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第27話 猫ちゃん、再び?
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「──はぁ? この変態に猫ちゃん役をやらせるわけ? もう一回?」
ギルドに併設されている酒場の隅っこ。
いわゆる『いつもの場所』で、この会議を取り仕切るのはアイリス。
未だ、俺に対する誤解は解けていない。
そんな彼女の向かい側に座るフロンさん。
「はいっ!」
と、大きくうなづき、続ける。
「そうしないと解決できませんから!」
そう言いながら彼女は、クエストの内容が書かれた紙をテーブルに広げた。
……ちなみに、コレをめぐって争っていたもう1人の眼鏡をかけた女性は、フロンさんの隣に座っている。
「でもっ!」
と、アイリスはテーブルを叩く。
彼女の隣に座る俺を指差して、そしてフロンさんの隣に座る眼鏡の女性に問うのだ。
抗議するように。
「──いいんですかギルド長!? この変態を野放しにしてっ!」
ギルド長……そう、ギルド長。
あの眼鏡をかけたこの方こそ、俺の所属しているギルド長である。
彼女はアイリスの抗議に対して、中立的に返答する。
「まぁ、方法はそれしかあるまい。たしかに前回の報告書の内容的には、かなり不安ではあるが……」
するとギルド長の言葉の合間を縫って、俺の膝の上に座る少女は口を開いた。
少女……言うまでもなく、ヤミィのことである。
「……モルトは変態なんかじゃない。……私が好きなだけ」
「ヤミィ、少し黙っててくれ。俺の誤解が広がる」
「ほら! モルトさんはロリコンです! なら寧ろ安全なのでは!?」
「な? こうなるだろ?」
「……ふふふ」
「笑い事じゃねぇぞ」
フロンさんの暴論が宙に舞ったこの空間で、俺はため息をつく。
その息が軽くヤミィの後頭部に吹きかかったのだろう、彼女はむず痒そうに頭を振った。
「ねぇ変態!」
そんな微笑ましい空気も、俺の隣に座るアイリスの一言によって崩れ落ちた。
彼女は無邪気に笑い、悪意なんて皆無であるかのような、そんな一言で俺に呼びかけた後、やはり軽快に話を続ける。
「猫ちゃんになれる魔法って、私にかけられないの!? アンタの代わりにさ!」
「──あっ」
突然、核心を抉るような彼女の一言に、ほんの一瞬だけ納得してしまった。
たしかに!
わざわざ俺が行かなくてもいいじゃないか!
と、内心での全肯定。
それは俺だけではなく、フロンさんやヤミィも同じようであった。
「──いや、それじゃあ解決にならない」
がしかし、ギルド長に関しては寧ろ、否定的であった。
首を左右に2回ほど降った後、テーブルに肘をつく。
そしてもう片方の手でクエストの内容が書いてある紙をトントンと指差して、言葉を続ける。
「コイツが古代魔法とやらを、コイツ自身にかけないと、コレに記載されている『モルちゃん』にはなれないんじゃないか?」
「どうなの?」
と、この時点でアイリスとギルド長の視線が俺に向いた。
そして遅れてフロンさん、ヤミィの視線が俺に。
この場はほんのりと静まり返り、俺の返答を期待する空気に満ちた。
「……アイリスに魔法をかける事は、できます。でも、ギルド長の言う通り、俺が変身してなった姿とは異なります」
「な? すると話は振り出しに戻るわけだが──」
「ならっ! だったら!」
アイリスは食い下がる。
ギルド長の話を遮ってまでなので、なおさらだ。
「この変態と私が猫ちゃんになります! それで、クエストに出向きます!」
「……んー。コイツは拒まれないにしても、アイリスはどうだろうか」
ギルド長は再びクエスト内容に目を通す。
そこには『猫ちゃんを探しています! ついでに一泊だけ飼わせてください!』という文言が、おそらくクインの直筆であろう書体で書かれていた。
その下にある詳細も同様にしてクインの直筆であったが、希望する猫の特徴としてはやはり、俺が猫になった時の特徴がツラツラと書かれている。
つまるところ、アイリスが俺の魔法で猫になってクインの前に現れても、彼女が求めている猫像と異なっていては元も子もないのである。
「やってみる価値はあると思います!」
「……もう、それはキミの仲間に聞いてくれ」
アイリスの引かない姿勢に、ギルド長は匙を投げた。
「ねぇ! いいでしょ!」
すると彼女は、ここぞとばかりに俺の方に寄りかかり、強引に話を進めようとする。
というか、この状態の彼女は何を言っても聞く耳を持たない。
俺は首を縦に振るしかなかった。
「まぁ、魔法の負担なら1人も2人も変わらないし、アイリスがいいなら──」
「はいっ! 決まり!」
アイリスはそう言って、すぐに立ち上がる。
何をするのかと思えば彼女は、クエストの受注用紙をギルドの受付まで持って行った。
そんな彼女の背中を見届けていると、やはりため息が出る。
「……はぁぁぁぁぁ。……やるしかないよなぁ」
「そんなに古代魔法は嫌なのか?」
俺のため息に、ギルド長の興味は引っ張られたらしい。
心なしか彼女の体が、前のめりになっている。
「──俺の古代魔法って、解除のタイミングが分からないんですよね」
「へぇ? じゃあもしも魔法が、夜、クイン様の部屋で解けたら?」
「そりゃ捕まりますよ。事情を説明したって分かってもらえないだろうし」
「はははっ! ……まぁ、その時は、ワタシがなんとかしてやるよ」
そう言ってニッと笑うギルド長。
彼女を象徴するような八重歯がキラリ。
「ギルド長……」
そのイケメン過ぎる言葉と表情は、俺の心を掴むのだった。
ギルドに併設されている酒場の隅っこ。
いわゆる『いつもの場所』で、この会議を取り仕切るのはアイリス。
未だ、俺に対する誤解は解けていない。
そんな彼女の向かい側に座るフロンさん。
「はいっ!」
と、大きくうなづき、続ける。
「そうしないと解決できませんから!」
そう言いながら彼女は、クエストの内容が書かれた紙をテーブルに広げた。
……ちなみに、コレをめぐって争っていたもう1人の眼鏡をかけた女性は、フロンさんの隣に座っている。
「でもっ!」
と、アイリスはテーブルを叩く。
彼女の隣に座る俺を指差して、そしてフロンさんの隣に座る眼鏡の女性に問うのだ。
抗議するように。
「──いいんですかギルド長!? この変態を野放しにしてっ!」
ギルド長……そう、ギルド長。
あの眼鏡をかけたこの方こそ、俺の所属しているギルド長である。
彼女はアイリスの抗議に対して、中立的に返答する。
「まぁ、方法はそれしかあるまい。たしかに前回の報告書の内容的には、かなり不安ではあるが……」
するとギルド長の言葉の合間を縫って、俺の膝の上に座る少女は口を開いた。
少女……言うまでもなく、ヤミィのことである。
「……モルトは変態なんかじゃない。……私が好きなだけ」
「ヤミィ、少し黙っててくれ。俺の誤解が広がる」
「ほら! モルトさんはロリコンです! なら寧ろ安全なのでは!?」
「な? こうなるだろ?」
「……ふふふ」
「笑い事じゃねぇぞ」
フロンさんの暴論が宙に舞ったこの空間で、俺はため息をつく。
その息が軽くヤミィの後頭部に吹きかかったのだろう、彼女はむず痒そうに頭を振った。
「ねぇ変態!」
そんな微笑ましい空気も、俺の隣に座るアイリスの一言によって崩れ落ちた。
彼女は無邪気に笑い、悪意なんて皆無であるかのような、そんな一言で俺に呼びかけた後、やはり軽快に話を続ける。
「猫ちゃんになれる魔法って、私にかけられないの!? アンタの代わりにさ!」
「──あっ」
突然、核心を抉るような彼女の一言に、ほんの一瞬だけ納得してしまった。
たしかに!
わざわざ俺が行かなくてもいいじゃないか!
と、内心での全肯定。
それは俺だけではなく、フロンさんやヤミィも同じようであった。
「──いや、それじゃあ解決にならない」
がしかし、ギルド長に関しては寧ろ、否定的であった。
首を左右に2回ほど降った後、テーブルに肘をつく。
そしてもう片方の手でクエストの内容が書いてある紙をトントンと指差して、言葉を続ける。
「コイツが古代魔法とやらを、コイツ自身にかけないと、コレに記載されている『モルちゃん』にはなれないんじゃないか?」
「どうなの?」
と、この時点でアイリスとギルド長の視線が俺に向いた。
そして遅れてフロンさん、ヤミィの視線が俺に。
この場はほんのりと静まり返り、俺の返答を期待する空気に満ちた。
「……アイリスに魔法をかける事は、できます。でも、ギルド長の言う通り、俺が変身してなった姿とは異なります」
「な? すると話は振り出しに戻るわけだが──」
「ならっ! だったら!」
アイリスは食い下がる。
ギルド長の話を遮ってまでなので、なおさらだ。
「この変態と私が猫ちゃんになります! それで、クエストに出向きます!」
「……んー。コイツは拒まれないにしても、アイリスはどうだろうか」
ギルド長は再びクエスト内容に目を通す。
そこには『猫ちゃんを探しています! ついでに一泊だけ飼わせてください!』という文言が、おそらくクインの直筆であろう書体で書かれていた。
その下にある詳細も同様にしてクインの直筆であったが、希望する猫の特徴としてはやはり、俺が猫になった時の特徴がツラツラと書かれている。
つまるところ、アイリスが俺の魔法で猫になってクインの前に現れても、彼女が求めている猫像と異なっていては元も子もないのである。
「やってみる価値はあると思います!」
「……もう、それはキミの仲間に聞いてくれ」
アイリスの引かない姿勢に、ギルド長は匙を投げた。
「ねぇ! いいでしょ!」
すると彼女は、ここぞとばかりに俺の方に寄りかかり、強引に話を進めようとする。
というか、この状態の彼女は何を言っても聞く耳を持たない。
俺は首を縦に振るしかなかった。
「まぁ、魔法の負担なら1人も2人も変わらないし、アイリスがいいなら──」
「はいっ! 決まり!」
アイリスはそう言って、すぐに立ち上がる。
何をするのかと思えば彼女は、クエストの受注用紙をギルドの受付まで持って行った。
そんな彼女の背中を見届けていると、やはりため息が出る。
「……はぁぁぁぁぁ。……やるしかないよなぁ」
「そんなに古代魔法は嫌なのか?」
俺のため息に、ギルド長の興味は引っ張られたらしい。
心なしか彼女の体が、前のめりになっている。
「──俺の古代魔法って、解除のタイミングが分からないんですよね」
「へぇ? じゃあもしも魔法が、夜、クイン様の部屋で解けたら?」
「そりゃ捕まりますよ。事情を説明したって分かってもらえないだろうし」
「はははっ! ……まぁ、その時は、ワタシがなんとかしてやるよ」
そう言ってニッと笑うギルド長。
彼女を象徴するような八重歯がキラリ。
「ギルド長……」
そのイケメン過ぎる言葉と表情は、俺の心を掴むのだった。
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