1 / 10
1.
しおりを挟む
はじめて捨てられたのは、僕が生まれて間もない頃。
臍の緒がついたまま病院の前に置かれていたそうだ。
雪がチラつく寒い朝。
タオルで包まれただけの僕が発見された時、体冷え切って心臓はいつ止まってもおかしくなかった。
生死を彷徨った僕は、結局死ななかった。
僕は施設に預けられ、3歳までそこで暮らした。
そして、僕に新しい両親が出来た。
30代で不妊治療が上手くいかず子供を諦めた夫婦で、僕を一眼で気に入り引き取ってくれた。
とても優しい両親だった。
7歳を迎えるまでは。
そして、捨てられた。
両親に子供が生まれたからだ。
仕方がない。
施設に戻った僕は、11歳まで暮らした。
そして、また新しい両親が出来た。
40代で最近12歳になる息子を亡くした夫婦で、僕を一眼で気に入って引き取ってくれた。
とても優しく……はない両親だった。
引き取られてすぐ引っ越しをした。
そして1ヶ月後。
僕は義父に犯された。
義母は僕の両手を頭の上で押さえ、口をタオルを咥えさせられ犯される僕の姿を、うすら笑いを浮べて見ていた。
裂けて血が出ようが構わず、僕のお腹の奥まで義父は捻り込んだ。
裂けた傷が塞がる頃にまた犯される日々を過ごすうちに、僕のそこは義父のものを容易く受け入れるようになった。
そんな生活が半年過ぎた頃、義父は知らないおじさんを連れてきた。
ゴム1枚五千円で僕はおじさんに犯された。
毎日毎日、義父が連れてくる知らないおじさんにゴム1枚五千円で犯された。
時々、ゴムなしで一万円で犯された。
学校から帰るといつも義父が待っていて、すぐ受け入れられるようにと僕の後ろを慣らし広げた。
その生活にも慣れた頃。
義父は締め付けて早く終わらせろと僕に言った。
僕はその通りにした。
早く終わったけど、その分、回数が増えた。
更に義父は、奉仕の仕方を僕に叩き込んだ。
僕は一回二千円で奉仕をするようになり、前と後ろを使って一度に2人のお客様を相手にするようになった。
中学に上がる頃には、ローションとバイブを渡され、自分で準備しろと言われた。
僕はその通りにした。
気付けば、義母が家を出て行った。
13歳を迎える頃。
僕はまた捨てられた。
臍の緒がついたまま病院の前に置かれていたそうだ。
雪がチラつく寒い朝。
タオルで包まれただけの僕が発見された時、体冷え切って心臓はいつ止まってもおかしくなかった。
生死を彷徨った僕は、結局死ななかった。
僕は施設に預けられ、3歳までそこで暮らした。
そして、僕に新しい両親が出来た。
30代で不妊治療が上手くいかず子供を諦めた夫婦で、僕を一眼で気に入り引き取ってくれた。
とても優しい両親だった。
7歳を迎えるまでは。
そして、捨てられた。
両親に子供が生まれたからだ。
仕方がない。
施設に戻った僕は、11歳まで暮らした。
そして、また新しい両親が出来た。
40代で最近12歳になる息子を亡くした夫婦で、僕を一眼で気に入って引き取ってくれた。
とても優しく……はない両親だった。
引き取られてすぐ引っ越しをした。
そして1ヶ月後。
僕は義父に犯された。
義母は僕の両手を頭の上で押さえ、口をタオルを咥えさせられ犯される僕の姿を、うすら笑いを浮べて見ていた。
裂けて血が出ようが構わず、僕のお腹の奥まで義父は捻り込んだ。
裂けた傷が塞がる頃にまた犯される日々を過ごすうちに、僕のそこは義父のものを容易く受け入れるようになった。
そんな生活が半年過ぎた頃、義父は知らないおじさんを連れてきた。
ゴム1枚五千円で僕はおじさんに犯された。
毎日毎日、義父が連れてくる知らないおじさんにゴム1枚五千円で犯された。
時々、ゴムなしで一万円で犯された。
学校から帰るといつも義父が待っていて、すぐ受け入れられるようにと僕の後ろを慣らし広げた。
その生活にも慣れた頃。
義父は締め付けて早く終わらせろと僕に言った。
僕はその通りにした。
早く終わったけど、その分、回数が増えた。
更に義父は、奉仕の仕方を僕に叩き込んだ。
僕は一回二千円で奉仕をするようになり、前と後ろを使って一度に2人のお客様を相手にするようになった。
中学に上がる頃には、ローションとバイブを渡され、自分で準備しろと言われた。
僕はその通りにした。
気付けば、義母が家を出て行った。
13歳を迎える頃。
僕はまた捨てられた。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
至高のオメガとガラスの靴
むー
BL
幼なじみのアカリちゃんは男の子だけどオメガ。
誰よりも綺麗で勉強も運動も出来る。
そして、アカリちゃんから漂うフェロモンは誰もが惹きつけらる。
正に"至高のオメガ"
僕-ヒロ-はアルファだけど見た目は普通、勉強も普通、運動なんて普通以下。
だから周りは僕を"欠陥品のアルファ"と呼ぶ。
そんな僕をアカリちゃんはいつも「大好き」と言って僕のそばに居てくれる。
周りに群がる優秀なアルファなんかに一切目もくれない。
"欠陥品"の僕が"至高"のアカリちゃんのそばにずっと居ていいのかな…?
※シリーズものになっていますが、どの物語から読んでも大丈夫です。
【至高のオメガとガラスの靴】←今ココ
↓
【金の野獣と薔薇の番】
↓
【魔法使いと眠れるオメガ】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる