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#2 暗中模索
【此処に居る理由】
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薄暗い部屋の中、俺たちは生まれたままの姿で
互いに激しく求め合っていた。
「ねぇ、もう挿れていい?…欲しい…の」
「じゃ、おいで、俺の上に乗っかって…」
彼女が腰を浮かせた瞬間、
何の前触れもなくそして躊躇うことなく
ようやく湿り始めた彼女の秘部に俺のモノを挿入した。
「あ…ダメダメ、ちょっとずつお願い…いきなり挿れたら…」
「どうなるの…かな?」
「まだ…濡れてないの…だから」
「大丈夫だよ、もうこんなになってるよ…」
そんな会話をしながらも“俺のモノ”は彼女の奥深くへとじわじわ挿入っていく。
「だめ…まだ挿れないで!…すぐにイっちゃう…から、」
「じゃあ、こんなのは…どうかな?」
彼女が恍惚の表情を浮かべたのを確信した俺は
馬乗りになった彼女へと深く入り込み
生ぬるい感覚を味わうように交わりを確信すると
下から強く何度も何度も腰を突き上げた。
「あ、あ、あ…!!ダメ…!ダメだったら!」
…と、甘美な時間にいきなり割り込んで
腰を折るようで申し訳ないのだが
何故、俺が今ここでこんなことをしているのか?
その説明からしていくことにしよう。
俺の名前は藤谷清也
見かけはごくごく普通のサラリーマンだが
SNS上では"ふじ藤太"なる名前で楽曲制作やブログなど
趣味でクリエイターもどきの活動もしている。
風俗に行くのはキライではない
数年前、職場の後輩に連れられて“デビュー”してから
それなりに通うようになっていたが
結婚を機に…いやある出来事がきっかけで
すっかり足が遠退いてしまった
それについてはまたおいおいと語っていくことにしよう。
そんな俺が何故…今ここに?
そう、今日はとある風俗店へ来て
表向きはお楽しみの最中と言うわけだ。
俺には妻と二人の子供がいるが今は別々に暮らしている。
とりあえず自分の名誉のために言わせてもらうが
妻は決して俺の風俗通いに嫌気がさして
家を飛び出したわけではない
今ここに俺がいるのはれっきとした理由があるからだ
つまり…
来なければいけない理由、と言うものがあるが故に
ここへ来ている、今はそれしか言えない。
原因を端的に述べるとするならば
家族を巻き込みたくない案件のせいだ。
今、妻子が俺と一緒にいると皆が被害を被りかねない。
家族を別の場所に"隔離"させているのは
妻や子供たちを危険にさらすわけにはいかないから
そう、俺が矢面に立ってその危険を回避させれば
また家族全員で暮らすことが出来るわけだ。
だからと言ってそれが
今ここで彼女と体を交える理由になるかと言えば…
しかしモノには必ず結果を導くための過程が必要となる。
だから俺はその過程としてここに来ている…
そう言ったところで何の説得力もないが
つまりは、まあ、そう言うことだ。
互いに激しく求め合っていた。
「ねぇ、もう挿れていい?…欲しい…の」
「じゃ、おいで、俺の上に乗っかって…」
彼女が腰を浮かせた瞬間、
何の前触れもなくそして躊躇うことなく
ようやく湿り始めた彼女の秘部に俺のモノを挿入した。
「あ…ダメダメ、ちょっとずつお願い…いきなり挿れたら…」
「どうなるの…かな?」
「まだ…濡れてないの…だから」
「大丈夫だよ、もうこんなになってるよ…」
そんな会話をしながらも“俺のモノ”は彼女の奥深くへとじわじわ挿入っていく。
「だめ…まだ挿れないで!…すぐにイっちゃう…から、」
「じゃあ、こんなのは…どうかな?」
彼女が恍惚の表情を浮かべたのを確信した俺は
馬乗りになった彼女へと深く入り込み
生ぬるい感覚を味わうように交わりを確信すると
下から強く何度も何度も腰を突き上げた。
「あ、あ、あ…!!ダメ…!ダメだったら!」
…と、甘美な時間にいきなり割り込んで
腰を折るようで申し訳ないのだが
何故、俺が今ここでこんなことをしているのか?
その説明からしていくことにしよう。
俺の名前は藤谷清也
見かけはごくごく普通のサラリーマンだが
SNS上では"ふじ藤太"なる名前で楽曲制作やブログなど
趣味でクリエイターもどきの活動もしている。
風俗に行くのはキライではない
数年前、職場の後輩に連れられて“デビュー”してから
それなりに通うようになっていたが
結婚を機に…いやある出来事がきっかけで
すっかり足が遠退いてしまった
それについてはまたおいおいと語っていくことにしよう。
そんな俺が何故…今ここに?
そう、今日はとある風俗店へ来て
表向きはお楽しみの最中と言うわけだ。
俺には妻と二人の子供がいるが今は別々に暮らしている。
とりあえず自分の名誉のために言わせてもらうが
妻は決して俺の風俗通いに嫌気がさして
家を飛び出したわけではない
今ここに俺がいるのはれっきとした理由があるからだ
つまり…
来なければいけない理由、と言うものがあるが故に
ここへ来ている、今はそれしか言えない。
原因を端的に述べるとするならば
家族を巻き込みたくない案件のせいだ。
今、妻子が俺と一緒にいると皆が被害を被りかねない。
家族を別の場所に"隔離"させているのは
妻や子供たちを危険にさらすわけにはいかないから
そう、俺が矢面に立ってその危険を回避させれば
また家族全員で暮らすことが出来るわけだ。
だからと言ってそれが
今ここで彼女と体を交える理由になるかと言えば…
しかしモノには必ず結果を導くための過程が必要となる。
だから俺はその過程としてここに来ている…
そう言ったところで何の説得力もないが
つまりは、まあ、そう言うことだ。
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