81 / 211
chapter2
step.17-9 バカと恋わずらい
しおりを挟む
僕は一瞬緩んだ隙をついて将臣の手を振り払った。
「大丈夫か?」
「は、はい……」
心臓がバクバク言っている。彼の手を掴み、呼吸を整えるようにする。
類さんはチラリと将臣を見やると言った。
「伝は俺のだから。ちょっかいかけるなら他を当たれよ」
「……何が『俺の』だよ。アンタ、そっちのとも付き合ってんだろ? それでよく恋人ヅラできるな」
「ヅラじゃねぇよ、恋人だよ」
類さんは世間話でもするように応える。
「そういうこと言ってんじゃねぇ!」
ニャン太さんが庇うように前に出ようとして、それを類さんが止めた。
「も、もう行きましょう……っ」
やっと落ち着きを取り戻してきた僕は類さんの袖を引っ張った。
助けて貰ったのはありがたいが、ふたりを巻き込みたいわけではない。
事情は後で話すとして、ここは将臣から離れないと。イサミさんに迷惑をかけることになるかもしれない……
でも、類さんは動かなかった。
「あの、類さん……」
「ソイツは……伝は、ドが付く真面目なんだ。アンタなら遊び相手は選び放題だろ。だったら伝を振り回さないでくれ」
「遊びじゃない。本気で愛してるよ」
「二股かけといて何が本気だよ。そんな中途半端でソイツのこと幸せにできると思ってんのか?」
「……悪いけど」
類さんは一度言葉を切ってから、続けた。
「俺は伝のこと、幸せにしたいとはこれっぽっちも思ってない」
「なっ……」
「幸せは他人があてがうもんじゃねぇだろ。もちろん、いろいろ与えたいとは思ってるけど」
眦を吊り上げた将臣が、クッと低く笑う。
「……物は言い様だな」
それから人差し指で、僕と、次いでニャン太さんを指さした。
「伝のことも、そこの金髪のこともちっとも大切に思ってないくせに。アンタは自分がカワイイだけだ。じゃなきゃ二股なんてかけられるかよ」
「……そうだな。俺は俺がカワイイよ」
「開き直るんじゃねぇよ、クソ野郎が」
「将臣」
「……なんだよ?」
「……これ以上、類さんのことを侮辱するのは僕が許さない」
真っ直ぐ睨めつける。
彼は小さく目を開いてから、表情を歪ませた。
「伝……」
ダンッと壁が鳴る。将臣が背後の壁を殴ったのだ。
「なんでだよ! オレはっ! オレは……っ、お前のためにいろいろやってやったろ……っ!? 人付き合い苦手なお前が大学4年間、ボッチにならなかったのは誰のお陰だ!?なぁ、言ってみろよ!」
「……将臣のお陰だよ。4年間、楽しかった。本当に感謝してる」
寮生活時代、友人たちと夜更かしして飲んだりゲームをしたりした。
実家から送られてきたものをみんなで分けたり、ファミレスで長々と他愛もない話をした。麻雀を教えてくれたのも将臣だった。
僕はみんなとうまく馴染めなかった。でも、楽しくなかったとは嘘でも言えない。
僕は本当に彼に感謝しているし、だから彼のことを好きになった。……キモイと言うのを聞いて傷ついた。
「それなのに、ソイツを選ぶのか? どこがいいんだよ。そんなヤツの……!」
「……類さんといると、僕は強くなれる気がするんだよ」
僕は迷いながらも言葉を紡ぐ。
「強く……?」
「自分のことダメじゃないって思えるっていうか……一緒にいて心地良くて……」
誰の許可もいらない。そんなことを、彼と一緒にいると漠然と感じる。
まとわりつくような靄が晴れて、気が付けば息苦しさを忘れている。
僕は視線を靴先に落とした。
「他に恋人がいるとか、関係ないんだよ。類さんが僕のことを好きだから、好きになったわけじゃない」
「マジで、意味不明だわ……」
しばらくの沈黙の後、将臣は吐き捨てた。
「シラけた。帰るわ」
ついで苛立たしげに髪をかくと、肺の中が空っぽになるような溜息をついた。
「……クソ。変な意地とか張んねぇで目離さなきゃよかった」
舌打ちをひとつ落として、類さんの横を通りトイレを出て行く。
何も言えないでいると、くしゃりと類さんに髪を撫でられた。
「……ピザきてたぞ。早く席戻ろう」
「……すみませんでした」
頭を下げれば、類さんはキョトンとした。
「なにが?」
「その……巻き込んでしまって」
「あんたが謝ることじゃねぇだろ」
「そうそう。むしろ、また何か突っかかられたら言うんだよ? ボクが話つけるからね」
ニャン太さんが笑顔で拳を握り締める。
その手を類さんが下げた。
「ニャン太はやめとけ。マジで。……な?」
「え? なんで?」
いつものやり取りに緊張の糸が切れて、僕は思わず噴き出す。
笑いながら扉を踏み越えようとすれば、ふと、類さんの腕が行く手を遮った。
「……それより、伝。さっき、アイツにキスされた?」
「されてません。死守しました」
首を左右に振る。ギリギリだったけど未遂だ。
応えると、類さんはホッとしたえように顔をほころばせた。
「そうか。……良かった」
次いで、彼はすたすたとホールに戻っていった。
キスされると思ったのに……
なんて物足りなさを覚えた僕は、手の甲を口元に押しつける。
ーーここは外だぞ。何考えてるんだ。
「あっ、ソウちゃん来てる! おつおつ~!」
類さんについてホールに出れば、ニャン太さんが勢い良く手を上げた。
見れば、カウンター近くのテーブル席にソウさんが座っていて、すぐ側にイサミさんが立っていた。どうやら、さっきまでいた席の飲み物やフードをその席に運んでくれているらしい。
「ただいま」と、ソウさん。
ニャン太さんはテーブルの上のピザを見下ろして声を上げた。
「ーーって、マルゲリータがクアトロフォルマージュになってる!」
「悪い。食べた」
「気にしないでください。クアトロも好きです」
そう言って、僕はソウさんの対面に腰掛ける。
類さんがソウさんの隣に、ニャン太さんが僕の隣に座った。
「ハチミツたくさんかけちゃおー」
それから彼は、イサミさんが手にするお盆からハチミツの瓶を取り上げた。
「3人でどこに行ってた?」
「トイレだよ~」
「……根子さん。さすがにお店の中では……」
「変な想像しないでください!!」
イサミさんの困ったような言葉を僕は慌てて遮る。
その時、店の扉が開く音がして僕は振り返った。
ちょうど将臣が店を出ていくところだった。
ふいに、数年前のことが脳裏を過る。
……このお店に連れてきてくれたのも彼だったっけ。
「伝。皿よこせ」
「あ、はい。いただきます」
僕は類さんに取り皿を差し出した。
「こっちハチミツたくさんかかってるよ~」
それに、ニャン太さんがピザを乗せてくれる。
店内は相変わらず賑わっている。去年も、一昨年もこんな感じだった。
気怠げなBGM、それを打ち消すようなはしゃぐ大学生とおぼしき若い人たちの声。
ピザの上に溜まるハチミツが、店の薄暗い照明を照り返している。
僕は入口の扉を意識の外に追いやると、その青ざめたピザを口に含んだ。
step.17『バカと恋わずらい』 おしまい。
「大丈夫か?」
「は、はい……」
心臓がバクバク言っている。彼の手を掴み、呼吸を整えるようにする。
類さんはチラリと将臣を見やると言った。
「伝は俺のだから。ちょっかいかけるなら他を当たれよ」
「……何が『俺の』だよ。アンタ、そっちのとも付き合ってんだろ? それでよく恋人ヅラできるな」
「ヅラじゃねぇよ、恋人だよ」
類さんは世間話でもするように応える。
「そういうこと言ってんじゃねぇ!」
ニャン太さんが庇うように前に出ようとして、それを類さんが止めた。
「も、もう行きましょう……っ」
やっと落ち着きを取り戻してきた僕は類さんの袖を引っ張った。
助けて貰ったのはありがたいが、ふたりを巻き込みたいわけではない。
事情は後で話すとして、ここは将臣から離れないと。イサミさんに迷惑をかけることになるかもしれない……
でも、類さんは動かなかった。
「あの、類さん……」
「ソイツは……伝は、ドが付く真面目なんだ。アンタなら遊び相手は選び放題だろ。だったら伝を振り回さないでくれ」
「遊びじゃない。本気で愛してるよ」
「二股かけといて何が本気だよ。そんな中途半端でソイツのこと幸せにできると思ってんのか?」
「……悪いけど」
類さんは一度言葉を切ってから、続けた。
「俺は伝のこと、幸せにしたいとはこれっぽっちも思ってない」
「なっ……」
「幸せは他人があてがうもんじゃねぇだろ。もちろん、いろいろ与えたいとは思ってるけど」
眦を吊り上げた将臣が、クッと低く笑う。
「……物は言い様だな」
それから人差し指で、僕と、次いでニャン太さんを指さした。
「伝のことも、そこの金髪のこともちっとも大切に思ってないくせに。アンタは自分がカワイイだけだ。じゃなきゃ二股なんてかけられるかよ」
「……そうだな。俺は俺がカワイイよ」
「開き直るんじゃねぇよ、クソ野郎が」
「将臣」
「……なんだよ?」
「……これ以上、類さんのことを侮辱するのは僕が許さない」
真っ直ぐ睨めつける。
彼は小さく目を開いてから、表情を歪ませた。
「伝……」
ダンッと壁が鳴る。将臣が背後の壁を殴ったのだ。
「なんでだよ! オレはっ! オレは……っ、お前のためにいろいろやってやったろ……っ!? 人付き合い苦手なお前が大学4年間、ボッチにならなかったのは誰のお陰だ!?なぁ、言ってみろよ!」
「……将臣のお陰だよ。4年間、楽しかった。本当に感謝してる」
寮生活時代、友人たちと夜更かしして飲んだりゲームをしたりした。
実家から送られてきたものをみんなで分けたり、ファミレスで長々と他愛もない話をした。麻雀を教えてくれたのも将臣だった。
僕はみんなとうまく馴染めなかった。でも、楽しくなかったとは嘘でも言えない。
僕は本当に彼に感謝しているし、だから彼のことを好きになった。……キモイと言うのを聞いて傷ついた。
「それなのに、ソイツを選ぶのか? どこがいいんだよ。そんなヤツの……!」
「……類さんといると、僕は強くなれる気がするんだよ」
僕は迷いながらも言葉を紡ぐ。
「強く……?」
「自分のことダメじゃないって思えるっていうか……一緒にいて心地良くて……」
誰の許可もいらない。そんなことを、彼と一緒にいると漠然と感じる。
まとわりつくような靄が晴れて、気が付けば息苦しさを忘れている。
僕は視線を靴先に落とした。
「他に恋人がいるとか、関係ないんだよ。類さんが僕のことを好きだから、好きになったわけじゃない」
「マジで、意味不明だわ……」
しばらくの沈黙の後、将臣は吐き捨てた。
「シラけた。帰るわ」
ついで苛立たしげに髪をかくと、肺の中が空っぽになるような溜息をついた。
「……クソ。変な意地とか張んねぇで目離さなきゃよかった」
舌打ちをひとつ落として、類さんの横を通りトイレを出て行く。
何も言えないでいると、くしゃりと類さんに髪を撫でられた。
「……ピザきてたぞ。早く席戻ろう」
「……すみませんでした」
頭を下げれば、類さんはキョトンとした。
「なにが?」
「その……巻き込んでしまって」
「あんたが謝ることじゃねぇだろ」
「そうそう。むしろ、また何か突っかかられたら言うんだよ? ボクが話つけるからね」
ニャン太さんが笑顔で拳を握り締める。
その手を類さんが下げた。
「ニャン太はやめとけ。マジで。……な?」
「え? なんで?」
いつものやり取りに緊張の糸が切れて、僕は思わず噴き出す。
笑いながら扉を踏み越えようとすれば、ふと、類さんの腕が行く手を遮った。
「……それより、伝。さっき、アイツにキスされた?」
「されてません。死守しました」
首を左右に振る。ギリギリだったけど未遂だ。
応えると、類さんはホッとしたえように顔をほころばせた。
「そうか。……良かった」
次いで、彼はすたすたとホールに戻っていった。
キスされると思ったのに……
なんて物足りなさを覚えた僕は、手の甲を口元に押しつける。
ーーここは外だぞ。何考えてるんだ。
「あっ、ソウちゃん来てる! おつおつ~!」
類さんについてホールに出れば、ニャン太さんが勢い良く手を上げた。
見れば、カウンター近くのテーブル席にソウさんが座っていて、すぐ側にイサミさんが立っていた。どうやら、さっきまでいた席の飲み物やフードをその席に運んでくれているらしい。
「ただいま」と、ソウさん。
ニャン太さんはテーブルの上のピザを見下ろして声を上げた。
「ーーって、マルゲリータがクアトロフォルマージュになってる!」
「悪い。食べた」
「気にしないでください。クアトロも好きです」
そう言って、僕はソウさんの対面に腰掛ける。
類さんがソウさんの隣に、ニャン太さんが僕の隣に座った。
「ハチミツたくさんかけちゃおー」
それから彼は、イサミさんが手にするお盆からハチミツの瓶を取り上げた。
「3人でどこに行ってた?」
「トイレだよ~」
「……根子さん。さすがにお店の中では……」
「変な想像しないでください!!」
イサミさんの困ったような言葉を僕は慌てて遮る。
その時、店の扉が開く音がして僕は振り返った。
ちょうど将臣が店を出ていくところだった。
ふいに、数年前のことが脳裏を過る。
……このお店に連れてきてくれたのも彼だったっけ。
「伝。皿よこせ」
「あ、はい。いただきます」
僕は類さんに取り皿を差し出した。
「こっちハチミツたくさんかかってるよ~」
それに、ニャン太さんがピザを乗せてくれる。
店内は相変わらず賑わっている。去年も、一昨年もこんな感じだった。
気怠げなBGM、それを打ち消すようなはしゃぐ大学生とおぼしき若い人たちの声。
ピザの上に溜まるハチミツが、店の薄暗い照明を照り返している。
僕は入口の扉を意識の外に追いやると、その青ざめたピザを口に含んだ。
step.17『バカと恋わずらい』 おしまい。
0
お気に入りに追加
360
あなたにおすすめの小説
虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)
美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!
手切れ金
のらねことすていぬ
BL
貧乏貴族の息子、ジゼルはある日恋人であるアルバートに振られてしまう。手切れ金を渡されて完全に捨てられたと思っていたが、なぜかアルバートは彼のもとを再び訪れてきて……。
貴族×貧乏貴族
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
転移したらなぜかコワモテ騎士団長に俺だけ子供扱いされてる
塩チーズ
BL
平々凡々が似合うちょっと中性的で童顔なだけの成人男性。転移して拾ってもらった家の息子がコワモテ騎士団長だった!
特に何も無く平凡な日常を過ごすが、騎士団長の妙な噂を耳にしてある悩みが出来てしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる