちゃん
略してごきぶりさん
「私は病気で余命3ヵ月と宣告されました」
「まだやりたい事がいっぱいあって」
「死にたくありません・・・どうすれば良いですか?」
「そして元気になってまた友達みんなとカラオケに行って友達との思い出の歌をみんなで
歌いたいです」
たくてぃくす 加計
「人間はね みんな平等に死が訪れる訳ですよ」
「ごきぶりちゃんだけでは無くてね」
「世の中には多くの同志が病と闘い勝つ人もいれば負ける人もいる」
「災害で大切な家族を失っても遺された人達は
悲しみに打ち勝ち生かされた命を絆を大切に
これからも生きて行くんです」
「150年先では今生きている全ての人が亡くなってしまいます」
「当然俺達たくてぃくすの二人も必ず死が訪れる訳で」
「残りの命を大切に最後まで生き抜こうね」
森友
「ひとりじゃないよ ごきぶりちゃん」
加計・森友
「ではまた来週~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
かんな
「うわ~ラジオで読まれたよ!!」
「うん!最後まで自分らしく生きるぞ!!頑張るぞ!!」
つぐみ自宅にて
つぐみ
「えっ?今の・・・かんなちゃん?」
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