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番外編 タクマの兄とルドの皇子

拓真が消えて※

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拓真の兄

 何故、居なくなったのだろう? こんなに愛情を注いだのに。
夜の海を見つめて考える。

 弟が居なくなり一年。目撃証言や防犯カメラ解析で海に向かったのは分かっている。ほぼ自殺とされているが、遺体が上っていないし俺は諦めていない。

母さんも弟も、俺が愛する者はいなくなる。

こうして暗い夜の海を眺めることが仕事上がりの日課。何とも言えない虚無感に涙が頬を伝う。


 父さんは母さんのことが好きだと言いながら暴力を振るっていた。
「なんで母さんを苦しめるの?」
幼い頃、父に聞いた。

「好きだから苦しめるのだよ。真一になら、その内に分かるはずだ。お前は俺に似ているから
な」

「優しくしなくていいの? 幼稚園の先生は好きな人には優しくって言っていたよ?」

「真一、いいかい? そんな狭い世界で生きていては一流になれない。考えてごらん? お友達が積み上げた積み木を一気に壊す快感。お友達が想像通りに泣く姿。ぞくぞくしないか? 楽しくないか? 好きという気持ちは満たされないと苦しいものだ。自分が苦しまないために、全てを支配して指先一つで壊せるようにすることこそ幸福なのだよ」

そうか、と納得できた。成功者である父の言葉は俺の心にストンと響いた。



一年前。
 「お、おかえりなさい。今日も僕を躾てください。罰を下さい。僕は生きる価値のない存在です。ここに居させてもらえるのは兄さんのおかげです」

帰宅すると床に額をつけて土下座する弟。服を脱げ、と命じればすぐに裸になる。幼さの残る身体が可愛らしい。可愛いからこそ絶対的な支配の中におかなくてはいけない。他の何にも目移りしないように。

「そうだな。価値のないクズのようなお前でも役に立つ事をしてもらおうか。舐めろ」

命じれば、椅子に座ったままの俺の傍まで来て俺のペニスを出す弟。何回しても慣れずに震えている手。愛らしいなぁと頬が緩む。

 必死に俺に奉仕する姿。喉奥にも入れられるようになった。上出来だと内心では思う。だが滅多に褒めることはしない。ギリギリまで追いつめて支配していないと幸福で居られないから。

苦しそうな弟を見ればゾクゾクと背中を駆けあがる快感。最高に幸せだと心が満たされる。

 弟を犯す快感。声さえ上げずに苦しむ弟の姿。心が歓喜に沸く瞬間だった。全て父に言われたように幸福な時間だった。

なのに、なぜ? なぜ居なくなった? 支配が足りなかったのだろうか? いなくなった弟を思い暗い海を眺めた。

ぼんやり波に見入っていると急にザバーっと海面が盛り上がる。
「うわぁぁ!」

驚いて後方に逃げようとするが、足を誰かに捕まれる。
「な、なんだ? うわぁぁ!!」

思わず声にした。海から上がってきた巨大な生物。びしょ濡れの巨大ライオン? あまりに奇妙な光景に身動きが出来ない。大きさも巨大だが、背中に白い羽。

 口をあんぐり開けてしまった。獣医をしているがこんな生き物見たことが無い。警察、いや消防に連絡か? いや、保健所だろうか? 頭の中でグルグルと考えが巡る。

パニックになりそうな俺の目の前で、羽のあるライオンがフワリと人型になる。そのまま意識を失う生物。銀の髪が美しい大柄な身体。人間に近い身体だけれど頭の上に獣耳。これは、ライオンの耳だ。それに尻尾。こいつ、人間じゃない。それは理解できた。

 この不思議な生物を家に連れ帰った。大きな体を運ぶのは大変だったが、羽のあるライオンの姿と、人型に変身した現実に好奇心が湧いた。

これは獣医として新生物の発見かもしれない。世界的な発見かもしれない。俺が学会発表したら虐待の疑いと噂を流され家を出てしまった父が戻るかもしれない。また動物病院が繁盛するかもしれない。色々な期待が織り交ざり、この生物を自分のもとに置きたいと願望が生まれた。


 重かった。人に見つからずに運ぶのも一苦労だった。人型になり意識を失っているうちに全身の確認。肌は人と同じ。頭の上の獣耳は獣の手触りそのもの。尻尾もライオンそのもの。

獣の姿を思い出し、暴れたら困ると鎖につなぐ。大型犬用の鎖。首輪をベッドの柱に繋ぐ。この不思議な生物に上下関係を教え込まなくてはいけないからな。弟の拓真が居なくなってから久しぶりの高揚感。

楽しくなりそうな予感に頬が緩んで眠りについた。



支配
 ボタボタと落ちる鼻血を眺める。一体何が起きた? グラグラ揺れる視界で目の前に仁王立ちしている銀髪の生き物の足を眺めていた。

 朝、昨日の事が夢ではないと思うために客間に繋いでおいた生物の様子を見に行った。部屋に入ったとたん、俺の身体が吹き飛んだ。揺れる視界で見たモノ。怒りに震える生物。仁王立ちして、引きちぎった鎖を手にしていた。

多分、彼に殴られたのだと思いながら意識が遠のいた。

 ゆらゆらと刺激に目を開ける。全身の痛みに自由にならない身体。「うぅ~」と唸れば楽しそうな声が降ってくる。

「おい、目が覚めたか?」
冷たい声に目を開ける。覚醒するとあまりの状況に目を大きく見開く。

俺は鎖で縛られて床に転がされていた。俺の前に椅子に座る生物。楽しそうに足で俺の顔を踏みつけて揺らしている。

「貴様、ルド国皇子の俺に首輪や鎖をつけたな? 万死に値する」
俺の顔を踏みつけていた皇子と名乗る男が足に力を込めてくる。

ミシリと頭蓋骨が折れそうな音を上げ、悲鳴をあげる。

「やめ、やめてくれ!! 頭が折れる!」
恐怖に自然と流れる涙。悲鳴のような声に満足したように皇子が足を離す。

「いいだろう。おい、名を名乗れ」
絶対的な力の差に心が冷え込むような恐怖が沸き上がる。答えなくてはいけない。

「真一、です」
「そうか。シンイチ。呼びにくいな。シンでいいか。シンは今すぐに処刑されたいか? それとも生きたいか?」

「……いきたい、です」
「そうか。ならば、我が奴隷となれ」
意味が分からず、彼を見た。

「返事はどうした? 我が奴隷となるか、ここで死ぬか。選んでよいぞ?」
本気の、目だ。人間の常識が通じそうにない雰囲気。冷汗が流れた。服従しなくてはいけない。本能でそう悟った。

「奴隷に、なります」
皇子と名乗る生物を見上げて、そう誓っていた。




 一刻も早く帰宅しなくてはいけないのに。スーパーのレジの渋滞にイライラする。少しでもご機嫌を損ねたら、殴られる。もう、殴られるのは嫌だ。あちこち青あざで痛む身体を引きずり自宅に戻る。

「遅い!」
帰ったとたんにパンっと頬を平手打ちされる。

買ってきた荷物を床に落とし倒れ込む。目の前に星が飛ぶ。チカチカする視界。こんなに精一杯頑張ったじゃないか。それでも殴るのか。頭のどこかでブツリと何かが切れる。

「ふざけるな! お前、勝手に居座って何様だ! 俺だってどうにかお前のために頑張ったんだ! いつもいつもバカみたいに殴りやがって! ここは日本なんだよ! ルドじゃない! ここじゃお前は皇子じゃない! そんな獣耳つけて尻尾つけて歩けば珍獣扱いだ! 俺がここで世話してやるだけ有難いと思えよ!」

怒鳴りつけて、恐怖に身体が震える。

「分かっているわ! だから手加減しているだろう! 殴るだと? ふざけるな! こんなの殴るにも入らん! 獅子皇子の俺が本気出せばシンの身体など一瞬で潰せるわ!」

怒りを顕わにする皇子に言い返すことも出来ない。怖い。

「くそう! これ程に手加減してやったのに、文句を言うとは! 待てよ。そうか。シンは痛いことより性奴隷の方がいいのか? それならば早くから、そうしたものを」

 信じられない事に涙が溢れる。無理やり身体にねじ込まれた剛直。容赦なく突かれて悲鳴をあげた。何度も射精を強要されて限界に許しを請う自分。全部、夢だ。そう思っていないと心が壊れてしまいそうだった。

「ふう。シン、いいじゃないか。後ろは初めてだったか? 小型獣人ほどではないが具合はいい。腹の奥に王族の子種を受ける行幸、ありがたく受け止めよ」

この怪物の言うことが少しも理解できなかった。犯される屈辱。苦しさ。気持ち悪さ。泣き叫びながら、頭に弟の拓真の泣き顔が浮かんだ。拓真もこんな気持ちだったのだろうか? 

 「起きろ。食事の支度はどうした?」
腹を踏まれる苦しさと冷たい声に目が覚める。痛む身体。自分を確認すると、昨日一晩中犯され続けた状態のまま廊下に放置されていた。

廊下中に精液やらいろいろの異臭。起きようとするが、腹を踏まれ起き上がれない。腹部への刺激に猛烈に腹痛が生じる。中に何度されたか分からない。後処理もせず失神していた。

「と、トイレ。トイレに……」
「出せ。面白いじゃないか。そのまま、出せ」
「ふ、ざけるな。そんなこと……」

抵抗しようとして、ぞっとする視線に何も言えなくなる。どうしたら良い?
「いた、痛い!!」

急に腹を踏む皇子の力が強くなる。耐えられない! 限界は直ぐだった。

我慢できず後ろから全てを吐き出してしまい、放心状態になる。恥ずかしさに、恐怖に身体が動かない。

「ははは。なかなか面白いじゃないか。気晴らしになった。それにしても汚れたな。早く掃除しろ。朝食の支度も遅い。早くせねば昨日の倍、犯すぞ」

皇子の言葉に全身が震える。痛む身体を引きずって掃除と食事の支度をした。途中何度も吐きそうになった。こんなの現実じゃない。そう思わなければ落ちてくる涙を抑えることが出来なかった。


 もう、死にたい。逃げられない恐怖で心が限界を訴えている。ふと母さんが風呂場で自殺未遂をしたことを思い出す。海に身投げしたと言われている拓真。二人とも、こんな気持ちだったのか。熱いシャワーを浴びながら、鉛のように重い身体をどうにか動かす。汚れを、匂いを、全てを洗い流したかった。

 「おい! シン! 飲み物はどうした!」
皇子の声が聞こえ、ビクリと身体を震わせる。飲み物? はっとする。ワインを好んで毎日飲んでいる皇子。そう言えば残りが少なかった? 

やっと一人になれたとシャワーを浴びていたが、すぐに飛び出る。恐怖に全身が震える。
「わ、ワインを買ってきます」
「なくなる前に準備しておけ! 出来の悪い奴隷だ!」
不機嫌そうに椅子を蹴る皇子。転がる椅子を眺めた。

その瞬間、頭の中でプツリと糸が切れた。

「もう、限界だ!! もう、嫌だ!」
キッチンで包丁を手に取る。もう、こんな現実は耐えられない! 

「おい! 何をしている!」
「お前が出ていかないなら俺が消える! 一人で好きにしろよ!」

包丁の刃先を自分に向けて、思いっきり突き刺した。が、包丁を持つ手が動かない。

一瞬のうちに皇子が俺の傍に来ていて、腕を掴まれている。死ぬことも出来ないのか。悔しくて悲しくて。フー、フーと荒い呼吸を繰り返しながら涙が止まらない。

「……何が不満だ?」
腕を掴んだままの皇子が問う。不満? こいつ、ふざけているのか?

「全部だよ! お前がここに居る全てが不満だ! お前のいたルドなら皇子かもしれないがな、この現実じゃお前はただの怪物なんだよ! 外に出て歩いて見ろよ! 通報されて牢屋行きだ! 珍獣だ! 誰からも受け入れられないバケモノなんだよ! 何で俺の家に居すわるんだよ……。もう、俺の前から消えてくれよ……」

「分かっている。だからシンのことは、奴隷として格上の扱いをしたであろう? それなのに何が問題なのだ? この世界のテレビとやら、ネットとやら、毎日勉強して、俺の存在が異端であることも理解している。だから外に出ずに過ごしている。正直、困惑しているし、お前が居なくなってはどうして良いのか分からん」

荒い息のまま、俺の動きを制圧している皇子を見る。白銀の美しい髪に恵まれた体躯。せわしなく動くライオン尻尾。

「……日本では、この世界では、奴隷制度など無い。お前は自分を皇子と言っているが、皇子が偉いという基準がない世界なんだよ。分かるか? それに暴力で支配することが受け入れられない世界なんだ。力でねじ伏せようとしても通用しない世界だ」

皇子に向けて発する言葉に自分で呆れてしまう。これまで力でねじ伏せることや支配することこそ全てだと信じてきたのに。自分の言葉に自分で混乱する。

「そんな、そんな事を言われても、知らんわ! どうしろと言うのだ。ルドでは力が全て、支配が全てと生きて来たのだ。ルドに帰れるのなら帰りたい。なぁ、どうしたらいいのだ?」

身体の大きな皇子がガクリと肩を落とし俯く。皇子の言葉が自分に圧し掛かる。手を解放してもらい、震える手から包丁を離す。

「ひとまず、暴力はやめてくれ。性的な暴力も含めて、だ」
「あんなものは性的な暴力など言わないであろう。あんなに抑えてもダメか?」

この皇子と名乗る者の言っている意味が分からない。昨日のあれのせいでどれだけ苦痛を味わったと思っているのだ。と言うか今でも身体が痛くて重い。

「俺にとって、あれは死ぬほどの苦痛だ。人間と皇子では力の加減が違うのかもしれない。そのあたりも含めて、互いに生きて行くための妥協をしないか?」

皇子は項垂れたまま、コクリと頷きを返した。
「皇子、というか、お前の名前を、知りたい」

「……アイラ・ルシード・ルド」
「あいら? ファーストネームで呼んでいいのか?」

「いい。アイラが名だ」
「アイラ、皇子」

「アイラで良い。こちらの世界に合わせる。ココでは俺は皇子ではない。怪物、だ」
大きなアイラが震える子供のように小さく見えた。



関係の改善
 それからは、今までが嘘のようにアイラは暴力や性的暴行を行わなかった。何となく子供のようだと思えた。暴力がいけない事、悪いことと知ればやらない。必死で日本の事を学ぶ姿勢も評価できる。

俺よりもよっぽど人間が出来ている。そう思い心がズキリとする。

最近はアイラが家の中で引きこもりしていて精神的に大丈夫なのか心配になっている。
「アイラ、買い物に行ってみないか?」

声をかけるとアイラは首を振る。
「行かん。俺は珍獣扱いなどごめんだ」
「獣耳と尻尾を隠せば大丈夫だろう。帽子と上着を用意したから」

「わからん。外に、行って良いのか、分からん」
「出てみよう」

怖気づいているアイラの身支度をして玄関から外に出る。外に出ると太陽の光を浴びてアイラが深呼吸する。嬉しそうな顔。ほら、外に出たかったんじゃないか。ま、動物って自然が好きだからな。

「ショッピングモールに車で行こう」
「車、か。ルドには無い乗り物だ。テレビでは見ている。日本に驚くばかりだ。我々は乗り物を使わないから」

「移動は羽で飛ぶのか?」
「いや、走る。獣人は皆、人間より速いのだ」

「面白いな。日本とは全く違う世界なのが良く分かる」
エンジンをかけて車を動かすと助手席でびっくりしているアイラ。ほんと、動物だ。

「こんな文明の進化した場所では、俺一人が暴れようが、すぐに捕らえられるだろうな」
ぽつりとアイラが言う。

「そうだな。多分、思った以上の攻撃力を日本は持っている。それは理解して、暴れるとか目立つことはしないほうがいい」
少し脅すことも言わないと。反応のないアイラをちらりと見る。外の景色に見入っているアイラ。



 広いショッピングモールを物珍しそうに見て回るアイラ。商品を壊さないように配慮しているのが分かった。獣人の力は強いから。

昼食をフードコートで食べた。成人五人前くらいは食べるアイラに笑った。食べたいだけ食べていいと伝えると、ラーメンもステーキも興奮して注文していた。食いっぷりが可愛らしくて久しぶりに笑った。アイラもご機嫌だった。

 帰りに海に寄った。アイラと出会った海。
「今日、どうだった? 少しは日本を体感できたか?」

「あぁ、ルドと違った。ここは、日本だとわかった」
「帰りたいか?」

「いや、戻る方法が分からない」
「なら、一緒に暮らし続けるか?」

そう声をかけるとアイラは静かに泣いた。大きな身体のアイラの背中を撫でた。

ふと、弟の背中を撫でたことはなかったと思い返す。母の背中も撫でたことが無い。大切なものは暴力で支配するべきだと考えていた自分が、どこか遠くに感じる。

大切なものは、本当は、撫でていなくては手からすり抜けてしまうと、この時思った。俺は、なんてバカだったのだろう。

 涙するアイラと共に海に向かって、泣いた。


 これから、大切なものを手元に置く方法をアイラと探していきたいと思った。
「アイラ、今日は俺の話を聞いてくれるか?」
「別に、いいが」

「少し長くなる。だが、アイラと生きる道を探すために、付き合ってくれ」
「俺は暇だから、構わん」
全て、アイラに懺悔しよう。それから、明日を考えよう。

 そっとアイラの手に触れる。大きな手が包み込んでくれる。これから、これからだ。

 見つめ直して、生き直すことが許されるだろうか。暗い海を見つめる。キラリと光る流れ星に、拓真がどこかで生きてくれていることを願った。

   〈番外編:完〉
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みんなの感想(8件)

riiko
2024.05.07 riiko
ネタバレ含む
小池 月
2024.05.07 小池 月

riiko先生!!

感想ありがとうございます( ;∀;)
尊敬する先生にご丁寧な感想いただけて、またまた感動しております。幸せ~☆

見守っていただけたですか!!?心臓がズドンと打ち抜かれます。感謝しかありません!
riiko先生に二度おいしいと言っていただけて感激です。

実は視点を沢山にしてしまい、読む方を疲れさせてしまったかな、と反省もしています。もともと設定したゴール位置の関係でタクマ&ルーカスだけでは最終地点に行きつけなくて。。。今回は沢山勉強になったと感じております。温かい言葉で背中を押していただけることに心から感謝しています(^^♪

ちなみに本日の24HポイントBLランキングで再び先生の作品の下にいることが出来ました!幸福☆

riiko先生のご活躍を楽しみにしております!
読んでくださり、ありがとうございました☆

解除
ピスケ
2024.05.07 ピスケ
ネタバレ含む
小池 月
2024.05.07 小池 月

ピスケ様
感想ありがとうございます!このお話で何度もやりとりでき、嬉しいです!そして最後まで物語にお付き合いくださり心から感謝です(^^♪

Ⅳ章は心がゆらゆら揺れてしまい、プロット通り進まず悩みましたが、素敵な感想をいただき一気に救われました。

読んでくださり、ありがとうございました!
たびたびの優しい励ましも、すっごく嬉しかったです。感謝!

解除
chamgi
2024.05.07 chamgi
ネタバレ含む
小池 月
2024.05.07 小池 月

chamgi様

感想ありがとうございます☆

ロンとミーに共感していただけて嬉しいです。確かに、タクマを抱えて走った子が、こんなに成長して……。はっ、つい母親気分になってしまいました。すみません。

素敵なお話と言っていただけて嬉しいです。温かい感想に感謝です(^^♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

解除

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