79 / 165
79 違和感
しおりを挟む
漂う砂埃が一閃――逃げるように霧散し、中からフラフラと立ち上がるハーネスの姿が見えた。
「ハァ……ハァ……んん」
すぐに息を整え、再び剣を構えるハーネス。その矛先をウィズに向けると、額から血を流しながら小さく笑って見せた。血液が唇のすぐ隣を伝う。
「さすが……姉様が選ぶことだけはある……」
そんなハーネスの様子を見て、ウィズは目を細めた。外見は額から血を流すハーネスであるが、その実あまりダメージは通っていないようだ。耐久も中々あるようである。さすがは『アーク家』といったところか。
一番幼い彼がこの耐久だと考えると――ウィズは眉をひそめた――単純にエルシィ、アルト、フィリアは彼の上をいくとみてよさそうだ。フィリアとアルトの実力は少し覗いたことがあるものの、エルシィについては未着手である。そこは早い内に探っておきたい。
そんな考えとは裏腹に、ウィズはやはり笑みを崩さず応える。
「……魔力、止まってますよ?」
「――っ!」
――虚空が煌めいた。ハーネスはハッとして剣を構える。
「時間差、『魔収束』」
さっきバラまいた『緋閃』の粒子の全てを、ハーネスを吹っ飛ばすのに使ったのではなかったのだ。ウィズ次発のために粒子を残しておいた。それを今顕現させる。
『魔収束』により、収束した『緋閃』がハーネスを襲った。今度は地上ということもあり、迫る光に対しハーネスは剣を振り上げる。
「っっっ!」
ハーネスの一振りとウィズの『緋閃』がぶつかり合い、聴覚を軋ませるほどの音が鳴り渡った。『緋閃』の光がハーネスの剣に張り付いて、一瞬だけそれらは拮抗する。
けれどすぐにハーネスの剣が『緋閃』に打ち勝ち、その光を上空へと振り切った。聴覚を刻む金属音のようなものが遠くなっていく。
ハーネスは飛ばした光を見据えながら、息をついた。ピリつく腕をかばって、ふと目の前に現れた気配に目を見開く。
「油断大敵、です」
ハーネスが『緋閃』と競り合っている隙に、ウィズは彼に接近していた。ハーネスの目の前で踏み込んだウィズは、すでに『緋閃』の込めた左腕が振りかぶっている。ハーネスを殴る準備は万端であった。
この距離は避けられないだろう。ウィズもそう確信していた。
しかし、それは叶わない。ウィズは横から投擲された刃をかわすため、地面を蹴って後ろへと跳んだのだ。
「ハーネス様!」
それは今まで静観していたと思われるソニアの攻撃であった。放たれた刃は一定のところでガクンと揺れると、ソニアの手元まで戻っていった。
それをしっかりと見ていたウィズは、それがワイヤーによる飛び道具であることを認識する。魔力の伝達を利用してワイヤーを動かしているようだ。
「ワイヤーねぇ……」
ウィズの視線がソニアの方へ向けられた。その視線に反応するかのように、ソニアは片手のワイヤーを繰り出しながら駆け出す。
打ち出された片方のワイヤーをウィズは『緋閃』で撃ち落とすも、その直後に横からハーネスの斬撃が放たれてウィズは身を屈めてそれをかわした。それを見たソニアが走りながら地面を強く蹴ったのを、ウィズは認識する。
刹那、ソニアが急加速してウィズの目の前まで迫り来た。ウィズはちょっとびっくりすつつも、彼女の足元に『緋閃』を放って動きを牽制する。
(なんだ……? この違和感……)
『緋閃』が地面に着弾したことで砂埃が舞いこんだ。ウィズのその中でソニアに対する違和感を覚えつつ、彼女の足を止める。
直後、砂埃を切り分けてハーネスはウィズへと向かってきた。同時に彼が放つ一閃へとウィズは意識を向けた。
避ける――否、ウィズは片腕に『緋閃』のベールを巻いて、それを小手としてハーネスの剣をかち合わせる。これで相殺して互いに衝撃で距離を――と思っていたウィズであったが、その『緋閃』の小手にヒビが入ったことで、その思惑は完全に外れた。
「え……?」
まさかヒビが入るなんて思わなかった。それも束の間、すぐに小手が砕け散る。ウィズは咄嗟に腕を引っ込んで、とりあえずハーネスを殴り飛ばして無理やりに距離を取った。
(なんで出力が上がってるんだ……不気味な……)
ウィズの『緋閃』を砕いたハーネスの一振りは明らかにおかしかった。さっきまで『緋閃』を弾き飛ばしていた程度の力で、あの小手は破壊できない。何かカラクリがあるのか考えようにも、今度はウィズの背筋が凍る番であった。
また別方向からの一閃がウィズを襲ったのだ。ウィズは再び『緋閃』の小手でそれを防御するも、その一閃――ソニアによる短剣の剣舞はさらに続く。
「っ!」
ウィズは歯を噛み締め、高速でウィズの周囲を飛び回り、あらゆる方向から攻撃してくるソニアの短剣を防いでいった。
(こいつもおかしい……!)
内心で舌打ちをしたのは、普通に舌打ちをする余裕がないからであった。
ソニアの動きはウィズが教えた魔力による身体強化の賜物であるのは分かる。しかしそれを加味しても、ソニアのそれは常軌を逸していた。素人では決して捉えることができないほどの速さで、ソニアはウィズを追い詰めている。
これが数年修行した者の動きならば、なから疑問も生まない。けれどもウィズが彼女に教えたのはほんの昨日の出来事。そこから今日、ここまでの動きを披露してくるなど考えられない。
考えられないのだ。けれども目の前の現実がその考えを否定する。
三百六十度、あらゆる位置に跳んではウィズに攻撃をしかけてくるソニア。ふと、その斬りかかってくるタイミングがズレた気がして、ウィズはその隙に攻めへ転じようと足を踏み込んだ。
だが、それは決して"隙"ではなかったと、ウィズの鳥肌が示した。
「いきます」
「!!」
ふと感じる強大な殺気。ウィズは慌ててその方向を見るも、直後視界が白い光に包まれる。
どこかで見たことがある類の光――それは『怒りの森』で見た、フィリアの――。
ハーネスが放つ、渾身の一振りがウィズを襲ったのだった。
「ハァ……ハァ……んん」
すぐに息を整え、再び剣を構えるハーネス。その矛先をウィズに向けると、額から血を流しながら小さく笑って見せた。血液が唇のすぐ隣を伝う。
「さすが……姉様が選ぶことだけはある……」
そんなハーネスの様子を見て、ウィズは目を細めた。外見は額から血を流すハーネスであるが、その実あまりダメージは通っていないようだ。耐久も中々あるようである。さすがは『アーク家』といったところか。
一番幼い彼がこの耐久だと考えると――ウィズは眉をひそめた――単純にエルシィ、アルト、フィリアは彼の上をいくとみてよさそうだ。フィリアとアルトの実力は少し覗いたことがあるものの、エルシィについては未着手である。そこは早い内に探っておきたい。
そんな考えとは裏腹に、ウィズはやはり笑みを崩さず応える。
「……魔力、止まってますよ?」
「――っ!」
――虚空が煌めいた。ハーネスはハッとして剣を構える。
「時間差、『魔収束』」
さっきバラまいた『緋閃』の粒子の全てを、ハーネスを吹っ飛ばすのに使ったのではなかったのだ。ウィズ次発のために粒子を残しておいた。それを今顕現させる。
『魔収束』により、収束した『緋閃』がハーネスを襲った。今度は地上ということもあり、迫る光に対しハーネスは剣を振り上げる。
「っっっ!」
ハーネスの一振りとウィズの『緋閃』がぶつかり合い、聴覚を軋ませるほどの音が鳴り渡った。『緋閃』の光がハーネスの剣に張り付いて、一瞬だけそれらは拮抗する。
けれどすぐにハーネスの剣が『緋閃』に打ち勝ち、その光を上空へと振り切った。聴覚を刻む金属音のようなものが遠くなっていく。
ハーネスは飛ばした光を見据えながら、息をついた。ピリつく腕をかばって、ふと目の前に現れた気配に目を見開く。
「油断大敵、です」
ハーネスが『緋閃』と競り合っている隙に、ウィズは彼に接近していた。ハーネスの目の前で踏み込んだウィズは、すでに『緋閃』の込めた左腕が振りかぶっている。ハーネスを殴る準備は万端であった。
この距離は避けられないだろう。ウィズもそう確信していた。
しかし、それは叶わない。ウィズは横から投擲された刃をかわすため、地面を蹴って後ろへと跳んだのだ。
「ハーネス様!」
それは今まで静観していたと思われるソニアの攻撃であった。放たれた刃は一定のところでガクンと揺れると、ソニアの手元まで戻っていった。
それをしっかりと見ていたウィズは、それがワイヤーによる飛び道具であることを認識する。魔力の伝達を利用してワイヤーを動かしているようだ。
「ワイヤーねぇ……」
ウィズの視線がソニアの方へ向けられた。その視線に反応するかのように、ソニアは片手のワイヤーを繰り出しながら駆け出す。
打ち出された片方のワイヤーをウィズは『緋閃』で撃ち落とすも、その直後に横からハーネスの斬撃が放たれてウィズは身を屈めてそれをかわした。それを見たソニアが走りながら地面を強く蹴ったのを、ウィズは認識する。
刹那、ソニアが急加速してウィズの目の前まで迫り来た。ウィズはちょっとびっくりすつつも、彼女の足元に『緋閃』を放って動きを牽制する。
(なんだ……? この違和感……)
『緋閃』が地面に着弾したことで砂埃が舞いこんだ。ウィズのその中でソニアに対する違和感を覚えつつ、彼女の足を止める。
直後、砂埃を切り分けてハーネスはウィズへと向かってきた。同時に彼が放つ一閃へとウィズは意識を向けた。
避ける――否、ウィズは片腕に『緋閃』のベールを巻いて、それを小手としてハーネスの剣をかち合わせる。これで相殺して互いに衝撃で距離を――と思っていたウィズであったが、その『緋閃』の小手にヒビが入ったことで、その思惑は完全に外れた。
「え……?」
まさかヒビが入るなんて思わなかった。それも束の間、すぐに小手が砕け散る。ウィズは咄嗟に腕を引っ込んで、とりあえずハーネスを殴り飛ばして無理やりに距離を取った。
(なんで出力が上がってるんだ……不気味な……)
ウィズの『緋閃』を砕いたハーネスの一振りは明らかにおかしかった。さっきまで『緋閃』を弾き飛ばしていた程度の力で、あの小手は破壊できない。何かカラクリがあるのか考えようにも、今度はウィズの背筋が凍る番であった。
また別方向からの一閃がウィズを襲ったのだ。ウィズは再び『緋閃』の小手でそれを防御するも、その一閃――ソニアによる短剣の剣舞はさらに続く。
「っ!」
ウィズは歯を噛み締め、高速でウィズの周囲を飛び回り、あらゆる方向から攻撃してくるソニアの短剣を防いでいった。
(こいつもおかしい……!)
内心で舌打ちをしたのは、普通に舌打ちをする余裕がないからであった。
ソニアの動きはウィズが教えた魔力による身体強化の賜物であるのは分かる。しかしそれを加味しても、ソニアのそれは常軌を逸していた。素人では決して捉えることができないほどの速さで、ソニアはウィズを追い詰めている。
これが数年修行した者の動きならば、なから疑問も生まない。けれどもウィズが彼女に教えたのはほんの昨日の出来事。そこから今日、ここまでの動きを披露してくるなど考えられない。
考えられないのだ。けれども目の前の現実がその考えを否定する。
三百六十度、あらゆる位置に跳んではウィズに攻撃をしかけてくるソニア。ふと、その斬りかかってくるタイミングがズレた気がして、ウィズはその隙に攻めへ転じようと足を踏み込んだ。
だが、それは決して"隙"ではなかったと、ウィズの鳥肌が示した。
「いきます」
「!!」
ふと感じる強大な殺気。ウィズは慌ててその方向を見るも、直後視界が白い光に包まれる。
どこかで見たことがある類の光――それは『怒りの森』で見た、フィリアの――。
ハーネスが放つ、渾身の一振りがウィズを襲ったのだった。
0
お気に入りに追加
2,434
あなたにおすすめの小説
天職はドロップ率300%の盗賊、錬金術師を騙る。
朱本来未
ファンタジー
魔術師の大家であるレッドグレイヴ家に生を受けたヒイロは、15歳を迎えて受けた成人の儀で盗賊の天職を授けられた。
天職が王家からの心象が悪い盗賊になってしまったヒイロは、廃嫡されてレッドグレイヴ領からの追放されることとなった。
ヒイロは以前から魔術師以外の天職に可能性を感じていたこともあり、追放処分を抵抗することなく受け入れ、レッドグレイヴ領から出奔するのだった。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
最弱ステータスのこの俺が、こんなに強いわけがない。
さこゼロ
ファンタジー
俺のステータスがこんなに強いわけがない。
大型モンスターがワンパン一発なのも、
魔法の威力が意味不明なのも、
全部、幼なじみが見つけてくれたチートアイテムがあるからなんだ!
だから…
俺のステータスがこんなに強いわけがないっ!
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
おっす、わしロマ爺。ぴっちぴちの新米教皇~もう辞めさせとくれっ!?~
月白ヤトヒコ
ファンタジー
教皇ロマンシス。歴代教皇の中でも八十九歳という最高齢で就任。
前任の教皇が急逝後、教皇選定の儀にて有力候補二名が不慮の死を遂げ、混乱に陥った教会で年功序列の精神に従い、選出された教皇。
元からの候補ではなく、支持者もおらず、穏健派であることと健康であることから選ばれた。故に、就任直後はぽっと出教皇や漁夫の利教皇と揶揄されることもあった。
しかし、教皇就任後に教会内でも声を上げることなく、密やかにその資格を有していた聖者や聖女を見抜き、要職へと抜擢。
教皇ロマンシスの時代は歴代の教皇のどの時代よりも数多くの聖者、聖女の聖人が在籍し、世の安寧に尽力したと言われ、豊作の時代とされている。
また、教皇ロマンシスの口癖は「わしよりも教皇の座に相応しいものがおる」と、非常に謙虚な人柄であった。口の悪い子供に「徘徊老人」などと言われても、「よいよい、元気な子じゃのぅ」と笑って済ませるなど、穏やかな好々爺であったとも言われている。
その実態は……「わしゃ、さっさと隠居して子供達と戯れたいんじゃ~っ!?」という、ロマ爺の日常。
短編『わし、八十九歳。ぴっちぴちの新米教皇。もう辞めたい……』を連載してみました。不定期更新。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
異世界で生きていく。
モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。
素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。
魔法と調合スキルを使って成長していく。
小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。
旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。
3/8申し訳ありません。
章の編集をしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる