続・君につづく道

びぅむ

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第37部 優しく叱って抱きしめて

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妊娠も5ヶ月目に入った。

つわりはもうないし、安定期に入って、最近は食欲がかなり旺盛になってきた。私の好みの少し変わったみたいで、理に「味付け、変えた?」と言われるようになってしまった。

少しお腹も出てきたように思う。

「出てきたよ。太ったのと違う。すげぇ。ここにいるんだな」

私の裸のお腹をさすり、理がしみじみ言う。

私はベッドで仰向けになって、お腹をさする理の頭を静かに撫でると、理は私のお腹に耳を寄せた。

「まだ、何も聞こえないでしょ?」

私はくすくすと笑って言うと、理も微笑んで起き上がり、

「何も聞こえない」

と言うと、私の顔に近づいてきて唇を重ねた。私も目を閉じて理の肩に両腕を回すと、理は私の上から見下ろして頬を撫でた。

「エッチの回数、減らすか。やっぱ、駄目だよな。俺が我慢すればいいだけだしな」

「でも、理。ちゃんと気遣ってしてくれてるし、した後、別に体も辛くないよ」

私が理の頬にキスをして言うと、理はプッと吹き出して私の胸に触れてそっと揉んだ。

「そんなに、したい?エッチ。お前もすっかり俺と似てきたな」

「…なんか、ムカつく」

「ははっ」

理は笑って私の唇と唇を重ねてくると、舌を入れて絡めながら髪を撫でた。そして、理は体勢を入れ替えて今度は理が仰向けになると、私は理の股の上に跨る感じになって、上から理を見降ろした。
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