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クラスメート達との絡み合う関係 1
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高橋が僕にキスをしたせいでその日は散々だった。
一日中クラスメート達からは質問攻めにされるし
委員長からは負のオーラで溢れる眼差しを向け続けられた。
そして上条は僕に近づこうとしては、躊躇しては離れていくという訳の判らない行動を繰り返している。
一番の友達の田畑は寂し気な目で僕を見て、『山本が上位カーストに行ってしまった』とボソッと呟かれた。
止めてくれよ、僕は田畑とエッチな話をする時間がとっても好きなんだから。
でも確かに、高橋のグループに休み時間の度に僕は拉致されてあれこれ聞きまくられていたので、はた目にはこいつらのグループに入ったと思われたんだろうな。
それにしても女ってのはなんでおんなじことを何度も質問して、同じ答えを聞いて毎回新鮮に驚けるんだろう。
こいつらはみんな鳥頭なんじゃないだろうか?
結局の所、高橋が僕に惚れたという事が何度聞いても実感できないってことなんだろうな。
まあ、クラスの上位カーストに属してヤンキー属性を持つ高橋が僕に惚れるなんてあり得ないとしか思えないんだろう。
その話をするたびに高橋の顔が乙女になって僕に腕にしがみ付くんだからいい加減認めろよ。
本当にそう主張したい.....まあ、波風立つからしないけどね。
特に男ども、ちんこ無しの癖に人の事を見下すとはふざけんなよ。
お前らは顔や頭やスポーツは秀でてるかもしれないが所詮はちんぽなしなんだ、大人しくしてろ。
ああああ、本当にそう言ってやりたいよ。
特に天馬、お前だよ。自分が高橋と付き合えなかったからって僕を見下すんじゃないよ。
さっきから、同んなじ話を繰り返しやがって、僕には高橋はふさわしくない、高橋も一時の気の迷いだから良く考えろだと。
ああ、本当に限界だ
「高橋、チョット来いよ」
僕は目の前の天馬に見せつける様に高橋を呼びつける。
「ええ、なによ、山本」
高橋の奴、僕に呼ばれただけでうれしそうだ。
尻尾があればきっとぶんぶんと振ってるよね。
そんな高橋を僕は側に引き寄せる、天馬に見せつけるためだ。
「なあ、高橋、天馬が五月蠅くてさ、高橋が僕に惚れるわけなんて無いって言うんだよね。
高橋はどう思う?」
高橋は僕にぎゅっと抱き着いてるから言葉で説明する必要もないんだけどね。
「わ、私は山本が好き。
山本はまだ私の事を好きになってないけど、頑張って山本に私が好きって言わせるの」
「ああああ、うっぜえ、もういいわ、勝手にやってろよ」
自爆した天馬が言葉を吐き捨てて去ってゆく。
やっと静かに.....ならないか。
また手段を間違えたよね。
生暖かい視線とひそひそ声に包まれている。
「なあ、高橋、そろそろ離れようか」
「やっ、山本がこうしたんだからね。あきは満足するまでこうしてる」
いや、ダメでしょう、そろそろ視線で射殺ろされそうな気がする。
「なあ、離れてくれたら言う事を一つ聞くから離れようか」
「本当、本当だね、約束だよ」
「ああ、でも無茶な願いは却下だからな」
「無茶なことじゃないよ、今日は一緒に帰ろうよ。
そしてデート、デートしよう」
ニコニコ顔で高橋が僕に強請ってくる。
これは、断れないよね。
「ああ、わかった、今日は一緒に帰るよ」
流石に僕のメンタルではデートの一言は出ないけどね。
「やったあ、山本とデートだ、デートだ、嬉しいな」
飛びはねながら友達の所に帰る高橋、お前キャラが変わってないか。
まあ、そこまで喜んでもらえば悪い気はしないけどね
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そして放課後、高橋は僕の腕をつかんで離さない。
「山本、約束、約束だからね」
「判ってるよ、約束はしっかりと守るから。
じゃあ行こうか」
「えへへへ」
本当にこの間まで高橋ってしなやかな豹のイメージだったんだけど、今じゃ、またたびを嗅いだ猫だよ。
「ねえ、ねえ、山本ってカラオケとか行く人かな?
それと甘いものに抵抗とか無い人、ケーキとか好きかな?
あ、あとゲーセン、私取ってほしいぬいぐるみがあるんだよね。
山本ってクレーンゲームとか上手なのかな?」
「なあ、高橋、少し落ち着こうよ。
一度にそんなに色々なことはできないし。
まずは一つ選ぼうか」
「そうよ、あきはがっつきすぎ、それに独占欲も強すぎかな」
「はいいい」
僕の思考が停止する、なんで、どうして委員長が乱入してくるんだよ?
「あら、祥子じゃない。お利巧な委員長が私なんかに用事があるのかしら?」
そんな委員長に高橋が反撃する。
雰囲気は毛を逆立ている猫だね。
「ごめんなさいね、でも山本君の件では少し譲れないところがあるから。
ちょっとあきとは話さないといけないと思って」
でも委員長は少しも気にしてないや。
「あら、祥子も山本君を狙ってたのかしら?
でも残念ね、ちょっと遅かったみたいよ」
高橋が山本は私の物よ攻撃に出る。
「う~ん、それは少し違うかな、私の方が先だったし」
委員長の反撃。
「先、先ッてなによ」
虚を突かれる高橋。
「あら、聞いてないの?
山本の娼館での最初の相手は私よ」
勝ち誇る委員長.....
うわ、二人が怖い、このままじゃヤバいわ。
呑気に二人の心情を読み解いてる場合じゃ無いね。
「なあ委員長、委員長はクラスメートに戻るってことで納得してくれたよね」
「なに、その聞いたようなセリフ、山本ってやった後にいっつもそう言う訳」
うわああ、また失敗だ、高橋の目が怖い。
「そんな訳無い、そんな訳無いから。
大体娼館の相手で高校生は2人だけだから」
「ふうううん、なら高校生意外だと全部で何人ぐらいとしてるのかしらね」
おかしいぞ、娼館での出来事はその場どまり、あとくされは無いはずだろう。
「なあ、二人ともちょっと落ち着こうか。
大体娼館の件は娼館を出たら忘れるルールだし」
「「無理」」
2人から即答される。
「山本は判ってない、あんたみたいなことを普通の男はしないの。
散々人を夢中にさせておいてその場限りとかありえないし」
「そうだ、そうだ」
うわあ、二人が共闘を始めちゃったよ。
「ドッカン」
三人の口論のスキを突いて、そんな音がした気がするくらい強く誰かが僕の体に当たってくる。
僕は体がふらつき倒れそうになるがなんとか踏ん張って体勢を立て直す。
そしてそいつはそのまま僕にしがみ付く。
「山本、助けて、助けてよ」
泣きじゃくるような声、この声は上条だ。
「なあ、上条どうしたんだ」
「うわあああんん、どうしたじゃないよ、話したじゃん、お父さん、お父さんの件だよ」
いきなり泣きじゃくる上条を見て、高橋も委員長もフリーズしている。
「ああ、確かに聞いたな。
でもまだ時間があるんじゃないのか?」
「えっ、えっ、えっ、時間はもう無いの。
来週にはその日が来ちゃうの。
ねえ、山本、私どうすればいいの?
ねえ助けてよ、えっ、えっ、えっ」
「なあ、上条、チョット落ち着こうか」
僕は上条を落ち着かせようとするが泣きじゃくる上条は止まらない。
こんな上条をこのままには出来ないので目に入ったコーヒーショップに連れていくことにした。
「なあ、高橋と委員長も付き合ってくれよ。僕一人で泣きじゃくる上条とでは流石に入りにくいし」
「まあ、付き合っても良いけど、貴方って上条ともしたわけ」
「いや、そう言うのじゃないから、上条の人生相談.....みたいな感じ」
「はあ、また訳が分からないことを。
でもいいわ、付き合うわよ、あきも付き合うわよね」
「当たり前じゃない、ここでサヨナラなんてあり得ないし」
こうして僕は、修羅場を乗り切ったとも、新たな修羅場に突入したとも言える良く判らない状況でコーヒショップに入ることになるのだった。
一日中クラスメート達からは質問攻めにされるし
委員長からは負のオーラで溢れる眼差しを向け続けられた。
そして上条は僕に近づこうとしては、躊躇しては離れていくという訳の判らない行動を繰り返している。
一番の友達の田畑は寂し気な目で僕を見て、『山本が上位カーストに行ってしまった』とボソッと呟かれた。
止めてくれよ、僕は田畑とエッチな話をする時間がとっても好きなんだから。
でも確かに、高橋のグループに休み時間の度に僕は拉致されてあれこれ聞きまくられていたので、はた目にはこいつらのグループに入ったと思われたんだろうな。
それにしても女ってのはなんでおんなじことを何度も質問して、同じ答えを聞いて毎回新鮮に驚けるんだろう。
こいつらはみんな鳥頭なんじゃないだろうか?
結局の所、高橋が僕に惚れたという事が何度聞いても実感できないってことなんだろうな。
まあ、クラスの上位カーストに属してヤンキー属性を持つ高橋が僕に惚れるなんてあり得ないとしか思えないんだろう。
その話をするたびに高橋の顔が乙女になって僕に腕にしがみ付くんだからいい加減認めろよ。
本当にそう主張したい.....まあ、波風立つからしないけどね。
特に男ども、ちんこ無しの癖に人の事を見下すとはふざけんなよ。
お前らは顔や頭やスポーツは秀でてるかもしれないが所詮はちんぽなしなんだ、大人しくしてろ。
ああああ、本当にそう言ってやりたいよ。
特に天馬、お前だよ。自分が高橋と付き合えなかったからって僕を見下すんじゃないよ。
さっきから、同んなじ話を繰り返しやがって、僕には高橋はふさわしくない、高橋も一時の気の迷いだから良く考えろだと。
ああ、本当に限界だ
「高橋、チョット来いよ」
僕は目の前の天馬に見せつける様に高橋を呼びつける。
「ええ、なによ、山本」
高橋の奴、僕に呼ばれただけでうれしそうだ。
尻尾があればきっとぶんぶんと振ってるよね。
そんな高橋を僕は側に引き寄せる、天馬に見せつけるためだ。
「なあ、高橋、天馬が五月蠅くてさ、高橋が僕に惚れるわけなんて無いって言うんだよね。
高橋はどう思う?」
高橋は僕にぎゅっと抱き着いてるから言葉で説明する必要もないんだけどね。
「わ、私は山本が好き。
山本はまだ私の事を好きになってないけど、頑張って山本に私が好きって言わせるの」
「ああああ、うっぜえ、もういいわ、勝手にやってろよ」
自爆した天馬が言葉を吐き捨てて去ってゆく。
やっと静かに.....ならないか。
また手段を間違えたよね。
生暖かい視線とひそひそ声に包まれている。
「なあ、高橋、そろそろ離れようか」
「やっ、山本がこうしたんだからね。あきは満足するまでこうしてる」
いや、ダメでしょう、そろそろ視線で射殺ろされそうな気がする。
「なあ、離れてくれたら言う事を一つ聞くから離れようか」
「本当、本当だね、約束だよ」
「ああ、でも無茶な願いは却下だからな」
「無茶なことじゃないよ、今日は一緒に帰ろうよ。
そしてデート、デートしよう」
ニコニコ顔で高橋が僕に強請ってくる。
これは、断れないよね。
「ああ、わかった、今日は一緒に帰るよ」
流石に僕のメンタルではデートの一言は出ないけどね。
「やったあ、山本とデートだ、デートだ、嬉しいな」
飛びはねながら友達の所に帰る高橋、お前キャラが変わってないか。
まあ、そこまで喜んでもらえば悪い気はしないけどね
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そして放課後、高橋は僕の腕をつかんで離さない。
「山本、約束、約束だからね」
「判ってるよ、約束はしっかりと守るから。
じゃあ行こうか」
「えへへへ」
本当にこの間まで高橋ってしなやかな豹のイメージだったんだけど、今じゃ、またたびを嗅いだ猫だよ。
「ねえ、ねえ、山本ってカラオケとか行く人かな?
それと甘いものに抵抗とか無い人、ケーキとか好きかな?
あ、あとゲーセン、私取ってほしいぬいぐるみがあるんだよね。
山本ってクレーンゲームとか上手なのかな?」
「なあ、高橋、少し落ち着こうよ。
一度にそんなに色々なことはできないし。
まずは一つ選ぼうか」
「そうよ、あきはがっつきすぎ、それに独占欲も強すぎかな」
「はいいい」
僕の思考が停止する、なんで、どうして委員長が乱入してくるんだよ?
「あら、祥子じゃない。お利巧な委員長が私なんかに用事があるのかしら?」
そんな委員長に高橋が反撃する。
雰囲気は毛を逆立ている猫だね。
「ごめんなさいね、でも山本君の件では少し譲れないところがあるから。
ちょっとあきとは話さないといけないと思って」
でも委員長は少しも気にしてないや。
「あら、祥子も山本君を狙ってたのかしら?
でも残念ね、ちょっと遅かったみたいよ」
高橋が山本は私の物よ攻撃に出る。
「う~ん、それは少し違うかな、私の方が先だったし」
委員長の反撃。
「先、先ッてなによ」
虚を突かれる高橋。
「あら、聞いてないの?
山本の娼館での最初の相手は私よ」
勝ち誇る委員長.....
うわ、二人が怖い、このままじゃヤバいわ。
呑気に二人の心情を読み解いてる場合じゃ無いね。
「なあ委員長、委員長はクラスメートに戻るってことで納得してくれたよね」
「なに、その聞いたようなセリフ、山本ってやった後にいっつもそう言う訳」
うわああ、また失敗だ、高橋の目が怖い。
「そんな訳無い、そんな訳無いから。
大体娼館の相手で高校生は2人だけだから」
「ふうううん、なら高校生意外だと全部で何人ぐらいとしてるのかしらね」
おかしいぞ、娼館での出来事はその場どまり、あとくされは無いはずだろう。
「なあ、二人ともちょっと落ち着こうか。
大体娼館の件は娼館を出たら忘れるルールだし」
「「無理」」
2人から即答される。
「山本は判ってない、あんたみたいなことを普通の男はしないの。
散々人を夢中にさせておいてその場限りとかありえないし」
「そうだ、そうだ」
うわあ、二人が共闘を始めちゃったよ。
「ドッカン」
三人の口論のスキを突いて、そんな音がした気がするくらい強く誰かが僕の体に当たってくる。
僕は体がふらつき倒れそうになるがなんとか踏ん張って体勢を立て直す。
そしてそいつはそのまま僕にしがみ付く。
「山本、助けて、助けてよ」
泣きじゃくるような声、この声は上条だ。
「なあ、上条どうしたんだ」
「うわあああんん、どうしたじゃないよ、話したじゃん、お父さん、お父さんの件だよ」
いきなり泣きじゃくる上条を見て、高橋も委員長もフリーズしている。
「ああ、確かに聞いたな。
でもまだ時間があるんじゃないのか?」
「えっ、えっ、えっ、時間はもう無いの。
来週にはその日が来ちゃうの。
ねえ、山本、私どうすればいいの?
ねえ助けてよ、えっ、えっ、えっ」
「なあ、上条、チョット落ち着こうか」
僕は上条を落ち着かせようとするが泣きじゃくる上条は止まらない。
こんな上条をこのままには出来ないので目に入ったコーヒーショップに連れていくことにした。
「なあ、高橋と委員長も付き合ってくれよ。僕一人で泣きじゃくる上条とでは流石に入りにくいし」
「まあ、付き合っても良いけど、貴方って上条ともしたわけ」
「いや、そう言うのじゃないから、上条の人生相談.....みたいな感じ」
「はあ、また訳が分からないことを。
でもいいわ、付き合うわよ、あきも付き合うわよね」
「当たり前じゃない、ここでサヨナラなんてあり得ないし」
こうして僕は、修羅場を乗り切ったとも、新たな修羅場に突入したとも言える良く判らない状況でコーヒショップに入ることになるのだった。
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