続・君につづく道

びぅむ

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第24部 泣き虫なデザート

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素直に理が言うと、私は涙が溢れてきて、きつく目を閉じた。

「愛してる…。理。愛してる…」

私は泣きながらそう言うと、理は私の肩を掴んで抱き起こして、きつく抱きしめると、

「泣かないで」

と優しく言った。理の胸に頬を寄せて抱きしめると、小さく頷いて背中に腕を回した。

「あの時言った言葉は、嘘じゃない。ちょっと、大人の見栄もあったけど、でも本音。俺は絶対に雪子を疑わない。俺から離れることも、絶対に許さない。この体に、教え込ませるからな」

「…うん。いいよ。理だけの体にして。ううん。もう、とっくに、だよ。欲しい。理が、欲しい…」

私がそう言うと、理はふふっと微笑んで私の髪を優しく撫でてくれると、そのまま、私の腰を掴んで理が私の中に入ってきた。

ゆっくりと私の中に入ってきて、私は少し腰を浮かせていたけれど、ゆっくりと降ろしていった。

「雪子…。一気に飛ばすよ」

理は微笑みながらそう言うと、私は答えるように理の肩に腕を回して唇を重ねた。そして少しだけ唇を離すと、

「お願い。今日は、キスをやめないで」

と唇を重ねたまま囁いた。
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