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異世界 シャーシード国

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朝になった。

夜通し愛された僕は……
はい。ご想像の通り、足腰立ちません。

なのにリンは普通に立つし歩いている。

少しうらめしそうにリンを見ると……

「筋肉量は戻ったけれど、体が若返ったからか朝がラクだ。
それに、ちゃんと役得は受けたいだろ?」

そう言って、僕を抱き上げてくれた。

「こっちにシャワールームがあるんだ。
元々この世界に《浴槽で浸かる》という文化が無いから、一緒に座れなくってごめんな。」

そのまま2人でシャワールームへ入る。

1人用のシャワーブースと違って、相撲取り2人は入れるサイズのその部屋の片隅にはスツールがあり、僕はそこへ座って壁に背を凭れた。

僕はそこで、先ずは全身舐められた。

──なぜ?

リンによると、この世界には石鹸が流通していないらしい。

「カピカピしてるシノダの白濁は全て舐め取りたい。」
とか言われてあちこち舐められて……

ビクッとした拍子にスツールから落ちて、結局また気持ちよくされて、
シャワーを浴びながら『その顔誘ってる?』ってまたヤって、
また洗われて僕がシたくなって自分で扱いてるのバレて口淫でまた吐精してベタベタになって洗われて……

シャワールームから出て来た時には、もうだいぶ陽が高くなってた。

それからリンが魔法で実家から食べ物転移しとりよせてくれて、僕はソファに、リンは低いテーブルに軽くお尻を乗せるようにして、2人で食べた。

空の皿を下膳したら、今度はフルーツの籠が届いた。

フルーツはどれも、少しずつ大きい。

その中の巨峰を1粒もぐと、赤ん坊の握り拳サイズのソレを手で弄びながらリンが言った。

「…実はずっとやってみたいことがあって……シノダ、協力してくれるか?」

そしてリンはおもむろにそれを口に入れ、ソファに掛けたままの僕の腰を抱いて引き寄せる。

それから、唇同士が触れ合った。

巨峰のうちの半分が僕の口の中へまろび出るようになってやって来て、僕はそれを噛み砕いて飲み込んだ。

リンは、次は端を甘噛みしたのを僕と共有するように食べる。

キスとしては唇が触れるだけなのに、唇同士が離れれば巨峰は落ちてしまう訳で……
とにかく頑張って食べた。

飲み込めばもう、お腹いっぱいだ。

唇を離せば、

「たくさん溢したね……」

リンが囁いて、流れた汁を舌で拭うようにしながら、僕の顎から首筋、胸を舐める。

僕は声が出そうになってしまって、咄嗟に手の甲で口をおさえて顔を背けた。

リンの動く気配に僕が気が付くと、リンは僕の膝を割るようにして跪いていた。

そして……

「んーっ…なっ……?」
「だって、美味しそうで……」

リンは、僕の勃ち上がりつつあるペニスに舌を這わせていた。


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