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▼第7章 遠征の後始末
▼7-3 拷問と処刑
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数十回くらい殴打し続けただろうか。棍棒の重さに息切れしてしまい、ハルシャは手を休めて息をついた。少し熱が冷めて心も冷静さが復活した。
侮辱された怒りに任せて無抵抗な相手に暴力をふるった。自分にとっては初陣ということで、いざ実際に敵を眼前にした時に容赦なく攻撃できるかどうか不安があったことは否めない。父によるマーラヴァ制圧の後始末とも言うべき今回の残党狩りでは、総大将の象に乗っていたハルシャには戦闘の機会が無かった。今、その更なる後始末とでもいうように、敵を攻撃する機会が来たということだ。
気が付いてみると、首謀者の右肩からは、後ろ手に縛られたままの右腕が力なく垂れ下がっている。脱臼したのだろう。
「な、なん、だよ。王子様、とやらの、実力は、そんな、もんかい」
強がりを言ってはいても、首謀者は消耗しているのは確実だった。
「王子、お疲れ様でした。もういいでしょう。交替で痛めつけることにしましょう」
将軍がハルシャから棍棒を受け取った。
「王子は少し離れた場所から休みながらご覧になっていてください」
その時、くぐもった呻き声が首謀者から発せられたと思ったら、殴られたわけでもないのに後ろに倒れ込んだ。異変に気付いて複数の兵士が駆け寄って様子を調べる。
「駄目です。死んでしまったようです。舌を噛んだのでしょう」
将軍の拷問の苦痛を耐えるよりも、自らの死を選んだのだ。
「しまったな。こいつ以外にも残党の中の幹部格の奴を複数人確保しておくべきだったか」
将軍は肩を落とした。勝利が約束されていたとはいえ、苦戦要素の多い遠征となってしまった。
部下に命じて首謀者の遺体は穴に埋めるように指示した将軍は、次に、首謀者の隣に座らされたままの十歳にもなっていない子どもを指差した。
「では次に、この不敬なる子どもを処刑しましょう」
「えっ、こんな小さい子どもまで殺してしまうのですか」
「どうせ情報は持っていないでしょうから、拷問の手間をかけるまでもありません。一思いに殺してやりますよ。……ハルシャ王子に首斬り用の斧をお持ちしろ」
将軍の指示通り、兵士が大きな斧を持ってきた。ハルシャは両手で持ってみたが、棍棒よりも更に重かった。拷問のために命は奪わずに殴る用途だけの棍棒と、一撃で首を斬り落として命を奪うための斧。重みの違いは歴然だった。
子どもは猿轡を噛まされているので呻き声以外は喋れないが、滂沱と涙を流していた。自分が殺されるという打ち合わせを間近で聞かされていたのだから、恐怖は当然だ。
「将軍、子どもまで殺す必要は無いんじゃないですか。俺たちの目的はマーラヴァを支配することであって、マーラヴァの人間を撃滅することではないですよね」
「甘いですぞ王子。ここで隙を見せては相手に見くびられるだけです。きちんと報いを受けさせて、他の奴らがこれ以上スタネーシュヴァラに反抗しないように見せしめとすべきです」
「しかし」
すっかり迷いの森の中だった。出口という答えが見つからない。こんな小さい子どもを殺すことが本当に必要か。この残党狩りマーラヴァ遠征、ハルシャの目に入る範囲では本格的な戦闘が結果的に発生せず、副官ハルシャはお飾りだけで初陣の役目が終わるのかという流れであった。最後の最後に重い選択を強いられることになった。残党狩りであっても戦争は戦争。決して甘くはなかった。
兵士二人が両脇から子どもを押さえて、地面に俯せにさせた。子どもは必死に抵抗するが、後ろ手に縛られた格好で、大人の兵士二人から逃れられるはずもない。
「さあハルシャ王子。この子どもの首を斧で落としてください」
子供は激しく暴れている。いや、暴れようとしている。俯せなので顔の表情はハルシャからは見えないが、号泣しているようだ。猿轡のせいで言葉として紡がれないくぐもった声だけが悲しげに響く。
「将軍、さすがに子どもを処刑するのは、人の道として間違っているのではないでしょうか」
将軍は疲れたような表情を浮かべた。体力に優れた将軍が本格的な戦闘もせずに本当に疲れることは無いだろうから、ハルシャに見せるためにわざとそういう表情をしたのだ。
「王子。実は、俺にもこの子どもと同じくらいの年齢の息子がいます。子どもを殺すというのは辛いという気持ちは痛いほどよく分かります」
「だったら……」
「だからといって殺せないのでは、戦士は務まりません。戦士を束ねて率いる王も務まりません」
経験豊富な将軍の言葉には、首斬り斧のように重みがある。ハルシャは将軍の気迫に押されてたじろぎそうになった。だが、ここで子どもを殺すことに同意してしまったら、タネシュワール帰還後にどのような顔をして妹のラージャシュリーに再会できるのだろうか。
ラージャシュリーの顔を思い出した時、ハルシャの心の迷いの霧も消えた。
「やはり殺すべきではないです。慈悲の心を見せることによって、潜伏している反抗分子も降伏するように仕向けていくのが得策です」
「ならば、この子どもをこのまま解放するのですか。我が軍が舐められますぞ」
さすがのハルシャも、このまま無罪放免にするつもりは無かった。子どもを両側から押さえつけている兵士に命じて、再び地面に胡座する格好にさせる。
斧を置いて代わりに地面に落ちている石を拾い、ハルシャは力いっぱい子どもの顔面に向かって投げつけた。
猿轡の奥の喉から悲鳴が起きた。ハルシャの投げた石は子どもの左目の瞼付近に命中した。
「石を投げつけたのだから、こちらも石を投げつけてやり返した。これでおあいこだ。ただし、次は無い。次にこちらを攻撃してくるようなことがあったら、容赦なく処刑する。放してやってくれ」
子どもの両脇を押さえていた兵士たちが、縄を解いた。
ふらつく足で立ち上がりながら、子どもはようやく自由になった自分の手で猿轡を外した。殺されないこととなって泣きやんだようだが、まだしゃっくりが残っていた。
子どもはハルシャの顔を正面から見据えた。石が命中した左目は早くも腫れているようで、瞼が重く垂れ下がり気味だった。
「覚えてろよ」
子どもは捨て台詞を残してどこかへ走り去った。
「生意気な子どもだ。恩を仇で返すとは、まさにこのことですぞ。解放するならするで、もっとしっかり教育してからの方が良かったのではありませんか」
少し俯いて将軍から目を逸らし、ハルシャは口ごもった。命を助けて解放してやったのだから、軽くでも感謝されるものだと期待していたのがあっさりと裏切られた。
「だけど、単なる憎しみの連鎖って、仏教でいうところの輪廻転生みたいなものだと思うんですよ。どこかで解脱が必要なんですよ」
「仏教と言われても俺には分かりませんけどね」
将軍はシヴァ神を信奉していると言った。ならば今回、古いとはいえシヴァの神殿が炎上することになったことは、心の中で苦々しく思っているのかもしれない。
「どの宗教を信じているかじゃなくて、子どもにはちゃんとした教育が必要なんじゃないかなと」
侮辱された怒りに任せて無抵抗な相手に暴力をふるった。自分にとっては初陣ということで、いざ実際に敵を眼前にした時に容赦なく攻撃できるかどうか不安があったことは否めない。父によるマーラヴァ制圧の後始末とも言うべき今回の残党狩りでは、総大将の象に乗っていたハルシャには戦闘の機会が無かった。今、その更なる後始末とでもいうように、敵を攻撃する機会が来たということだ。
気が付いてみると、首謀者の右肩からは、後ろ手に縛られたままの右腕が力なく垂れ下がっている。脱臼したのだろう。
「な、なん、だよ。王子様、とやらの、実力は、そんな、もんかい」
強がりを言ってはいても、首謀者は消耗しているのは確実だった。
「王子、お疲れ様でした。もういいでしょう。交替で痛めつけることにしましょう」
将軍がハルシャから棍棒を受け取った。
「王子は少し離れた場所から休みながらご覧になっていてください」
その時、くぐもった呻き声が首謀者から発せられたと思ったら、殴られたわけでもないのに後ろに倒れ込んだ。異変に気付いて複数の兵士が駆け寄って様子を調べる。
「駄目です。死んでしまったようです。舌を噛んだのでしょう」
将軍の拷問の苦痛を耐えるよりも、自らの死を選んだのだ。
「しまったな。こいつ以外にも残党の中の幹部格の奴を複数人確保しておくべきだったか」
将軍は肩を落とした。勝利が約束されていたとはいえ、苦戦要素の多い遠征となってしまった。
部下に命じて首謀者の遺体は穴に埋めるように指示した将軍は、次に、首謀者の隣に座らされたままの十歳にもなっていない子どもを指差した。
「では次に、この不敬なる子どもを処刑しましょう」
「えっ、こんな小さい子どもまで殺してしまうのですか」
「どうせ情報は持っていないでしょうから、拷問の手間をかけるまでもありません。一思いに殺してやりますよ。……ハルシャ王子に首斬り用の斧をお持ちしろ」
将軍の指示通り、兵士が大きな斧を持ってきた。ハルシャは両手で持ってみたが、棍棒よりも更に重かった。拷問のために命は奪わずに殴る用途だけの棍棒と、一撃で首を斬り落として命を奪うための斧。重みの違いは歴然だった。
子どもは猿轡を噛まされているので呻き声以外は喋れないが、滂沱と涙を流していた。自分が殺されるという打ち合わせを間近で聞かされていたのだから、恐怖は当然だ。
「将軍、子どもまで殺す必要は無いんじゃないですか。俺たちの目的はマーラヴァを支配することであって、マーラヴァの人間を撃滅することではないですよね」
「甘いですぞ王子。ここで隙を見せては相手に見くびられるだけです。きちんと報いを受けさせて、他の奴らがこれ以上スタネーシュヴァラに反抗しないように見せしめとすべきです」
「しかし」
すっかり迷いの森の中だった。出口という答えが見つからない。こんな小さい子どもを殺すことが本当に必要か。この残党狩りマーラヴァ遠征、ハルシャの目に入る範囲では本格的な戦闘が結果的に発生せず、副官ハルシャはお飾りだけで初陣の役目が終わるのかという流れであった。最後の最後に重い選択を強いられることになった。残党狩りであっても戦争は戦争。決して甘くはなかった。
兵士二人が両脇から子どもを押さえて、地面に俯せにさせた。子どもは必死に抵抗するが、後ろ手に縛られた格好で、大人の兵士二人から逃れられるはずもない。
「さあハルシャ王子。この子どもの首を斧で落としてください」
子供は激しく暴れている。いや、暴れようとしている。俯せなので顔の表情はハルシャからは見えないが、号泣しているようだ。猿轡のせいで言葉として紡がれないくぐもった声だけが悲しげに響く。
「将軍、さすがに子どもを処刑するのは、人の道として間違っているのではないでしょうか」
将軍は疲れたような表情を浮かべた。体力に優れた将軍が本格的な戦闘もせずに本当に疲れることは無いだろうから、ハルシャに見せるためにわざとそういう表情をしたのだ。
「王子。実は、俺にもこの子どもと同じくらいの年齢の息子がいます。子どもを殺すというのは辛いという気持ちは痛いほどよく分かります」
「だったら……」
「だからといって殺せないのでは、戦士は務まりません。戦士を束ねて率いる王も務まりません」
経験豊富な将軍の言葉には、首斬り斧のように重みがある。ハルシャは将軍の気迫に押されてたじろぎそうになった。だが、ここで子どもを殺すことに同意してしまったら、タネシュワール帰還後にどのような顔をして妹のラージャシュリーに再会できるのだろうか。
ラージャシュリーの顔を思い出した時、ハルシャの心の迷いの霧も消えた。
「やはり殺すべきではないです。慈悲の心を見せることによって、潜伏している反抗分子も降伏するように仕向けていくのが得策です」
「ならば、この子どもをこのまま解放するのですか。我が軍が舐められますぞ」
さすがのハルシャも、このまま無罪放免にするつもりは無かった。子どもを両側から押さえつけている兵士に命じて、再び地面に胡座する格好にさせる。
斧を置いて代わりに地面に落ちている石を拾い、ハルシャは力いっぱい子どもの顔面に向かって投げつけた。
猿轡の奥の喉から悲鳴が起きた。ハルシャの投げた石は子どもの左目の瞼付近に命中した。
「石を投げつけたのだから、こちらも石を投げつけてやり返した。これでおあいこだ。ただし、次は無い。次にこちらを攻撃してくるようなことがあったら、容赦なく処刑する。放してやってくれ」
子どもの両脇を押さえていた兵士たちが、縄を解いた。
ふらつく足で立ち上がりながら、子どもはようやく自由になった自分の手で猿轡を外した。殺されないこととなって泣きやんだようだが、まだしゃっくりが残っていた。
子どもはハルシャの顔を正面から見据えた。石が命中した左目は早くも腫れているようで、瞼が重く垂れ下がり気味だった。
「覚えてろよ」
子どもは捨て台詞を残してどこかへ走り去った。
「生意気な子どもだ。恩を仇で返すとは、まさにこのことですぞ。解放するならするで、もっとしっかり教育してからの方が良かったのではありませんか」
少し俯いて将軍から目を逸らし、ハルシャは口ごもった。命を助けて解放してやったのだから、軽くでも感謝されるものだと期待していたのがあっさりと裏切られた。
「だけど、単なる憎しみの連鎖って、仏教でいうところの輪廻転生みたいなものだと思うんですよ。どこかで解脱が必要なんですよ」
「仏教と言われても俺には分かりませんけどね」
将軍はシヴァ神を信奉していると言った。ならば今回、古いとはいえシヴァの神殿が炎上することになったことは、心の中で苦々しく思っているのかもしれない。
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