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”狼”の舞台挨拶
【閑話休題】不幸ヤンキー、”狼”と遊ぶ。
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それは、幸にとっては悲劇であり、哉太にとっては喜劇であった…。
「??? なんだこれ?」
哉太の部屋を掃除してみれば段ボールがあったので幸は興味本位で開けてみれば…多数の機械がそこにあった。ピンクの丸いものや棒状のもの、ビーズのように繋がっているものまで。それは様々な形状であった。しかし、純粋無垢である幸にとっては分からないでいる。
「……? とりあえず哉太さんに聞いて―」
「俺になんか用?」
「って! …びっくりした。背後に居るなよ…」
驚いて飛び上がる幸に哉太は彼の持っている機械を見てから頭を少し抱える。
「あぁ~…。見つけちゃったのね…。その存在を―」
「? 何がだよ?」
「…花ちゃん。これ見て何も分からない?」
「…わかんねぇ」
幸が首を傾げてしまえば哉太は少し考え込んでから何かを思いついたように閃いてしまった。
「…そうだ! これはチャンスだよ! 俺…じゃなかった、花ちゃんにとっての! …大人デビューだよ!」
嬉々として語りながらベットへと連れて行き押し倒す哉太に幸が驚いていれば、彼はピンク色の丸い機械を持ってうっとりと言い放つ。
「…俺が最高に、気持良くしてあげる」
「…えっ?」
押し倒されてからキスをされる幸はこの後の行為など分からないでいた。
―――ヴヴィィィン! ヴヴヴィィィィン!
「うぁっ…ぁ!! …やぁっう…。おか…しく…なるぅ…!」
裸にされた青年が甘い吐息を漏らしながら尻の中に侵入している小さな機械に悶絶していた。褐色肌の青年は何度も達しては苦しそうにしている。その姿を見ながら男はニヤリと笑ってキスをするのだ。
「幸は”ローター”挿れられただけで感じちゃうの? …何度もイってるし?」
「ぁあっうっ!!! …このナカぁ…取ってぇ?」
青年の可愛らしい訴えに変態狼は興奮を覚えるが…彼は動かない。
「幸が可愛くおねだりしてくれたら出してもいいよ?」
…いつもはこれで拗ねるんだけど…今回はどう出るかな?
少し楽しさを覚えながら笑う哉太に幸は少し睨んでから自分で取り外そうと試みた。しかし哉太がスイッチを”強”にしたことにより腰が砕けるような感覚に包まれて幸は動けない。悪戯に微笑むドSな哉太に幸は負けを認めるように泣きじゃくることしか出来ないでいた。
「か…なたさぁん。…俺に、太いおちゅーしゃしてぇ? …哉太さんの…で。」
顔を真っ赤にしながら懇願をする幸に哉太は待ち構えたかのようにローターを取り外してから解れた内壁に自身を挿入する。すると驚いたことに幸は射精してもいないのに達してしまったような感覚を覚える。腸内が締まり窮屈になる哉太自身ではあるが哉太は幸の額にキスをして言う。
「…幸はドライでイったんだね? …すごいなぁ~。幸は~?」
「…す、ごい? 俺、凄い?」
「うん。才能あると思うよ?」
すると幸はふにゃりと微笑んでから爆弾発言をしてしまう。
「…哉太さんの方が、哉太さんの奴が、機械より全然いいや。…俺、幸せ」
無垢であった彼の甘ったるい言葉にハートを撃ち抜かれては…哉太は自身を大きくさせた。
「…幸は本当に可愛いね? …ちょっと激しくしちゃう…かも」
「して? …激しくして?」
「…幸のバカ」
哉太は幸の言葉だけで射精してしまいそうな自分の変態さを誤魔化すように腰を上下に振るのであった。
「…場磁石? …一応、児童文庫も書いている先生が…こんな少年少女を破裂させるような文章を書いていいと思うか?」
「撫子の意見はごもっともだけどね~?俺は俺だし~?」
アイスコーヒーを飲みながら喫茶店にてとある文章を持ち込んだ哉太が書いてきたのは…官能小説こととあるBL小説であった。普段なら笑ってい過ごす撫子でさえもブチギレそうではあるが哉太は全く彼を気にも留めていない。そんな哉太に撫子は怒るのを止めて小説を読み返した。内容や設定はめちゃくちゃではあるがさすがはプロの小説家かつベストセラー作家だ。文章がとてつもなく入り込んでしまえるほどだ。
「…はっはっは! まぁ今回は俺の範疇ではないけど見事だな! 他の編集者に―」
「いや。撫子が良い。他は絶対に嫌」
「…だと思った。俺が優秀かつ懐が大きくて良かったな~?」
「俺のおかげで食わして貰ってると思っとけ」
さらりとひどい事を言う哉太ではあるがこの作品のペンネームは考えてある。…それは。
「彼岸花 彼方で良いのか? なんか儚げだな~」
しかし彼は嬉しそうな表情を見せた。
「いいの。…この小説は俺と幸から生まれた子供のような存在だから」
哉太が笑いながら言い放つのであったとさ。
「??? なんだこれ?」
哉太の部屋を掃除してみれば段ボールがあったので幸は興味本位で開けてみれば…多数の機械がそこにあった。ピンクの丸いものや棒状のもの、ビーズのように繋がっているものまで。それは様々な形状であった。しかし、純粋無垢である幸にとっては分からないでいる。
「……? とりあえず哉太さんに聞いて―」
「俺になんか用?」
「って! …びっくりした。背後に居るなよ…」
驚いて飛び上がる幸に哉太は彼の持っている機械を見てから頭を少し抱える。
「あぁ~…。見つけちゃったのね…。その存在を―」
「? 何がだよ?」
「…花ちゃん。これ見て何も分からない?」
「…わかんねぇ」
幸が首を傾げてしまえば哉太は少し考え込んでから何かを思いついたように閃いてしまった。
「…そうだ! これはチャンスだよ! 俺…じゃなかった、花ちゃんにとっての! …大人デビューだよ!」
嬉々として語りながらベットへと連れて行き押し倒す哉太に幸が驚いていれば、彼はピンク色の丸い機械を持ってうっとりと言い放つ。
「…俺が最高に、気持良くしてあげる」
「…えっ?」
押し倒されてからキスをされる幸はこの後の行為など分からないでいた。
―――ヴヴィィィン! ヴヴヴィィィィン!
「うぁっ…ぁ!! …やぁっう…。おか…しく…なるぅ…!」
裸にされた青年が甘い吐息を漏らしながら尻の中に侵入している小さな機械に悶絶していた。褐色肌の青年は何度も達しては苦しそうにしている。その姿を見ながら男はニヤリと笑ってキスをするのだ。
「幸は”ローター”挿れられただけで感じちゃうの? …何度もイってるし?」
「ぁあっうっ!!! …このナカぁ…取ってぇ?」
青年の可愛らしい訴えに変態狼は興奮を覚えるが…彼は動かない。
「幸が可愛くおねだりしてくれたら出してもいいよ?」
…いつもはこれで拗ねるんだけど…今回はどう出るかな?
少し楽しさを覚えながら笑う哉太に幸は少し睨んでから自分で取り外そうと試みた。しかし哉太がスイッチを”強”にしたことにより腰が砕けるような感覚に包まれて幸は動けない。悪戯に微笑むドSな哉太に幸は負けを認めるように泣きじゃくることしか出来ないでいた。
「か…なたさぁん。…俺に、太いおちゅーしゃしてぇ? …哉太さんの…で。」
顔を真っ赤にしながら懇願をする幸に哉太は待ち構えたかのようにローターを取り外してから解れた内壁に自身を挿入する。すると驚いたことに幸は射精してもいないのに達してしまったような感覚を覚える。腸内が締まり窮屈になる哉太自身ではあるが哉太は幸の額にキスをして言う。
「…幸はドライでイったんだね? …すごいなぁ~。幸は~?」
「…す、ごい? 俺、凄い?」
「うん。才能あると思うよ?」
すると幸はふにゃりと微笑んでから爆弾発言をしてしまう。
「…哉太さんの方が、哉太さんの奴が、機械より全然いいや。…俺、幸せ」
無垢であった彼の甘ったるい言葉にハートを撃ち抜かれては…哉太は自身を大きくさせた。
「…幸は本当に可愛いね? …ちょっと激しくしちゃう…かも」
「して? …激しくして?」
「…幸のバカ」
哉太は幸の言葉だけで射精してしまいそうな自分の変態さを誤魔化すように腰を上下に振るのであった。
「…場磁石? …一応、児童文庫も書いている先生が…こんな少年少女を破裂させるような文章を書いていいと思うか?」
「撫子の意見はごもっともだけどね~?俺は俺だし~?」
アイスコーヒーを飲みながら喫茶店にてとある文章を持ち込んだ哉太が書いてきたのは…官能小説こととあるBL小説であった。普段なら笑ってい過ごす撫子でさえもブチギレそうではあるが哉太は全く彼を気にも留めていない。そんな哉太に撫子は怒るのを止めて小説を読み返した。内容や設定はめちゃくちゃではあるがさすがはプロの小説家かつベストセラー作家だ。文章がとてつもなく入り込んでしまえるほどだ。
「…はっはっは! まぁ今回は俺の範疇ではないけど見事だな! 他の編集者に―」
「いや。撫子が良い。他は絶対に嫌」
「…だと思った。俺が優秀かつ懐が大きくて良かったな~?」
「俺のおかげで食わして貰ってると思っとけ」
さらりとひどい事を言う哉太ではあるがこの作品のペンネームは考えてある。…それは。
「彼岸花 彼方で良いのか? なんか儚げだな~」
しかし彼は嬉しそうな表情を見せた。
「いいの。…この小説は俺と幸から生まれた子供のような存在だから」
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