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旦那様と私の離・婚前旅行 初日 R18
しおりを挟む結局、私はバルトルに《離縁》を申し出られないまま、翌日から領地へ向かうことに決定しました。
三日かけて領地へ、一週間あちらで過ごした後にまた三日かけて王都にあるこの屋敷へ戻る予定です。
《離縁》にはバルトルの許可が、《離婚》の手続きには領地にいらっしゃる義両親など、成人を過ぎて十年以上の大人のサインが必要です。
私はこの旅が終わった時、バルトルに申し出ようと決意しました。
なのに……
「エリサ…馬車旅で君を抱けないなんて俺には無理だ。」
そんな理由で明け方までみっちりと抱かれ、馬車まで抱き抱えられるようにして、午後からの出発となってしまいました。
しかも、
「バルトル? 硬いものが当たっていますが?」
「気付いたか? 収めてくれ。
コルセットを緩めればバレてしまうだろうから。」
バルトルは言うなり私のドレスの裾をたくし上げ、シタとナカを解し始めました。
「あっ…はぁんっ」
「エリサの準備は万端のようだ。」
あっという間に私を膝に跨らせ、自身も膝まで下衣をおろす。
明け方まで酷使したとは思えないほどの主張に、私はこっそりと青褪めました。
ちなみに、私の下着は出発の時点でバルトル様が抱える時に外されてしまいました。
「こうして抱えていても片手でスルリとは…便利な世の中になったものだ。」
サイドで結われた紐を解きながら呟くバルトル様に絶句したのは、言うまでもありません。
「あっあっぁああ~……んっんむっ……」
初夜と違って、イク時に嬌声をあげられるようになった私が、いつものように声を出そうとすれば、バルトル様に唇を喰まれて私の声はバルトル様の喉奥へ消えた。
「ここは壁の薄い馬車の中だ。まだ城下の街中だから、紋章と共に声が何某かのものかバレてしまうよ。」
私は途端に真っ赤になる。
「ならば、エリサの声は私が封じよう。」
それから、バルトル様の唇に喰まれながら、何度も何度も、何度も何度も何度も! 何度も!! イかされながら、最初の宿に到着した。
到着したのが城下のはずれにある宿だったので、私はその先の行程を思って気が重くなりました。
「あん! ばるぅ…もうっ…もぉ…ぉおおあああんっ!!」
もちろん宿でも抱かれました。
湯浴み? いいえ。湯、浴まれました。
湯の入った大きな桶に、全裸で座らされて、バルトル様の大きな手でその日一日の汚れを拭われました。
汚れの殆どはカピカピに貼り付き、爪の先でカリカリと擦られ、しまいには
「我慢できない……」
充血した眼のバルトル様も全裸になられ、私は大きな桶の中のバルトル様に跨らされ、大人二人分の体重に耐えきれなかった桶が歪んで底が外れかけて桶として機能しなくなり、結局バルトル様が宿から買い取られました。
翌朝遅くに目が覚めた私は、最中に気を飛ばしたようで、まだナカにバルトル様の存在があることに驚愕です。
身動ぐとバルトル様にベッドへ運ばれ、ウトウトしているうちに身を清められ、今日はコルセットをつける正式なものではなく簡易なワンピースを着せられ、またしてもバルトル様に抱えられ、宿を出発しました。
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