416 / 652
第25部 理の反撃
17
しおりを挟む
「おい、坂井。ここで揉めると、お前も起訴するからな。俺が」
「おい、腹黒検事。ここでなんでお前と喧嘩しなきゃなんないんだ。敵か?お前も敵なのか?!」
「お前、起訴。勾留する」
「ふざけんなよ。仕事もってきてやってんのに!」
高野をそっちのけで、俺と検事が言い合っていると、高野は怯えながら俺と検事を交互に見つめていた。俺ははあっとため息をつくと、
「今回の保険会社の元社員からのセクハラは、示談で解決してやる。だが、それとは別件があるんだ。セクハラよりも、重い罪状があるんだ」
と言って高野を見ると、高野は少しビクッととして眉をしかめた。
「重い、罪状?」
「おまえ。前の会社で何した?女を、孕ませて、中絶させたろ」
俺が言うと、高野は目を丸くしてギクリと動きが固まった。
「その時の女性が、あんたを訴えたんだよ。中絶する署名、あんたが書いたんだろ?証拠はしっかりある。逃げられないからな。しっかり刑務所で刑期を過ごせばいい」
俺がそう言うと、高野は動揺しながら俺を見上げてデスクを拳で殴りつけた。
「なんでだ?!そんな前の会社のこと引っ張りだして。俺になんの恨みがあって」
「おい、腹黒検事。ここでなんでお前と喧嘩しなきゃなんないんだ。敵か?お前も敵なのか?!」
「お前、起訴。勾留する」
「ふざけんなよ。仕事もってきてやってんのに!」
高野をそっちのけで、俺と検事が言い合っていると、高野は怯えながら俺と検事を交互に見つめていた。俺ははあっとため息をつくと、
「今回の保険会社の元社員からのセクハラは、示談で解決してやる。だが、それとは別件があるんだ。セクハラよりも、重い罪状があるんだ」
と言って高野を見ると、高野は少しビクッととして眉をしかめた。
「重い、罪状?」
「おまえ。前の会社で何した?女を、孕ませて、中絶させたろ」
俺が言うと、高野は目を丸くしてギクリと動きが固まった。
「その時の女性が、あんたを訴えたんだよ。中絶する署名、あんたが書いたんだろ?証拠はしっかりある。逃げられないからな。しっかり刑務所で刑期を過ごせばいい」
俺がそう言うと、高野は動揺しながら俺を見上げてデスクを拳で殴りつけた。
「なんでだ?!そんな前の会社のこと引っ張りだして。俺になんの恨みがあって」
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる