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”狼”の存在意義
不幸ヤンキー、"狼"に委ねる。【終】
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幸の部屋には2つ並べられた布団が敷かれていた。1つはお客様用の綺麗な敷布団。もう片方は使い込まれている敷布団が薄くなってマットレスを付けている布団であった。
そこで意気揚々に待ち構えている哉太の格好は簡素ではあるが寝巻き用の浴衣を着ていた。…そこに現れたのは1人の赤髪の青年。
「…待たせた。な…。」
引き戸をゆっくりと開ければこちらも浴衣を着ている幸がどこか恥ずかしげに入ってくる。そんな彼に哉太は抱きついてから軽いキスをした。
ーチュッ。
「早いって。そんなに…待てなかっ…た?」
すると哉太は大きく頷く。
「待てないに決まってるじゃん?…恋人として初めての夜に…そんで、この下着…。」
「うっひゃっ……あぅ。」
いきなり尻を触られて声を上げてしまう幸に哉太は笑う。
「この下着の面積の少なさから…履いてるんだな~って分かるよ?…やっぱり試しに買っておくもんだね~。見るのが楽しみ。」
「…ヘンタイ。バかなたの変態。」
「変態で良いもん~?」
すると2人は顔を見合わせてから今度は深く熱いキスをする。
ーチュッ。プチュうぅ。クチュぅ。クチュリ…。
銀の糸を垂らして唇を離せば哉太は幸を布団へと誘い浴衣を剥ぐ。上半身が曝け出された身体に哉太は耳元で囁く。
「いつもは正常位だから…たまにはバックでもしてみよっか?…バックの方が挿入しやすいし?」
「?バックって後ろ向くってことか?」
「そう。あとは、この下着も見てみたい…し?」
ゆっくりと幸の尻を撫でてから反応を楽しむ哉太は幸を四つん這いにさせて浴衣の裾を上げていく。
すると見えたのは赤色で黒が縁(ふち)取られたTバックであった。恥ずかしがって真っ赤になる幸に哉太はうっとりとした表情を見せる。
「やっぱり似合うね…。幸はお尻ちっちゃいけど、お尻の形良いからね…。たまにはこういうの履かないとね~?」
「……恥ずかし…い。」
「これぐらい履きこなさないとね~?でも似合うよ?」
尻を撫でつけるその先を哉太が撫でていけば、その目的地である幸自身をが濡れてゆるりと勃ちあがっている。甘い吐息を漏らす幸に哉太は興奮をして、下着をから幸を取り出す。
まだ汚れも知らぬようなピンク色の幸自身は刺激的な下着とのギャップに合間見れる姿に哉太はさらに興奮し、幸は恥ずかしげに言い放つ。
「もう…。じっと見んな…。恥ずい…から。イジってよ…?」
少し涙目な幸に哉太は幸自身を上下にしごいていく。淫らな音を立てて幸を翻弄させる哉太に幸は甘い声を出す。
「うぁっ!あぁぁぅうっっ…!もうぉ…イくぅっ!」
白濁液を勢いよく出した幸に哉太は耳元で攻め立てるように囁こうとすれば幸はこのような言葉を呟く。
「俺…。哉太さんを見たい。」
「…へ?なんで?」
すると哉太は視線を向けて甘い発言をするのだ。
「哉太さんの顔見ないと…、恥ずいけど…寂しい…から。」
切なげな声を上げて息を切らす幸に哉太の理性が飛んだ。すぐさま対面へと変更し、深い深いキスをする。
ークチュウっ…。プチュぅ…。クチュり…。
あまりにも淫らで深いキスに視界が揺らいだので幸は呼吸を整える。そして見えてしまったのは哉太がいつもよりもエッチな黒ベースの赤く縁取られたTバックを履いており、中から自身を取り出してゴムを付けている姿であった。その姿に目を眩ます(くらます)幸に哉太は余裕のない声を上げる。
「幸が可愛すぎる爆弾発言するから…さ。もう俺、今日は…幸を無理させちゃう…かも。」
顔を見合わせてキスをする哉太に幸は笑ってから言い放つ。
「俺も…したい。から。気持ちよくなろ?」
幸の無垢な爆弾を投下された結果、哉太は理性を失って2人は朝まで行為を続けたという。
夏休みも今日で終わりではあるものの、幸は必死に宿題を終わらせている最中であった。
「あ~!もう!!!読書感想文が終わらん!!!…せっかく、本とか熱出た時とか入院中に読んでたのに~!書いてなかった!!!」
「あはは~。それはダメだね~?…でも、原稿用紙は最低でも5枚でしょ?余裕じゃん?」
「講習休みすぎて1冊で5枚なんだよ!そんで10冊読んだから50枚は書かないと…。はぁ…。ツイテない。」
机に向かって書く幸と原稿をパソコンで書きながら呑気に喋る哉太。そんな2人はこの残された夏休みの間は行為をしては寝て、風呂に入っては行為をして、ご飯を食べ終わって少ししたら行為をするというハードスケジュールという名の神様も驚く欲望に塗れた(まみれた)生活を送っていたそうだ。
幸の机に積まれている児童文庫ではあるが田中 皐月の本を見てから哉太は仕事を中断させてから幸に近づいて声を掛ける。
「そういえばだけどさ~。花ちゃん、リングネックレスの意味って知ってる?」
哉太に話しかけられた幸は作業を止めて自身の首元に宿っているネックレスを見てから首を横に振る。幸が知らない様子なので哉太はにっこりと笑って説明をするのだ。
「リングネックレスの意味はね~。…俺のモノって意味なんだよ?…だから一生花ちゃんは…幸は俺のモノなんだからね?」
驚く幸ではあるが彼はとある言葉を口にしたのだ。
「…それって結局は"イヌ"なのか?」
首を傾げて言う幸に哉太は笑ってから幸の額にキスをした。
「たとえ"イヌ"だとしても、俺だけの…俺が愛している…たった1人の恋人なら、"イヌ"でも良いんじゃない?」
哉太の言葉に幸は複雑な想いを馳せるがそれでも幸は嬉しかった。
「俺だけを見てくれるから…。俺だけの大切な人だから…。許す。」
「そうこなくっちゃ…ね?」
2人は深いキスをするのであった。
そこで意気揚々に待ち構えている哉太の格好は簡素ではあるが寝巻き用の浴衣を着ていた。…そこに現れたのは1人の赤髪の青年。
「…待たせた。な…。」
引き戸をゆっくりと開ければこちらも浴衣を着ている幸がどこか恥ずかしげに入ってくる。そんな彼に哉太は抱きついてから軽いキスをした。
ーチュッ。
「早いって。そんなに…待てなかっ…た?」
すると哉太は大きく頷く。
「待てないに決まってるじゃん?…恋人として初めての夜に…そんで、この下着…。」
「うっひゃっ……あぅ。」
いきなり尻を触られて声を上げてしまう幸に哉太は笑う。
「この下着の面積の少なさから…履いてるんだな~って分かるよ?…やっぱり試しに買っておくもんだね~。見るのが楽しみ。」
「…ヘンタイ。バかなたの変態。」
「変態で良いもん~?」
すると2人は顔を見合わせてから今度は深く熱いキスをする。
ーチュッ。プチュうぅ。クチュぅ。クチュリ…。
銀の糸を垂らして唇を離せば哉太は幸を布団へと誘い浴衣を剥ぐ。上半身が曝け出された身体に哉太は耳元で囁く。
「いつもは正常位だから…たまにはバックでもしてみよっか?…バックの方が挿入しやすいし?」
「?バックって後ろ向くってことか?」
「そう。あとは、この下着も見てみたい…し?」
ゆっくりと幸の尻を撫でてから反応を楽しむ哉太は幸を四つん這いにさせて浴衣の裾を上げていく。
すると見えたのは赤色で黒が縁(ふち)取られたTバックであった。恥ずかしがって真っ赤になる幸に哉太はうっとりとした表情を見せる。
「やっぱり似合うね…。幸はお尻ちっちゃいけど、お尻の形良いからね…。たまにはこういうの履かないとね~?」
「……恥ずかし…い。」
「これぐらい履きこなさないとね~?でも似合うよ?」
尻を撫でつけるその先を哉太が撫でていけば、その目的地である幸自身をが濡れてゆるりと勃ちあがっている。甘い吐息を漏らす幸に哉太は興奮をして、下着をから幸を取り出す。
まだ汚れも知らぬようなピンク色の幸自身は刺激的な下着とのギャップに合間見れる姿に哉太はさらに興奮し、幸は恥ずかしげに言い放つ。
「もう…。じっと見んな…。恥ずい…から。イジってよ…?」
少し涙目な幸に哉太は幸自身を上下にしごいていく。淫らな音を立てて幸を翻弄させる哉太に幸は甘い声を出す。
「うぁっ!あぁぁぅうっっ…!もうぉ…イくぅっ!」
白濁液を勢いよく出した幸に哉太は耳元で攻め立てるように囁こうとすれば幸はこのような言葉を呟く。
「俺…。哉太さんを見たい。」
「…へ?なんで?」
すると哉太は視線を向けて甘い発言をするのだ。
「哉太さんの顔見ないと…、恥ずいけど…寂しい…から。」
切なげな声を上げて息を切らす幸に哉太の理性が飛んだ。すぐさま対面へと変更し、深い深いキスをする。
ークチュウっ…。プチュぅ…。クチュり…。
あまりにも淫らで深いキスに視界が揺らいだので幸は呼吸を整える。そして見えてしまったのは哉太がいつもよりもエッチな黒ベースの赤く縁取られたTバックを履いており、中から自身を取り出してゴムを付けている姿であった。その姿に目を眩ます(くらます)幸に哉太は余裕のない声を上げる。
「幸が可愛すぎる爆弾発言するから…さ。もう俺、今日は…幸を無理させちゃう…かも。」
顔を見合わせてキスをする哉太に幸は笑ってから言い放つ。
「俺も…したい。から。気持ちよくなろ?」
幸の無垢な爆弾を投下された結果、哉太は理性を失って2人は朝まで行為を続けたという。
夏休みも今日で終わりではあるものの、幸は必死に宿題を終わらせている最中であった。
「あ~!もう!!!読書感想文が終わらん!!!…せっかく、本とか熱出た時とか入院中に読んでたのに~!書いてなかった!!!」
「あはは~。それはダメだね~?…でも、原稿用紙は最低でも5枚でしょ?余裕じゃん?」
「講習休みすぎて1冊で5枚なんだよ!そんで10冊読んだから50枚は書かないと…。はぁ…。ツイテない。」
机に向かって書く幸と原稿をパソコンで書きながら呑気に喋る哉太。そんな2人はこの残された夏休みの間は行為をしては寝て、風呂に入っては行為をして、ご飯を食べ終わって少ししたら行為をするというハードスケジュールという名の神様も驚く欲望に塗れた(まみれた)生活を送っていたそうだ。
幸の机に積まれている児童文庫ではあるが田中 皐月の本を見てから哉太は仕事を中断させてから幸に近づいて声を掛ける。
「そういえばだけどさ~。花ちゃん、リングネックレスの意味って知ってる?」
哉太に話しかけられた幸は作業を止めて自身の首元に宿っているネックレスを見てから首を横に振る。幸が知らない様子なので哉太はにっこりと笑って説明をするのだ。
「リングネックレスの意味はね~。…俺のモノって意味なんだよ?…だから一生花ちゃんは…幸は俺のモノなんだからね?」
驚く幸ではあるが彼はとある言葉を口にしたのだ。
「…それって結局は"イヌ"なのか?」
首を傾げて言う幸に哉太は笑ってから幸の額にキスをした。
「たとえ"イヌ"だとしても、俺だけの…俺が愛している…たった1人の恋人なら、"イヌ"でも良いんじゃない?」
哉太の言葉に幸は複雑な想いを馳せるがそれでも幸は嬉しかった。
「俺だけを見てくれるから…。俺だけの大切な人だから…。許す。」
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